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第一章 始まりは最悪?
第二十七話 アフタヌーンティー
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「どんな魔法が使えるんですか!? 実物はどれですか!? どうやって手に入れたんですか!?」
「お、落ち着け! フィオーネ!」
第三の神代遺物の出現に、フィオーネは興奮を全面的に押し出してアミラに詰問する。
アミラと顔がくっつくんじゃないかと言うくらいに近づき、唾を撒き散らしていた。
今まで楽しそうにスキップしていたアミラも、そのフィオーネの必死の形相には耐えられなかったようでドン引きしている。
「は、離れなさいよ!! ちゃんと答えるから!!」
「早く!! 早く教えてください!!」
『せっかく顔はいいのに本当に残念だなぁ』と考えながらアミラに押し返されるフィオーネを見ていると、今度はヤユの方がアミラに近づいてきた。
「アミラくん!! もちろんそれも私が研究していいんだよね!? もし断ったら今すぐここから追い出すけど!!」
「酷すぎだろ! 仲間じゃなかったのかよ!?」
「君は神代遺物の価値を分かってなさすぎる!! この私ですら人生で一度しか見たことがなかったのだぞ!? 昨日までは、だがな!!」
さすがに追い出すって言うのは冗談だろうけどひどい話だと思ってツッコミを入れたが、あの基本クールキャラのヤユですらこんなにも目の色を変えて燃えて熱弁しているのだから、神代遺物ってのは相当すごいらしい。
確かアミラが世界中に幾つもあるとか言ってた気がするが……。
「そもそも世界にどれくらいあるんです?」
「現在確認されているだけで21個。君の二つは初めて聞くものだからそれも入れれば23個だね。何せ約千年前に神が作ったという話だしね。しかも、そのほとんどが国によって厳重に管理されているから、研究者の私といえ拝めるのは奇跡に近いのよ。それがこの二日に二つも……」
「へぇ。結構貴重なんですね。っあ、そういえば、今日新たにもう一つ、フィオーネに研究依頼として持ってきたので合計3つになりますよ」
「なん……だと……!?」
3個目ということもあってか、さっきのフィオーネほどは驚いていなかったが、それでもヤユも口と目を大きく開けて静かに驚いている。
なんだかこのリアクションも見慣れてきたな。
「ちょっと待ってくれ。まずは一旦落ち着こうじゃないか。ほらみんな大きく息を吸って――」
「いや、師匠! 落ち着いてなどいられません! というか全然深呼吸できてないですよ! 師匠!!」
「――二人ともいい加減に落ち着け」
大きく息を吸えと言っている張本人――ヤユは『はぁはぁ』と興奮気味で、その弟子も今にも襲いかかって来そうな勢いで飛び跳ねてはしゃいでたので、二人をチョップで黙らせる。
「ぐへっ!」「わっ!? 何するんだね!? 栄一くん!!」
「とにかく順を追って説明しますから、まずはお茶でも飲んで落ち着きましょうよ。ここに飲み物はありますか?」
「だけどそれどころじゃないんで――ぐはっ!!」
二度目のチョップでようやく黙ったフィオーネを尻目に、彼女と同様に折れてくれたヤユが『少し待っていたまえ。フィイは二人を第二研究室に連れて行ってあげてくれ』と頭を抑えながら澄まし顔で言って、先に部屋から出て行った。
◇◇◇
「まぁ能力の話だけど、これでできるのは〝指定物体及び指定空間での重力操作〟よ」
「うおおおおおお!!!!」「まさに神代遺物にふさわしい素晴らしい能力だな!」「……」
というわけで、俺たちは設計図や数式が書かれた紙や、魔道具の試作品らしきもので埋め尽くされている小汚い研究室で、紅茶を片手に優雅に談笑を……と言いたいところだが、実際には二人の、変態的にまで燃え上がっている魔道具オタクに、俺とアミラは半ば拷問のように詰問を受けていた。
この空間では、残念系美女・美少女によって完全に紅茶が不相応なものとなっている。
「ええ? でも、街でも水を浮かせたりして重力を操ってた奴がいたぞ?」
魔道具オタクの二人ほどではないが、俺もアミラの神代遺物の話は初めてなので興味があった。
それゆえに、オタク二人がその重力操作の能力をここまで褒め称える理由が気になる。
「何言ってるんですか? それは水系魔法の適正が強いからできてるに決まって――っあぁ! そういえば、栄一さんって異世界から転生してきたんですもんね」
「そういうこと。それで、その適正についてもう少し詳しく教えてくれないか?」
「もちろんです! まずはですね、適正っていうのは、生まれ持った才能みたいなもので、魔法の基礎要素――〝水〟〝火〟〝雷〟〝土〟〝重力〟〝精神〟〝光〟のどれかの魔法が人よりも扱いやすくなってるんですよ! それで、水を浮かせるにはもちろん〝水〟と〝重力〟の併用が必須になってくると思われますが、異種魔法の同時使用になると実は水への適正が強い場合は、水にのみ重力操作が使えるようになるんです。これは他の要素でも同じですよ」
「なるほどな。それでその適正要素ってのは、皆んなだいたい幾つくらい持ってるものなんだ?」
「多くの人は持ってませんよ。100人に一人くらいの確率で一つだけ適正を持った人がいるくらいですね」
「ほぉ。ちなみに重力魔法を適正要素として生まれてくる人もいるのか?」
「いますよ~。ものすごく希少なんですけどね。でも、適正要素として生まれ持ってしても、せいぜい人を3人同時に操作するのが関の山らしいです。鍛えれば適正要素じゃなかったとしても、フルーツ2個分くらいなら動かせます!」
重力操作魔法にそんな背景があると知ると、確かに神代遺物として名に劣らぬ能力なのかもしれない。
いや、でも、使える人がまぁまぁいる既存の魔法の上位互換って考えると大したことがない気がするな。
「アミラくんのは、その基礎要素全てに対応してるってことでいいんだよね?」
「えぇ。もちろん」
「そして、指定した空間の指定した物体のみの重力の向きを変えられるって言ってたけど、指定できるものの限度数は?」
「ないわよ。たとえ個数に限度があっても、その空間を指定して皆んなまとめて一気に動かせるし」
「うわお! さすがだな!!」
「確かにそれは強そうだ」
そういえば、昨日アミラが勇者一行を撃退した時、壁を崩して隕石のようにぶつけていたけど、あれも神代遺物なのか。
確かにあれはすごかった。
何トンもあるであろう岩を次々に超高速で飛ばせるんだもんな。
「アミラさん!! そんな凄いものをどうやって手に入れたんですか!?」
フィオーネが俺も気になっていた質問をしてくれた。
(俺の場合は神から直接もらったわけだけど、アミラは一体どうやって手に入れたんだ?)
俺たちの視線が再びアミラに集まり、そのアミラは少し逡巡したのちに口を開く。
「帝国から盗んだの……」
盗みをするようなやつだとは思ってもみなかったので、俺はなんて声をかければいいかわからずに、一度開いた口を閉じた。
他の二人も同様だ。
もしかしたら国定魔術師時代の軍隊内での孤立や例の神との戦いが関係しているのかもしれない。
それか、アミラの呪いというやつがそれほどまでに急を要するものなのか。
いずれにせよ、何らかの理由があるに違いない。
一体アミラに何があったというのか――。
「お、落ち着け! フィオーネ!」
第三の神代遺物の出現に、フィオーネは興奮を全面的に押し出してアミラに詰問する。
アミラと顔がくっつくんじゃないかと言うくらいに近づき、唾を撒き散らしていた。
今まで楽しそうにスキップしていたアミラも、そのフィオーネの必死の形相には耐えられなかったようでドン引きしている。
「は、離れなさいよ!! ちゃんと答えるから!!」
「早く!! 早く教えてください!!」
『せっかく顔はいいのに本当に残念だなぁ』と考えながらアミラに押し返されるフィオーネを見ていると、今度はヤユの方がアミラに近づいてきた。
「アミラくん!! もちろんそれも私が研究していいんだよね!? もし断ったら今すぐここから追い出すけど!!」
「酷すぎだろ! 仲間じゃなかったのかよ!?」
「君は神代遺物の価値を分かってなさすぎる!! この私ですら人生で一度しか見たことがなかったのだぞ!? 昨日までは、だがな!!」
さすがに追い出すって言うのは冗談だろうけどひどい話だと思ってツッコミを入れたが、あの基本クールキャラのヤユですらこんなにも目の色を変えて燃えて熱弁しているのだから、神代遺物ってのは相当すごいらしい。
確かアミラが世界中に幾つもあるとか言ってた気がするが……。
「そもそも世界にどれくらいあるんです?」
「現在確認されているだけで21個。君の二つは初めて聞くものだからそれも入れれば23個だね。何せ約千年前に神が作ったという話だしね。しかも、そのほとんどが国によって厳重に管理されているから、研究者の私といえ拝めるのは奇跡に近いのよ。それがこの二日に二つも……」
「へぇ。結構貴重なんですね。っあ、そういえば、今日新たにもう一つ、フィオーネに研究依頼として持ってきたので合計3つになりますよ」
「なん……だと……!?」
3個目ということもあってか、さっきのフィオーネほどは驚いていなかったが、それでもヤユも口と目を大きく開けて静かに驚いている。
なんだかこのリアクションも見慣れてきたな。
「ちょっと待ってくれ。まずは一旦落ち着こうじゃないか。ほらみんな大きく息を吸って――」
「いや、師匠! 落ち着いてなどいられません! というか全然深呼吸できてないですよ! 師匠!!」
「――二人ともいい加減に落ち着け」
大きく息を吸えと言っている張本人――ヤユは『はぁはぁ』と興奮気味で、その弟子も今にも襲いかかって来そうな勢いで飛び跳ねてはしゃいでたので、二人をチョップで黙らせる。
「ぐへっ!」「わっ!? 何するんだね!? 栄一くん!!」
「とにかく順を追って説明しますから、まずはお茶でも飲んで落ち着きましょうよ。ここに飲み物はありますか?」
「だけどそれどころじゃないんで――ぐはっ!!」
二度目のチョップでようやく黙ったフィオーネを尻目に、彼女と同様に折れてくれたヤユが『少し待っていたまえ。フィイは二人を第二研究室に連れて行ってあげてくれ』と頭を抑えながら澄まし顔で言って、先に部屋から出て行った。
◇◇◇
「まぁ能力の話だけど、これでできるのは〝指定物体及び指定空間での重力操作〟よ」
「うおおおおおお!!!!」「まさに神代遺物にふさわしい素晴らしい能力だな!」「……」
というわけで、俺たちは設計図や数式が書かれた紙や、魔道具の試作品らしきもので埋め尽くされている小汚い研究室で、紅茶を片手に優雅に談笑を……と言いたいところだが、実際には二人の、変態的にまで燃え上がっている魔道具オタクに、俺とアミラは半ば拷問のように詰問を受けていた。
この空間では、残念系美女・美少女によって完全に紅茶が不相応なものとなっている。
「ええ? でも、街でも水を浮かせたりして重力を操ってた奴がいたぞ?」
魔道具オタクの二人ほどではないが、俺もアミラの神代遺物の話は初めてなので興味があった。
それゆえに、オタク二人がその重力操作の能力をここまで褒め称える理由が気になる。
「何言ってるんですか? それは水系魔法の適正が強いからできてるに決まって――っあぁ! そういえば、栄一さんって異世界から転生してきたんですもんね」
「そういうこと。それで、その適正についてもう少し詳しく教えてくれないか?」
「もちろんです! まずはですね、適正っていうのは、生まれ持った才能みたいなもので、魔法の基礎要素――〝水〟〝火〟〝雷〟〝土〟〝重力〟〝精神〟〝光〟のどれかの魔法が人よりも扱いやすくなってるんですよ! それで、水を浮かせるにはもちろん〝水〟と〝重力〟の併用が必須になってくると思われますが、異種魔法の同時使用になると実は水への適正が強い場合は、水にのみ重力操作が使えるようになるんです。これは他の要素でも同じですよ」
「なるほどな。それでその適正要素ってのは、皆んなだいたい幾つくらい持ってるものなんだ?」
「多くの人は持ってませんよ。100人に一人くらいの確率で一つだけ適正を持った人がいるくらいですね」
「ほぉ。ちなみに重力魔法を適正要素として生まれてくる人もいるのか?」
「いますよ~。ものすごく希少なんですけどね。でも、適正要素として生まれ持ってしても、せいぜい人を3人同時に操作するのが関の山らしいです。鍛えれば適正要素じゃなかったとしても、フルーツ2個分くらいなら動かせます!」
重力操作魔法にそんな背景があると知ると、確かに神代遺物として名に劣らぬ能力なのかもしれない。
いや、でも、使える人がまぁまぁいる既存の魔法の上位互換って考えると大したことがない気がするな。
「アミラくんのは、その基礎要素全てに対応してるってことでいいんだよね?」
「えぇ。もちろん」
「そして、指定した空間の指定した物体のみの重力の向きを変えられるって言ってたけど、指定できるものの限度数は?」
「ないわよ。たとえ個数に限度があっても、その空間を指定して皆んなまとめて一気に動かせるし」
「うわお! さすがだな!!」
「確かにそれは強そうだ」
そういえば、昨日アミラが勇者一行を撃退した時、壁を崩して隕石のようにぶつけていたけど、あれも神代遺物なのか。
確かにあれはすごかった。
何トンもあるであろう岩を次々に超高速で飛ばせるんだもんな。
「アミラさん!! そんな凄いものをどうやって手に入れたんですか!?」
フィオーネが俺も気になっていた質問をしてくれた。
(俺の場合は神から直接もらったわけだけど、アミラは一体どうやって手に入れたんだ?)
俺たちの視線が再びアミラに集まり、そのアミラは少し逡巡したのちに口を開く。
「帝国から盗んだの……」
盗みをするようなやつだとは思ってもみなかったので、俺はなんて声をかければいいかわからずに、一度開いた口を閉じた。
他の二人も同様だ。
もしかしたら国定魔術師時代の軍隊内での孤立や例の神との戦いが関係しているのかもしれない。
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一体アミラに何があったというのか――。
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