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第一章 始まりは最悪?
第二十六話 仲間
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街の外れの古びた館。
その地下に隠された秘密の施設に俺とアミラ、フィオーネ、ヤユの4人は来ていた。
地下へと続く通路の入り口には、物理的な攻撃はもちろん、魔法の干渉も跳ね除けられる効果を持つ結界が幾重にも重なっているらしくて、俺たちがその中に入るときも、ヤユの持っていたペンダントと呪文、ヤユの血液と、そして魔法による暗唱コードの入力という4重の鍵が必要なくらい、守りに徹底している。
「――だから師匠は店の状況がわかってたんですね! 私はてっきり、あの水晶は外を監視するためだけのものだと思ってましたよ」
「実はあれは一昨日組み込んだ新機能で、まだ試運転中なのよ。だから完成するまで秘密にして驚かせようと思っていたのだけれど……」
「やっぱり、脳に直接イメージを飛ばす機構は先日の電磁波を応用したものですか!? それとも例のシンクロ技術で?」
施設に着くなり、待ってましたと言わんばかりのフィオーネがヤユにさっきもったいぶられた話を聞いていた。
あの時、なぜヤユは店内の状況を知っていたのか。
それは、俺が初めて黒ずくめのやつを見た水晶に関係していた。
まず、俺が水晶越しで見た、黒ずくめのやつと馬車の映像はなんだったかというと、あれは店の外に設置された同様の水晶から送られて来ていたものらしい。アミラの考察によると、外に設置されていた方の水晶にも魔力が流れていたせいで、黒ずくめのやつは俺に気がついて襲って来たというのが事の始まりみたいだ。
そして肝心のヤユの話だが、あの水晶のもう一つの能力として、水晶に映る映像をヤユの脳に直接送ることができるというものがあるそうだ。
店に貼っておいた感知系の結界魔法とやらに反応があったので、映像を受信してみたら、ちょうど俺とやつが戦っているところが写っていたらしく、すぐに店に戻って来たと言っていた。
「栄一。ちょっと」
一通り施設の案内が終わり、最後に地下にある5つの部屋のうち、実験室と呼ばれる100m四方の何もない部屋を見ていたところ、俺の後ろを歩いていたアミラからお呼びがかかった。
前を歩く二人はその水晶の技術をめぐる議論に熱中しているし聞こえないとは思うが、アミラが耳を貸すように指示して来たので、アミラの身長に合わせて少し頭を下げる。
「どうした? 腹でも空いたか?」
「違うわよ! 話しておきたいことがあるから、落ち着いたら一旦、二人から離れるわよ」
「ちなみにどんな話?」
二人に聞かれたくない話なんて今更あるのだろうか。
「店で襲って来た諜報部員についてよ。やつから指輪や魔石を手にいれたの。あんた、二人にはあんたが持ってる能力のことは話してないんでしょう?」
「まぁ確かに、面倒なことになるかなと思って話してはないけど」
「そんなことだろうと思ってたわ。私も二人には話したくないことがあるから、後で隙を作って密談するわよ」
「密談って……」
正直、もうここまで巻き込んだのなら、今更変わらないと思うし、別に俺は秘密ってわけでもないから話してもいいんだけどなぁ。
それに、この二人なら、俺の能力を徹底的に分析、考察して、俺に有益な力や情報をくれそうだし。
となると、問題はアミラの方か。
「もしあいつらがまた襲って来たら、俺たち4人で迎撃するんだろうし、俺たちは勇者と裏組織――ガドガルにも追われてる。もう完全にフィオーネたちのことを巻き込んでるんだし、なら俺たちの持つすべての情報を開示するべきだと思うぞ。何もわけがわからないまま襲われるってのはあまりにも理不尽すぎる。それに彼女たちの知恵と技術が役に立つかもしれない」
「あんたの言ってることはわかるわよ。でも私のは、他人を巻き込んでいいレベルの話じゃないの。もし捕まったら死刑だけじゃすまないわ。一族郎党、根絶やしにされるでしょうね」
だけどやっぱり隠し事をしてこのまま一緒に過ごすってのはなんか気に食わないな……。
そもそも、そんなに重要な話なら、本人たちに決めてもらうべきなんじゃないか?
そう考えた俺は、アミラの許可も取らずに二人を呼んだ。
「フィオーネ、ヤユ! ちょっと話があるから来てくれ!!」
「栄一!?」
「こういうのは本人に確認するべきだろ。もし二人に聞く気がないなら俺もこれで引き下がるよ」
慌てて俺を止めようとするアミラを抑えて、俺からも二人に近づく。
「実は二人に話したいことが、俺から、そしてアミラからもあるんだ。俺的には、これから少しの間だろうけど一緒に生活して、有事の際にはお互いに助け合うことになるだろう〝仲間〟には隠し事なんてしたくない。でも、これを聞くと、おそらく帝国だけではなく、裏組織――ガドガルってとこからも追われることになると思う。だから、この話を聞くか聞かないかは二人に決めてほしいんだ。どうだろう?」
「……」
俺の考えに渋々賛同してくれたのか、アミラは黙ったままだ。
『仲間』と言うワードに眉をピクリと動かしていたが、それ以外はずっと苦い顔をしていた。
一方、二人は俺の話を聞いて、ほんの少しだけ考える素ぶりを見せたがすぐに口を開く。
「さっきも言ったように、もうここまで巻き込まれてるなら今更関係ないよ。それに、奴らに対抗するためにも少しでも情報が欲しい。もとより、二人には興味があるから、あらいざらい話してもらう予定だったしね」
理性的なヤユらしい答えだと思う。
最後の言葉と、『グフフフ』と薄気味悪い笑顔をこっちに向けて来ていることは気になるが、やはり俺としてもヤユは付き合いやすい。
「師匠の言うとおりです! 困った時はお互い様ですよ! ……ちなみに、その話したいことって、神代遺物と関係してます?」
いきなりズカズカと俺たちに近付いていやらしい顔で質問してきたフィオーネに、俺たち二人は後ずさりながらも答える。
「俺はもろにその話かな」
「え、えぇ。私も関係してるわ……」
「ならなぜフィイが聞かないことがあるんでしょう!?!? フィイは魔道工学に人生を捧げている、いや、魔道工学こそがフィイの人生なんです!! どうかその話を聞かせてください!!」
こちらも非常にフィオーネらしい答えだ。
一応考えてはいたみたいだが、この子はこの先大丈夫なのだろうか。いや、きっとフィオーネならこのままでもなんとかなりそうだな。
やはり話してみてよかったと思ってアミラの方を見てみると、彼女はまだ決断できていないようだった。
「アミラ。フィオーネもヤユも、もう俺たちの立派な〝仲間〟なんだぞ。成り行きでなったとはいえ、二人ともそれを望んでる。ならそんな大切な〝仲間〟のために話してあげてもいいんじゃないのか?」
「仲間……」
さっき反応した時に勘付いたが、アミラは『仲間』と言う言葉に弱いらしい。
見ると、少し口元が緩んでいる。
「そうですよ! 私たち〝仲間〟じゃないですか!!」
「えぇ。なんでも〝仲間〟のヤユお姉さんに話しなさい」
俺が必死に二人に目配せした甲斐もあって、二人ともうまく追撃してくれた。
それにアミラは、ぱーっと顔をあげて、清々しい表情を見せる。
「仲間……。そうよね! 私たちは仲間だものね!」
「そうだぞ」「当たり前じゃない」「そうですよ!」
おそらく、この二人も俺と同様、内心では『ちょろいな』と思っているに違いない。
そんな顔をしているのだ。
アミラはと言うと、今までの思いつめた表情が嘘だったかのように楽しそうに『仲間っ! 仲間っ!』と連呼している。
そんなアミラを見てるとこっちまで嬉しくなってきた。
「それでアミラ。とりあえず、アミラの秘密ってなんなんだ?」
俺の質問に、スキップでそこらじゅうを回っていたアミラがそのままこっちに顔だけを向け、愉快に答えた。
「私もねっ! 神代遺物を持ってるのっ!」
「「ええええええ!?!?」」
俺以外の二人はその答えに発狂し、俺はそんな二人を見て唖然としていた。
「神代遺物ってそんなに貴重なのか……」
そのままそばらく、壁も床も真っ白に塗られた100m四方の巨大な部屋で、ルンルンとスキップをする美少女一人と、そっちを見て発狂する美女と美少女が一人ずつ、そしてそんな3人を前にどうしていいかわからずに呆然としている男が一人、と言うシュールな光景が続いていた。
その地下に隠された秘密の施設に俺とアミラ、フィオーネ、ヤユの4人は来ていた。
地下へと続く通路の入り口には、物理的な攻撃はもちろん、魔法の干渉も跳ね除けられる効果を持つ結界が幾重にも重なっているらしくて、俺たちがその中に入るときも、ヤユの持っていたペンダントと呪文、ヤユの血液と、そして魔法による暗唱コードの入力という4重の鍵が必要なくらい、守りに徹底している。
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施設に着くなり、待ってましたと言わんばかりのフィオーネがヤユにさっきもったいぶられた話を聞いていた。
あの時、なぜヤユは店内の状況を知っていたのか。
それは、俺が初めて黒ずくめのやつを見た水晶に関係していた。
まず、俺が水晶越しで見た、黒ずくめのやつと馬車の映像はなんだったかというと、あれは店の外に設置された同様の水晶から送られて来ていたものらしい。アミラの考察によると、外に設置されていた方の水晶にも魔力が流れていたせいで、黒ずくめのやつは俺に気がついて襲って来たというのが事の始まりみたいだ。
そして肝心のヤユの話だが、あの水晶のもう一つの能力として、水晶に映る映像をヤユの脳に直接送ることができるというものがあるそうだ。
店に貼っておいた感知系の結界魔法とやらに反応があったので、映像を受信してみたら、ちょうど俺とやつが戦っているところが写っていたらしく、すぐに店に戻って来たと言っていた。
「栄一。ちょっと」
一通り施設の案内が終わり、最後に地下にある5つの部屋のうち、実験室と呼ばれる100m四方の何もない部屋を見ていたところ、俺の後ろを歩いていたアミラからお呼びがかかった。
前を歩く二人はその水晶の技術をめぐる議論に熱中しているし聞こえないとは思うが、アミラが耳を貸すように指示して来たので、アミラの身長に合わせて少し頭を下げる。
「どうした? 腹でも空いたか?」
「違うわよ! 話しておきたいことがあるから、落ち着いたら一旦、二人から離れるわよ」
「ちなみにどんな話?」
二人に聞かれたくない話なんて今更あるのだろうか。
「店で襲って来た諜報部員についてよ。やつから指輪や魔石を手にいれたの。あんた、二人にはあんたが持ってる能力のことは話してないんでしょう?」
「まぁ確かに、面倒なことになるかなと思って話してはないけど」
「そんなことだろうと思ってたわ。私も二人には話したくないことがあるから、後で隙を作って密談するわよ」
「密談って……」
正直、もうここまで巻き込んだのなら、今更変わらないと思うし、別に俺は秘密ってわけでもないから話してもいいんだけどなぁ。
それに、この二人なら、俺の能力を徹底的に分析、考察して、俺に有益な力や情報をくれそうだし。
となると、問題はアミラの方か。
「もしあいつらがまた襲って来たら、俺たち4人で迎撃するんだろうし、俺たちは勇者と裏組織――ガドガルにも追われてる。もう完全にフィオーネたちのことを巻き込んでるんだし、なら俺たちの持つすべての情報を開示するべきだと思うぞ。何もわけがわからないまま襲われるってのはあまりにも理不尽すぎる。それに彼女たちの知恵と技術が役に立つかもしれない」
「あんたの言ってることはわかるわよ。でも私のは、他人を巻き込んでいいレベルの話じゃないの。もし捕まったら死刑だけじゃすまないわ。一族郎党、根絶やしにされるでしょうね」
だけどやっぱり隠し事をしてこのまま一緒に過ごすってのはなんか気に食わないな……。
そもそも、そんなに重要な話なら、本人たちに決めてもらうべきなんじゃないか?
そう考えた俺は、アミラの許可も取らずに二人を呼んだ。
「フィオーネ、ヤユ! ちょっと話があるから来てくれ!!」
「栄一!?」
「こういうのは本人に確認するべきだろ。もし二人に聞く気がないなら俺もこれで引き下がるよ」
慌てて俺を止めようとするアミラを抑えて、俺からも二人に近づく。
「実は二人に話したいことが、俺から、そしてアミラからもあるんだ。俺的には、これから少しの間だろうけど一緒に生活して、有事の際にはお互いに助け合うことになるだろう〝仲間〟には隠し事なんてしたくない。でも、これを聞くと、おそらく帝国だけではなく、裏組織――ガドガルってとこからも追われることになると思う。だから、この話を聞くか聞かないかは二人に決めてほしいんだ。どうだろう?」
「……」
俺の考えに渋々賛同してくれたのか、アミラは黙ったままだ。
『仲間』と言うワードに眉をピクリと動かしていたが、それ以外はずっと苦い顔をしていた。
一方、二人は俺の話を聞いて、ほんの少しだけ考える素ぶりを見せたがすぐに口を開く。
「さっきも言ったように、もうここまで巻き込まれてるなら今更関係ないよ。それに、奴らに対抗するためにも少しでも情報が欲しい。もとより、二人には興味があるから、あらいざらい話してもらう予定だったしね」
理性的なヤユらしい答えだと思う。
最後の言葉と、『グフフフ』と薄気味悪い笑顔をこっちに向けて来ていることは気になるが、やはり俺としてもヤユは付き合いやすい。
「師匠の言うとおりです! 困った時はお互い様ですよ! ……ちなみに、その話したいことって、神代遺物と関係してます?」
いきなりズカズカと俺たちに近付いていやらしい顔で質問してきたフィオーネに、俺たち二人は後ずさりながらも答える。
「俺はもろにその話かな」
「え、えぇ。私も関係してるわ……」
「ならなぜフィイが聞かないことがあるんでしょう!?!? フィイは魔道工学に人生を捧げている、いや、魔道工学こそがフィイの人生なんです!! どうかその話を聞かせてください!!」
こちらも非常にフィオーネらしい答えだ。
一応考えてはいたみたいだが、この子はこの先大丈夫なのだろうか。いや、きっとフィオーネならこのままでもなんとかなりそうだな。
やはり話してみてよかったと思ってアミラの方を見てみると、彼女はまだ決断できていないようだった。
「アミラ。フィオーネもヤユも、もう俺たちの立派な〝仲間〟なんだぞ。成り行きでなったとはいえ、二人ともそれを望んでる。ならそんな大切な〝仲間〟のために話してあげてもいいんじゃないのか?」
「仲間……」
さっき反応した時に勘付いたが、アミラは『仲間』と言う言葉に弱いらしい。
見ると、少し口元が緩んでいる。
「そうですよ! 私たち〝仲間〟じゃないですか!!」
「えぇ。なんでも〝仲間〟のヤユお姉さんに話しなさい」
俺が必死に二人に目配せした甲斐もあって、二人ともうまく追撃してくれた。
それにアミラは、ぱーっと顔をあげて、清々しい表情を見せる。
「仲間……。そうよね! 私たちは仲間だものね!」
「そうだぞ」「当たり前じゃない」「そうですよ!」
おそらく、この二人も俺と同様、内心では『ちょろいな』と思っているに違いない。
そんな顔をしているのだ。
アミラはと言うと、今までの思いつめた表情が嘘だったかのように楽しそうに『仲間っ! 仲間っ!』と連呼している。
そんなアミラを見てるとこっちまで嬉しくなってきた。
「それでアミラ。とりあえず、アミラの秘密ってなんなんだ?」
俺の質問に、スキップでそこらじゅうを回っていたアミラがそのままこっちに顔だけを向け、愉快に答えた。
「私もねっ! 神代遺物を持ってるのっ!」
「「ええええええ!?!?」」
俺以外の二人はその答えに発狂し、俺はそんな二人を見て唖然としていた。
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