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第7章 迷宮探査
VS機神 後編
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目の前には、12機の人型のロボット、通称機神。
50メートルの巨体ですが、その全てに人の意思を感じません。
「無人の兵器ですか・・・」
それなら、色々と出来ることがあります。
「少し、様子を見ます。にぃと、さんは解析をお願いします。よんは、メトロ・ギアにデータを転送して、これを作るように指示して下さい」
考えた事を、三姉妹にお願いして、機体を動かします。
「ナナは、コード解除。1機引き離すので、テストを兼ねて相手をしてください」
「了解しました」
試作5号機を加速させ、敵の真ん中に突っ込みます。
「フィールド全開!」
機体に、防御フィールドを発生させ、体当たりをします。短距離でも、かなりの加速が可能なので、その威力は結構なものです。
ぶつかりながら、敵の機体のひとつを、吊り上げます。そのまま、B-S3の側まで吹き飛ばします。
「格納庫、展開。ナナ、後は頼みましたよ」
「応!」
彼女も、結構のりがいいです。格納庫から、巨大な戦闘機と新幹線もどきが出現します。
吹き飛ばされていない、機神が動き出したので、その攻撃を、私が受け止めます。この瞬間を狙って攻撃をしてくるとは、趣が無い相手です。
B-S3を中心に、3つのメカが一つになります。相手の機神よりは小さいですが、巨大なロボットの登場です。
「合体、ニャ・ガーン!!」
合体のテストは、何度も行っていましたが、実践ははじめてです。玩具を基準に製作すると、実際の歩行とか、問題点が多すぎました。稼動範囲や、強度の問題。武装の問題など、色々と課題がありました。
しかし、夢に見た巨大ロボの合体変形が成功して完成したのは、嬉しい物です。後は、後継機との巨大合体です。
「とぉう!!」
ナナは、手にした巨大な剣を構え、相手に斬りつけます。
「・・・」
吹き飛ばされて、動きを止めていた機神は、それに対応できていません。
「あれ?」
相手は、あっけなく切り裂かれてしまいました。これは、私も驚きです。
ニャ・ガーンの攻撃は、相手の腕を切り落としました。続けて、足を切り裂き、行動不能な状態にしました。
「ナナは、そのまま相手をけん制しておいてください」
その間に、私も仕事をしましょう。
敵の機神は、手にしたライフルでこちらを攻撃しています。
巨大なライフルなので、威力はかなりあります。大きいというのは、それだけで力になります。
「大きさも力ですが、数も立派な力です!」
攻撃を、狙って打ち落とすという事は、私には出来ません。
両腕の4門のレーザーを、拡散モードにして、敵の攻撃を迎撃します。
「脚部のミサイルの発射許可をお願いします」
武器担当のさんが、許可を求めてきました。彼女が言うという事は、何かあると見ていいでしょう。
「許可します」
次の瞬間、両足に仕掛けてある小型ミサイルが飛び出します。その数は、12個。
左右に広がり、中央を迂回しながら正面に向かいます。この軌道は、さんが指定したものです。
「お見事!」
正面の攻撃を囮に、左右から回り込もうとした機神に、ミサイルは見事命中しました。完全に破壊はできませんが、行動を封じる事に成功しています。
「メトロ・ギアから、データの解析終了との事です」
「例のものは?」
「データは受信しています」
「流石ですね・・・」
この短時間で、こちらの要求したものを完成させるとは、恐ろしいです。
相手が無人兵器の場合、恐ろしいのは何か考えました。
コントロールしている、AIが無くなれば、動きはとまるはずです。
そう言う攻撃に対する、防御策があるのか、それは今まで鹵獲した機神の調査でほとんど無いことが確認できています。
その策を取った場合、怖いのは暴走です。動力によっては、制御不能になって世界の崩壊と言う恐れもあります。
ブラックホールエンジンとか、理論上凄いけどこれ、暴走したら怖いよね?と言うのを実践に投入している組織があってもおかしくありません。
そのおかしい組織の一つは、私達です。このプラズマエンジンも、暴走したら危険です。この機体も、安全策を何十も張り巡らせ、万が一撃墜されても、暴走しないように工夫してあります。
自爆攻撃をするつもりはありませんし、私がやられた結果、巻き添えで味方が全滅と言うのは好ましくありません。
機神に関しては。動力は生命エネルギーに近いものです。だから、無人で動いている目の前に機体は驚きの塊です。
「インストール終了しました」
「了解。では、早速使ってみましょう。電子機器破壊光線、発射!」
背中の巨大な砲門が、稼動します。特殊な電磁波を、敵に向かい照射。
それを受けた機神は、動きを停めます。高出力の電磁波で、敵の電子機器を破壊するという、極悪な攻撃です。
宇宙空間だったら、止まることもできず、生命維持装置も壊れ、乗っているパイロットをじわりじわりと殺す、恐ろしい武器になります。
無人機なので、その手の心配が必要ないで、今回使用しました。
もっとも、これを使うと相手の機械を流用して使うということが難しくなります。装甲の素材を再利用できるので、それが利益と言うことになります。
今回は、ナナが確保した機体があるので、全滅ではありません。
「ば、馬鹿な・・・」
手ごまを失った無名が、呆然としています。謎の物体の側で作業をしていた機神は、半数が巻き添えを受けて行動不能になっています。
「その物体は、この世界の人の成れの果てなのですか?」
「これは、僕ですよ・・・。僕の体」
観念したのか、無名は色々なことを話し出しました。
「僕たちの星は、肉体と精神を切り離す技術が進んでいました」
切り離した精神は、電脳世界で、現実以上の快感を求め、それにのめり込んだそうです。
「機械に精神を宿して、宇宙戦争ゲームをしていた時代もあるそうです」
ゲームのつもりでも、実際の戦争です。こちらは、機体が破壊されても、復活できるという恐ろしい遊びです。
それで、敵を作りすぎて、数に押されて戦争に負けたそうです。
「恨みつらみは、恐ろしい存在を呼び寄せました」
宇宙規模の災害、星喰いというものを呼び寄せてしまったそうです。
「すぐ側に、星の終わり。僕たちを助けてくれる存在はありません」
それだけの事を、していたのでしょう。
「移民船団が、人の住める新しい星を目指して飛び出しました」
機神は、その調査団でした。100年ごとに調査に来ているというのは、不思議な事です。
「星の場所は、知っていました。過去のデータで、この星は人がいると知っていたのです」
この星も、過去に色々とやらかして引きこもった経緯があります。機神の文明と接触があったみたいです。
「僕たち第6艦隊は、この星の移住と交渉をを目的に行動していました」
全部で12個の艦隊が、移民のために色々な場所へ向かったそうです。
「平和的に、移住する予定でした・・・」
最初に、この星に来たのは、交渉のためでした。平和的に話し合う予定でしたが、一応武装して、この星に転移したそうです。
転移には、膨大なエネルギーが必要で、回数に上限があるそうです。
「交渉は、失敗しました」
原因は、この星と機神の星の違いです。大気の成分と、地脈の流れが、奇跡的にかみ合って、機神のパイロットの命を奪いました。機神の動力は、パイロットの精神エネルギーを増幅して使うものです。
因果がめぐり、精神エネルギーを奪われ、パイロットは死んでしまったのです。
ギリギリ生き残った人物が、転移で艦隊に戻り、状況を説明しました。
死亡した人の中に葉、この艦隊の責任者や、リーダー的な存在が含まれていました。
反面、危険思想の持ち主で、船に残された人物たちがいて、これを利用して、この星を強攻策で占拠する方向になって行ったそうです。
「僕は、強硬派の一員でした、念のため、精神を移したモノリスになり、この星に設置されました」
2回目の接触の時は、穏健派が主流でした。それも、全滅。かろうじて原因は判明しましたが強硬派がそれを隠匿。報復処置で、中性子ミサイルを発射。それは、本来失敗するはずでしたが、この星のサイコフィールドの影響で、多大な被害を発生。その直後、この星からの報復を受け、艦隊に大被害が発生したそうです。
「僕の体は、その時なくなりました・・・」
その為、残された時間は少ないそうです。精神を移しても、肉体を失った場合、時間の経過で精神は薄れていくそうです。平均で、数年との事。しかし、無名は200年以上肉体を失ってから存続しています。
「仮初の肉体に、精神を入れ、時間稼ぎをしていました」
数多くの遺体から、自分の波長にあるものを探し、一時的に存続する事で、消滅を引き伸ばしていたそうです。
「あれだけの遺体を保管しているのは、何故です?」
彼1人なら、それほど必要ありません。波長があわなければ意味がありません」
「僕のほかにも、肉体を失った仲間が大勢います」
「艦隊の人ですか?」
「えぇ、悪魔といわれてもいいです。むしろ、悪魔に魂を既に売った存在です」
「時間が、過ぎているのでは?」
「向こうの時間では、まだ3年のはずです。猶予は、少しあります」
無名は言いました。その艦隊は、1年間を亜空間で過ごすそうです。そこで、転移に必要なエネルギーを溜めています。1年ごとに、通常間に出ないと、逆に悪影響で死んでしまうそうです。
そして、亜空間での一年は、この世界の100年になるそうです。
これが、機神行動に時差が出る理由でした。
「本体が必要なエネルギーは、次で溜まります」
前の出現からもうすぐ100年です。この時に、本体がくるとの事。どれだけの戦力が残っているYかは不明です。
私達は、最悪のタイミングで、異世界に来てしまったみたいです。
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小説家になろうでも投稿中。
3日に1度ぐらいのペースで更新予定です。
50メートルの巨体ですが、その全てに人の意思を感じません。
「無人の兵器ですか・・・」
それなら、色々と出来ることがあります。
「少し、様子を見ます。にぃと、さんは解析をお願いします。よんは、メトロ・ギアにデータを転送して、これを作るように指示して下さい」
考えた事を、三姉妹にお願いして、機体を動かします。
「ナナは、コード解除。1機引き離すので、テストを兼ねて相手をしてください」
「了解しました」
試作5号機を加速させ、敵の真ん中に突っ込みます。
「フィールド全開!」
機体に、防御フィールドを発生させ、体当たりをします。短距離でも、かなりの加速が可能なので、その威力は結構なものです。
ぶつかりながら、敵の機体のひとつを、吊り上げます。そのまま、B-S3の側まで吹き飛ばします。
「格納庫、展開。ナナ、後は頼みましたよ」
「応!」
彼女も、結構のりがいいです。格納庫から、巨大な戦闘機と新幹線もどきが出現します。
吹き飛ばされていない、機神が動き出したので、その攻撃を、私が受け止めます。この瞬間を狙って攻撃をしてくるとは、趣が無い相手です。
B-S3を中心に、3つのメカが一つになります。相手の機神よりは小さいですが、巨大なロボットの登場です。
「合体、ニャ・ガーン!!」
合体のテストは、何度も行っていましたが、実践ははじめてです。玩具を基準に製作すると、実際の歩行とか、問題点が多すぎました。稼動範囲や、強度の問題。武装の問題など、色々と課題がありました。
しかし、夢に見た巨大ロボの合体変形が成功して完成したのは、嬉しい物です。後は、後継機との巨大合体です。
「とぉう!!」
ナナは、手にした巨大な剣を構え、相手に斬りつけます。
「・・・」
吹き飛ばされて、動きを止めていた機神は、それに対応できていません。
「あれ?」
相手は、あっけなく切り裂かれてしまいました。これは、私も驚きです。
ニャ・ガーンの攻撃は、相手の腕を切り落としました。続けて、足を切り裂き、行動不能な状態にしました。
「ナナは、そのまま相手をけん制しておいてください」
その間に、私も仕事をしましょう。
敵の機神は、手にしたライフルでこちらを攻撃しています。
巨大なライフルなので、威力はかなりあります。大きいというのは、それだけで力になります。
「大きさも力ですが、数も立派な力です!」
攻撃を、狙って打ち落とすという事は、私には出来ません。
両腕の4門のレーザーを、拡散モードにして、敵の攻撃を迎撃します。
「脚部のミサイルの発射許可をお願いします」
武器担当のさんが、許可を求めてきました。彼女が言うという事は、何かあると見ていいでしょう。
「許可します」
次の瞬間、両足に仕掛けてある小型ミサイルが飛び出します。その数は、12個。
左右に広がり、中央を迂回しながら正面に向かいます。この軌道は、さんが指定したものです。
「お見事!」
正面の攻撃を囮に、左右から回り込もうとした機神に、ミサイルは見事命中しました。完全に破壊はできませんが、行動を封じる事に成功しています。
「メトロ・ギアから、データの解析終了との事です」
「例のものは?」
「データは受信しています」
「流石ですね・・・」
この短時間で、こちらの要求したものを完成させるとは、恐ろしいです。
相手が無人兵器の場合、恐ろしいのは何か考えました。
コントロールしている、AIが無くなれば、動きはとまるはずです。
そう言う攻撃に対する、防御策があるのか、それは今まで鹵獲した機神の調査でほとんど無いことが確認できています。
その策を取った場合、怖いのは暴走です。動力によっては、制御不能になって世界の崩壊と言う恐れもあります。
ブラックホールエンジンとか、理論上凄いけどこれ、暴走したら怖いよね?と言うのを実践に投入している組織があってもおかしくありません。
そのおかしい組織の一つは、私達です。このプラズマエンジンも、暴走したら危険です。この機体も、安全策を何十も張り巡らせ、万が一撃墜されても、暴走しないように工夫してあります。
自爆攻撃をするつもりはありませんし、私がやられた結果、巻き添えで味方が全滅と言うのは好ましくありません。
機神に関しては。動力は生命エネルギーに近いものです。だから、無人で動いている目の前に機体は驚きの塊です。
「インストール終了しました」
「了解。では、早速使ってみましょう。電子機器破壊光線、発射!」
背中の巨大な砲門が、稼動します。特殊な電磁波を、敵に向かい照射。
それを受けた機神は、動きを停めます。高出力の電磁波で、敵の電子機器を破壊するという、極悪な攻撃です。
宇宙空間だったら、止まることもできず、生命維持装置も壊れ、乗っているパイロットをじわりじわりと殺す、恐ろしい武器になります。
無人機なので、その手の心配が必要ないで、今回使用しました。
もっとも、これを使うと相手の機械を流用して使うということが難しくなります。装甲の素材を再利用できるので、それが利益と言うことになります。
今回は、ナナが確保した機体があるので、全滅ではありません。
「ば、馬鹿な・・・」
手ごまを失った無名が、呆然としています。謎の物体の側で作業をしていた機神は、半数が巻き添えを受けて行動不能になっています。
「その物体は、この世界の人の成れの果てなのですか?」
「これは、僕ですよ・・・。僕の体」
観念したのか、無名は色々なことを話し出しました。
「僕たちの星は、肉体と精神を切り離す技術が進んでいました」
切り離した精神は、電脳世界で、現実以上の快感を求め、それにのめり込んだそうです。
「機械に精神を宿して、宇宙戦争ゲームをしていた時代もあるそうです」
ゲームのつもりでも、実際の戦争です。こちらは、機体が破壊されても、復活できるという恐ろしい遊びです。
それで、敵を作りすぎて、数に押されて戦争に負けたそうです。
「恨みつらみは、恐ろしい存在を呼び寄せました」
宇宙規模の災害、星喰いというものを呼び寄せてしまったそうです。
「すぐ側に、星の終わり。僕たちを助けてくれる存在はありません」
それだけの事を、していたのでしょう。
「移民船団が、人の住める新しい星を目指して飛び出しました」
機神は、その調査団でした。100年ごとに調査に来ているというのは、不思議な事です。
「星の場所は、知っていました。過去のデータで、この星は人がいると知っていたのです」
この星も、過去に色々とやらかして引きこもった経緯があります。機神の文明と接触があったみたいです。
「僕たち第6艦隊は、この星の移住と交渉をを目的に行動していました」
全部で12個の艦隊が、移民のために色々な場所へ向かったそうです。
「平和的に、移住する予定でした・・・」
最初に、この星に来たのは、交渉のためでした。平和的に話し合う予定でしたが、一応武装して、この星に転移したそうです。
転移には、膨大なエネルギーが必要で、回数に上限があるそうです。
「交渉は、失敗しました」
原因は、この星と機神の星の違いです。大気の成分と、地脈の流れが、奇跡的にかみ合って、機神のパイロットの命を奪いました。機神の動力は、パイロットの精神エネルギーを増幅して使うものです。
因果がめぐり、精神エネルギーを奪われ、パイロットは死んでしまったのです。
ギリギリ生き残った人物が、転移で艦隊に戻り、状況を説明しました。
死亡した人の中に葉、この艦隊の責任者や、リーダー的な存在が含まれていました。
反面、危険思想の持ち主で、船に残された人物たちがいて、これを利用して、この星を強攻策で占拠する方向になって行ったそうです。
「僕は、強硬派の一員でした、念のため、精神を移したモノリスになり、この星に設置されました」
2回目の接触の時は、穏健派が主流でした。それも、全滅。かろうじて原因は判明しましたが強硬派がそれを隠匿。報復処置で、中性子ミサイルを発射。それは、本来失敗するはずでしたが、この星のサイコフィールドの影響で、多大な被害を発生。その直後、この星からの報復を受け、艦隊に大被害が発生したそうです。
「僕の体は、その時なくなりました・・・」
その為、残された時間は少ないそうです。精神を移しても、肉体を失った場合、時間の経過で精神は薄れていくそうです。平均で、数年との事。しかし、無名は200年以上肉体を失ってから存続しています。
「仮初の肉体に、精神を入れ、時間稼ぎをしていました」
数多くの遺体から、自分の波長にあるものを探し、一時的に存続する事で、消滅を引き伸ばしていたそうです。
「あれだけの遺体を保管しているのは、何故です?」
彼1人なら、それほど必要ありません。波長があわなければ意味がありません」
「僕のほかにも、肉体を失った仲間が大勢います」
「艦隊の人ですか?」
「えぇ、悪魔といわれてもいいです。むしろ、悪魔に魂を既に売った存在です」
「時間が、過ぎているのでは?」
「向こうの時間では、まだ3年のはずです。猶予は、少しあります」
無名は言いました。その艦隊は、1年間を亜空間で過ごすそうです。そこで、転移に必要なエネルギーを溜めています。1年ごとに、通常間に出ないと、逆に悪影響で死んでしまうそうです。
そして、亜空間での一年は、この世界の100年になるそうです。
これが、機神行動に時差が出る理由でした。
「本体が必要なエネルギーは、次で溜まります」
前の出現からもうすぐ100年です。この時に、本体がくるとの事。どれだけの戦力が残っているYかは不明です。
私達は、最悪のタイミングで、異世界に来てしまったみたいです。
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