【第二部】異世界を先に生きる ~先輩転移者先生との異世界生活記!~

月ノ輪

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―治療のために―

398話 集いし魔神達③

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「それで…ニアロン、あなたの調子はどうなの? 問題ない?」


「ワタクシが消えた後も、呪いの沈静化や治療で色々大変であったと聞き及んでおりますわ」


と、エナリアスとフリムスカがニアロンへ話を振る。すると彼女は、ちょっとおどけたように返した。



―ほう、私のことも心配してくれるんだな。てっきり清人のことばかりかと―


「いや当たり前でしょ…。 アンタも『私達の友』の1人なんだから」


「当然。 ソコニ差異ハ無シ。強イテ言ウナラ、傷痍ノ程度順ナリ」


「あらもしかして もしかして!  ニアロンちゃんの 不貞腐れ?  すねた貴女も 可愛いわ!」


直後、サレンディール、アスグラド、エーリエルからそう言われてしまう。更に、イブリートとニルザルルも続いた。


「お主も『勇者一行』の一員だろう。 それにお主なくしては、我らとの契約は成立しなかったやもしれぬ」


「わらわに限っては、別の友霊体仲間でもあるしな。 どれ。友として、愚痴があるなら聞くぞ?」



魔神面々からそう言われてしまったニアロンは、少し嬉しそうにやれやれと肩を竦める。そして竜崎の肩にひょいっと腰かけた。


―なら、お言葉に甘えさせてもらおうか。 こいつ清人への愚痴ついでにな―









普段通りの童女姿な彼女は、そのまま竜崎の頭にもたれかかるように、彼の頭に肘を置くように。


彼女は霊体の身。触感や力み等はあれど、体重は無いようなもの。故に今の竜崎にそんなことをしても、ほぼ負担はかかっていないだろう。


事実、竜崎当人も、ちょっと申し訳なさそうな表情を浮かべてニアロンにされるがままとなっていた。


―そりゃあ大変だったさ。腹に大穴開けて、呪いも噴き出して…。私だって消えかけたんだからな―


そんな彼の頭をウリウリと肘撫でしながら、ニアロンは語りだす。…ただそれは、魔神達へ伝える愚痴と言うよりも、彼らを間に挟むことで勢いをつけた、竜崎への叱咤の言葉。


その証拠に彼女は、明らかに竜崎へ顔を向けながら、こう続けた。



―…だがな。もっと辛かったのは、こいつが私とさくらを助けるために、命を捨てようとしたことだ―








―確かに私がいたら、こいつの自殺まがいの行動なんか止めたさ。 けどそれをわかってたから、こいつは私のことも追い出したんだ―


肘のグリグリ攻撃を強めるニアロン。多少の労わりこそ垣間見えるものの、不満を噴出させたかのようなその行動から、竜崎はちょっとだけ逃げようとする。


―ったく…。なんでお前は悪い方向に思い切りが良いんだ。私やアリシャや皆…さくらまで悲しませる結果になったんだぞ?―


そしてとうとうニアロンは、竜崎に直接不満をぶつけ出す。そして彼の頭を軽く押さえ、イブリート達の方を顔で示した。


―丁度いい。こいつらの…魔神達の前で誓え。『もう無茶はしません』てな―


それを聞き、魔神面々は立会人の如く聳える。竜崎は彼らを見やると……謝るように、ニアロンへ顔を向けた。



「…悪い、ニアロン。 それは――、出来ない」








―は…!?―


竜崎から帰ってきたまさかの拒否に、ニアロンは驚愕をする。さくら達も、魔神達も、俄かにざわつく。


しかし竜崎は臆することなく、ニアロンの手を引き自らの肩から降ろす。そして、こう告げた。


「魔導書と神具の鏡を奪われた今、あいつらナナシ達の行動は無茶をしてでも止めなければならない。そうじゃなきゃ、俺達が守った世界が壊されてしまう」


浮遊するニアロンの目をしっかりと見つめつつ、説き伏せる彼。 その固く強い決意に圧され、ニアロンは二の句を継げなくなる。


そんな彼女の頭を、竜崎は柔らかく撫でる。 そして背後にいるアリシャやさくら達…憂心を抱く彼女達へ優しく微笑み、改めて魔神達へ顔を向けた。



「――だから、別のことを誓わせてくれ。 もう誰も置いていかない―。『命を捨てるような真似は二度としない』って。 皆と、約束したことだから」







その揺るぎなき彼の宣誓に、魔神達も微笑み返す。一方のニアロンは、安堵したように息をほうっと吐いた。


―全く…そういうところだっての…。 まあ、お前らしいが―


そして驚かされた仕返しとばかりに、彼女は今度こそ魔神達へ愚痴った。


―こんな感じで、こいつは寝ても覚めても私達の心を弄んでくる。本当、厄介で仕方ない―


だがその台詞は、どこか嬉し気。自身でもそれがわかったのか、彼女は照れ隠すように少し話を戻した。


―まあ、治療に関しては心強い仲間が居たからな。その最たる例がミルスパールと、そこの二人だ―


そうクイっとマーサとシベルを示すニアロン。一方の彼女達は突如飛んできたお褒めの言葉に身をビクッとさせていた。


―あいつらがいなければ、私といえど清人を助けられたかはわからない。 無論、他にも関わってくれた医者魔術士連中は幾人もいるが…その代表であるあいつらに礼でも言ってくれ―


「ならば我が、魔神総意の礼を述べるとしよう。 マーサとシベル、リュウザキの弟子であったな。 我が友であるリュウザキとニアロンを救ってくれたこと、心より感謝する」


イブリートからそう謝意を伝えられ、マーサ達はまたもガッチガチに恐縮してしまうのであった。












「さて、そろそろアリシャの我慢限界も近そうだが…。わらわにはもう一人気になる者がいる。許せ」


ふと、ニルザルルが口を開く。アリシャに許可を取り、彼女が首を向けた先に居たのは―、1人の少女であった。


「さくら。もっと近う寄れ。 ほれ、そう慄くな。とって食う訳ではないのだから」





「ぇ…ひゃ…ひゃい…!」


呼ばれたさくらは竜崎の手招きもあり、メサイアに背を押してもらいつつ、おっかなびっくりながら進み出る。竜崎の真横に立った時には、魔神全員の視線が彼女へと注がれていた。


その重圧、身が潰れてしまうほど。 竜崎さんはこんな中平然としていたの…!? と今更ながらに実感していると、その竜崎が宥めるように声をかけてくれた。



「大丈夫だよさくらさん。皆心配してくれているんだ」


「えぇその通り その通り!  貴女も無事で 何よりよ。  紹介するわね アスグラド!」


「初会。 我ハ土ノ高位精霊アスグラド。 噂ハ聞イテイル、ユキタニサクラ」


エーリエルに紹介され、アスグラドは挨拶を交わす。他の魔神達も歓待こそすれ、さくらを怒る様子なぞ一切ない。さくらはちょっと安心した。



…とはいえ、自分の背の何倍もある巨神に見下ろされるのは中々に怖く、彼女の緊張は消えぬまま。……というか、何故彼らはこの姿なのだろうか…。


彼ら魔神は、今さくらの横にいるメサイアと同じように、背丈を変えることができるはず。最も、これが竜崎の治療のために必要な姿なのかもしれないが―。






「さくら。なれも辛いだろうよ。親御と離れたきりで…―」


と、ニルザルルが竜首を伸ばし、顔をさくらの目の前に持ってくる。自分よりも巨大な、しかも美しくも神威しんいを放つそれに彼女が思わずビビってしまうと…―。


「むぅ…。 …えい、面倒だ! 構わん!」


「あっちょっ!? ニルザルル!?」


何かを決め、全身を光で包みだす神竜。何かを察し、慌てて止めようとする竜崎。しかし間に合わず…。


「…あ…!」


ハッとするさくら。巨竜姿のニルザルルが、するすると小さくなっていくのだ。それはあっという間にさくらよりも小さい、それこそニアロン並みの大きさの人の姿となり―。


「ふぅ。 やはりこの姿の方が、交流を深めるには楽だな」


―現れたのは、先の巨竜と同じ角、翼、尾、そして蒼瞳を持った、1人の少女。 


そう、さくらも以前目にした、神龍ニルザルルの人型形態である。






「ニルザルル…!その姿をバラしちゃダメだって!」


焦ったようにニルザルルを諫める竜崎。彼が気にしている先には…茫然としているマーサとシベル。


それもそのはず、彼女の人型形態は所謂トップシークレット。知るのは巫女や防衛部隊など、彼女のお付きの者達のみ。


一部を覗き各国の王すら知らない事実を、『竜の姿のままなのが面倒』という理由で曝したのだから…竜崎が狼狽えるのも道理なのである。



「あの者達は汝の弟子であろう?わらわの防衛隊長である子と同じくな。 なら、信用しても問題あるまい」


そんな竜崎へ、ニルザルルはさらりとそう返す。そして更に付け加えた。


「それに、今更秘密の一つや二つ増えても構わんだろうよ。 駄目そうだったら記憶を消してやるがよい」


「簡単に言うなぁ…。 そこまで二人を信頼してくれるのは有難いけども…」


顔を顰める竜崎。しかしニルザルルはそれを気にすることなくさくらの元へ。


そして翼を羽ばたかせ…というより霊体だから浮遊をして、竜の顔を撫でるようにワシワシとさくらを撫でだした。



「父親役はリュウザキが努めておるだろうが、それでも母の温もりは恋しいものだろう。 人の子なら猶更だ。汝を責める者はおらぬ」


魔神からもそう言われ、さくらは胸のつかえが更に溶けていくのを感じる。するとニルザルルは、さくらの頭を優しく抱いた。


「わらわは竜の長と呼ばれてはおるが、時には『竜の母』とも称される。顕現しているこの数刻限りではあるが、存分に甘えて良いぞ」


そう口にしたニルザルルは直後にニヤリと笑み、さくらを一時解放し―。


「―それとも。わらわではなく、母性の塊のようなメサイアの方が良いか?」


「ママの胸にいらっしゃい、さっちゃん! 私は皆のママ。 リュウちゃんのママであり、さっちゃんのママよ!」


今度は、メサイアが自らの胸元をポンポン叩いて抱き寄せようとしてくる。されるがままのさくらであったが、そこに割って入ってきた者がいた。



「さくらのお母さんは、私…!」


なんと、勇者アリシャ。ほんの少しお怒り気味である。 そういえばそんな話をしていたと、さくらは思い出してクスリと微笑んでしまう。


「あら! アリちゃんに二回目の焼きもち焼かせちゃった! もちもち!」


「なんだ、もう母親役がいたか。 最強の家族の完成だな」


メサイアは茶化し、ニルザルルも笑う。 なお……アリシャの乱入に一番驚いていたのは竜崎であった。


まあ彼が治療中の出来事ではあるし、知らないのは当たり前である。 離れたところにいるソフィアだけが、『あん時のね…』と訳知り顔の苦笑いを浮かべていた。









 

少しの間、懇談する面々。そんな中、ニアロンがツッコミを入れた。


―というか…なんでお前達、そんな大きい姿で威圧して待ってるんだ。だから清人も不安がったんだろ―


やはり巨神の姿で待機している必要はなかったらしい。彼女に問われ、大きいままのイブリートが答えた。


「フン!ニルザルルのヤツが巨竜の姿で顕現した故、それに合わせたまでよ」


「嘘をつくな嘘を。汝の差し金であろう。別にわらわは、大きさは問わぬつもりであったぞ」


即座に反論をする、少女姿のニルザルル。しかしイブリートは、更に鼻息強く。


「ハッ!何を言うか!魂胆は見え透いている。 あの姿でリュウザキ達相手に格好つけようとしたとのだろう!」


その一言を受け、ニルザルルはピクリと身体を揺らす。図星らしい。すると彼女は、怒りの籠った口調で、イブリートに言い返した。


「…ほう…?サレンディールから聞いておるぞ? 全員で巨神となり威を示そうと、汝が皆に提案していたというのを!」





―…火種投下したか?―

「…みたいだな…」


ギャンギャン喧嘩しだすイブリートとニルザルルを前に、ニアロンと竜崎はそう呟く。前、竜の生くる地で発生した魔神同士の喧嘩が、ここでも発生してしてしまったのだ。


「だいたいなれはいつも…!」

「ほう、ならばお主も同じだ…!」


再度巨竜の姿に変身し威圧するニルザルル、纏う業炎をさらに強め対抗するイブリート。気づけば二人の間と周囲の空気は歪み、今にも一触即発。


もし激突した場合、被害は竜の生くる地での一幕の比ではないだろう。あの時は双方人間サイズだったというのに、東屋は砕け、周りの草原がだいぶ焼けただれた。


ならば今回は…双方巨神状態なら…今いるこの塔ぐらいなら容易く破壊せしめるかもしれない。



流石にそれは避けるべき事案のため、竜崎は2人を宥めようとするが…。


「この場で消し炭にされたいか!」

「受けて立とうではないか!」


もう駄目である。2人共、喧嘩相手の声しか耳に入っていない。それどころか勢いは増し―。


「「カァアアアア――!」」


神竜は眩光を、火神は炎熱を、それぞれ喉元に蓄えだしたではないか…! 



「あぶないな…!」


竜崎は急いでさくらを庇い杖を構え、アリシャも剣を手にかける。


離れている賢者もソフィアを守るように動き、詠唱準備。シベルはマーサの盾になるかのよう立ち、マーサは聖魔術の盾を作り出そうとしている。



――しかし一方で、他の魔神面々はどこ吹く風。…いや、正確には違う。


エナリアス、エーリエル、アスグラド、フリムスカは楽しむように見物を決め込み、サレンディールは溜息をつき、手に雷電を溜め出していた。


前にサレンディールが言っていた通りである。『他高位精霊は面白がるため、喧嘩を止めるのは私か、【聖なる魔神】のみ』と。



……あれ、ということは…? ふとさくらがその事実に気が付いた…その時であった。



「もーう!」 






頬を膨らませるような声と共に、さくら達の真上を何かが覆う。それは…大いなる白き翼。聖なる魔神、メサイアの羽。


「わぁ…!」


目を動かしたさくらは、驚きと感嘆の声をあげてしまう。何故ならば…そのメサイアがふわりと巨大化し、他の魔神達と同じ大きさへと変化していたのだから。


そして彼女は、白翼を翻し――。


「2人共…『めっ』!!」


―…ニルザルルとイブリートの竜頭を、手でぎゅむっと押した。






「顔を合わせるたびに喧嘩するなんて、ママ悲しいわぁ…。2人共、根は優しい子なんだから」


頭を押し込まれ嘆き言葉をぶつけられ、調子が狂ったニルザルル達は姿勢を崩す。しかし、すぐさま―。


「「邪魔するなッ!」」


と、吼える。 だが……再度ぎゅむり。加えて、白翼が彼女達の顔を包むようにふぁさり。


「ほ~ら! めっなものはめっ! 仲良くしなさい! 今日集まった目的をまだ果たしてないのに、喧嘩別れされても困るのよ~だ!」



あの翼に包まれた時の効力は、さくらも先程体験したから知っている。力がじんわり抜けていくのだ。


それは魔神とて例外では無いらしく…。ニルザルルもイブリートも、気づけば静かにさせられていた。一瞬にして鎮圧完了である。



―そうそう。マーサ、シベル。を参考にしてるから、お前達の喧嘩の仲裁は楽にできるんだぞ―


にんまり笑い、マーサ達を弄るニアロン。確かにこの規模の諍いを知っていれば、二人の喧嘩なぞ児戯のようなものであろう。


そしてそんなことを言われたマーサ達は、ニルザルル達と同じように少しバツが悪そうにするのであった。


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