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第106話 招かざる客13
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アイラお嬢様とシンシア様の優劣をかけた勝負も引き分けに終わり同じ相手からの失恋という共通事項で友情が深くなったのは置いておいて疑問があるゴブ
「ゴブ~」(そもそもアイラお嬢様とシンシア様は仲が悪かったゴブか?)
「え?私とシンシア様が元々仲良くなかったかですって?シンシア様とは年齢が同じで初等部から貴族科でずっと同じクラスですが特にもめてはおりませんよ」
「ゴブゴブ」(でも最初の方の敵意むきだしな態度は絶対嫌われていたゴブ)
「う~ん、確かに私は取り巻きではありませんが敵対している訳でもなく、シンシア様は派閥は違っても公爵家ですし元々格が違いますからね。むしろ公爵家なのに気さくで努力家なのでクラス全員が・・・男子たちも含めて尊敬されて仲良く慕われている方なのですわ」
「ちょっと、聞こえているわよアイラさん。私とアイラさんが喧嘩などしている訳ないでしょう。お家の派閥が交友関係に大きく影響する男子たちとは違い、女子はどの派閥にお嫁に行くか分かりませんから派閥で仲違いする意味がないのです、親戚をたどっていけばどこかで繋がる方も多いですし」
「ゴブ~」(男子よりも女子のほうが水面下で妨害やいじめをするイメージなのに)
「ミセッティ。貴族女子の印象が悪すぎですよ、どこかの陳腐な恋愛小説でも読んだのでしょう、いじめなどしたら家の評判が落ちてそれこそ意味がないですわ」
「アイラさんのおっしゃる通りですわ、貴族、それも国を束ねる上流貴族ともなれば姑息な妨害や低レベルないじめなど恥をさらす真似はできませんもの」
はぇ~、どこかのラノベでのクソ貴族と違いこっちの貴族様は小さい頃からしっかりと高貴なる立場の矜持を教育されているようだゴブ
その割には自分の欲望に正直な大人が多い気がするが・・・それも貴族だゴブ
「ゴブ!」(でもシンシア様からは確かに敵意は感じたゴブ!)
「うっ、確かにそう言われればシンシア様からは殺気にも似た敵意が向けられた気がしますけども・・・」
アイラお嬢様もまだまだとはいえ軍派閥の一員、敵意には敏感なんだゴブ
「うぐっ、バレていましたのね・・・ご自分の胸に手を当ててよく考えればお気づきになると思いますわ」
シンシア様も敵意を向けていたことを自分で認めたぞ
一体なにが原因でうちのアイラお嬢様を敵視してきたんだゴブ
「ゴブ・・・」(一体なにをやらかしたんだゴブ・・・胸に手を当てて、はっ!?)
わたしはシンシア様の胸部を正面と回り込んで横から見たりして確認した
大きなリボンやフリフリが大量についたドレスで盛っているが実際の中身は・・・
そしてうちのアイラお嬢様は・・・うん、年頃である以上にデカいな
最近また成長したらしくドレスの開口部から苦しそうに溢れ出ておられる
これはまたサイズアップしたドレスを新調する必要がありますね・・・ありがたや
「ちょ、ちょっと!ミセッティ、胸といっても心のうちという意味ですから!そんなにまじまじと女子の胸を見ては失礼ですわよ」
アイラお嬢様が恥ずかしそうに手で胸を隠し、あふれたお肉を服の中にしまおうを押し込んでいる。ムダなことを・・・押し込もうとするほど出てきてるし
「そうです!ようやくお気づきになられましたわね!その胸がうらやま・・・けしからんなのですわ!」
「はい?」
「ですから!その年齢に似つかわしくない胸が許せないのですわ!初等部ではみんな変わりなく男子たちも平等に私たちを慕ってくれておりましたのに・・・それが!ここ数年での男子たちの心の中の格付けが下がっているのをひしひしと感じているのですわ~。ぐぬぬ、お母様に相談しても「私の娘だものね~」で終わりでしたし」
やっぱりゴブ、わたしの推理は正しかった、見たままではあったが。
「ふふふ、でも奥ゆかしい胸は王族に近い証拠。かの大聖女にして建国の初代王妃でもあるマリ・ニシカタ様も女神のような美しい尊顔に大変に奥ゆかしい胸であったと記録に残っておりますし、このたび私も派閥を越えた超党派『慎ましい気品あふれる淑女の会』の一員に呼ばれるとお母様にも教えていただきましたし、もうくやしくはないですわ!」
「なんと!噂だけは聞く『慎ましい気品あふれる淑女の会』の一員に。入るに条件が非常に厳しく秘密主義で正式な会員の人数すら不明だというのに絶大な発言力を持つという秘密結社ですか!過去には硬貨のデザインを変えただの、服飾を上品なものに無理やり変えて流行らせただの、すさまじい影響力があるようです」
へぇ~、カタリナさん、永く生きているだけに博識ですね
っていうか大聖女マリ・ニシカタって絶対日本人だろ
スキルと顔面にポイント振りすぎてボディまでまわさなかったんだな
人それぞれ価値観は違うからな~
なんとも言えないがその遺伝子が500年経っても呪いのようにここまで影響するとは本人も思ってなかっただろうな
「そ、そのような会が存在しているのですね・・・」
「ちなみにコスタリア領内からは過去一人も会に所属した記録はありません」
ぎろり シンシア様と他2名ぐらいから殺気が漏れた気がしたゴブ
カタリナさんの言葉になんだか部屋の温度が2度下がった気がしたのは気のせいか
「そ~なんですね~、私も一度も噂も聞いたことないです~うちの家族も多分全員その『貧乳の淑女の会』には入れそうにないですからね~」
ぽんこつマリーが色々省略してしまった・・・さっきの3番勝負の時よりもその発言は危険だと思うゴブ
「ちょっと、マリー間違えてますよ『慎ましい胸だけど気品はある淑女の会』ですよ、影響は大きいそうですから間違えて目を付けられたら大変ですわよ」
慌ててアイラお嬢様が訂正している
そんな名称だったけかな、なんか違っていた気がするゴブ
「こらー!『慎ましい気品あふれる淑女の会』ですわー!わざとやってないですよね?これだから持っている方たちは許せないのですわ。こちらの気も知らずに自然体で優越感を持って話してこられるから!ちなみに内緒ですが代々の特別顧問と会長は王妃様が就任されておられますから!」
おいおい、秘密結社だろバラしていいのか・・・
そりゃ影響力が絶大な訳だよ、国王ですら言いなりになるんじゃないか?
「ところがです!前回の会合で王妃様が名誉会長からの辞退、会からの脱会を高らかに宣言されてしまったそうですわ・・・あんなに会を大事にされて会員の淑女の方々に便宜を図ってくださっていたのに・・・会が発足して500年、建国と同時に歩んできた歴史ある『慎ましい気品あふれる淑女の会』の最大の危機なのですわ、問い詰めても笑って優越感に浸っておられただけだとか!」
あ~、なんか心当たりがあるゴブな・・・
アイラお嬢様は目をつぶって胸に手を当てて考えるフリをしておられます
ぽんこつマリー、こっちをちらちら見てくるなゴブ
「ゴブ~」(そもそもアイラお嬢様とシンシア様は仲が悪かったゴブか?)
「え?私とシンシア様が元々仲良くなかったかですって?シンシア様とは年齢が同じで初等部から貴族科でずっと同じクラスですが特にもめてはおりませんよ」
「ゴブゴブ」(でも最初の方の敵意むきだしな態度は絶対嫌われていたゴブ)
「う~ん、確かに私は取り巻きではありませんが敵対している訳でもなく、シンシア様は派閥は違っても公爵家ですし元々格が違いますからね。むしろ公爵家なのに気さくで努力家なのでクラス全員が・・・男子たちも含めて尊敬されて仲良く慕われている方なのですわ」
「ちょっと、聞こえているわよアイラさん。私とアイラさんが喧嘩などしている訳ないでしょう。お家の派閥が交友関係に大きく影響する男子たちとは違い、女子はどの派閥にお嫁に行くか分かりませんから派閥で仲違いする意味がないのです、親戚をたどっていけばどこかで繋がる方も多いですし」
「ゴブ~」(男子よりも女子のほうが水面下で妨害やいじめをするイメージなのに)
「ミセッティ。貴族女子の印象が悪すぎですよ、どこかの陳腐な恋愛小説でも読んだのでしょう、いじめなどしたら家の評判が落ちてそれこそ意味がないですわ」
「アイラさんのおっしゃる通りですわ、貴族、それも国を束ねる上流貴族ともなれば姑息な妨害や低レベルないじめなど恥をさらす真似はできませんもの」
はぇ~、どこかのラノベでのクソ貴族と違いこっちの貴族様は小さい頃からしっかりと高貴なる立場の矜持を教育されているようだゴブ
その割には自分の欲望に正直な大人が多い気がするが・・・それも貴族だゴブ
「ゴブ!」(でもシンシア様からは確かに敵意は感じたゴブ!)
「うっ、確かにそう言われればシンシア様からは殺気にも似た敵意が向けられた気がしますけども・・・」
アイラお嬢様もまだまだとはいえ軍派閥の一員、敵意には敏感なんだゴブ
「うぐっ、バレていましたのね・・・ご自分の胸に手を当ててよく考えればお気づきになると思いますわ」
シンシア様も敵意を向けていたことを自分で認めたぞ
一体なにが原因でうちのアイラお嬢様を敵視してきたんだゴブ
「ゴブ・・・」(一体なにをやらかしたんだゴブ・・・胸に手を当てて、はっ!?)
わたしはシンシア様の胸部を正面と回り込んで横から見たりして確認した
大きなリボンやフリフリが大量についたドレスで盛っているが実際の中身は・・・
そしてうちのアイラお嬢様は・・・うん、年頃である以上にデカいな
最近また成長したらしくドレスの開口部から苦しそうに溢れ出ておられる
これはまたサイズアップしたドレスを新調する必要がありますね・・・ありがたや
「ちょ、ちょっと!ミセッティ、胸といっても心のうちという意味ですから!そんなにまじまじと女子の胸を見ては失礼ですわよ」
アイラお嬢様が恥ずかしそうに手で胸を隠し、あふれたお肉を服の中にしまおうを押し込んでいる。ムダなことを・・・押し込もうとするほど出てきてるし
「そうです!ようやくお気づきになられましたわね!その胸がうらやま・・・けしからんなのですわ!」
「はい?」
「ですから!その年齢に似つかわしくない胸が許せないのですわ!初等部ではみんな変わりなく男子たちも平等に私たちを慕ってくれておりましたのに・・・それが!ここ数年での男子たちの心の中の格付けが下がっているのをひしひしと感じているのですわ~。ぐぬぬ、お母様に相談しても「私の娘だものね~」で終わりでしたし」
やっぱりゴブ、わたしの推理は正しかった、見たままではあったが。
「ふふふ、でも奥ゆかしい胸は王族に近い証拠。かの大聖女にして建国の初代王妃でもあるマリ・ニシカタ様も女神のような美しい尊顔に大変に奥ゆかしい胸であったと記録に残っておりますし、このたび私も派閥を越えた超党派『慎ましい気品あふれる淑女の会』の一員に呼ばれるとお母様にも教えていただきましたし、もうくやしくはないですわ!」
「なんと!噂だけは聞く『慎ましい気品あふれる淑女の会』の一員に。入るに条件が非常に厳しく秘密主義で正式な会員の人数すら不明だというのに絶大な発言力を持つという秘密結社ですか!過去には硬貨のデザインを変えただの、服飾を上品なものに無理やり変えて流行らせただの、すさまじい影響力があるようです」
へぇ~、カタリナさん、永く生きているだけに博識ですね
っていうか大聖女マリ・ニシカタって絶対日本人だろ
スキルと顔面にポイント振りすぎてボディまでまわさなかったんだな
人それぞれ価値観は違うからな~
なんとも言えないがその遺伝子が500年経っても呪いのようにここまで影響するとは本人も思ってなかっただろうな
「そ、そのような会が存在しているのですね・・・」
「ちなみにコスタリア領内からは過去一人も会に所属した記録はありません」
ぎろり シンシア様と他2名ぐらいから殺気が漏れた気がしたゴブ
カタリナさんの言葉になんだか部屋の温度が2度下がった気がしたのは気のせいか
「そ~なんですね~、私も一度も噂も聞いたことないです~うちの家族も多分全員その『貧乳の淑女の会』には入れそうにないですからね~」
ぽんこつマリーが色々省略してしまった・・・さっきの3番勝負の時よりもその発言は危険だと思うゴブ
「ちょっと、マリー間違えてますよ『慎ましい胸だけど気品はある淑女の会』ですよ、影響は大きいそうですから間違えて目を付けられたら大変ですわよ」
慌ててアイラお嬢様が訂正している
そんな名称だったけかな、なんか違っていた気がするゴブ
「こらー!『慎ましい気品あふれる淑女の会』ですわー!わざとやってないですよね?これだから持っている方たちは許せないのですわ。こちらの気も知らずに自然体で優越感を持って話してこられるから!ちなみに内緒ですが代々の特別顧問と会長は王妃様が就任されておられますから!」
おいおい、秘密結社だろバラしていいのか・・・
そりゃ影響力が絶大な訳だよ、国王ですら言いなりになるんじゃないか?
「ところがです!前回の会合で王妃様が名誉会長からの辞退、会からの脱会を高らかに宣言されてしまったそうですわ・・・あんなに会を大事にされて会員の淑女の方々に便宜を図ってくださっていたのに・・・会が発足して500年、建国と同時に歩んできた歴史ある『慎ましい気品あふれる淑女の会』の最大の危機なのですわ、問い詰めても笑って優越感に浸っておられただけだとか!」
あ~、なんか心当たりがあるゴブな・・・
アイラお嬢様は目をつぶって胸に手を当てて考えるフリをしておられます
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