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第142話 破滅の足音3
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王城の中庭でマリーがせっせと聖水を絞り出している平穏な日常・・・
2,3日遅れて到着したコスタリア家浴場の特濃聖水も無事届いて各地に配られて瘴気に汚染された土地や暴れ出した魔物も少なくなったんだろうな
と思っていたら伝令さんが慌てた様子で駆け込んできて悪い知らせをしている
「配られた聖水の効果はとても高く瘴気に侵された全てを浄化しているようですが・・・瘴気が湧き出てくる量と箇所数が日に日に増加しているとの報告で供給いただいている聖水だけでは対処が間に合わないとのことです!」
「ここ王都の近くにもダンジョンではない地表から瘴気が湧き出ているのが確認されました、領民には近づかないよう触れを出して対応しております!」
「う~ん、非常に良くないですわね、一部地域の一過性の災害かと思っていましたが本当に国家規模の対応が必要になってきていますわ、まずは王都をしっかり防護しましょうか、アイラちゃん、アリシアちゃんもちょっといいかしら?」
王妃様が私たちを集めて王城の中枢、王家の方々などしか入ることが許されない場所に同伴して連れていかれた
そして何故か王様や王太子様の傍仕えのメイドさん達にも声をかけていたようだ
「叔母様ここは?王城の宝物庫ですか?普段はここまで奥に入ることはありませんがさすがの私でもここが特別な場所であることは分かります、本当に私たちが一緒に入ってよいのでしょうか?」
さすがに多少のことでも動じない奥方様も少し遠慮がちになっているようだ
「ええ、ここから先は初代英雄王とその血族だけが入ることが許される王国の心臓部、その秘奥です、王家の言い伝えによると強力な武具や王都全体を守護する結界を発生させる装置など国の危機にこそ役立たせるべきものが用意されているとか」
「初代様の武具や装置ですか・・・確かに今それが使えれば危機的状況を一変できるのかも知れませんね、でもそんなに簡単に使いこなすことが出来るのでしょうか?」
「使う、使えないよりも先に立ち入ることが出来るかが問題なのよね~」
王妃様が自重気味に笑いながら指さす方向には王家の紋が装飾された豪華な作りの両開きの門があった
「叔母様これは・・・この門の奥が王家の宝物庫ということなのでしょうか?」
「ふふふ一般の宝物庫は他にありますよ、この奥こそが先程から話している初代英雄王、勇者の直系しか入室が出来ない本当の王家の秘法が安置されている部屋ですわ」
よく見ると見えている門だけではなく壁全体やおそらく床の下まで結界のようなもので厳重に封印されているようですね
「丁度いいわ、サイメリアちゃん、私が許可しますからちょっとこの扉を開けてみてちょうだい、壊すつもりで思いっきり力を入れてもいいわよ」
「はぁ、王妃としてのご命令とあらば異議はありません、それではちょっと失礼」
奥方様が扉に手を掛けて体重をかける・・・が扉はびくともしない
「押す・・・でいいのですよね?引っ張るのかしら?ぐぎぎぎ、重たいのか固いのか、分厚いだけの鋼鉄製の扉なら引きちぎれますのに!」
「やっぱりサイネリアちゃんでもダメですか~ちなみに私も無理でしたわ、力だけではなく攻撃魔法をぶつけても無傷なのよね~鍵穴もないし」
おいおい・・・国家最高機密の部屋に不法侵入しようとしたり攻撃魔法をぶっ放したり鍵穴を探して開錠しようとしたり滅茶苦茶じゃないか
「はぁはぁ、叔母様~最初から分かっているなら開けろなんて命令しないでほしいですわ、開ける手段が無くて私たちをここまで連れてこられた訳ではないですよね?開ける条件などが他にきちんとあるのでしょう?」
「あはは~ごめんね、意地悪した訳ではないのよ~、まぁサイネリアちゃんでも低い確率でどうかな~って思っただけ、この扉は勇者の直系しか開けることが出来ないように初代様の強力な結界魔法が掛かっているのです」
「それでは王や王太子様が遠征に出掛けられている現在は誰も開けることが出来ないということでしょうか?北方の保養地で暮らす先代様か旅に出て行方不明の王弟陛下でもいらっしゃれば開門できるということでしょうが」
肩で息をしている奥方様が王妃様と話していることを聞くとこの門は特殊な結界で封印されており勇者の血筋じゃないと開けないということですね
つまり今は王とルー君が王城にいないので誰も開けることが出来ない状態なのだ
「と、こ、ろ、が、それには裏技があって王家の直系ではない私も過去一度だけ開けることが出来たのでーす、開けさせられたといった方が良いかもしれませんけどね、何故だか分かりますか?」
「直系でない王妃様が開けることが出来た?過去形?それも一度だけ開けさせられた、そして今は開けることが出来ない、どういうことかしら?はっ、まさか」
アイラお嬢様が少し思案されていたが何かに気付かれたようだゴブ
「ふふふ、察しのいい子たちは気づいたようね、私が開けることが出来たのはルー君をお腹に身ごもっていた時だけでした~、一応直系の子孫がお腹にいて繋がっている時は王家直系の子孫だと判断されるようなのよね~それで歴代の王妃たちは妊娠して安定期に入るとここに連れてこられて不義の子を宿してないか試されるって訳よ」
おお~王家直系しか反応しない魔道具を利用した血筋判断装置ですか
それはそれで思いついた奴はすごいな・・・反応しなかったらどうするんだろ
「はい!という訳で順番に門を押していってちょうだい、今度は軽くでいいわよ」
「「「はい?」」」
突然の王妃様の笑顔での指示に私たちやメイドさんたちが首をかしげる
「だから~王家の血筋の子を宿していたら門を開くことが出来るから試してみてって言っているのよ、ここに呼んだのはあの人とルー君の傍に仕えているあなた達とルー君の婚約者のアリシアちゃんだけなんだから、分かるでしょ?」
「「「ひぃぃ~」」」
王妃様の意図が分かってメイドさんたちから悲鳴が上がる・・・
血筋確認装置は浮気発見装置でもあったんですね
今は国家の一大事、浮気や隠し子なんてささいなことだから問題ないゴブ
「あっぶね、私がさっき挑戦して開けれていたら人生終わっていましたね、そんなことは無いですから話を聞いてからでも開けようとはしましたけど!」
「私はたぶん大丈夫だと思うけど・・・あんた本当に大丈夫?」
「・・・っ、問題無い、はず、です・・・さすがに身ごもってまでは」
「しっ!ここで動揺すると白状しているようなものよ、平常心よ、平常心」
メイドさんたちも突然挑戦しろと言われてざわついておりますね
そりゃ普段絶対不可侵の聖域に触れていいと言われても遠慮しちゃうよね
「はいはい、並んで並んで!まずは大本命のアリシアちゃんからいきますか」
「はっはい、私からですか?それでは失礼いたします、んっしょ、んっしょ」
アリシア様がうんうん唸りながら扉を押すもピクリとも動かない
「はぁ~、アリシアちゃんならあると思ったんだけどね~ルー君ったら命を掛ける遠征の前に何をボーっとしていたのかしら?婚約者に手を出さないで王家の存続の役割を理解してないのかしら~」
アリシア様はかわいそうにお顔が真っ赤になってうつむいておられる
「ルーデンハルト様とは出立の前の晩には・・・で・・・はありましたがお子を宿ったか確認できるのはまだ早いと思います・・・」
「もう少し経ったらもう一度挑戦するのもありですわね、はい次!」
アイラお嬢様と何人かのメイドさんも押してみたがもちろんビクともしない
何人かのメイドさんは覚悟を決めた神妙な顔つきで汗だくになっている人もいたな
「はぁはぁ、死ぬかと思ったわ、あんたちゃんと力入れた?」
「当たり前じゃない、王妃様の目をごまかせると思う?びびっている態度をするだけですでに要チェックリストに入るわよ、女は度胸よ」
全員順番に並んで扉を押させていたようだが結局、誰も開けることが出来なかった
「ちっ、ルー君の傍仕えたちはともかく、あの人の傍のメイドなら開けれる子がいるかと思ったんだけどな~先日の施術で復活したとか喜んでいた割には大したことは無いわね、がっかりだわ」
正妻で一番身ごもる確率の高いあんたが言うなよ・・・と全員が心で突っ込んでいる
「ゴブ~」(やれやれ~結局何がしたいんだゴブ~疲れたゴブ~)
ここまで歩いてくるのにも大概なのに順番に扉を押せだの時間がかかって何だかどっと疲れてしまったゴブ
はぁ~とため息を付いて扉を背にもたれ掛ったら扉が何の抵抗も無く開いた
背もたれがあると思って体重をかけようとしたわたしは盛大に頭からずっこけた
「ゴブ~!」(痛って~ゴブ、なんだ最初から開いてたんじゃないかゴブ~)
「ちょっとミセッティ何やってるの!って開いちゃってるぅ~!?」
アイラお嬢様が叫ぶと一斉にみんなが開いた扉を見て目を見開いてしまっている
「ゴブ」(なんだか開けられちゃったみたいだゴブ)
「ちょ、ちょっとこれは意外な展開だわ~それでミセッティちゃん、どっちと?」
「ゴブ~!」(どっちととか失礼ゴブ!子供なんてできていないゴブ!)
「王妃様、ミセッティは身ごもっていないと言っていますけど」
どっちととか意味が分からないゴブ!こっちはまだ清らかな幼生体ゴブ!
2,3日遅れて到着したコスタリア家浴場の特濃聖水も無事届いて各地に配られて瘴気に汚染された土地や暴れ出した魔物も少なくなったんだろうな
と思っていたら伝令さんが慌てた様子で駆け込んできて悪い知らせをしている
「配られた聖水の効果はとても高く瘴気に侵された全てを浄化しているようですが・・・瘴気が湧き出てくる量と箇所数が日に日に増加しているとの報告で供給いただいている聖水だけでは対処が間に合わないとのことです!」
「ここ王都の近くにもダンジョンではない地表から瘴気が湧き出ているのが確認されました、領民には近づかないよう触れを出して対応しております!」
「う~ん、非常に良くないですわね、一部地域の一過性の災害かと思っていましたが本当に国家規模の対応が必要になってきていますわ、まずは王都をしっかり防護しましょうか、アイラちゃん、アリシアちゃんもちょっといいかしら?」
王妃様が私たちを集めて王城の中枢、王家の方々などしか入ることが許されない場所に同伴して連れていかれた
そして何故か王様や王太子様の傍仕えのメイドさん達にも声をかけていたようだ
「叔母様ここは?王城の宝物庫ですか?普段はここまで奥に入ることはありませんがさすがの私でもここが特別な場所であることは分かります、本当に私たちが一緒に入ってよいのでしょうか?」
さすがに多少のことでも動じない奥方様も少し遠慮がちになっているようだ
「ええ、ここから先は初代英雄王とその血族だけが入ることが許される王国の心臓部、その秘奥です、王家の言い伝えによると強力な武具や王都全体を守護する結界を発生させる装置など国の危機にこそ役立たせるべきものが用意されているとか」
「初代様の武具や装置ですか・・・確かに今それが使えれば危機的状況を一変できるのかも知れませんね、でもそんなに簡単に使いこなすことが出来るのでしょうか?」
「使う、使えないよりも先に立ち入ることが出来るかが問題なのよね~」
王妃様が自重気味に笑いながら指さす方向には王家の紋が装飾された豪華な作りの両開きの門があった
「叔母様これは・・・この門の奥が王家の宝物庫ということなのでしょうか?」
「ふふふ一般の宝物庫は他にありますよ、この奥こそが先程から話している初代英雄王、勇者の直系しか入室が出来ない本当の王家の秘法が安置されている部屋ですわ」
よく見ると見えている門だけではなく壁全体やおそらく床の下まで結界のようなもので厳重に封印されているようですね
「丁度いいわ、サイメリアちゃん、私が許可しますからちょっとこの扉を開けてみてちょうだい、壊すつもりで思いっきり力を入れてもいいわよ」
「はぁ、王妃としてのご命令とあらば異議はありません、それではちょっと失礼」
奥方様が扉に手を掛けて体重をかける・・・が扉はびくともしない
「押す・・・でいいのですよね?引っ張るのかしら?ぐぎぎぎ、重たいのか固いのか、分厚いだけの鋼鉄製の扉なら引きちぎれますのに!」
「やっぱりサイネリアちゃんでもダメですか~ちなみに私も無理でしたわ、力だけではなく攻撃魔法をぶつけても無傷なのよね~鍵穴もないし」
おいおい・・・国家最高機密の部屋に不法侵入しようとしたり攻撃魔法をぶっ放したり鍵穴を探して開錠しようとしたり滅茶苦茶じゃないか
「はぁはぁ、叔母様~最初から分かっているなら開けろなんて命令しないでほしいですわ、開ける手段が無くて私たちをここまで連れてこられた訳ではないですよね?開ける条件などが他にきちんとあるのでしょう?」
「あはは~ごめんね、意地悪した訳ではないのよ~、まぁサイネリアちゃんでも低い確率でどうかな~って思っただけ、この扉は勇者の直系しか開けることが出来ないように初代様の強力な結界魔法が掛かっているのです」
「それでは王や王太子様が遠征に出掛けられている現在は誰も開けることが出来ないということでしょうか?北方の保養地で暮らす先代様か旅に出て行方不明の王弟陛下でもいらっしゃれば開門できるということでしょうが」
肩で息をしている奥方様が王妃様と話していることを聞くとこの門は特殊な結界で封印されており勇者の血筋じゃないと開けないということですね
つまり今は王とルー君が王城にいないので誰も開けることが出来ない状態なのだ
「と、こ、ろ、が、それには裏技があって王家の直系ではない私も過去一度だけ開けることが出来たのでーす、開けさせられたといった方が良いかもしれませんけどね、何故だか分かりますか?」
「直系でない王妃様が開けることが出来た?過去形?それも一度だけ開けさせられた、そして今は開けることが出来ない、どういうことかしら?はっ、まさか」
アイラお嬢様が少し思案されていたが何かに気付かれたようだゴブ
「ふふふ、察しのいい子たちは気づいたようね、私が開けることが出来たのはルー君をお腹に身ごもっていた時だけでした~、一応直系の子孫がお腹にいて繋がっている時は王家直系の子孫だと判断されるようなのよね~それで歴代の王妃たちは妊娠して安定期に入るとここに連れてこられて不義の子を宿してないか試されるって訳よ」
おお~王家直系しか反応しない魔道具を利用した血筋判断装置ですか
それはそれで思いついた奴はすごいな・・・反応しなかったらどうするんだろ
「はい!という訳で順番に門を押していってちょうだい、今度は軽くでいいわよ」
「「「はい?」」」
突然の王妃様の笑顔での指示に私たちやメイドさんたちが首をかしげる
「だから~王家の血筋の子を宿していたら門を開くことが出来るから試してみてって言っているのよ、ここに呼んだのはあの人とルー君の傍に仕えているあなた達とルー君の婚約者のアリシアちゃんだけなんだから、分かるでしょ?」
「「「ひぃぃ~」」」
王妃様の意図が分かってメイドさんたちから悲鳴が上がる・・・
血筋確認装置は浮気発見装置でもあったんですね
今は国家の一大事、浮気や隠し子なんてささいなことだから問題ないゴブ
「あっぶね、私がさっき挑戦して開けれていたら人生終わっていましたね、そんなことは無いですから話を聞いてからでも開けようとはしましたけど!」
「私はたぶん大丈夫だと思うけど・・・あんた本当に大丈夫?」
「・・・っ、問題無い、はず、です・・・さすがに身ごもってまでは」
「しっ!ここで動揺すると白状しているようなものよ、平常心よ、平常心」
メイドさんたちも突然挑戦しろと言われてざわついておりますね
そりゃ普段絶対不可侵の聖域に触れていいと言われても遠慮しちゃうよね
「はいはい、並んで並んで!まずは大本命のアリシアちゃんからいきますか」
「はっはい、私からですか?それでは失礼いたします、んっしょ、んっしょ」
アリシア様がうんうん唸りながら扉を押すもピクリとも動かない
「はぁ~、アリシアちゃんならあると思ったんだけどね~ルー君ったら命を掛ける遠征の前に何をボーっとしていたのかしら?婚約者に手を出さないで王家の存続の役割を理解してないのかしら~」
アリシア様はかわいそうにお顔が真っ赤になってうつむいておられる
「ルーデンハルト様とは出立の前の晩には・・・で・・・はありましたがお子を宿ったか確認できるのはまだ早いと思います・・・」
「もう少し経ったらもう一度挑戦するのもありですわね、はい次!」
アイラお嬢様と何人かのメイドさんも押してみたがもちろんビクともしない
何人かのメイドさんは覚悟を決めた神妙な顔つきで汗だくになっている人もいたな
「はぁはぁ、死ぬかと思ったわ、あんたちゃんと力入れた?」
「当たり前じゃない、王妃様の目をごまかせると思う?びびっている態度をするだけですでに要チェックリストに入るわよ、女は度胸よ」
全員順番に並んで扉を押させていたようだが結局、誰も開けることが出来なかった
「ちっ、ルー君の傍仕えたちはともかく、あの人の傍のメイドなら開けれる子がいるかと思ったんだけどな~先日の施術で復活したとか喜んでいた割には大したことは無いわね、がっかりだわ」
正妻で一番身ごもる確率の高いあんたが言うなよ・・・と全員が心で突っ込んでいる
「ゴブ~」(やれやれ~結局何がしたいんだゴブ~疲れたゴブ~)
ここまで歩いてくるのにも大概なのに順番に扉を押せだの時間がかかって何だかどっと疲れてしまったゴブ
はぁ~とため息を付いて扉を背にもたれ掛ったら扉が何の抵抗も無く開いた
背もたれがあると思って体重をかけようとしたわたしは盛大に頭からずっこけた
「ゴブ~!」(痛って~ゴブ、なんだ最初から開いてたんじゃないかゴブ~)
「ちょっとミセッティ何やってるの!って開いちゃってるぅ~!?」
アイラお嬢様が叫ぶと一斉にみんなが開いた扉を見て目を見開いてしまっている
「ゴブ」(なんだか開けられちゃったみたいだゴブ)
「ちょ、ちょっとこれは意外な展開だわ~それでミセッティちゃん、どっちと?」
「ゴブ~!」(どっちととか失礼ゴブ!子供なんてできていないゴブ!)
「王妃様、ミセッティは身ごもっていないと言っていますけど」
どっちととか意味が分からないゴブ!こっちはまだ清らかな幼生体ゴブ!
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