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第40話 辺境伯家10
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「それではみなさんごきげんよう、つい長居してしまいましたがそろそろお暇させていただきますね」
玄関ホールで勢ぞろいしているなか奥方様が辺境伯様へとあいさつをする。
「うむ、この度は我が息子に良い縁談とひさびさにひりつくような闘いができ非常に満足しているのである」
「私もひさびさに心が躍る体験が出来てうれしかったわ~。もう少しゆっくりしていってもいいのよ~。アイラちゃんとミセッティちゃんだけでも」
「パトライア様、今回はミセッティが大変お世話になりました、寛大な措置を感謝いたします」
「ゴブ~」(大変お世話になりましたゴブ。これからは心を入れ替えて真っ当なゴブリンとして誠実に生きていくゴブ)
「ご恩を忘れずこれからは真っ当なゴブリンとして生きるそうです」
「うふふ、また遊びに来てね。ミセッティちゃん」
「ゴブ~」(ううっ奥様の優しさが身に染みるゴブ)
「・・・真っ当なゴブリンは略奪とか強姦とかするんじゃないです?(コソコソ)」
「まあまあ、ミセッティ様がせっかく人として正しく生きると決心したのですからいいんじゃないでしょうか?(コソコソ)」
後ろでメイドさんたちがコソコソ話しているゴブな。
「フフフ、パトライア様もご満足いただけたようで来たかいがありましたわ。いつまで効果が持つか分かりませんが、今後とも両家が仲良く良い関係であり続けることを願いますわ」
奥方様の発言にギョッとした表情で固まる辺境伯様側のメイドたちと笑顔がひきつくパトライア様。
「・・・時間で元に戻るようになっているの?(コソコソ)」
「ゴブゴブ」(そんなはず無いゴブ。きっちり作り変えているから戻すにはまた魔法で作り直す必要がるゴブ)コソコソ
「これは奥様が辺境伯側に当家との良い関係を持ち続けないと美しさが無くなるかもしれないとクギを刺しておいでなのです(コソコソ)」
「おーほっほっほ。もちろん当家とコスタリア家は今まで以上に協力関係をもって相互に助け合うことを誓いますわ。そうよね、あなた!」
「もちろんである。部下共も全盛期の勢いを取り戻しとても感謝しているのである」
地下の転送陣へと続く通路へと歩き出す。
マゼンタ嬢は辺境伯領に残るようだ。辺境伯様にも気に入られてよかったゴブ。
サミエル様とぴったりくっついて見てるこっちが恥ずかしいゴブ。
「くは~。マゼンタ嬢は昼は剣の訓練、夜は体術の訓練っすか~。大変っす」
「ゴブ!」(だからお嬢様の前で卑わいなことを言うなといっているゴブ!)
スカッ。
「ゴブッ?」(バカな?狂戦士化回し蹴りツッコミがかわされた?)
「はは~。何度も同じ攻撃は喰らわないっす」
こいつ~、やたらに戦闘のカンは鋭いからな~。ムカつくゴブ。
聖魔法 レベル3[浄化]
「ぐはっ。眩しい!?」
目の前で浄化の光を当ててやったゴブ。少し手の平がやけどしたけど。
「もう、ミセッティも無駄な魔法を使うのはやめなさい。こどもみたいで見てるこっちが恥ずかしくなるのですわ」
「ゴブッフ~」(こっちはまだ生まれて2か月ゴブ~)
転送の間に着いたが転送陣の宝玉が光っていない。
「あらあら~、向こうはまだしっかりと魔力が残っていますが、こちら側の魔力が切れてしまっていますわね~。魔法師団は今朝から定例の魔物討伐に出てしまって戻るのは明日の夕方かしら~。もう一泊決定かしらね~」
「パトライア様、せっかくのお話ですが明日には旦那様がお戻りになるかも知れないのです。帰らせていただきますわ。ミセッティお願いね」
「ゴブ」(任せるゴブ)
わたしはカタリナさんに抱っこされて宝玉に手を当てて魔力を流し込んだ。
ふむ、レベル1魔法30回分というところゴブな、問題無いゴブ。
転送陣が光り輝きだした。いつでも転送可能になったようだ。
「それでは今度こそごきげんようですわ。また王都のパーティで近々お会いいたしましょう」
~~~~~
「ふむ、転送の宝玉を一人で発動させるとは中々の逸材ですな」
扉の陰から杖を持った男がひげをこすりながら出てきた。
「もう一泊していってもらおうと思いましたのに~。戻られてしまいましたわ」
「ははは、今回は向こうの方が全てうわてでしたな。まさか聖魔法の使い手の従魔とは。長生きはするもんじゃて」
「王様には報告するべきなのかしら?貴族同士で変な争いが起きなければいいけど」
「ふぉふぉふぉ。巷では100年ぶりに黒髪の一族が降臨したとか。珍しい料理や遊具が次々と発表されて貴族たちの噂になっておりますわい。この辺境での奇跡などよほどのことが無いと目を付けられますまい」
「王都のパーティでは少し化粧に工夫されねばなりませんがの」
「お~ほっほ。パーティの時期が来るのが楽しみですわ。珍しい料理や遊具なんか目に入らないほど注目されそうですわ。・・・本当に元に戻らないでしょうね。」
玄関ホールで勢ぞろいしているなか奥方様が辺境伯様へとあいさつをする。
「うむ、この度は我が息子に良い縁談とひさびさにひりつくような闘いができ非常に満足しているのである」
「私もひさびさに心が躍る体験が出来てうれしかったわ~。もう少しゆっくりしていってもいいのよ~。アイラちゃんとミセッティちゃんだけでも」
「パトライア様、今回はミセッティが大変お世話になりました、寛大な措置を感謝いたします」
「ゴブ~」(大変お世話になりましたゴブ。これからは心を入れ替えて真っ当なゴブリンとして誠実に生きていくゴブ)
「ご恩を忘れずこれからは真っ当なゴブリンとして生きるそうです」
「うふふ、また遊びに来てね。ミセッティちゃん」
「ゴブ~」(ううっ奥様の優しさが身に染みるゴブ)
「・・・真っ当なゴブリンは略奪とか強姦とかするんじゃないです?(コソコソ)」
「まあまあ、ミセッティ様がせっかく人として正しく生きると決心したのですからいいんじゃないでしょうか?(コソコソ)」
後ろでメイドさんたちがコソコソ話しているゴブな。
「フフフ、パトライア様もご満足いただけたようで来たかいがありましたわ。いつまで効果が持つか分かりませんが、今後とも両家が仲良く良い関係であり続けることを願いますわ」
奥方様の発言にギョッとした表情で固まる辺境伯様側のメイドたちと笑顔がひきつくパトライア様。
「・・・時間で元に戻るようになっているの?(コソコソ)」
「ゴブゴブ」(そんなはず無いゴブ。きっちり作り変えているから戻すにはまた魔法で作り直す必要がるゴブ)コソコソ
「これは奥様が辺境伯側に当家との良い関係を持ち続けないと美しさが無くなるかもしれないとクギを刺しておいでなのです(コソコソ)」
「おーほっほっほ。もちろん当家とコスタリア家は今まで以上に協力関係をもって相互に助け合うことを誓いますわ。そうよね、あなた!」
「もちろんである。部下共も全盛期の勢いを取り戻しとても感謝しているのである」
地下の転送陣へと続く通路へと歩き出す。
マゼンタ嬢は辺境伯領に残るようだ。辺境伯様にも気に入られてよかったゴブ。
サミエル様とぴったりくっついて見てるこっちが恥ずかしいゴブ。
「くは~。マゼンタ嬢は昼は剣の訓練、夜は体術の訓練っすか~。大変っす」
「ゴブ!」(だからお嬢様の前で卑わいなことを言うなといっているゴブ!)
スカッ。
「ゴブッ?」(バカな?狂戦士化回し蹴りツッコミがかわされた?)
「はは~。何度も同じ攻撃は喰らわないっす」
こいつ~、やたらに戦闘のカンは鋭いからな~。ムカつくゴブ。
聖魔法 レベル3[浄化]
「ぐはっ。眩しい!?」
目の前で浄化の光を当ててやったゴブ。少し手の平がやけどしたけど。
「もう、ミセッティも無駄な魔法を使うのはやめなさい。こどもみたいで見てるこっちが恥ずかしくなるのですわ」
「ゴブッフ~」(こっちはまだ生まれて2か月ゴブ~)
転送の間に着いたが転送陣の宝玉が光っていない。
「あらあら~、向こうはまだしっかりと魔力が残っていますが、こちら側の魔力が切れてしまっていますわね~。魔法師団は今朝から定例の魔物討伐に出てしまって戻るのは明日の夕方かしら~。もう一泊決定かしらね~」
「パトライア様、せっかくのお話ですが明日には旦那様がお戻りになるかも知れないのです。帰らせていただきますわ。ミセッティお願いね」
「ゴブ」(任せるゴブ)
わたしはカタリナさんに抱っこされて宝玉に手を当てて魔力を流し込んだ。
ふむ、レベル1魔法30回分というところゴブな、問題無いゴブ。
転送陣が光り輝きだした。いつでも転送可能になったようだ。
「それでは今度こそごきげんようですわ。また王都のパーティで近々お会いいたしましょう」
~~~~~
「ふむ、転送の宝玉を一人で発動させるとは中々の逸材ですな」
扉の陰から杖を持った男がひげをこすりながら出てきた。
「もう一泊していってもらおうと思いましたのに~。戻られてしまいましたわ」
「ははは、今回は向こうの方が全てうわてでしたな。まさか聖魔法の使い手の従魔とは。長生きはするもんじゃて」
「王様には報告するべきなのかしら?貴族同士で変な争いが起きなければいいけど」
「ふぉふぉふぉ。巷では100年ぶりに黒髪の一族が降臨したとか。珍しい料理や遊具が次々と発表されて貴族たちの噂になっておりますわい。この辺境での奇跡などよほどのことが無いと目を付けられますまい」
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