お助けキャラに転生したのに主人公に嫌われているのはなんで!?

菟圃(うさぎはたけ)

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聖者による魔道具作成

事態が収集されたとの事で学校が再開された。
それに伴って丁度学校が再開する一日前に俺に貴族位が与えられた。

父さんが正式に大公という公爵より上の位を貰って、それがあった上で俺は大公令息という位を貰った。
大公位事態久々に付与された爵位らしくて、今回の叙爵も相当色んなところから抗議を受けたらしいとかなんとか…。

でもって一番反発を喰らったのは俺らしくて、平民として過ごしていた時間が長く血統は紛れもない物であることは神殿で確認が取れているけど、言動が貴族のそれではないという理由でほぼ全員から俺に貴族位を与えるのを拒んだらしい。
付与ができた理由が俺の魔道具作成能力の高さだとかなんとか…。

前世の知識の集大成であるタブレットが役に立った。
高性能の魔道具を作れる人物が他の貴族に抜き取られた場合の損害を考えさせたら了承したらしい。

能力を持っている人物を抱え込みたいのが貴族の考えのようだ。
貴族の爵位を貰って一番嬉しいこととしては部屋がグレートアップしたことぐらいだろうか。

それのお陰で魔道具作成の為の部屋を準備できたり、床に大量に積み上げられていた魔道具の材料も全て棚に収納する事ができて大満足だ。
上機嫌に部屋の片付けを終えて、校舎に向かう準備をした。

今日の授業は再開したばかりという理由で、午後から授業をすることになった。
午前中にはほとんど片付けが終わったから、少し早めに学校に向かう事に。

貴族用の寮から出たら、今まで過ごしていた平民用の寮にサミュエルが立っていた。
普段サミュエルの周りにいる攻略対象者達は誰もおらず、一人で誰かを待っているかの様だった。

あのサミュエルが平民と知り合いになるわけがないからきっと俺を待っているんだろう。
どうして俺を待っているか分からないけど、サミュエルに見つからない様に行動しながら無事に校舎に入れた。

俺を待っていた理由は分からないが、決していいことを考えている様には思えない。
多分聖者に覚醒できなかった理由を俺のせいにしたいだけなんだと思う。

確実にそうだとは言い切れなけど、何かしらの事を俺にしようと考えているんだろう。
そんな目に遭いたくないから俺はできる限り、サミュエルからできる限り離れようと思う。

教室に着いたら時間が早すぎたのか教室の中には誰もいない。
誰もいない場所は暇だから、机の上に荷物を広げて簡単な魔道具を作る。

今から作るのは防御魔法の強化版の魔道具だ。
作成していて気がついた事が一つあった。

聖者になってから俺作る魔道具は自動的に強化される様になった。
ちゃちゃっと魔道具を作ると出来た防御魔法の魔道具は矢張り強化されていて、ちょっとの魔力で普通の防御魔法の数倍は強化された魔道具だ。

こんなのが大量生産できるようになると思うと…本当に国はこの能力を手放そうとしないだろう。
出来上がった魔道具を今つけているピアスの魔石を取り替えて、すぐに使えるようない状態にしておく。

教室に誰か来るまでぼーっと待って置くことにした。
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