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「ネヴィレント、今日の放課後すぐに職員室に来るように」
レラッサ先生はそれだけ僕に告げると教室から出て行った。
あの放課後もうなってますよね?
「ネヴィ一緒に行くから少し待っててね」
ハルト様は大慌てで帰る準備をしている。
僕は授業が終わったらすぐにカバンに教科書を入れているので、帰宅の支度はかなり早い。
あとはラグくんを前に抱っこして、ハルト様の支度が終わるまで待っている。
「終わったよ!行こっか!」
「いきましょうか」
片手でラグくんを抱っこして、ハルト様と手を繋ぎながら教室をでた。
少し時間をずれて教室をでたので、廊下はまばらに人が集まっているぐらいで職員室までの道のりは簡単だった。
「魔法の事のお話だったらいいね!」
「そうだね。僕もそれだったら嬉しいな」
職員室に行くと扉の前にフードを深々と被った大人の人がいた。
「君がネヴィレント・ツェーリアか?」
急に名前を呼ばれてびっくりした。
「君がネヴィレント・ツェーリアか?と聞いているのだが」
「は、はい…。その、あなたは?」
「レラッサから話を聞いていないのか?はー、あいつはまたちゃんと伝えていなかったのか」
フードの人は頭を抱えて、ため息を吐いていた。
レラッサ先生普段からそんな人だったんだ。
「そういえば紹介がまだだったな。私は魔法師団直属の魔法師だ。レラッサに頼まれてここに伺った次第だ」
「もう来てたのか。レヴィレン、こいつは私の同級生だった魔法師だ。今日はお前が魔法を使用できるようにする為に呼んだ。場合によっては危険なことになるかもしれないから、ザインハルト今日は戻りなさい」
「ネヴィが危険なら僕だってネヴィを守りたいです!」
「ネヴィレント1人なら私でも対処できるが、ザインハルトまでとなると対処し切れるかが分からない。お前の身の安全の為に今日は寮に戻りなさい」
「ネヴィ…」
泣きそうな顔で僕の手を握ってくれる。
本当は一緒にいて欲しかったけど、危険があるかもしれない魔法の利用にザインハルト様を同行させるのはあまりにも憚れる。
「ハルト様」
「やだ!」
「ハルト様に怪我を負ってほしくないの。だから僕を寮で待って欲しいの」
「ネヴィ怪我しない?」
「先生が守ってくれるから大丈夫だよ」
「先生本当?」
「生徒を守るのが教師の役目だ」
レラッサ先生の言葉を聞いて、ハルト様が握っている手を離した。
「必ず怪我なく帰ってきてね。待ってるからね!それではレラッサ先生ネヴィの事をお願い致します」
ハルト様は先生と魔法師の方に一礼してから、職員室から離れていった。
「では闘技場まで行こうか。手を貸してくれるかい?」
「あ、はい…」
伸ばされた手に手を乗せると、パッと一瞬だけ周りが光ったと思うと闘技場まで移動していた。
「魔法で転移するとは…魔力が足りなくなっても知らないからな」
「転移に利用する魔力は微々たるものだから大丈夫だよ。それでは魔力感知をやろっか」
フードで顔が見えない筈のになぜかすっごい笑顔なのが分かった。
ぽんっと頭に手を置かれた瞬間からじわじわと暖かくなる感触が広がってきた。
頭から暖かさが下がってきて、心臓あたりで止まったかと思うと激痛が走った。
「ぐう、うぅ…」
痛みのあまり蹲ってしまった。
先生が僕の元に駆け寄ってきて、僕の体を支えてくれた。
「どうしたネヴィレント。どこが痛いのだ?」
「し、しんぞ…、いた、痛い…」
声を出すのすら辛くて、言葉がうまく紡げない。
「どういうことだ!エリック!」
「魔力路が心臓付近にあるか、最悪魔力路が心臓の中にあるパターンがある。前者の場合は時間があればなんとかなるが、後者の場合はむしろ早く魔力操作を覚えないと心臓に負担がかかってしまう。特に魔力量が多いこの子は早急に対処が必要だ」
何、言ってるか…わかんない。
痛すぎて、意識が…
レラッサ先生はそれだけ僕に告げると教室から出て行った。
あの放課後もうなってますよね?
「ネヴィ一緒に行くから少し待っててね」
ハルト様は大慌てで帰る準備をしている。
僕は授業が終わったらすぐにカバンに教科書を入れているので、帰宅の支度はかなり早い。
あとはラグくんを前に抱っこして、ハルト様の支度が終わるまで待っている。
「終わったよ!行こっか!」
「いきましょうか」
片手でラグくんを抱っこして、ハルト様と手を繋ぎながら教室をでた。
少し時間をずれて教室をでたので、廊下はまばらに人が集まっているぐらいで職員室までの道のりは簡単だった。
「魔法の事のお話だったらいいね!」
「そうだね。僕もそれだったら嬉しいな」
職員室に行くと扉の前にフードを深々と被った大人の人がいた。
「君がネヴィレント・ツェーリアか?」
急に名前を呼ばれてびっくりした。
「君がネヴィレント・ツェーリアか?と聞いているのだが」
「は、はい…。その、あなたは?」
「レラッサから話を聞いていないのか?はー、あいつはまたちゃんと伝えていなかったのか」
フードの人は頭を抱えて、ため息を吐いていた。
レラッサ先生普段からそんな人だったんだ。
「そういえば紹介がまだだったな。私は魔法師団直属の魔法師だ。レラッサに頼まれてここに伺った次第だ」
「もう来てたのか。レヴィレン、こいつは私の同級生だった魔法師だ。今日はお前が魔法を使用できるようにする為に呼んだ。場合によっては危険なことになるかもしれないから、ザインハルト今日は戻りなさい」
「ネヴィが危険なら僕だってネヴィを守りたいです!」
「ネヴィレント1人なら私でも対処できるが、ザインハルトまでとなると対処し切れるかが分からない。お前の身の安全の為に今日は寮に戻りなさい」
「ネヴィ…」
泣きそうな顔で僕の手を握ってくれる。
本当は一緒にいて欲しかったけど、危険があるかもしれない魔法の利用にザインハルト様を同行させるのはあまりにも憚れる。
「ハルト様」
「やだ!」
「ハルト様に怪我を負ってほしくないの。だから僕を寮で待って欲しいの」
「ネヴィ怪我しない?」
「先生が守ってくれるから大丈夫だよ」
「先生本当?」
「生徒を守るのが教師の役目だ」
レラッサ先生の言葉を聞いて、ハルト様が握っている手を離した。
「必ず怪我なく帰ってきてね。待ってるからね!それではレラッサ先生ネヴィの事をお願い致します」
ハルト様は先生と魔法師の方に一礼してから、職員室から離れていった。
「では闘技場まで行こうか。手を貸してくれるかい?」
「あ、はい…」
伸ばされた手に手を乗せると、パッと一瞬だけ周りが光ったと思うと闘技場まで移動していた。
「魔法で転移するとは…魔力が足りなくなっても知らないからな」
「転移に利用する魔力は微々たるものだから大丈夫だよ。それでは魔力感知をやろっか」
フードで顔が見えない筈のになぜかすっごい笑顔なのが分かった。
ぽんっと頭に手を置かれた瞬間からじわじわと暖かくなる感触が広がってきた。
頭から暖かさが下がってきて、心臓あたりで止まったかと思うと激痛が走った。
「ぐう、うぅ…」
痛みのあまり蹲ってしまった。
先生が僕の元に駆け寄ってきて、僕の体を支えてくれた。
「どうしたネヴィレント。どこが痛いのだ?」
「し、しんぞ…、いた、痛い…」
声を出すのすら辛くて、言葉がうまく紡げない。
「どういうことだ!エリック!」
「魔力路が心臓付近にあるか、最悪魔力路が心臓の中にあるパターンがある。前者の場合は時間があればなんとかなるが、後者の場合はむしろ早く魔力操作を覚えないと心臓に負担がかかってしまう。特に魔力量が多いこの子は早急に対処が必要だ」
何、言ってるか…わかんない。
痛すぎて、意識が…
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