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ブティックのオーナーが分厚いカタログを持って僕達の元に戻ってきた。
「あら、立ったままでは疲れますからソファにお掛けください」
ラグに抱っこされたままソファに座った。
オーナーが持ってきてくれた分厚いカタログはどうやら複数のカタログだったみたいで、僕達の前にある机の上に何冊ものカタログが並べられた。
何冊かは真っ白な服がほとんどだったけど、それ以外のカタログはかなりのカラーバリエーションがある服があった。
最初はブティックの売りの白色の服が乗せられているカタログから説明が入った。
細やかな刺繍を売りとしていて、オーダー次第で刺繍の量や刺繍糸の色を決めることができるらしい。
あの真っ白な服が気になったから、次のカラーバリエーションが豊富なカタログに行く前に思い切って聞くことにした。
「あの」
「いかがなされましたか?」
「一番奥に飾られているあの服は既に決まっている物でしょうか?」
僕は気になっていた金と黒の刺繍が施された服を指差した。
「あちらの服は本日表に出した商品でございます。まだ買い手はついておりませんわ」
「ネヴィあの服がいいの?」
「えっと、あの服の刺繍がラグの色みたいで…」
「店主あの服の買取と、サイズ調整をツェーリア伯爵邸で頼む」
「かしこまりましたわ!ツェーリア伯爵令息は細身でいらっしゃいますから、調整に少しお時間をいただきますが、必ずや完璧に仕上げて見せますわ!」
ラグがすぐに買い上げる事を決めた姿を見て呆然とした。
オーナーも激しく同意していて、カタログを抱き上げて店裏に走って行った。
仕事をする為のドレスとはいえ、あれだけの速度を出せるなんて…
「あの服と対になる衣装を私も頼むよ。勿論ネヴィが纏っている色の刺繍もして貰うね」
馬鹿な発言をした訳ではないのに、間違った発言をした気がする。
びっくりする程上機嫌なラグと、これまた上機嫌なオーナーの取引を眺めながら僕達はあっという間に帰路についた。
「予定より早めに終わってしまったね」
ラグに髪の毛を部屋で遊ばれながら、僕達は部屋の中でゆったりとしていた。
腰よりも長い髪の毛は何度か切ろうとしたけど、ラグから一切許しが降りなくて自分で切ったら後悔するぐらいの事をされて、魔法で元の長さに戻された。
だから僕は髪を切らずにいるんだけど、長くなりすぎて頭が若干重たい気がする。
「本当はもっと外を見てまわりたかった…」
「見せてあげたいけど、ネヴィの安全が第一だからまだ長い外出はできないよ」
ラグが僕の髪の毛で遊ぶのをやめて、僕を後ろから抱きしめてきた。
「食べていい?」
ラグからの僕の血を飲みたい合図だった。
最近飲んでなかったからお腹がすいたようだ。
「夜でもいいかな?」
今ここで飲まれると吸血の副作用で体が熱くなってしまう。
まだまだ日が高い状態で事を行えば、夕食時にお父様とお母様にそういう事をしたのがバレてしまう。
「ネヴィがそう望むなら…。夜にネヴィレントを沢山堪能させて」
ラグの低く艶かしい声で腰がゾワゾワとした。
「あら、立ったままでは疲れますからソファにお掛けください」
ラグに抱っこされたままソファに座った。
オーナーが持ってきてくれた分厚いカタログはどうやら複数のカタログだったみたいで、僕達の前にある机の上に何冊ものカタログが並べられた。
何冊かは真っ白な服がほとんどだったけど、それ以外のカタログはかなりのカラーバリエーションがある服があった。
最初はブティックの売りの白色の服が乗せられているカタログから説明が入った。
細やかな刺繍を売りとしていて、オーダー次第で刺繍の量や刺繍糸の色を決めることができるらしい。
あの真っ白な服が気になったから、次のカラーバリエーションが豊富なカタログに行く前に思い切って聞くことにした。
「あの」
「いかがなされましたか?」
「一番奥に飾られているあの服は既に決まっている物でしょうか?」
僕は気になっていた金と黒の刺繍が施された服を指差した。
「あちらの服は本日表に出した商品でございます。まだ買い手はついておりませんわ」
「ネヴィあの服がいいの?」
「えっと、あの服の刺繍がラグの色みたいで…」
「店主あの服の買取と、サイズ調整をツェーリア伯爵邸で頼む」
「かしこまりましたわ!ツェーリア伯爵令息は細身でいらっしゃいますから、調整に少しお時間をいただきますが、必ずや完璧に仕上げて見せますわ!」
ラグがすぐに買い上げる事を決めた姿を見て呆然とした。
オーナーも激しく同意していて、カタログを抱き上げて店裏に走って行った。
仕事をする為のドレスとはいえ、あれだけの速度を出せるなんて…
「あの服と対になる衣装を私も頼むよ。勿論ネヴィが纏っている色の刺繍もして貰うね」
馬鹿な発言をした訳ではないのに、間違った発言をした気がする。
びっくりする程上機嫌なラグと、これまた上機嫌なオーナーの取引を眺めながら僕達はあっという間に帰路についた。
「予定より早めに終わってしまったね」
ラグに髪の毛を部屋で遊ばれながら、僕達は部屋の中でゆったりとしていた。
腰よりも長い髪の毛は何度か切ろうとしたけど、ラグから一切許しが降りなくて自分で切ったら後悔するぐらいの事をされて、魔法で元の長さに戻された。
だから僕は髪を切らずにいるんだけど、長くなりすぎて頭が若干重たい気がする。
「本当はもっと外を見てまわりたかった…」
「見せてあげたいけど、ネヴィの安全が第一だからまだ長い外出はできないよ」
ラグが僕の髪の毛で遊ぶのをやめて、僕を後ろから抱きしめてきた。
「食べていい?」
ラグからの僕の血を飲みたい合図だった。
最近飲んでなかったからお腹がすいたようだ。
「夜でもいいかな?」
今ここで飲まれると吸血の副作用で体が熱くなってしまう。
まだまだ日が高い状態で事を行えば、夕食時にお父様とお母様にそういう事をしたのがバレてしまう。
「ネヴィがそう望むなら…。夜にネヴィレントを沢山堪能させて」
ラグの低く艶かしい声で腰がゾワゾワとした。
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