18 / 42
小牧のMLデビュー戦
しおりを挟む
蟹江と小牧は仕事仲間と会う約束があるというエミリーと別れて、蟹江の自宅に帰ってきた。
小牧はいきなり蟹江に所望する。
「師匠、早速『MEMORY・GAME』やってみたいです」
「ちょっと待ってろ。準備するから」
蟹江は真っ先にリビングテーブルの上に置かれているノートパソコンを立ち上げる。
ピン留めしてある『MEMORY・GAME』のサイトをクリックした。
英語表記でサイト名が書かれた水色の円環の中に抽象化された像の顔が描かれたロゴが画面の中心に現れ薄くなって消えた後、サイトのホーム画面が開かれた。
ホーム画面では、プレイヤー間の対戦経歴の直近五試合、プレイヤーのランク昇格の情報などの閲覧ができる。
小牧は蟹江の後ろから画面を覗き込んだ。
「あんまりゲームっていう感じの画面じゃありませんね」
「あくまでメモリースポーツのサイトで、客寄せする必要がないからだろ」
「プレイヤーはどれくらいいるんですか?」
「どうだろう、二千人ぐらいじゃないなかったかな」
「少なくないですか?」
「宣伝とか広告を出したりしてないみたいだからな、中々人も集まりにくいんだろう」
わずかに寂しさを交えて蟹江は言った。
小牧はホーム画面上のタブ欄の一つを指さす。
「これ、なんですか。レートランキング?」
「ああ、これか」
蟹江が小牧の指さすタブをクリックすると、画面が切り換わり、レートポイントの順位が現れた。
二位の枠には、ローマ字表記で蟹江の名前が。
「師匠、凄いですね。二位ですか」
「それほどでもないよ。所詮二位だ」
微かにも嬉しさを見せず、蟹江は謙遜する。
「これ、何て読むんですか?」
小牧は蟹江の一つ下の順位にある名前に指先を向ける。
その枠のプレイヤー名は日本語ましては英語ですらない、わざと流して書いたような複雑な線と点の組み合わせの言語。
その名前を見て、蟹江はああ、とすぐに理解する。
「これアラビア語で、プレイヤーはアブラヒムだよ」
「師匠、読めるんですか?」
しれっと言う蟹江に、小牧は目が飛び出そうな思いで尋ねる。
蟹江は苦笑した。
「アラビア語は読めないよ。けど、『MEMORY・GAME』界隈ではこの名前がアブラヒムだっていうのは大体の人が知っていることだから」
「あの人、認知度高いんですね。やっぱり世界ランク四位だからですかね」
小牧は改めてアブラヒムにメモリーアスリートとして敬意を抱くと同時に、自分がそんな人物から褒められた事実を思い出し、恐れ多く身の縮まる感じがした。
彼女が一人で恐縮している間に、蟹江は『バトル』のタブをクリックして、レートポイントの画面から移動した。
『バトル』メニュー画面が出てくると、蟹江は小牧を振り向く。
「小牧、今から試しに俺が一戦やるから見ててくれ」
蟹江に指示されて、小牧は先日の記憶から意識をパソコンの画面に戻す。
「お前にもわかるように、『Cards』にしとくか」
蟹江は五種目のうちトランプ記憶で競う『Cards』を選んで、対戦相手とマッチングするのを待った。
待つこと数秒、マッチングが完了する。
すぐに対戦画面に切り換わると十秒のカウントダウンが始まり、蟹江は使用するルートを脳内に広げた。
カウントダウンがゼロになると、画面中央にずれて四枚重なった♡10、♧9、♧2、♢5のトランプの札と、四枚の下には右と左に矢じりを向けた青の矢印が出現する。
四枚をイメージに起こし、それらをストーリーとして連絡させ、蟹江はプレイスに貼り付けた。
右の矢印をクリック、新しく次の四枚が現れる。
クリックを繰り返すこと十三回、蟹江は五十二枚全て覚えた。記憶時間の大半が残っていたが、タイムアップする。記憶に要した時間が矢印群の下に表示される。
20秒19。
回答に移る前に、二十秒のカウントダウンが始まる。
蟹江はカウントダウンの間に、プレイスに貼り付けたストーリーを辿り直した。
カウントダウンの数字がなくなり、回答時間に入る。
画面に五十二枚分の枠が用意され、画面下の縁に左から♧、♢、♡、♤の順で頭を飛び出させて並んでいる。
迷いない手つきで該当する札を選んでいき、蟹江は一枚のミスもなく対戦結果を待った。
相手の回答も終了し、双方の結果が表示される。
相手は48秒33、二枚のミスがあり、結果は蟹江の勝利。
レートポイントの数値が画面上部に現れ、50ポイント加算された。
一戦を終えると、蟹江は画面から顔を離して小牧に視線を移す。
「どうだった、大体ルールと操作は理解できたか?」
「はい」
「なら、早速対戦してみろ」
そう促して、テーブルの上で小牧の方へパソコンを横に押し滑らせる。
小牧はパソコンの前に腰を下ろして、緊張した面持ちで画面を見つめてマウスを手で包んだ。
「い、いきます」
先程の蟹江の見よう見まねでマッチングを開始、間もなく対戦が組まれた。
十秒のカウントダウンの後、四枚のトランプが蟹江の時と同様の形式で出現する。
出てきた四枚を覚えて、おぼつかない指でクリック――するが、右矢印にカーソルを合わせておらず、次の四枚が現れない。
クリックしても次が来ないことに、小牧は内心首を捻りつつも幾度も指で押した。
トランプが進まないまま五秒近くが経過し、助けを求めて縋るような目で蟹江を振り向く。
「下だ、下」
小牧のレスキュー要請に、蟹江は手振りを使って指示する。
蟹江の指示を聞き入れ、カーソルをのろのろと右矢印へ動かした。
その間にも制限時間は減っていき、最初の四枚で止まったまま十五秒が過ぎていた。
「もっと早く動かせるって」
もたつく小牧を見かねて、蟹江はマウスに手を伸ばした。
よってマウスを包む小牧の手の上から、さらに蟹江の手が覆いかぶさる。
「あぅ」
突然手を重ねられて、小牧は心臓が跳ね上がる驚きで、か細く短く声を漏らした。
右の矢印にカーソルが合うと蟹江はマウスから手を離したが、不意を打たれ手を重ねられた小牧は、プレイスも頭に浮かばずぼおぅとした。
「あとはクリックだけすればいい」
「えっ、あ、はい」
蟹江の声でようやく画面に意識を戻し、次の四枚へ送る。
しかし小牧は流れていくトランプの札を見つめるだけで、蟹江の手の感触が忘れられずに頭の中を乱していた。
結局、制限時間が過ぎて回答に移ったが、集中力散漫で五十二枚も覚えられているはずもなく、最初の四枚以外、ほぼでたらめに回答する羽目になった。
YOU LOSEの文字が画面に浮かぶ。
蟹江のレートポイントが50ポイント減退した。
「ごめんなさい」
大いに精彩を欠いた敗北をして、蟹江のレートポイントを下げてしまったことに申し訳なさが立って謝った。
蟹江は温容に微笑む。
「ポイントの事は気にするな。初心者のお前が負けることも考えに入れてなきゃ、アカウントを貸してないよ」
「そうですか」
ランキングが下降することも顧みずに自分の希望に付き合ってくれる蟹江を、小牧は感謝の気持ちで見つめた。
感謝の気持ちとともに、弟子として情けない敗北ばかり出来ない、と意気込み心も持った。
その日小牧は蟹江から種目ごとの説明と指導を、親の決めた自宅の門限が迫るまでみっちり受け続けた。
小牧はいきなり蟹江に所望する。
「師匠、早速『MEMORY・GAME』やってみたいです」
「ちょっと待ってろ。準備するから」
蟹江は真っ先にリビングテーブルの上に置かれているノートパソコンを立ち上げる。
ピン留めしてある『MEMORY・GAME』のサイトをクリックした。
英語表記でサイト名が書かれた水色の円環の中に抽象化された像の顔が描かれたロゴが画面の中心に現れ薄くなって消えた後、サイトのホーム画面が開かれた。
ホーム画面では、プレイヤー間の対戦経歴の直近五試合、プレイヤーのランク昇格の情報などの閲覧ができる。
小牧は蟹江の後ろから画面を覗き込んだ。
「あんまりゲームっていう感じの画面じゃありませんね」
「あくまでメモリースポーツのサイトで、客寄せする必要がないからだろ」
「プレイヤーはどれくらいいるんですか?」
「どうだろう、二千人ぐらいじゃないなかったかな」
「少なくないですか?」
「宣伝とか広告を出したりしてないみたいだからな、中々人も集まりにくいんだろう」
わずかに寂しさを交えて蟹江は言った。
小牧はホーム画面上のタブ欄の一つを指さす。
「これ、なんですか。レートランキング?」
「ああ、これか」
蟹江が小牧の指さすタブをクリックすると、画面が切り換わり、レートポイントの順位が現れた。
二位の枠には、ローマ字表記で蟹江の名前が。
「師匠、凄いですね。二位ですか」
「それほどでもないよ。所詮二位だ」
微かにも嬉しさを見せず、蟹江は謙遜する。
「これ、何て読むんですか?」
小牧は蟹江の一つ下の順位にある名前に指先を向ける。
その枠のプレイヤー名は日本語ましては英語ですらない、わざと流して書いたような複雑な線と点の組み合わせの言語。
その名前を見て、蟹江はああ、とすぐに理解する。
「これアラビア語で、プレイヤーはアブラヒムだよ」
「師匠、読めるんですか?」
しれっと言う蟹江に、小牧は目が飛び出そうな思いで尋ねる。
蟹江は苦笑した。
「アラビア語は読めないよ。けど、『MEMORY・GAME』界隈ではこの名前がアブラヒムだっていうのは大体の人が知っていることだから」
「あの人、認知度高いんですね。やっぱり世界ランク四位だからですかね」
小牧は改めてアブラヒムにメモリーアスリートとして敬意を抱くと同時に、自分がそんな人物から褒められた事実を思い出し、恐れ多く身の縮まる感じがした。
彼女が一人で恐縮している間に、蟹江は『バトル』のタブをクリックして、レートポイントの画面から移動した。
『バトル』メニュー画面が出てくると、蟹江は小牧を振り向く。
「小牧、今から試しに俺が一戦やるから見ててくれ」
蟹江に指示されて、小牧は先日の記憶から意識をパソコンの画面に戻す。
「お前にもわかるように、『Cards』にしとくか」
蟹江は五種目のうちトランプ記憶で競う『Cards』を選んで、対戦相手とマッチングするのを待った。
待つこと数秒、マッチングが完了する。
すぐに対戦画面に切り換わると十秒のカウントダウンが始まり、蟹江は使用するルートを脳内に広げた。
カウントダウンがゼロになると、画面中央にずれて四枚重なった♡10、♧9、♧2、♢5のトランプの札と、四枚の下には右と左に矢じりを向けた青の矢印が出現する。
四枚をイメージに起こし、それらをストーリーとして連絡させ、蟹江はプレイスに貼り付けた。
右の矢印をクリック、新しく次の四枚が現れる。
クリックを繰り返すこと十三回、蟹江は五十二枚全て覚えた。記憶時間の大半が残っていたが、タイムアップする。記憶に要した時間が矢印群の下に表示される。
20秒19。
回答に移る前に、二十秒のカウントダウンが始まる。
蟹江はカウントダウンの間に、プレイスに貼り付けたストーリーを辿り直した。
カウントダウンの数字がなくなり、回答時間に入る。
画面に五十二枚分の枠が用意され、画面下の縁に左から♧、♢、♡、♤の順で頭を飛び出させて並んでいる。
迷いない手つきで該当する札を選んでいき、蟹江は一枚のミスもなく対戦結果を待った。
相手の回答も終了し、双方の結果が表示される。
相手は48秒33、二枚のミスがあり、結果は蟹江の勝利。
レートポイントの数値が画面上部に現れ、50ポイント加算された。
一戦を終えると、蟹江は画面から顔を離して小牧に視線を移す。
「どうだった、大体ルールと操作は理解できたか?」
「はい」
「なら、早速対戦してみろ」
そう促して、テーブルの上で小牧の方へパソコンを横に押し滑らせる。
小牧はパソコンの前に腰を下ろして、緊張した面持ちで画面を見つめてマウスを手で包んだ。
「い、いきます」
先程の蟹江の見よう見まねでマッチングを開始、間もなく対戦が組まれた。
十秒のカウントダウンの後、四枚のトランプが蟹江の時と同様の形式で出現する。
出てきた四枚を覚えて、おぼつかない指でクリック――するが、右矢印にカーソルを合わせておらず、次の四枚が現れない。
クリックしても次が来ないことに、小牧は内心首を捻りつつも幾度も指で押した。
トランプが進まないまま五秒近くが経過し、助けを求めて縋るような目で蟹江を振り向く。
「下だ、下」
小牧のレスキュー要請に、蟹江は手振りを使って指示する。
蟹江の指示を聞き入れ、カーソルをのろのろと右矢印へ動かした。
その間にも制限時間は減っていき、最初の四枚で止まったまま十五秒が過ぎていた。
「もっと早く動かせるって」
もたつく小牧を見かねて、蟹江はマウスに手を伸ばした。
よってマウスを包む小牧の手の上から、さらに蟹江の手が覆いかぶさる。
「あぅ」
突然手を重ねられて、小牧は心臓が跳ね上がる驚きで、か細く短く声を漏らした。
右の矢印にカーソルが合うと蟹江はマウスから手を離したが、不意を打たれ手を重ねられた小牧は、プレイスも頭に浮かばずぼおぅとした。
「あとはクリックだけすればいい」
「えっ、あ、はい」
蟹江の声でようやく画面に意識を戻し、次の四枚へ送る。
しかし小牧は流れていくトランプの札を見つめるだけで、蟹江の手の感触が忘れられずに頭の中を乱していた。
結局、制限時間が過ぎて回答に移ったが、集中力散漫で五十二枚も覚えられているはずもなく、最初の四枚以外、ほぼでたらめに回答する羽目になった。
YOU LOSEの文字が画面に浮かぶ。
蟹江のレートポイントが50ポイント減退した。
「ごめんなさい」
大いに精彩を欠いた敗北をして、蟹江のレートポイントを下げてしまったことに申し訳なさが立って謝った。
蟹江は温容に微笑む。
「ポイントの事は気にするな。初心者のお前が負けることも考えに入れてなきゃ、アカウントを貸してないよ」
「そうですか」
ランキングが下降することも顧みずに自分の希望に付き合ってくれる蟹江を、小牧は感謝の気持ちで見つめた。
感謝の気持ちとともに、弟子として情けない敗北ばかり出来ない、と意気込み心も持った。
その日小牧は蟹江から種目ごとの説明と指導を、親の決めた自宅の門限が迫るまでみっちり受け続けた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
うちの幼馴染がデレすぎてて俺の理性はもう限界。でも毎日が最高に甘いからもうどうでもいいや
静内燕
恋愛
相沢悠太の日常は、規格外の美少女である幼馴染、白石葵によって完全に支配されている。
朝のモーニングコール(ベッドへのダイブ付き)から始まり、登校中の腕組み、そして「あーん」が義務付けられた手作り弁当。誰もが羨むラブラブっぷりだが、悠太はこれを「家族愛」だと頑なに誤解(無視)している。
「ゆーたは私の運命の相手なんだもん!」と、葵のデレデレは今日も過剰の一途。周囲の冷やかしや、葵を狙う男子生徒のプレッシャーが高まる中、悠太の**「幼馴染フィルター」**はついに限界を迎える。
この溺愛っぷり、いつまで「家族」で通せるのか?
甘すぎる日常が、悠太の鈍感な理性を溶かし尽くす――最初からクライマックスの、超高濃度イチャイチャ・ラブコメ、開幕!
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
沢田美
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
**俺、東大院生の実験対象にされてた。**同居している美人家庭教師のやばい秘密
まさき
青春
俺は今、東大院生の実験対象になっている。
ある雨の夜、アパートの前にずぶ濡れの美女が立っていた。
「家庭教師です。住まわせてください」
突然すぎる申し出に困惑しながらも、なぜか断れなかった。
桐島咲楽、東大大学院生。成績は天才、料理は壊滅的、距離感はおかしい。毎日転ぶ、焦がす、なぜか距離が近い。そのくせ授業は鬼のように丁寧で、俺のことを誰よりもよく見ていた。
偏差値42だった俺の成績は、気づけば上がっていた。でも、それより気になることがある。
咲楽さんが、研究ノートに何かを書いている。「被験者」という文字が、見えた気がした。
距離が近いのは、データのためか。褒めてくれるのは、実験のためか。でも、あの顔は。あの声は。
「データじゃなくて、私がそう思っています」
嘘をついているような顔じゃなかった。
偏差値42の俺に、東大院生の美女が押しかけてきた。ドタバタな毎日の中で、俺の心臓が休まる暇がない。これはドキドキなのか、心配なのか。それとも、もう恋なのか。
不器用な天才と、鈍感な高校生の、やばい同居生活。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる