FALL IN LOVE ~恋するメイド~

あまの あき

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初めて会った日もこんな感じだったんだろうか……? そういや、未だに真相を知らないけど。泥酔もしてない正気の状態で3人なんて絶対ムリ! けど、この状況からしてあたしも同意したんだろうし、もちろん2人もそのつもりなんだよね? こんなの花火の比じゃない。いくら決め兼ねてるからって両方いっぺんはダメでしょ。
「あっ……」
わ~! ヤダヤダ! 普通に受け入れてる自分が恥ずかしい! お願いだから変な声出したりしないで! あたしの心とは裏腹に、行為はどんどんエスカレートしていく。待ってよ! これじゃあ普通にAVじゃん! ぎゃー!2人であちこち触らないでー!
「止めてー!」
自分の声で飛び起きた。
え? あれ? まさか夢……?
はぁーよかったぁ。部屋には誰もいない。夢から覚めてこんなに嬉しいのは初めてだ。
危なかった……もうちょっとで……。飛び出そうな心臓を押さえる。ってか、今のが初夢? なんて破廉恥極まりない夢を見ちゃったんだ。欲求不満なのかな……?
虚しさと恥ずかしさを噛みしめながら、はだけた浴衣の前を直した。
もうすぐ朝ご飯なのに気が重いなぁ。2人の顔見れそうにないよ。
支度を済ませ、ドアを開けて首を出し、廊下を確認する。よし、誰もいない。鉢合わせしないように、急いで部屋を出る。忍者のように素早く動き、旦那様の部屋をノックする。
「ぎゃー!」
ドアを開けたイッセイ坊ちゃまを見て、思わず叫んでしまった。
「何だよ。新年早々、失礼な奴だな」
「はぁ! す、すいません」
夢で見た光景がはっきりと脳裏に浮かんできた。それどころか、唇や体の感触まではっきりと……!
顔から火が出そう。部屋に入ると、当然レイ坊ちゃまもいて目のやり場に困った。
変な夢見ちゃったなー。2人が視界に入るだけで、冷や汗が出るよ。
きっと昨日の花火のせいだよね? 3人で手なんか繋いじゃったから……。
新年の挨拶の後、朝食を食べて、みんなで初詣に出かけた。
昨日、花火を見たのと同じ神社は今日も結構な混雑。明るい時に来ると、別の場所みたいだけど、やっぱり思い出しちゃうなー。
花火の閃光に照らされた2人の横顔と握られた手。
複雑なドキドキが甦る。心臓がいくつあっても足りないわ……。
『神様!破廉恥な夢見てごめんなさい! でも、どうかこれ以上ややこしいことが起きませんように』
って、初詣で何祈ってんだ、あたしは。引いたおみくじも小吉。微妙過ぎ。
「俺は大吉だけど」
イッセイ坊ちゃまが大吉のおみくじをヒラヒラとチラつかせる。
「大凶」
レイ坊ちゃまが当たり前みたいに言う。あまりにも『らしい』おみくじに、思わず苦笑いが浮かぶ。
大吉と大凶。
あたしはどちらを選ぶのだろう。
いや、選ぶのか?
選んでいいのか?
選んだとしても、付き合ったりできないよね!?
なんだかんだ言って、あたしには雲の上の人たちだもんなぁ。
少し距離を開けて歩く2人の背中を眺めながら、1人頭を悩ませていた。
せめて、自分の気持ちがどこにあるのかだけでもはっきりさせたい――。
なんて、困り果てていたせいか、その夜遂に膠着状態だったあたしたち3人の関係に変化をもたらす出来事が起きた。
既に部屋の電気も消し、お布団に入っていたあたしは、突然響き渡ったノックの音に身を縮めた。
枕元のランプを灯し、そっとドアの方に向かう。覗き窓の向こうにいる意外な人物に、緊張が高まった。
「どうしたんですか?こんな時間に」
初夢と同じ浴衣姿で佇んでいるレイ坊ちゃまにどぎまぎしてしまう。
「……夜這い」
「は?」
もしや正夢!? パニックに陥りそうになって、ハッとした。こうして、何度となく彼には期待?を裏切られてきたじゃないか。真に受けてバカを見るのは自分だ。必死で冷静さを取り戻す。
「あの、それちゃんと意味分かって言ってます?」
「そりゃ一応は……」
「えー! ホントかなー」
俯く彼に疑惑の目を向ける。
「……ホントだよ。一晩中抱きたいぐらい」
!!!
なんですと!? どうして真顔でそんな大胆なこと言っちゃうのよ!
「どうしたんですか、いきなり。もしかして、渾身のギャグですか?」
たじろいで後退るあたし。急に強気で部屋に入ってくる彼。もしかして、これも夢なんじゃないの?
ほっぺを抓ると痛い。夢じゃないんだー! バカなことを確認していたら、布団の上に押し倒された。
小さなランプの明かりが妖しく彼の姿を見せつける。逃げられない距離でじっと見つめられると、胸が震えた。ゆっくりと彼の手が髪や頬を撫でる。
「みのりちゃんと出会って、初めて生きててよかったって思えたんだ。毎朝、目が覚める度うんざりしてたけど、みのりちゃんが来てから目を開けるのが楽しみになった」
驚いたからとはいえ、ギャグですかなんて言ってしまった自分が恥ずかしい。生きててよかったとまで思ってくれてるのに……。
「俺に言われたって鬱陶しいだけかもしれないけど、みのりちゃんのことが好きでしょうがないんだ」
自然と目が潤む。好きって言葉がこんなにも重く、胸に響いたのは初めてだった。好きでしょうがない、なんて初めて言われたよ……。
「みのりちゃん……」
名前を呼んで、彼はあたしを強く抱きしめた。
「坊……レイ君」
違和感なく、彼の背中に手を回した。息苦しいほど強く抱き合う。
あぁ、あたしはこのまま恋に落ちていくんだなって思うと、内側から叩かれるようにドキドキして胸が痛くなった。
「あたし、好きになっちゃったかも」
「何が?」
「何がって、レイ君が」
「へー」
あれ? 結構あっさりな反応? あたし的には重大発表だったんだけど。暫くじっとしていた彼が慌てて顔を上げた。
「え?」
「遅っ!」
彼は狐につままれたような顔で、あたしを見ている。
「好きになっちゃった……」
照れ隠しに笑う間もない勢いで、唇を塞がれた。この熱情を彼はどこに隠していたんだろう。
そこにはもう、ほっぺにチュウだけの男はいなかった。
普通にオトナの男。
夢の中の感触もかなりリアルだったけど、やっぱりリアルとは違う。
素肌が触れ合って、感触や匂いを感じる度に、気持ちまで膨らんでいく。
あたし……この人が好きなんだ。
気づいて、感じて、いよいよって時だった。
彼が浴衣の袖からいくつも連なったアレを取り出したのを見て、愛しい笑みが込み上げた。
大事なモノだから仕方ないけど、どんな顔でアレを袖に入れたんだろう。
「え?」
クスッと笑ったあたしに気づいて、彼が首を傾げた。
「何回スル気なんですか?」
「いや、別にそういううもりじゃ……」
「フフ。意外とエッチなんですね」
からかうあたしを彼がイタズラっぽく抱きしめた。
「そうだよ。がっかりした?」
「うん。がっかり」
バレバレの嘘に彼はフッと笑った。普段は見せないけど、ホントはすごく優しい瞳で笑う人。
もっともっと、彼を笑顔にしたい。一緒に笑いたい。
体温が混ざり合って涙が浮かぶ。
滲む汗と密かな吐息が夜に溶ける。
安堵と幸福に酔いしれる。
当然、このまま朝まで一緒にいるものだと思っていた。
けれど、終わった途端、彼はいそいそと浴衣に袖を通し始めた。
「どうしたんですか?」
「……帰らなきゃ」
「え、どうしてですか?」
「……あいつにバレると厄介だから」
「内緒で出て来たんですか?」
「うん。酔って寝てたから」
「そっか……」
イッセイ坊ちゃまが納得ずくってワケじゃないんだ。
「でも、寝てたんならそんなに急いで帰らなくても……」
いくらなんでも、これじゃあヤリ逃げされるみたい。
一応、2人にとっては初めての夜なのにいきなり現実に戻らないでほしいなぁ。
なんて、事情が事情だし、最初からワガママ言って困らせちゃいけないよね。
「じゃああと5分だけ」
背中にそっと抱きついた。しっかりこの感触を腕に焼き付けておこう。
別れの準備を始めていたのに、彼は突然振り向くとまたあたしを押し倒した。
「帰るの止める」
「え?なんで?」
バレたら厄介って気持ちは理解できるから、我慢する気にもなったのに。
「みのりちゃんがかわいいから」
「そういうこと、真面目なトーンで言わないでくださいよ」
ポッと自分の頬が色づくのが分かる。
「どうして?」
「恥ずかしいからに決まってるでしょ」
かわいいなんてまず言われないから、こそばゆい。
「でも、ホントにかわいいから」
別れの挨拶のつもりか、キスをしてくれるのはいいんだけど……。ちょっとエロくて困ってしまう。帰らないでって言っちゃいそうだよ。
「もうダメ……」
断腸の思いで、顔を背ける。
「何が?」
「もう帰らなきゃ、ワガママ言って引き留めますよ」
「ホントに?」
「あたしそこまでオトナじゃないんで」
「引き留められたい」
「え……」
そうくるとは思っていなくて、答えに困った。
「引き留めてよ」
真顔で言われると、胸の中まで真っ赤になった気がした。
「じゃあこのまま朝までいて下さい」
「それは本音?」
「そうですよ」
恥ずかしいのを堪えて返事をすると、勢いよくキスされた。
でも。何だか様子がおかしい……。
「帰るんじゃないんですか?」
「帰りたくなくなった」
「え、でも……」
求められたら拒めるハズなんてない。身も心も彼を欲しているのに。力強い腕の中でどんどん落ちていく。
濃くて深い、奥の方まで……。もっと愛して……。
結局、彼がいつ帰ったのかは分からなかった。
朝、寝乱れた布団の上には1人だった。
とうとうなるようになってしまったのか……。夢じゃないんだ。
あたし、ここでレイ君と……。
今、思い出すと、正気ではいられないくらい恥ずかしい。
だって、もっと淡泊な人だと思ってたのに、案外濃厚で激しいから……。
キャー! 朝から思い出しちゃダメ!
掛け布団を抱きしめて布団の上を転げ回る。
自分でも不気味だけど、ニヤニヤが止まらない。
いかんいかん。これからみんなで朝食なんだから。
イッセイ坊ちゃまだっているし、気づかれないようにしなきゃ。
「おはようございます」
部屋に入ると、やっぱり視線はレイ君に向かっていた。
一瞬だけ視線を交わして、席に着いた。
「あ、おはよう。あれ?今日のみのりさん、なんか雰囲気が違う。何だろう。メイク変えた?」
早速気づかれてどうする! やっぱり女の勘は鋭いってホントだな。女のあたしが勘付かれるのもどうかと思
うけど。
「いえ、変えてませんよ。気のせいじゃないですか?」
首を傾げているお嬢様をやり過ごす。でも……。今日は異様に口数が少ないしさっきからじっとあたしを見ている(睨んでいる?)イッセイ坊ちゃまが怖い。
レイ君から聞いちゃったのかな?
ううっ。目が怖いよー。
その日は一日中ビクビクしていたけど、特に何を言われることもなく、ホッとして眠りについた。
ドンドン!!
眠りに落ちかけていたあたしは、ドアをノックする音で目を覚ました。
もしかしてレイ君? ダメじゃん、そんなに毎日来たら~。
ニヤついてドアを開けたあたしは、瞬時に凍りついた。
「……イッセイ坊ちゃま」
「あいつじゃなくてがっかりか?」
言いながら、ズカズカと部屋に入ってきた。
やっぱり知ってるんだ、昨日のこと。
トボトボ後ろを歩いていたあたしの腰を突然抱き寄せると、キスを迫ってきた。もちろん、あたしは顔を背けた。
「坊ちゃま……あたし……」
ちゃんと言わなきゃって思った。自分の気持ちを伝えることが、せめてもの誠意だと思ったから。
「止めろ。それ以上は言うな。お前の気持ちは分かってる。でも、まだお前の口からは聞きたくない」
深い溜息をつくと、彼はあたしの頬に触れた。
「なんで……お前なんだ……」
「え?」
「黒澤の家も会社も財産も、欲しけりゃ全部あいつにくれてやるのに……なんでお前なんだよ……」
悲痛な思いを口にした後、彼はあたしを抱きしめた。
壊れそうなくらいきつく――。
こんなに思ってくれていたなんて、全然知らなかった……。申し訳なくて、言葉がない。
「あいつは、今まで何も欲しがらなかった。何でも俺に譲ってきたし、俺だってあいつから奪ってきた。そのツケが回ってきたのかもしれないけど、でも、お前だけは渡したくない」
あたしと話す時はたいていふざけていて真面目に胸の内を明かすことなんてなかったのに、今日のイッセイ坊ちゃまはかなりストレートだった。
切ない思いに胸が締め付けられる。
彼は体を放し、熱っぽくあたしを見つめた。
「実梨……どうして俺じゃダメなんだよ……どうして零なんだよ……」
今にも崩れ落ちてしまいそうなイッセイ坊ちゃまを見ているのは心苦しかった。
「……ごめんなさい」
いけないと思いつつも、謝ることしかできなかった。
「謝らなくていいから、俺が好きだって言ってくれよ……」
目に涙を浮かべ、彼は頼りなく笑った。そして、静かに部屋を出て行った。
「ごめんなさい……」
あたしはその場に座り込み、誰もいない部屋で謝罪していた。
イッセイ坊ちゃまの気も知らず、浮かれていたのが申し訳なくて、その夜は眠れなかった。
『なんで……お前なんだよ……』
彼の言葉が頭から離れなかった。イッセイ坊ちゃまのことが嫌いなワケじゃない。
確かに第一印象は最悪だったけど、この数ヶ月の間に印象は180度近く変わって、今は寧ろ好きだと思う。
何度も心が揺れたし、魅力的な男性なのは間違いない。
でも――。
多分、イッセイ坊ちゃまへの気持ちは恋じゃない。
気取らずに飾らずに、何でも言い合える親友に近い存在なんだと思う。
だから、気持ちはホントに嬉しいし、あたしなんかには勿体ないんだけど、こうして1人になると会いたいのはレイ君の方で。
どんなに頭の中がイッセイ坊ちゃまのことでいっぱいになっても、それは変わらない。
あたしの心はレイ君に奪われている。

 最終日は早めにチェックアウトして、先代のお墓参りをしてから帰ることになっていた。
あたしまで行っていいのかということとイッセイ坊ちゃまのことで、朝からずっと気まずい。
ご家族の後ろを歩きながら、このままずっと気まずいのは嫌だって考えていた。けど、どうすればいいのか分からないしな。
「お父様、うちのお墓に誰かいるわよ」
お嬢様の声にあたしまで顔を上げる。一際、立派な墓石の前に確かに誰かがいて、しゃがんで手を合わせている。女性? だよね。
「鈴子……」
近づいて行き、立ち上がった女性を見て旦那様が呟いた。
「圭一さん」
女性も旦那様を知っている風だった。というか、明らかにワケありな雰囲気だった。
「お父様のお知り合い?」
お嬢様が不安そうに訊く。
「ああ、彼女は佐伯鈴子さん。昔、うちで家政婦をしてくれていた人なんだ」
家政婦ってもしかして……多分、ここにいる誰もが同じことを考えているはず。
「もしかして、零君の……?」
口火を切ったのはお嬢様だった。
「いいえ、私は……」
「ああ、そうだよ。彼女が零の母親だ」
女性は否定しようとしていたけど、旦那様ははっきりと認めた。
やっぱりレイ君のお母さんなんだ。小柄で痩せていて、身なりは地味だけどどこか品があって、目元がレイ君と似ているキレイな人。
流れる涙を必死で拭いながら、お母さんはレイ君をずっと見ている。
でも、彼は目を合わすこともなく、黙って背を向け、来た道を戻って行く。
「あ! レイ、坊ちゃま!」
慌てて追いかけ腕を掴んで引き留める。
「離して」
「でも、お母さんが……」
「俺にはそんなものいない」
「そんなこと言っちゃダメですよ!」
「君には分からない」
地割れしていくみたいに、あたしと彼の間に亀裂が入っていく。
「だったら……! 教えて下さい!あたしにも分かるように」
「なんで?」
「……え?」
「そこまで言う必要ないだろ」
あたしの手を振り解き、彼は歩き出す。
クリスマスパーティーの時よりももっと冷たく鋭い目をしていた。
亀裂はどんどん開き、断崖絶壁になる。
どんなに助走をつけても飛び越えられそうにない。
まだ姿は見えているけど、あたしには彼が見えなくなった。
出会って数ヶ月だし、簡単に理解なんてしてほしくないだろうけど、ここまではっきり拒絶されるのは辛い。
何の力にもなれないかもしれないけど、話を聴いて、共有して、一緒に悩みたいとか、半分こしたいとか、思うのもいけないの?
こんなに好きなのに……。
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