FALL IN LOVE ~恋するメイド~

あまの あき

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 その朝は深い溜息から始まった。いつも通りに目を覚まし、広いダイニングで1人、コーヒーを飲む。湯気の向こうに広がるのは昨夜の景色。

*****

「みのりちゃん……」
昨夜、後ろからあたしを抱きしめた彼は暫くするとまた名前で呼んだ。途端に胸が高鳴って、声を震わせながら返事をした。
「……はい」
「あいつの方が相応しいのは分かってるから、邪魔したくなかった。でも……」
途切れた言葉の先を待ちながら、息を呑む。
「やっぱり……好き」
これ以上ないタイミングだった。雰囲気も申し分ない。もう、体全部が心臓になったみたいにバクバクしてる。震える指で、あたしの体を包む彼の腕を掴む。
「坊ちゃま……」
「零でいい」
「レイ、君……」
名前を呼ぶだけで、胸が苦しい。
「キスしてもいい?」
はぁっ! 大変だ。いちいちドキドキする。落ち着け、実梨!これしきのことで緊張してどうする。焦りながらも、黙って頷いた。頭の後ろにあった彼の顔が少しずつ視界に入ってくる。
あぁ~息ができないっ……!
柔らかい唇が頬に触れた。このままじゃ届かないなと変な気を回し顔を後ろに回す。目が合って、ドキドキも最高潮……!
「おやすみ」
「あ、おやすみなさい。ってなんでやねん!」
思わず下手なノリツッコミもするわ! なんで首を傾げる!?さっきはいきなり迫ってきたクセに、許可まで取ってほっぺにチュウ止まりとかある?
どうしても解せないあたしは、振り返って彼の胸ぐらを掴むと、キスをした。
「キスっていったらこういうのでしょ」
自分からしちゃったじゃない……。ってか、いつもそうじゃない? こういう作戦? だとしたら、まんまと引っかかってるけど。
「さっき避けたから、イヤなのかと思って」
「イヤなら頷きませんよ!」
とんちんかんなことばっかり! せっかくのドキドキも吹き飛んじゃう。
「そっか。じゃあ……」
「へっ?」
両手で頬を包んだと思ったら、彼の顔が近づいてきた。ドキドキする間もないくらい、一瞬の出来事だった。
甘くやさしいキス。唇が離れると彼はあたしを抱きしめた。
「好き」
真っ直ぐな彼の言葉が夜に溶けた。

*****

朝から興奮しそうで、グイッとコーヒーを飲んだ。
「熱っ」
結局、あの後は何もなく、彼はおやすみと言って二階へ行った。あたしは余韻を引き摺って、1人でドキドキし続けていた。
レイ坊ちゃまのこと……好きなのかな。答えがすぐに出ないことを悩みながら、目を閉じる。瞼の裏には交互に浮かんできた。
『そんなの……お前に決まってんだろ』
高価なプレゼントとオトナの色気で責めてくる、実は優しいイッセイ坊ちゃまと
『やっぱり……好き』
純粋な思いでドキドキさせるけど、かなり不思議ちゃんのレイ坊ちゃまが。
それはあまりに対照的で正反対。どちらにも良いとこはあって、じゃあこっちって簡単には決められない。贅沢で自惚れた悩みなのかもしれないけど……。
はぁー。また溜息をついた。
怖くてなかなか開けられなかったけど、イッセイ坊ちゃまがくれたのはオープンハートのピアスだった。家もない家政婦のあたしには、勿体ない代物。でも、かわいくてとっても素敵。
鏡の前でそっと耳たぶに合わせてみる。せっかくだからつけたい気持ちもあるけど……。単なるプレゼントとして普通につけちゃうなんて、ちょっと無神経だよね。
元通りに箱にしまいながら、あとでお返し買いに行かなくちゃなーと思い、また悩む。
欲しいものはお前って言われた人に何を返せばいいんだろう。
もっと困るのは、レイ坊ちゃまの方で。物じゃないものをもらった相手には何を返せば?
難しいことを考えていたら寝てしまいそうで、とりあえず買い物に出かけた。
相手は、彼氏でも友達でもなく、同僚でも上司でもない。そんな相手に贈る物なんて選んだことないなー。
デパートの中をぐるぐる回るけど、何周しても良い案が浮かばない。
あんまり高価な物は買えないけど、安物なんてあの2人には買えないし。
あ~困った!!
悩みぬいた挙句、あたしに手が出せるのはネクタイピンぐらいしかなかった。これならあまり人目に触れないし。隠れてお揃いとかいいかも。(絶対怒られるけど)
すっかり人混みに酔って、ヘロヘロで帰ると、リビングにイッセイ坊ちゃまがいた。
昨日のことを思い出すと、必要以上にドキッとしてしまう。
「き、来てたんですか」
「もしかしたら、俺が帰った後、なんかあったんじゃねえかと思って。けど、昨日は一緒に寝たワケじゃなさそうだな」
ホント、こういう勘だけ妙に働く人だ。怖いわ~。
「そ、そりゃそうですよぉ」
「でも、こんなのなかったぞ。何だよ、このツリー」
ギクッ!
「ああ、それはレイ坊ちゃまが出したみたいですよ」
「あいつが? なんで?」
そんなの答えられるワケないじゃん。
「あ、そうだ!今晩、ここでパーティーしませんか?お鍋の材料たくさん買って来たんで」
「え? ああ、そりゃいいけど」
我ながら強引な方向転換だった。失敗か成功かで言ったら失敗っぽいけどそれ以降は何も訊かれなかったので、とりあえずセーフ。困ったなぁ。よく考えたら、3人で食事とか大博打かも。

夜の7時頃、いつものように3人でお鍋を囲んだ。
いつもと同じようでいて、何となく2人はいつも以上にピリピリしてる?
「じゃーん。今日はケーキを焼いてみました。パーティーの時、ケーキ台無しにしちゃったので」
得意じゃないけど、少しでも楽しい雰囲気にできたらいいなと無い知恵を絞ってみた。
「せっかく作ったとこ悪いけど、こいつと俺、誕生日一緒じゃねえんだよ」
『レイくん&イッセイくん おたんじょうびおめでとう』
読めるか読めないかのクオリティで書かれたチョコのプレートを指差し、イッセイ坊ちゃまが言った。
「ええっ! そうなんですか?」
そんなこと一言も言ってなかったのに。
「そりゃそうだろ。いくら何でもそこまでの偶然はあり得ん」
そっか。そうだよね。奥様と愛人が同じ年に産むことだけでもすごいのに、同じ日なんてね……。
「じゃあ、レイ坊ちゃまはいつなんですか?」
「……6月」
「えー! 半年も前!? じゃあ2回目ってことで。あ、3回目か」
誕生日が2つあるって、プレゼント2回もらえるなら嬉しいけど、実際はどうなんだろ?
「6月はないから大丈夫」
「それ、どういう意味ですか?」
「俺たちのことが外に漏れたら困るから本当の誕生日は存在しないことになってる」
あたしの質問に答えたのはイッセイ坊ちゃまだった。
「じゃあお誕生日祝いもしないんですか?」
「別にめでたくもないし」
「ヤダ! 暗い! そんなワケないでしょ」
しれっと闇発言するレイ坊ちゃまの肩を叩き、あたしは急いでケーキからチョコのプレートを取って食べた。
「何すんだ、おい!」
「これはただのクリスマスケーキってことで」
誕生日がないなんて、誰にも祝ってもらえないなんて、さすがに笑えない。もし、あたしが6月までここにいられたら、盛大にお祝いしよう。
「あ、そうだ。2人にプレゼントがあるんですよ!」
この暗い雰囲気を何とかしなくちゃ。デパートで買って来たものを2人に差し出す。
「何これ?」
訊きながら、イッセイ坊ちゃまは早くも包みを開けている。
「へ~。タイピンじゃねえか。で、お前は?」
ゆっくりと開けているレイ坊ちゃまを急かすように、イッセイ坊ちゃまが訊く。
「タイピン」
「おい! これってお揃いじゃねえのか」
「そうなんです! ステキでしょ」
シルバーとブラックの色違い。
「何の嫌がらせだよ。こいつとお揃いのなんてつけられるか!」
「だったら返してください」
「いいよ。一応もらっとくから」
文句を言うから奪い取ろうとしたら拒まれた。
「ありがとう……」
嬉しいのかどうか分からないけど、レイ坊ちゃまはちゃんとお礼を言ってくれたのに。
「いいえ。どういたしまして」
レイ坊ちゃまに微笑みかけた後、イッセイ坊ちゃまを睨んだ。
「どうもありがとうございます!」
「素直じゃないですねー、イッセイ坊ちゃまは」
照れ臭いのか、少し頬を赤らめてイッセイ坊ちゃまはそっぽを向いた。
最後はいつもの調子だけど、濃密過ぎた3連休もいよいよ終わりを迎えようとしていた。
今年もあと僅か。年末には旅行に連れてってもらえるし、明日から頑張らなきゃ。
「え、泊まるんですか?」
その夜、そろそろ帰らないとと声をかけると今日は泊まると言われた。
「俺に泊まられちゃ都合が悪いのか?」
「いえ、そういうワケじゃ……」
「だったら布団敷いてくれよ」
「は? ここに? ダメですよ、そんなの」
「なんでだよ。こいつはよくて、俺はダメなのか?」
「だってそれは……。とにかく、そんな
子どもみたいなこと言わないでください」
不服そうにブーブー言ってる人には構わず、2階の空いている部屋を寝られるように準備した。
2階には部屋が4つとトイレがある。離れと言えど、掃除に困るほど広い家。その点で言えば、泊まっても何の問題もないのだけど……。
色々考えたいこともあるんだけどな。そんな思いを知ってか知らずか、それから旅行の当日まで、毎日イッセイ坊ちゃまが泊まりに来た。
理由は『善意の見張り』だそうだけど、何かを見張ってるような緊張感など微塵もなく、誰よりも大きな顔をして寛いでいた。
何せ、寝る時は常に全裸で、お風呂上がりも腰にバスタオルを巻いてるだけ。イイ体してるのは分かるけどさ。

妙な共同生活を数日送り、いよいよ旅行当日を迎えた。
車で1時間半もかからないということで旦那様の運転で行くことに。こんな時はあたしが運転しなきゃいけな
いんだけど、どう頑張っても7人乗りの車なんて運転できない……。
「うわぁー」
現地に着いたら圧倒されて、言葉が出なかった。山奥に佇む、見たこともないような立派な旅館。
こんなにいい旅館にホントに泊まっていいのかなぁ。感動も束の間、すぐに現実に引き戻された。
「なんでこいつと同室なんだよ!」
イッセイ坊ちゃまが部屋割りにご立腹の様子。
「仕方ないでしょ! 兄様たちが急に泊まるとか泊まらないとか言うから、部屋取れなかったのよ」
そりゃそうだ。
「だったら、あたしは1人じゃなくても構わないですよ」
予約した部屋は3つ。旦那様とお嬢様、坊ちゃまたち、あたしという贅沢な部屋割り。
「ダメよ。みのりさんは1人じゃなきゃ気を遣うじゃない。せっかくだからゆっくりしてもらいたいし」
「そんな……」
ありがたいお言葉。
「じゃあ俺がそっちに……」
冗談か本気か、レイ坊ちゃまがボソッと言った。
「おい、貴様! 堂々とスケベ心を出すんじゃねえよ。何考えてんだ」
「零君がそんな冗談言うとは思わなかった」
イッセイ坊ちゃまは怒り、お嬢様は驚きを隠せない様子。
彼の突飛な言動にはまだ慣れそうにないなぁ。けど、その突飛な発言のお陰?で、イッセイ坊ちゃまも黙って部屋割りを受け入れた。
ただ……部屋に案内されたら驚いたというか軽く引いた。
「何だ、この部屋」
はっきり言って、1人で泊まる広さじゃない。庶民のあたしからすれば、全員ここでいいんじゃないの? って思う。部屋に露天風呂あるし。これじゃ気を遣わずのんびりなんてできないよー!
食事も本来なら各部屋で取るのだけど、今回は色々難ありなので、旦那様のいるお部屋に全員集まって取ることに。
「あのぅ、ホントに1人で泊まっちゃっていいんですか?」
豪華な食事を前に、さらに恐縮してしまう。
「当然よ。ね、お父様」
「ああ。何もないとこだからつまらないかもしれないけど、遠慮せずにゆっくりしてくれたらいい」
「ありがとうございます……」
自力じゃ絶対泊まれないから、ホントに嬉しいけど、遠慮しないでってのは難しいなぁ。
食事が済んだら部屋に戻り、せっかくだから露天風呂に入ることに。
「はあー」
生き返る~! なんて贅沢なんでしょう。こんなご褒美がもらえるような仕事なんてまだまだできてないのにぃ。
初日はここ数日の睡眠不足も手伝い、それはもう死んだようにぐっすりと眠らせていただいた。
朝、窓を開けると、空気は冷たいけれど澄んでいてホントに気持ちが良い。
その日は凌空坊ちゃまとお散歩したり、お嬢様にボディトリートメントに連れて行ってもらったり、かなりゆったりとした時間を過ごさせてもらった。
大晦日とは思えないわぁ。
「そうだ。ここから車で少し行かなきゃいけないけど、新年の花火大会がある神社があるの」
トリートメントの後、お嬢様が教えてくれた。
「えー! そうなんですか? いいですね」
かなりステキだよね、それ。
「夏の花火大会ほど派手じゃないけど、もしよかったらうちの残念な兄様たちを誘ってあげて」
「フフッ。残念だなんて」
「だって、今までほとんど口もきいたことないくらい仲悪いのに、好きな人だけ同じとか残念過ぎでしょ」
確かに仲が良いんだか悪いんだか分からないよね。2人で苦笑した。
「ズバリ訊いちゃうけど、みのりさんは兄様たちのこと、どう思ってるの?」
今、訊かれたら一番困る質問だ。
「う~ん……」
「私が言うことじゃないんだけどね。兄様は今まで女性に不自由はしてこなかったと思うの。でもね。本気で付き合ってはいなかったみたいなの」
「そうなんですか?」
生粋の遊び人ってことか。
「お金目当ての女ばっかりだって、酔った時に嘆いてたことがあって。だから、自分も本気では好きにならないって」
「ああ……」
それは辛いかも。
「けど、兄様はまだマシ。零君なんて浮いた話すら聞いたことないもの」
「ええ!」
あの歳で?
「零君って色々複雑でしょ? きっと女性を好きにならないんじゃなくて、なれないんだろうなって勝手に思ってたの」
何となく分かる気がして、自然と頷いていた。
「だから、零君がみのりさんを好きだって分かった時、私もお父様もホントに嬉しかったのよ」
「そんな……」
嬉しいだなんて、なんか責任重大。
「別に好きになってくれなくてもいいけど、迷惑じゃなければみのりさんのこと好きでいさせてあげてほしいな」
イッセイ坊ちゃまのことは兄様って呼ぶのに、レイ坊ちゃまのことは零君なんて呼んでるから、てっきり兄だと認めてないのかと思ってたけど、全然そんなことないんだ。すっごく、お兄さん思い。感動しちゃうなぁ、こういうの。
お嬢様の話を聞いちゃったら、花火に誘わないという選択肢はなくなった。
食事の後、部屋に戻る時にお誘いしたら2人とも不服はありそうだったけど、行くという返事だった。
時間になると、レイ坊ちゃまの運転で目的の神社に向かった。
お嬢様が人気スポットだから混むって言ってたけど、ホントに凄い人。
「ヤダなー人混み」
「ですね」
なんて言いながら、待つこと約1時間。誰からともなく、カウントダウンが始まった。
新年に変わる瞬間はいつだってワクワクする。
「10、9、8……」
周りと一緒になってカウントダウンを始めた時だった。
あたしの右側に立っていたイッセイ坊ちゃまがそっと右手を握ってきた。
え?
「5、4、3……」
驚いていると、今度は左手をレイ坊ちゃまに握られた。
「2、1!」
掛け声とともに、鳥居の向こうに花火が上がった。
一気にその場のテンションが上がる。
真冬の、新年を告げる花火は思ってた以上にキレイで幻想的だけど……。
2人の男性と手を繋いで年越しって、なんかとってもセクシャルな感じがするのはあたしだけ?
坊ちゃまたちは2人とも花火を見上げたまま、あたしの方は見ない。
おかしい状況だと分かっていても、手を振り解くことができず……。
胸を撃ち抜くような大きな音を響かせて夜空に大きな花が咲く度、あたしの心も激しく揺さぶられた。
旅館に帰ると真っ先にお風呂に入った。冷えた体を温めながら、ふと自分の手を眺めてみる。
あたしたちはこのままどうなっていくんだろう。
布団に横になり、天井をじーっと見つめながら考えていた。
ふと気がつくと目の前にレイ坊ちゃまがいて……というかキスされていた。
それも今までのような軽い感じじゃなくて、もうホントにがっつり。大変エロうございまして……。
お布団の上にいるってことは、明らかにもう何かしらのイケナイコトが始まっちゃってる感じなんだけど、ここに至るまでの記憶が全くない。
どうしてこんなことに? いいの? このままなるようになっちゃっても。
なんて心配はすぐに消え去った。
スッと伸びてきた手があたしの頬を包んだ。
その手は、あたしの顔を反対側へと向ける。
そこにはイッセイ坊ちゃまがいて、当たり前のようにキスをされた。
ええっ!?
ウソでしょ?
これって、3人で……ってこと!?

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