FALL IN LOVE ~恋するメイド~

あまの あき

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「はあー」
どんだけ息溜めてんだよってぐらい、溜息が止まらない。
幸せいっぱい逃げてんなーこりゃ。いや、実際逃げてますしね。
昨日も結局、レイ君はイッセイ坊ちゃまとほぼ同時刻に帰って来た。今までこんなことなかったのに、ぜっったいわざとだ!
くそー!悔しい!
今日から連休だし、何とかして昨日のうちに名案を伝えておきたかったのに、恋人かって疑うぐらい、レイ君のそばにはずっとイッセイ坊ちゃまがいて、一瞬たりとも隙がなかった。
そして、がっかりするあたしに向けられたあのしたり顔!
おのれ~!黒澤一成め! 今に見てろよっ!って……離れで言ってりゃ世話ないな。3日も休みいらないよー! 何でもするからせめて本宅へ行かせて下さい……。
すぐそばにいるのに顔も見られないなんて、こんなの拷問だぁー!
大掃除の時に見つけた双眼鏡を引っ張り出し、窓から本宅を覗いてみる。
やってることは変態の領域。
見えたのは左近さんだけ。じいさんなんかいいんだよ!(暴言) レイを出せ! レイを!
あーもう! 会いたい会いたい会いたい会いたい!
和室で1人のたうち回る。
このままじゃあの暴君の思うツボだ。何とかしてこの窮地を脱さねば。
色々考えて、理由もなく外に出てみたり買い物に出かけてみたりしたけど、何の効果もない。
レイ君は一体何をやってるんだ!? イライラしてるのはあたしだけかい?
チラッと見ることもできないまま、連休初日は無残に過ぎ去った。
今日も何もなかったら、最終日には家に乗り込んでってやる!
なんてことを企てたせいか、やってみろとばかりに2日目も何もないまま終わってしまった……。
はぁ、体が干乾びてしまう……。
もう起き上がる気力もない。
こうして何にもないまま連休終わるのか
なんて悲観し始めた時だった。
コンコン! 誰かが玄関をノックする音が!
もしかしてレイ君!? キャー!ダッシュで玄関へ向かう。おや?
「みのり、あそぼう!」
そこにいたのは凌空坊ちゃま。
「いいですよ。何して遊びます?」
思い切り体でも動かして気分転換するかな……。
「あ! そうだ! 凌空坊ちゃま」
がっしり肩を掴み、凌空坊ちゃまを見つめた。
「なあに?」
「あのう……」
首を傾げる無邪気な天使に罪悪感が込み上げてきた。
『レイ君呼んで来て』なんて、頼んだらサイテーだよね? きっと、普通に呼びに行ってくれるだろうけど、凌空坊ちゃまは純粋にあたしと遊ぶつもりで来てくれてるのに利用するようなことしちゃいけないよね。
「やっぱりボール遊びがいいかなと思って」
「うん!」
ダメだ、ダメだ。凌空坊ちゃままで利用しようとするなんて、どうかしてるぜ。邪な気持ちでいるから上手くいかないんだよ。
明日になれば、顔は見られるんだから焦ることない。
落ち着け、実梨。
「じゃあ行きますよー」
最初はボールを上手く蹴ることもできなかったのに、子どもは成長が早いなぁ。もう全然あたしより上手いじゃん。
「ねえ、みのり。ちょっとまってて!」
「え?はーい」
ボールを置くと、凌空坊ちゃまは家の中へ走って行った。トイレかな? と思ったら、凌空坊ちゃまはレイ君の手を引いて戻ってきた。
「あっ……!」
丸2日ぶりに見たら、何だか泣きそうになった。やっと会えた!
「この寒いのに外で遊ぶのかよ」
ゲッ! 喜びも束の間、後ろからイッセイ坊ちゃまもついて来ていて、レイ君に駆け寄ろうとした足が止まった。ぐあー! 寒いなら家にいろよ!
「お前、今何かよからぬことを企んでただろ?」
「た、企んでませんよ!」
図星だけどね。ってか、企むに決まってるじゃん! 目が合って、にっこり微笑みかけられただけでキュン死しそうなんだぞ、こっちは。
イッセイ坊ちゃまにパスする時は、ボールを蹴る足にも力が入る。あたしがロナウドなら思いっ切り顔面狙ってやるのにぃ。冗談半分の悪意を出したのが運の尽きだった。
勢いよく蹴ったボールはイッセイ坊ちゃまの遥か向こうへ。
「キャー! 何なの!?」
へ? 甲高い女性の声。ぎゃー!! なんで奥様がいるの?
車から降りて来た奥様の頭にあたしの蹴ったボールが直撃。あかん……もう終わりや……。市中引き回しの上、打ち首獄門や……。
「申し訳ございませんっ!!」
体を折り畳めるだけ折り畳み、命乞い……いや、謝罪した。
「またあなたなの? わざと狙ったんじゃないでしょうね」
尖った目があたしを睨む。こ、怖え~。
「め、滅相もございません!」
息子は狙ったけど、まさかいらっしゃるなんて思わなかったから……。
「母上、今日は一体どうしたんです?」
イッセイ坊ちゃまが話題を逸らし、九死に一生を得る。
「どうしたもこうしたもないでしょ? とっくに年も明けたって言うのに、誰もうちへ挨拶へ来ないんだもの。そんなに忙しいのかと思って来てみたら、遊んでるんじゃない。一体どうなってるのよ」
ご立腹でいらっしゃったのに、余計に怒らせるようなことしちゃった。
「今はたまたま遊んでただけで、昨日までは本当に忙しかったんですよ」
言い訳しながら、奥様とイッセイ坊ちゃまが家に向かって歩いていく。
「凌空ちゃんもいらっしゃい」
「はーい」
見るからに高価な黒いコートを羽織り、高いヒールをコツコツと鳴らしながら、女王様と坊ちゃまたちは扉の向こうへ。
「またやらかしちゃった……」
「偶然とはいえ、爽快だったよ」
ん? アッ! もしかして、今レイ君と2人きり?
「ねえ、レイ君……」
言いかけた時だった。
「おい、何してる!お前らも早く来い」
チッ。ちょっと話すぐらい大目に見てよー。どうせ今から奥様にこってり絞られるんだよ。
あ~怖いぃぃ。
「心配しなくても大丈夫だよ」
怯えるあたしの頭をポンポンして、レイ君は先に歩いて行った。
ラブ注入に頬を緩めてリビングに行くといつもとは違う匂いが漂っていて思わず顔を顰めた。百貨店の化粧品売り場みたいな高級な匂いだ。
「一体どうしたの? その顔」
うわ~話題の悪い時に来ちゃったなぁ。奥様は遅れて来たレイ君とあたしをジロリと見た。
「まあ、相手は零なの? どうしてあんな子相手にしたの? 喧嘩なんてしたことなかったでしょ。原因は一体何なの?」
そこ言及しちゃいます?
「まあ、色々あるんですよ」
マズいと思っているのは、イッセイ坊ちゃまも同じようで。さすがに真相は言えないよね。みんな口を噤んでるし。今は全員一丸となって隠し通さねば。
「イッセイもレイもみのりが好きなんだよ」
!!!
ぬあ~凌空坊ちゃま! 笑顔がとってもキュートだけど、それ一番言っちゃいけないヤツだよ!
「何ですって?」
一瞬にして奥様の表情が変わる。
「ダメよ、凌空!」
お嬢様が慌てて口を塞ぐ。
「どうして? このまえもおにわでたたかってたの、すっごくかっこよかったんだよ、おばあちゃま」
もうダメだー。
「一成。どういうことなの?あなた、まさか、この娘を取り合って喧嘩したって言うんじゃないでしょうね?」
魔女降臨……。空気が凍り付く。絶対に認めちゃいけない。
「いけませんか?」
うそーっ! 認めるんかい!
「一成!? 何を言ってるの?」
「彼女を好きじゃいけませんか?」
いいって言うワケないじゃん。
「当たり前でしょ! バカなこと訊かないでちょうだい! 一体何を考えてるの! あなたはこの家の大事な跡取りなのよ。それをよくもまあ……」
「この際だからはっきり言いますけど、僕は彼女となら結婚したっていいと思ってる」
「ええーっ!!」
け、け、結婚ですと!?
奥様の言葉を遮って言い放ったイッセイ坊ちゃまの言葉に、あたしは思わず声を上げた。
その瞬間、奥様がイッセイ坊ちゃまの頬を思い切り打った。見ているこっちまで痛い。
「いい加減にしなさい。今のは聞かなかったことにするから二度と言わないで。いいわね?」
喉の奥から無理やり出したような低い声で奥様が忠告する。
「この家にいる限り、好きな女とも結婚できないって言うんなら、僕はこんな家捨てますよ」
「一成!!」
おいおい、とんでもないこと言っちゃたよぉ。あたしの立場がどんどん悪くなる一方。
「母上は僕の幸せより、この家を守ることの方が大事ですか」
いつもより強い調子でイッセイ坊ちゃまが言った。
「あなたはこの家を守るよりも、その娘と一緒になることの方が大事だと言うの?」
顔面蒼白に近い表情で、奥様がイッセイ坊ちゃまを問い質す。
「少なくとも、今の僕にとってはそうです」
イッセイ坊ちゃまの言葉に、奥様は力なくソファーに崩れ落ちた。
「なんということなの……」
何とも言えない重苦しい空気の中、口を開いたのは意外にもレイ君だった。
「……さっきから何言ってんの? お前」
「あ? どういう意味だ?」
すぐさまイッセイ坊ちゃまも反応する。
「結婚、結婚って彼女は俺と付き合ってるんだぞ」
こんな時でもキュンとしてしまう、空気の読めない胸。けど、言われてみればそうだ。何となく、この部屋全体にあたしとの結婚を反対されているイッセイ坊ちゃまって構図ができつつあった。そんな事実はないのに。
「俺はあくまでも将来的な願望を言ったまでだ。お前らが長続きするとは思えないしな。どうせお前は結婚する気なんてないんだろ?」
挑発するようなイッセイ坊ちゃまの問いかけには正直、答えないでほしいと思っていた。
付き合う気もなかった人に結婚する気なんてあるはずないもん。あたしだって今はまだ結婚のことなんか考えてもいないけど、それでもはっきり『ない』って言われたら悲しい。
何て答えるのか待っていたあたしの手を握ると、レイ君は急に部屋を出て行こうとした。
「おい! まだ話終わってねえだろうが。どこ行くんだよ!」
「俺よりママと話した方がいいんじゃねえか」
「なんだと! 待て! コラ! 元はと言えばお前が……」
「待つのはあなたよ、一成。零と付き合っているような娘と結婚したいだなんて一体どういうことなの?」
奥様の厳しい追及を受けようとしているイッセイ坊ちゃまを尻目に、手を繋いで玄関へと走る。
「母上、それは……ちょっ、待て! お前ら!」
怒られながらも、イッセイ坊ちゃまは叫んでいた。
「いいの? 勝手に出て行っちゃって」
「うん。出るなら今しかないから」
この家のガレージで唯一、外車じゃない黒のセダンに乗り込む。とはいえ、十分高級車だけど。
別に悪いことしてるワケじゃないのに、逃亡しているみたいでドキドキする。帰ったら奥様やイッセイ坊ちゃまにこっ酷く叱られるかもしれないけど、今はやっと家を出られた喜びの方が大きい。
あてもなく走り出した車が赤信号で停まる。
「どこか行きたいとこある?」
助手席のあたしに、レイ君が微笑みかける。やだぁ~そんなの決まってるじゃん。
「……2人きりになれるとこがいいな」
この時をどれほど待ったことか。もう喉から手も足も出ちゃってるよ。
「うん。そうだね」
信号が青になって再び走り出した車の中は静かな緊張に包まれて、あたしの心臓の音が聞こえてしまいそう。
待ち遠しいせいで時間が長いのかとも思ったけれど、実際にかなりの時間が過ぎていた。
にも関わらず、一向にどこにも辿り着く気配がない。どこまで行く気?
2人きりって、まさか人里離れたところとかに行く気じゃないよね!?
「レイ君、どこ行くの?」
あんまり不安になって、堪らず訊いてみた。
「どこ行こう?」
「えー!!」
ずっと考えてたの?
「みのりちゃんと初めて行くとこだからちゃんと考えなきゃと思ったんだけど、あんまり外出ないから、よく分からなくて」
もぉ、レイ君たらぁ、なんてカワイイこと言うのぉ。
「あたしはレイ君と2人きりになれるんなら、ホントどこでもいいよ。その辺のラブホとかでも全然……」
ん!? 今あたしラブホって言わなかった? ヤダヤダ! 今頃、口塞いでも遅い。
聞こえちゃったよね? なんかヤル気満々みたいじゃん!(まあ、否定はしないけど)
ついつい正直に言っちゃったけど、もしかしてレイ君引いちゃったかな。
「……そうなの?」
「えっと……まあ、そうかな……」
恐る恐る訊いてきたレイ君に苦笑いを返す。レイ君にまで赤くなられたら、余計に恥ずかしくなる。
さっきよりシーンとしたまま、暫く走った車は、あたしの希望した?場所に辿り着いた。
ラブホって言っても、最近のはすごくオシャレで、昔のようないかがわしさなんて全然ないから、まだマシだよね? 部屋もすごくゴージャスなホテルの一室って感じだし。
レイ君は落ち着かないのか、部屋をキョロキョロと見回している。
「なんかすごいことになってるんだね、今は」
感心するように、レイ君が呟く。
「久しぶりなの?」
冗談っぽく訊く。
「うん。そうだね……かなり」
へえ、来たことあるんだって思ったら、どんな人と来たんだろうなんて考えちゃって、自分から訊いたくせに、なんかモヤモヤしてきた。
そりゃ彼女に決まってるだろうけど、今そんなこと考えるなんてバカだ。
やっとの思いで2人きりになったのに、どうでもいいことが気になって、どうにもならないことに嫉妬しちゃいそう。
憂いを帯びた横顔はステキだけど、昔の彼女とか思い出してたらヤダな……なんて。
あー! そんなこと考えちゃダメだー!
雑念を消し去るように、勢いよくバスルームを開けた。
「うわぁ。見て!スゴイよ、レイ君」
テンションを上げて、楽しまなきゃ。
「おお、ホントだね」
高級スパを思わせるつくりの広くて大き
なバスルームに胸が躍る。
「せっかくだから、一緒に。ね」
お湯を張って、一緒に入ろうと誘う。暫く固まった後、レイ君は照れ臭そうに微笑んだ。
丸く大きな浴槽は、2人で入るには十分過ぎる大きさがあった。4,5人は余裕で入れると思う。
でも、入る時はレイ君が後ろからあたしを抱き、1人分のスペースで済ます。究極に贅沢な使い方。
ガラス張りの天井からは星空まで見えてかなりロマンチック。
「きれい……」
都会の空でも2人で見上げれば美しい。
レイ君がいる。それだけで世界は違って見える。好きな人と一緒にいられるのって幸せだなぁ。
我慢していた分、余計にそう思う。
「ずっとこうしてたいなぁ」
心の声を呟く。
「ずっとは困るな」
レイ君が呟く。
「えーなんで?」
「だって、このままじゃみのりちゃんの顔が見えないから」
ブー垂れかけて、キュンとした。
「これならいい?」
お湯の中で回転しレイ君と向かい合う。
「う~ん。もう一息」
「ええ?」
何が足りないんだって首を傾げたあたしにレイ君が一瞬唇を突き出した。
はあっ。かわいい。
チュウーって子どもみたいに唇を突き出し、レイ君に近づいていく。
お互いに突き出した唇がチュッと音を立てて触れ合う。
顔を見合わせて照れ笑いながらも、それを何度となく繰り返す。
不意に腰をグイッと抱き寄せられ、レイ君の笑顔が真顔に変わる。
ああ、なんてエロい目をしてるんだ。胸が軋むほどドキドキして痛い。
「出ようか」
囁く低い声に黙って頷く。
緊張しながらバスローブを羽織ると、突然レイ君はあたしを抱き上げた。
「やっ、ちょっと……」
まさかのお姫様抱っこだ!嬉しさと照れ臭さに笑いが込み上げる。
「きゃー」
わざと足をバタつかせて悲鳴を上げる。
「もう逃げられないよ」
ベッドの上にあたしをおろしたレイ君はいつもより楽し気に笑っていた。想像した以上に、笑った顔がすごく魅力的で困ってしまう。
双眼鏡で覗いたり、和室でジタバタしながらずっとずっと待ち焦がれていた、甘く切ないこの瞬間。
「レイ君」
「みのりちゃん」
確かめ合うように名前を呼ぶ。
もう名前さえ好き。
何度だって呼びたいし、何度だって呼んでほしい。
視線も唇も肌も重なってひとつになる。
これまで以上に甘く、とろけるように隙
間を埋める。
体中が汗ばんでいく。
「もう……ダメ……」
何度口にしただろう。
優しかったり、激しかったりする彼に翻弄され、既に限界は越えていた。
仰け反るほど情熱的に求められたり、執拗なほど丁寧に愛されたのは初めてだった。
押し寄せる波に溺れ、気を失いそうになっても、レイ君は離してくれなかった。
気持ちよすぎて死んじゃいそう。でも、このまま死ねるなら本望? って、まさかね。
死んで本望なわけないじゃん。
これから2人でいっぱい楽しまなきゃ。
あたしたちはまだ始まったばかり。
いっぱい笑って、いっぱい泣いて、もっともっとレイ君を好きになりたいし、好きになってもらいたい。
今までたくさん辛いことを経験した分、これからはたくさんの愛と幸せを感じてもらいたいんだ。
だからね、レイ君。
一日でも一秒でも長くそばにいてね。
彼の腕に抱かれ、心の中で呟いていた。
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