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第二十三話 ウェルカム!
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「にゃはは! おっはよー、諸君!」
夏休みも明け、元気に登校する我らがリーダー。歌留奈、にことは教室が別なので、一人だ。
「おはよー」
と、皆からも挨拶が返される。裏表がなく、明るい人柄なので、なんだかんだ、好かれている。
本鈴が鳴り……。
「皆さん。今日は新しい生徒を紹介します。カタンさんどうぞ」
すると、金髪碧眼、ポニーテール。胸はDカップほどと思われる少女が、入ってきた。
教室が騒然となる。
「はい、静かに。カタンさん、黒板に日本語、書ける?」
「大丈夫です。日本語、お母さんから教わってます」
そう言って、黒板に「ノヴァルナ・カタン」と書く。
「じゃあ、自己紹介を」
「ノヴァルナ・カタンです。ドイツから、来ました。よろしくおねがいします」
「じゃあ、あの席に座ってね」
「はい」
なんともぎこちないが、自己紹介を終え、最後尾の席に着席する。
やがて、HRが終わり……。ノヴァルナは質問攻めにあっていた。
「好きなものは?」
「はい、ボードゲームと、ソーセージと、兎です」
リーダー、これを聞き逃さなかった!
「ボードゲーム好きなの!? だったら、ボクらの部活に入らない? 卓ゲ部っていうんだけど!」
「タクゲブ?」
「えーっと、ちょっと通じなかったか。ボードゲームとかやるの!」
「それ、興味あります! 後で見学させてください!」
「もちろん!」
こんな感じで授業を終え……。
「じゃーん! みんなー! 新しい部員候補だよ~!」
「おお、金髪!」
「にこちゃん、失礼だよ。私たち、卓ゲ部の部室へようこそ」
皆で、立ち上がってお辞儀。ノヴァルナも、おずおずとお辞儀する。
「今日は、見学させてもらいます。いいですか?」
「モチのロンよ!」
「餅? お餅がどうかしましたか?」
にこ、さっそく滑る。
「あー、あんまり、独特な日本語は使わないであげてね。それじゃあ、何やる?」
「ドイツってことは、カタンとかいいんじゃない?」
カタンの開拓者たち。通称・カタン。資源を集め、道や家を作っていくゲームである。
これらや、カードには「騎士賞」や「街道賞」などがあり、得点となる。勝利点が十になると、勝利。
「カタンありますか!? ワタシの名前と同じなので、好きです!」
好感触。
「じゃあ、やってみよ。るうちゃんは、やったことないよね? にこちゃんの後ろで、見学してて」
「はい」
たとえ見学でも、にこの後ろなら嬉しいのが、るう。
「あ、鉄6、森8取られた~!」
「鉄、強いよなー」
「いただきました」
ノヴァルナ、好調な滑り出し。鉄6、森8というのは、ざっくり強い配置を得たと考えてもらいたい。
「羊と、鉄交換してください」
「ボクとどう? 鉄二つくれるなら、いいよー」
こうやって、資源の交換交渉をするのも、このゲームの味噌。
ゲームは進んでいき……。
「ノヴァ子、勝利~! おめでとー!」
きいろを筆頭に、一同拍手。いつの間にやら、例によって変な愛称をつけている。
「ありがとうございます。面白かったです。ワタシ、入部したいです!」
「おお~!」と歓声。
「ボク、用紙もらってくる!」
こうして、新入部員が入ってきた。
「TRPGって興味ある?」
きいろが中座している間、歌留奈が質問する。
「ボードゲームほどメジャーじゃないですけど、ワタシ、好きです」
「おお~」と声を上げる三人。
「どういうのが好き?」
「メイジ・ジ・アセションとか好きですね」
「むう……名前だけは聞いたことがあるレベル……」
歌留奈、ソード・ワールドRPG2.5あたりが受け付けてもらえるか、思案。
「クトゥルフの呼び声好きですか!?」
「はい。CoCも好きです」
「~~~!」
るう、声にならない喜び。CoCとは、クトゥルフの呼び声の略称である。
「ラヴクラフトの原作も?」
「はい。読んだことあります」
「~~~!」
またも、声にならない喜び。
「おまたせー! ……るーこ、どったの?」
なんだかヘヴン状態のるうに、我らがリーダー若干ビビるが、ここにノヴァルナの入部が成立した。
夏休みも明け、元気に登校する我らがリーダー。歌留奈、にことは教室が別なので、一人だ。
「おはよー」
と、皆からも挨拶が返される。裏表がなく、明るい人柄なので、なんだかんだ、好かれている。
本鈴が鳴り……。
「皆さん。今日は新しい生徒を紹介します。カタンさんどうぞ」
すると、金髪碧眼、ポニーテール。胸はDカップほどと思われる少女が、入ってきた。
教室が騒然となる。
「はい、静かに。カタンさん、黒板に日本語、書ける?」
「大丈夫です。日本語、お母さんから教わってます」
そう言って、黒板に「ノヴァルナ・カタン」と書く。
「じゃあ、自己紹介を」
「ノヴァルナ・カタンです。ドイツから、来ました。よろしくおねがいします」
「じゃあ、あの席に座ってね」
「はい」
なんともぎこちないが、自己紹介を終え、最後尾の席に着席する。
やがて、HRが終わり……。ノヴァルナは質問攻めにあっていた。
「好きなものは?」
「はい、ボードゲームと、ソーセージと、兎です」
リーダー、これを聞き逃さなかった!
「ボードゲーム好きなの!? だったら、ボクらの部活に入らない? 卓ゲ部っていうんだけど!」
「タクゲブ?」
「えーっと、ちょっと通じなかったか。ボードゲームとかやるの!」
「それ、興味あります! 後で見学させてください!」
「もちろん!」
こんな感じで授業を終え……。
「じゃーん! みんなー! 新しい部員候補だよ~!」
「おお、金髪!」
「にこちゃん、失礼だよ。私たち、卓ゲ部の部室へようこそ」
皆で、立ち上がってお辞儀。ノヴァルナも、おずおずとお辞儀する。
「今日は、見学させてもらいます。いいですか?」
「モチのロンよ!」
「餅? お餅がどうかしましたか?」
にこ、さっそく滑る。
「あー、あんまり、独特な日本語は使わないであげてね。それじゃあ、何やる?」
「ドイツってことは、カタンとかいいんじゃない?」
カタンの開拓者たち。通称・カタン。資源を集め、道や家を作っていくゲームである。
これらや、カードには「騎士賞」や「街道賞」などがあり、得点となる。勝利点が十になると、勝利。
「カタンありますか!? ワタシの名前と同じなので、好きです!」
好感触。
「じゃあ、やってみよ。るうちゃんは、やったことないよね? にこちゃんの後ろで、見学してて」
「はい」
たとえ見学でも、にこの後ろなら嬉しいのが、るう。
「あ、鉄6、森8取られた~!」
「鉄、強いよなー」
「いただきました」
ノヴァルナ、好調な滑り出し。鉄6、森8というのは、ざっくり強い配置を得たと考えてもらいたい。
「羊と、鉄交換してください」
「ボクとどう? 鉄二つくれるなら、いいよー」
こうやって、資源の交換交渉をするのも、このゲームの味噌。
ゲームは進んでいき……。
「ノヴァ子、勝利~! おめでとー!」
きいろを筆頭に、一同拍手。いつの間にやら、例によって変な愛称をつけている。
「ありがとうございます。面白かったです。ワタシ、入部したいです!」
「おお~!」と歓声。
「ボク、用紙もらってくる!」
こうして、新入部員が入ってきた。
「TRPGって興味ある?」
きいろが中座している間、歌留奈が質問する。
「ボードゲームほどメジャーじゃないですけど、ワタシ、好きです」
「おお~」と声を上げる三人。
「どういうのが好き?」
「メイジ・ジ・アセションとか好きですね」
「むう……名前だけは聞いたことがあるレベル……」
歌留奈、ソード・ワールドRPG2.5あたりが受け付けてもらえるか、思案。
「クトゥルフの呼び声好きですか!?」
「はい。CoCも好きです」
「~~~!」
るう、声にならない喜び。CoCとは、クトゥルフの呼び声の略称である。
「ラヴクラフトの原作も?」
「はい。読んだことあります」
「~~~!」
またも、声にならない喜び。
「おまたせー! ……るーこ、どったの?」
なんだかヘヴン状態のるうに、我らがリーダー若干ビビるが、ここにノヴァルナの入部が成立した。
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