1 / 1
殺人鬼の従者
第1話 晴天の出会い
しおりを挟む
凸凹コンビ
少し前に依頼を受け取った二人の執事は
フランスにたどり着いた。かなり歩いて森の奥、古いお屋敷で足を止めた。
「こ、ここが初職場かぁ」
「とりあえず、インターホンに話してくれないか?俺はフランス語話せなくてさ」
「あ、わかりました!」
見上げて首が痛くなるような高さに時計がある。日本から来た執事のうち小さい方がインターホンに向かって話しかける。すると自動で扉が開いていき、奥の方からスーツを来たお爺さんがやって来た。
『君たちが日本から来た新しい使用人だね。ワシはここの使いの古株、レルファ・ロイクマリティだ』
レルファと名乗るお爺さんは、背の高い方が先に目に入ったのでスラスラとフランス語で話しかける。
「あ、すみません!僕が間に入らせていただきますね。この方はレルファさん、僕たちと同じ執事です!」
小さい方の執事はとっさにレルファのいったことを背の高い方の執事に通訳し始める。
レルファは小さい方の執事に気づいていなかったので、少し驚く。
『…そしてレルファさん、はじめまして。僕は執事と通訳係で雇われた宮代夕樹(みやしろ ゆうき)です!そしてこちらが綿引末松(わたびき すえまつ)さん、所属は別ですが同じく執事です!あ、末松さんはフランス語が苦手なので、話すときは僕にお願いいたします!』
『…ミヤシロ、なるほどな』
レルファは夕樹をみて呟く。
夕樹と末松には聞こえていないようだ。
『わかった、では姫様のところまで案内しよう。ついてきたまえ』
二人をつれて、レルファは屋敷の中へと戻っていった。
少し前に依頼を受け取った二人の執事は
フランスにたどり着いた。かなり歩いて森の奥、古いお屋敷で足を止めた。
「こ、ここが初職場かぁ」
「とりあえず、インターホンに話してくれないか?俺はフランス語話せなくてさ」
「あ、わかりました!」
見上げて首が痛くなるような高さに時計がある。日本から来た執事のうち小さい方がインターホンに向かって話しかける。すると自動で扉が開いていき、奥の方からスーツを来たお爺さんがやって来た。
『君たちが日本から来た新しい使用人だね。ワシはここの使いの古株、レルファ・ロイクマリティだ』
レルファと名乗るお爺さんは、背の高い方が先に目に入ったのでスラスラとフランス語で話しかける。
「あ、すみません!僕が間に入らせていただきますね。この方はレルファさん、僕たちと同じ執事です!」
小さい方の執事はとっさにレルファのいったことを背の高い方の執事に通訳し始める。
レルファは小さい方の執事に気づいていなかったので、少し驚く。
『…そしてレルファさん、はじめまして。僕は執事と通訳係で雇われた宮代夕樹(みやしろ ゆうき)です!そしてこちらが綿引末松(わたびき すえまつ)さん、所属は別ですが同じく執事です!あ、末松さんはフランス語が苦手なので、話すときは僕にお願いいたします!』
『…ミヤシロ、なるほどな』
レルファは夕樹をみて呟く。
夕樹と末松には聞こえていないようだ。
『わかった、では姫様のところまで案内しよう。ついてきたまえ』
二人をつれて、レルファは屋敷の中へと戻っていった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる