41 / 891
二章 学院生活・前半
41.父の真実
しおりを挟む
翌日は休みだった。
朝、いつもよりだいぶ遅い時間に起きて、母と二時間ほど訓練をした。
訓練が終わった後、ふと目についたものがあった。
母の机の上に置かれていた、一枚の写真。若いカップルが並んで写っている。
それを見て、私は思い出した──私の父、母の夫はもういない。少なくとも、今は。
写真に写る女性は、きっと若い頃の母。そして、その隣の男性が父なのだろう。
私は、父の顔を知らない。
生まれた時には、すでにいなかった。
母はそのことについて何も語らなかったし、私もまた、今まで訊ねたことはなかった。
でも、そろそろはっきりさせたい。
そう思って、私は母に尋ねた。
すると、母は少し神妙な顔をした。
「彼のことを知りたいなら・・・相応の覚悟が必要よ」
うっすらそんな気はしていた。けれど大丈夫。
どんなに辛く、残酷なことでも──私は受け入れる覚悟がある。
前世で毎日味わっていた苦しみに比べれば、ずっとマシだ。
「・・・大丈夫。私は、どんなことでも受け入れる」
そう告げると、母は語り始めた。
私が生まれる前に、何があったのかを──。
かつて、母は自身とは属性の異なる七人の魔女と共に邪神ガラネルを討ち、封印した。
だがその後、信頼していた占い師から、こう告げられたという。
「あなたは邪神を倒したが、その代償は大きかった」
当時はその意味がわからず、占い師もそれ以上のことは語らなかった。
その後、母は学生時代からの友人だった男性と結ばれた。
二人は同棲を始め、一年も経たないうちに、私を授かった。
しかし、私の出産──つまり誕生が間近に迫ったある日、父は突如亡くなった。
昨日まで元気に笑い、母と語らっていたのに、朝にはもう冷たくなっていた。
病でも、呪いの跡でもない。ただ、眠るように死んでいた。
あらゆる手を尽くしても、死因はわからなかった。
そのとき母は、かつて言われた「占いの言葉」の意味が、ぼんやりと見えた気がしたと言う。
「はっきりとじゃないけどね。・・・ なんとなくそんな気がした、って感じ」
確かな根拠はなかったのだろうが、なぜか、それは真実のように感じられた。
母は真相を確かめようと、あの占い師に会いに行こうとしたが、すでに亡くなっていた。
仕方なく、自力で過去を調べ直すことになる。
そして、ようやく辿り着いた。
母がガラネルを倒した際にかけられた呪い──「自らの家族となった者は早死にする」
それが、真実だったのだと。
母は深く後悔した。自分が選ばなければ、彼はまだ生きていたかもしれない。
たとえ一緒に暮らせなくても、愛することはできた。彼を殺したのは、自分だ。
しかも、そのときすでに子供・・・つまり私は、母のお腹にいた。
この子もまた、同じ呪いを背負うのではないか。自分のせいで。
幾日も母は涙を流し、自分を責め続けたという。
だが、やがて気持ちは変わっていった。
──本当に、呪いに甘んじていいのか?
それは、ガラネルに屈するということではないのか?
それだけは、絶対に許せなかった。
ならば、抗おう。
こんなところで負けられるものか。
呪いに、魔女が屈するものか──!
「奴の呪いには、決して負けない」
そう決意した母は、一度は堕ろすことも考えた子を、産むことにした。
けれど、生まれてきた私にそのことを話すことはできなかった。いや、話せなかった。
自分に勇気がなかったこともある。
だがそれ以上に、母として、自分の子にそんな話をしていいのかという思いがあった。
まだ幼い私に、その重荷を背負わせていいのかと。
「・・・つまり、私は長くは生きられないの?」
私は尋ねた。
母は、静かに頷いた。
「ごめんね、黙っていて。・・・でも、むしろその方が良かったのかもしれない。あなたはまだ、幼かったから。でも、いずれは知るべきことだったのよね・・・」
その目には、涙が浮かんでいるように見えた。
「・・・そっか」
私は呟く。
「私、早死にするんだ」
すると、母はすぐに言い直した。
「そんなにすぐじゃないわ。正確にはわからないけど・・・そうね、少なくともあと二十年は生きられると思う」
「・・・ほんと?」
「ええ。それに──言ってなかったけど、ちゃんと対策もしてあるのよ。呪いを完全に解くには至っていないけどね」
そして母は、私の肩に手を置いた。
「少なくとも今は、気にする必要はない。あなたがすべきことは、私の娘として立派に育ち、一人前の魔女になること。・・・わかった?」
「・・・わかった、母さん」
私はそう答えた。
どんなに重たい真実でも、聞けてよかった。
知ったからこそ、立ち向かえることもある。
ふと、胸の奥で何かが静かに疼くのを感じた。──私の名前は、アリア・ベルナード。母、セリエナ・ベルナードの娘。
・・・ でも、私はそれだけじゃない。
私はかつて、この世界とは違う場所──灰色の空の下で、いじめを受け続け、壊れてしまった一人の女子高生だった。
名前も忘れかけている。誰にも必要とされず、誰にも愛されず、ただ疎まれ、存在ごと否定され続けた日々。
あの時、私は屋上の柵を越えて、空へと飛び込んだ。
何も残さず、何も伝えずに。
すべてを終わらせるために。
でも、終わらなかった。
気がつけば、私はアリアとしてこの世界に生まれていた。
母の温もりと共に、火の魔力と記憶を受け継いで。
理由はわからない。でも、きっと意味があるんだ。だって、今こうして「生きている」から。
呪い? 早死に?そんなの、怖くない。
私はもう、自分から命を手放すことはしない。
たとえ運命に刻まれていようとも、戦ってみせる。
今度こそ、本当の意味で「生き抜いて」やる。
「ねぇ、母さん」
「ん?」
「私、きっとその呪いを解く。母さんができなかったって言っても、私がやってみせる。・・・それに私、“普通の命”じゃ満足できないの」
母は少し目を見開いたあと、ふっと笑った。
「・・・あら、それは心強いわ。アリア、あなたは、本当に私の娘ね」
私の炎は、もう消えたりしない。
たとえ呪いに抗うことが、この世界の理に背くことだとしても。
“私”という存在が、この運命の炎に焼かれ尽くすその瞬間まで──戦って、生きて、生きて、生き抜いてやる。
これは私の生き直し。
前世の自分を救うために。そして、この世界で出会うすべての人のために。
アリア・ベルナードとして、私は前に進む。
朝、いつもよりだいぶ遅い時間に起きて、母と二時間ほど訓練をした。
訓練が終わった後、ふと目についたものがあった。
母の机の上に置かれていた、一枚の写真。若いカップルが並んで写っている。
それを見て、私は思い出した──私の父、母の夫はもういない。少なくとも、今は。
写真に写る女性は、きっと若い頃の母。そして、その隣の男性が父なのだろう。
私は、父の顔を知らない。
生まれた時には、すでにいなかった。
母はそのことについて何も語らなかったし、私もまた、今まで訊ねたことはなかった。
でも、そろそろはっきりさせたい。
そう思って、私は母に尋ねた。
すると、母は少し神妙な顔をした。
「彼のことを知りたいなら・・・相応の覚悟が必要よ」
うっすらそんな気はしていた。けれど大丈夫。
どんなに辛く、残酷なことでも──私は受け入れる覚悟がある。
前世で毎日味わっていた苦しみに比べれば、ずっとマシだ。
「・・・大丈夫。私は、どんなことでも受け入れる」
そう告げると、母は語り始めた。
私が生まれる前に、何があったのかを──。
かつて、母は自身とは属性の異なる七人の魔女と共に邪神ガラネルを討ち、封印した。
だがその後、信頼していた占い師から、こう告げられたという。
「あなたは邪神を倒したが、その代償は大きかった」
当時はその意味がわからず、占い師もそれ以上のことは語らなかった。
その後、母は学生時代からの友人だった男性と結ばれた。
二人は同棲を始め、一年も経たないうちに、私を授かった。
しかし、私の出産──つまり誕生が間近に迫ったある日、父は突如亡くなった。
昨日まで元気に笑い、母と語らっていたのに、朝にはもう冷たくなっていた。
病でも、呪いの跡でもない。ただ、眠るように死んでいた。
あらゆる手を尽くしても、死因はわからなかった。
そのとき母は、かつて言われた「占いの言葉」の意味が、ぼんやりと見えた気がしたと言う。
「はっきりとじゃないけどね。・・・ なんとなくそんな気がした、って感じ」
確かな根拠はなかったのだろうが、なぜか、それは真実のように感じられた。
母は真相を確かめようと、あの占い師に会いに行こうとしたが、すでに亡くなっていた。
仕方なく、自力で過去を調べ直すことになる。
そして、ようやく辿り着いた。
母がガラネルを倒した際にかけられた呪い──「自らの家族となった者は早死にする」
それが、真実だったのだと。
母は深く後悔した。自分が選ばなければ、彼はまだ生きていたかもしれない。
たとえ一緒に暮らせなくても、愛することはできた。彼を殺したのは、自分だ。
しかも、そのときすでに子供・・・つまり私は、母のお腹にいた。
この子もまた、同じ呪いを背負うのではないか。自分のせいで。
幾日も母は涙を流し、自分を責め続けたという。
だが、やがて気持ちは変わっていった。
──本当に、呪いに甘んじていいのか?
それは、ガラネルに屈するということではないのか?
それだけは、絶対に許せなかった。
ならば、抗おう。
こんなところで負けられるものか。
呪いに、魔女が屈するものか──!
「奴の呪いには、決して負けない」
そう決意した母は、一度は堕ろすことも考えた子を、産むことにした。
けれど、生まれてきた私にそのことを話すことはできなかった。いや、話せなかった。
自分に勇気がなかったこともある。
だがそれ以上に、母として、自分の子にそんな話をしていいのかという思いがあった。
まだ幼い私に、その重荷を背負わせていいのかと。
「・・・つまり、私は長くは生きられないの?」
私は尋ねた。
母は、静かに頷いた。
「ごめんね、黙っていて。・・・でも、むしろその方が良かったのかもしれない。あなたはまだ、幼かったから。でも、いずれは知るべきことだったのよね・・・」
その目には、涙が浮かんでいるように見えた。
「・・・そっか」
私は呟く。
「私、早死にするんだ」
すると、母はすぐに言い直した。
「そんなにすぐじゃないわ。正確にはわからないけど・・・そうね、少なくともあと二十年は生きられると思う」
「・・・ほんと?」
「ええ。それに──言ってなかったけど、ちゃんと対策もしてあるのよ。呪いを完全に解くには至っていないけどね」
そして母は、私の肩に手を置いた。
「少なくとも今は、気にする必要はない。あなたがすべきことは、私の娘として立派に育ち、一人前の魔女になること。・・・わかった?」
「・・・わかった、母さん」
私はそう答えた。
どんなに重たい真実でも、聞けてよかった。
知ったからこそ、立ち向かえることもある。
ふと、胸の奥で何かが静かに疼くのを感じた。──私の名前は、アリア・ベルナード。母、セリエナ・ベルナードの娘。
・・・ でも、私はそれだけじゃない。
私はかつて、この世界とは違う場所──灰色の空の下で、いじめを受け続け、壊れてしまった一人の女子高生だった。
名前も忘れかけている。誰にも必要とされず、誰にも愛されず、ただ疎まれ、存在ごと否定され続けた日々。
あの時、私は屋上の柵を越えて、空へと飛び込んだ。
何も残さず、何も伝えずに。
すべてを終わらせるために。
でも、終わらなかった。
気がつけば、私はアリアとしてこの世界に生まれていた。
母の温もりと共に、火の魔力と記憶を受け継いで。
理由はわからない。でも、きっと意味があるんだ。だって、今こうして「生きている」から。
呪い? 早死に?そんなの、怖くない。
私はもう、自分から命を手放すことはしない。
たとえ運命に刻まれていようとも、戦ってみせる。
今度こそ、本当の意味で「生き抜いて」やる。
「ねぇ、母さん」
「ん?」
「私、きっとその呪いを解く。母さんができなかったって言っても、私がやってみせる。・・・それに私、“普通の命”じゃ満足できないの」
母は少し目を見開いたあと、ふっと笑った。
「・・・あら、それは心強いわ。アリア、あなたは、本当に私の娘ね」
私の炎は、もう消えたりしない。
たとえ呪いに抗うことが、この世界の理に背くことだとしても。
“私”という存在が、この運命の炎に焼かれ尽くすその瞬間まで──戦って、生きて、生きて、生き抜いてやる。
これは私の生き直し。
前世の自分を救うために。そして、この世界で出会うすべての人のために。
アリア・ベルナードとして、私は前に進む。
0
あなたにおすすめの小説
生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
異世界での異生活 ~騎士団長の憂鬱~
なにがし
ファンタジー
成人年齢15歳、結婚適齢期40~60歳、平均寿命200歳の異世界。その世界での小さな国の小さな街の話。
40歳で父の跡を継いで騎士団長に就任した女性、マチルダ・ダ・クロムウェル。若くして団長になった彼女に、部下達はその実力を疑っていた。彼女は団長としての任務をこなそうと、頑張るがなかなか思うようにいかず、憂鬱な日々を送る羽目に。
そんな彼女の憂鬱な日々のお話です。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3)
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる