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第四部 吸血鬼の異種族
第68章 第二の姫
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──朝。
カーテンの隙間から差し込む光が、ゆっくりとまぶたを照らしていた。重いまぶたを開けると、天井の木目が目に入る。
身体は……少し痛い。というか、鈍く熱を持っている。腕も、腰も、特に──そのあたりは、じんじんと火照っていた。
……やりすぎた、って自覚はある。
「ん……ぅ、う……」
隣で寝息を立てていたセリュムが、寝返りを打って僕に腕を絡ませてきた。さらさらの金髪が肩に落ち、むき出しの胸元が僕の肌に触れる。
昨夜、何度も確かめ合った体温が、まだそこにある。
(あんなに激しく求めてくるなんて……見た目とのギャップがすごすぎる)
正直、最初は物静かな子だと思ってた。けど、ベッドの上じゃ全然違った。主導権を握られるたびに、こっちの理性が削られて……気づけば何度も果てさせられてた。
思い出すだけで、顔が熱くなる。
昨夜、彼女の中で繰り返し果てた瞬間。
あの、艶やかに濡れた瞳と、甘く囁く声が、頭から離れない。
「……っ、くそ。変な夢でも見てたことにしよう。うん。そうしよう」
布団から抜け出して立ち上がると、腰ががくりと沈みかけた。力が入らない。というか、下半身に違和感が残りすぎてる。
(……ちょっと、出しすぎたかも)
床に置かれた水差しで顔を洗いながら、ふと後ろを見ると、まだ眠っているセリュムが、ほんの少し微笑んだように見えた。
「……満足してくれた、よな」
その寝顔は、どこか穏やかで、やっぱり可愛かった。
「……おはよう、海斗」
微かに寝ぼけた声が、背中越しに聞こえた。振り返ると、シーツを胸元で引き寄せながらセリュムが身体を起こしていた。
髪が乱れて、素肌に張りついている。
その姿は…昨夜の記憶を鮮明に呼び起こした。
「……おはよう。よく眠れた?」
「うん。すごく……温かかったから」
どこか照れたように、けれど微笑んで言う彼女を見て、僕は少しだけ肩の力を抜いた。昨夜の彼女の激しさとは裏腹に、こうして見るとやっぱりどこかあどけない。
「……海斗」
「ん?」
「また……抱いてくれる?」
一瞬、返す言葉に詰まった。そういう感情をまっすぐぶつけられるのは、嬉しいけれど……少し、戸惑いもある。
「……うん。ちゃんと、するよ。セリュムのこと、大事に抱く」
「ふふ……そう。それなら、よかった」
そう言って、またシーツの中に潜り込もうとする彼女を、慌てて制止する。
「ま、待てって! さすがに今は無理!」
僕の声にくすくすと笑う彼女。
その時、重厚なノック音が静寂を破った。
「……起きているのなら、入っても?」
女の声だった。扉越しでもわかる、どこか威厳と艶を孕んだ声。すぐに僕の背筋が伸びる。
扉が静かに開かれる。そこに現れたのは、黒のドレスに身を包んだ艶やかな女性。
背筋の伸びたその立ち姿、長く流れるような深紫の髪、そして琥珀色の瞳が、まっすぐに僕を射抜いた。
「おはよう、海斗。いい夜だったかしら?」
「ラヴィナ……」
彼女はゆっくりと近づき、優雅に腰を下ろす。その動き一つひとつが、まるで舞のようで、目を逸らせなかった。
「ふふ、セリュム。あなたが先とは、少し妬けるわね。でも……いい香り。まだこの部屋に、あなたたちの熱が残ってる」
ラヴィナは僕の首元に顔を寄せ、微かに香りを嗅ぐような仕草を見せた。その唇が触れるか触れないかの距離で囁く。
「……今度は、あたしの番かしら?」
「ちょ、ちょっと待ってよ……!」
僕はベッドの端でのけぞるように後退り、セリュムはシーツをきゅっと握ったまま、少しだけむっとしたような目をラヴィナに向けていた。
「お姉様……今日は“そのつもり”じゃないって、言ってたじゃない……」
「ええ、でも“彼”の様子を見に来ただけよ。ほら……あなたがちゃんと満足できたか、確かめておかないと」
そう言って、ラヴィナの目が一瞬だけ紅く染まった。
吸血鬼として、女としての本能が、彼女の中で静かに目覚めている……そう感じさせる、妖艶な気配だった。
「……セリュムの味、ちょっとだけ……残ってるわね。ふふ、可愛い子。必死に我慢したのがよく分かる」
「なっ……」
「でも、それじゃだめよ。もっと、自分を解放しなくちゃ。そうしなきゃ、“彼”に、奪われちゃうわよ?」
妖艶に微笑むラヴィナ。そんな彼女を見ながら、僕の胸の奥に、ゆっくりと熱が戻っていくのを感じた。
ラヴィナの吐息が耳元をかすめる。
その声色が甘やかで、艶を含んでいて、思わず喉が鳴った。
けれどその時、部屋の空気がふと張りつめた。
まるで、温度が数度下がったような感覚。
それはラヴィナも感じ取ったのか、微笑を崩さずにゆっくりと視線を扉の方へと向けた。
次の瞬間、扉が静かに開いた。
姿を現したのは、昨日出会ったもう一人の姫──〈第二の姫〉、ミレティア・ヴァルラーナだった。
長い銀色の髪が、陽を弾いてきらめいている。白銀を基調としたドレスは、雪のような肌を際立たせ、胸元と背中の大胆な開きが、どこか神聖でいて、同時に蠱惑的だった。
彼女は一歩ずつ、無音のまま僕に向かって近づいてくる。その歩みのすべてが、静かで、優雅だった。
けれど、僕は息を飲んだまま動けなかった。
蒼い瞳が、真っ直ぐに僕を見据えていた。
感情の読めない、氷のような視線……なのに、なぜか、胸の奥を焼かれるような熱を感じていた。
「……昨夜は、よく眠れましたか?」
澄んだ声だった。どこまでも穏やかで、静謐で、なのにその言葉の奥に、どこか甘やかな温度があった。
「ミレティア……」
僕が名前を呼ぶと、彼女はふと目を細めた。
「昨夜……夢を見ていらっしゃいましたね。炎と、雪と、優しい声に包まれた夢。わたくしも……ほんの少しだけ、覗かせていただきました」
どくん、と心臓が跳ねた。
夢を? まさか……。
僕が言葉を失っている間に、ミレティアはベッドの脇に歩み寄ると、僕の手を取って膝をついた。白く細い指が、そっと僕の指先をなぞる。
「わたくし、あなたの“中”が知りたくて……少しだけ、お邪魔しました。でも、それはほんの触りだけ。まだ……触れてもいないところが、たくさんある」
「……ミレティア」
「あなたが、誰を愛し、何を求めているのか──知りたいのです」
彼女の瞳が、すっと細まる。
それは決して情熱的ではない。けれど、冷たい蒼の奥で、静かに燃える執着の炎を感じた。
ミレティアは僕の頬にそっと手を添え、囁く。
「……わたくしは、あなたの“心”が欲しいのです。セリュムのように身体を交わすのではなく……もっと深いところで、あなたを抱きしめたい」
「……“心”を?」
彼女は微笑んだ。けれど、その微笑みはどこか痛々しくて、哀しかった。
「ええ。わたくしの“願い”は、あなたと、心の最も奥で繋がること」
「ミレティア……」
僕の胸の奥に、冷たい手がゆっくりと差し込まれていくような、そんな錯覚に陥った。
彼女の美しさは、触れるだけで凍えそうなほどで──けれど、心の奥では、誰よりもぬくもりを欲している。
それが、僕には痛いほど伝わってきた。
「わたくし……あなたを、愛しています。まだ足りないけれど、きっと、すぐに」
それは、甘く重い毒のような言葉だった。
「っ……」
ラヴィナがそれを見て、ふっと笑う。
「……あらあら。ミレティアったら、ずいぶん積極的じゃない。いつもは凍った人形みたいな顔してるのに」
「お姉様……これは、わたくしの“儀式”です。どうか……お引き取りを」
「ふふ。仕方ないわね。今回は譲ってあげる。でも、海斗は“全員”のもの……忘れないでね」
そう言い残して、ラヴィナはすっと立ち上がり、扉の向こうへと姿を消した。
部屋に残された僕とミレティア。
彼女は僕の手を取り、もう一度、穏やかに微笑んだ。
「さあ……あなたの心を、ゆっくり見せてください。恐れなくていい。すべて……わたくしが、受け止めますから」
僕は、逃げられない。
けれど、それが不思議と、怖くはなかった。
カーテンの隙間から差し込む光が、ゆっくりとまぶたを照らしていた。重いまぶたを開けると、天井の木目が目に入る。
身体は……少し痛い。というか、鈍く熱を持っている。腕も、腰も、特に──そのあたりは、じんじんと火照っていた。
……やりすぎた、って自覚はある。
「ん……ぅ、う……」
隣で寝息を立てていたセリュムが、寝返りを打って僕に腕を絡ませてきた。さらさらの金髪が肩に落ち、むき出しの胸元が僕の肌に触れる。
昨夜、何度も確かめ合った体温が、まだそこにある。
(あんなに激しく求めてくるなんて……見た目とのギャップがすごすぎる)
正直、最初は物静かな子だと思ってた。けど、ベッドの上じゃ全然違った。主導権を握られるたびに、こっちの理性が削られて……気づけば何度も果てさせられてた。
思い出すだけで、顔が熱くなる。
昨夜、彼女の中で繰り返し果てた瞬間。
あの、艶やかに濡れた瞳と、甘く囁く声が、頭から離れない。
「……っ、くそ。変な夢でも見てたことにしよう。うん。そうしよう」
布団から抜け出して立ち上がると、腰ががくりと沈みかけた。力が入らない。というか、下半身に違和感が残りすぎてる。
(……ちょっと、出しすぎたかも)
床に置かれた水差しで顔を洗いながら、ふと後ろを見ると、まだ眠っているセリュムが、ほんの少し微笑んだように見えた。
「……満足してくれた、よな」
その寝顔は、どこか穏やかで、やっぱり可愛かった。
「……おはよう、海斗」
微かに寝ぼけた声が、背中越しに聞こえた。振り返ると、シーツを胸元で引き寄せながらセリュムが身体を起こしていた。
髪が乱れて、素肌に張りついている。
その姿は…昨夜の記憶を鮮明に呼び起こした。
「……おはよう。よく眠れた?」
「うん。すごく……温かかったから」
どこか照れたように、けれど微笑んで言う彼女を見て、僕は少しだけ肩の力を抜いた。昨夜の彼女の激しさとは裏腹に、こうして見るとやっぱりどこかあどけない。
「……海斗」
「ん?」
「また……抱いてくれる?」
一瞬、返す言葉に詰まった。そういう感情をまっすぐぶつけられるのは、嬉しいけれど……少し、戸惑いもある。
「……うん。ちゃんと、するよ。セリュムのこと、大事に抱く」
「ふふ……そう。それなら、よかった」
そう言って、またシーツの中に潜り込もうとする彼女を、慌てて制止する。
「ま、待てって! さすがに今は無理!」
僕の声にくすくすと笑う彼女。
その時、重厚なノック音が静寂を破った。
「……起きているのなら、入っても?」
女の声だった。扉越しでもわかる、どこか威厳と艶を孕んだ声。すぐに僕の背筋が伸びる。
扉が静かに開かれる。そこに現れたのは、黒のドレスに身を包んだ艶やかな女性。
背筋の伸びたその立ち姿、長く流れるような深紫の髪、そして琥珀色の瞳が、まっすぐに僕を射抜いた。
「おはよう、海斗。いい夜だったかしら?」
「ラヴィナ……」
彼女はゆっくりと近づき、優雅に腰を下ろす。その動き一つひとつが、まるで舞のようで、目を逸らせなかった。
「ふふ、セリュム。あなたが先とは、少し妬けるわね。でも……いい香り。まだこの部屋に、あなたたちの熱が残ってる」
ラヴィナは僕の首元に顔を寄せ、微かに香りを嗅ぐような仕草を見せた。その唇が触れるか触れないかの距離で囁く。
「……今度は、あたしの番かしら?」
「ちょ、ちょっと待ってよ……!」
僕はベッドの端でのけぞるように後退り、セリュムはシーツをきゅっと握ったまま、少しだけむっとしたような目をラヴィナに向けていた。
「お姉様……今日は“そのつもり”じゃないって、言ってたじゃない……」
「ええ、でも“彼”の様子を見に来ただけよ。ほら……あなたがちゃんと満足できたか、確かめておかないと」
そう言って、ラヴィナの目が一瞬だけ紅く染まった。
吸血鬼として、女としての本能が、彼女の中で静かに目覚めている……そう感じさせる、妖艶な気配だった。
「……セリュムの味、ちょっとだけ……残ってるわね。ふふ、可愛い子。必死に我慢したのがよく分かる」
「なっ……」
「でも、それじゃだめよ。もっと、自分を解放しなくちゃ。そうしなきゃ、“彼”に、奪われちゃうわよ?」
妖艶に微笑むラヴィナ。そんな彼女を見ながら、僕の胸の奥に、ゆっくりと熱が戻っていくのを感じた。
ラヴィナの吐息が耳元をかすめる。
その声色が甘やかで、艶を含んでいて、思わず喉が鳴った。
けれどその時、部屋の空気がふと張りつめた。
まるで、温度が数度下がったような感覚。
それはラヴィナも感じ取ったのか、微笑を崩さずにゆっくりと視線を扉の方へと向けた。
次の瞬間、扉が静かに開いた。
姿を現したのは、昨日出会ったもう一人の姫──〈第二の姫〉、ミレティア・ヴァルラーナだった。
長い銀色の髪が、陽を弾いてきらめいている。白銀を基調としたドレスは、雪のような肌を際立たせ、胸元と背中の大胆な開きが、どこか神聖でいて、同時に蠱惑的だった。
彼女は一歩ずつ、無音のまま僕に向かって近づいてくる。その歩みのすべてが、静かで、優雅だった。
けれど、僕は息を飲んだまま動けなかった。
蒼い瞳が、真っ直ぐに僕を見据えていた。
感情の読めない、氷のような視線……なのに、なぜか、胸の奥を焼かれるような熱を感じていた。
「……昨夜は、よく眠れましたか?」
澄んだ声だった。どこまでも穏やかで、静謐で、なのにその言葉の奥に、どこか甘やかな温度があった。
「ミレティア……」
僕が名前を呼ぶと、彼女はふと目を細めた。
「昨夜……夢を見ていらっしゃいましたね。炎と、雪と、優しい声に包まれた夢。わたくしも……ほんの少しだけ、覗かせていただきました」
どくん、と心臓が跳ねた。
夢を? まさか……。
僕が言葉を失っている間に、ミレティアはベッドの脇に歩み寄ると、僕の手を取って膝をついた。白く細い指が、そっと僕の指先をなぞる。
「わたくし、あなたの“中”が知りたくて……少しだけ、お邪魔しました。でも、それはほんの触りだけ。まだ……触れてもいないところが、たくさんある」
「……ミレティア」
「あなたが、誰を愛し、何を求めているのか──知りたいのです」
彼女の瞳が、すっと細まる。
それは決して情熱的ではない。けれど、冷たい蒼の奥で、静かに燃える執着の炎を感じた。
ミレティアは僕の頬にそっと手を添え、囁く。
「……わたくしは、あなたの“心”が欲しいのです。セリュムのように身体を交わすのではなく……もっと深いところで、あなたを抱きしめたい」
「……“心”を?」
彼女は微笑んだ。けれど、その微笑みはどこか痛々しくて、哀しかった。
「ええ。わたくしの“願い”は、あなたと、心の最も奥で繋がること」
「ミレティア……」
僕の胸の奥に、冷たい手がゆっくりと差し込まれていくような、そんな錯覚に陥った。
彼女の美しさは、触れるだけで凍えそうなほどで──けれど、心の奥では、誰よりもぬくもりを欲している。
それが、僕には痛いほど伝わってきた。
「わたくし……あなたを、愛しています。まだ足りないけれど、きっと、すぐに」
それは、甘く重い毒のような言葉だった。
「っ……」
ラヴィナがそれを見て、ふっと笑う。
「……あらあら。ミレティアったら、ずいぶん積極的じゃない。いつもは凍った人形みたいな顔してるのに」
「お姉様……これは、わたくしの“儀式”です。どうか……お引き取りを」
「ふふ。仕方ないわね。今回は譲ってあげる。でも、海斗は“全員”のもの……忘れないでね」
そう言い残して、ラヴィナはすっと立ち上がり、扉の向こうへと姿を消した。
部屋に残された僕とミレティア。
彼女は僕の手を取り、もう一度、穏やかに微笑んだ。
「さあ……あなたの心を、ゆっくり見せてください。恐れなくていい。すべて……わたくしが、受け止めますから」
僕は、逃げられない。
けれど、それが不思議と、怖くはなかった。
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