女しかいない異世界に転移した僕は、異種族美女たちに求められて孕ませ中出ししまくります

銀鏡。

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第五部 異種族の頂点へ

第89章 ヴァルラーナ再び ☆

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 眩い光が消えた先は、見覚えのある石造りの空間だった。
高くそびえる古塔の、どこか異様な静けさを湛えた一室。

僕はすぐに気づいた。ここは、ヴァルラーナたちの住んでいた古塔。
そして、目の前に立っていたのは。

「ラヴィナ……!なんで……!?」

 灯の揺らぎを受け、妖しく光る紫の髪。
淡く微笑む彼女の瞳は、相変わらず琥珀色に煌めいていた。

「驚いた?……まあ、無理もないか」 

うふふと、ラヴィナは微笑んだ。

「他種族の長が呼ばれたってのに、あたしだけ呼ばれないなんておかしいでしょ?だからね、女神様に直談判したのよ。そして、あんたを待ってたってわけ。……あ、もう前のことは許してもらったからね。だから、まあ……あんたも、あたしを許して?」

彼女の両腕は、自然とお腹へ向かう。
大きくふくらんだそのお腹をゆっくりと撫でながら、彼女は小さく息をついた。

「うふふっ……あんたの子は、ちゃんとここにいるわよ」

 妊娠して間もないはずなのに、なぜこんなに大きくなっているのか。
それを聞いたら、魔力で胎児の成長を促進したと言ってきた。
理由は、早く僕との子供に会いたいから……らしい。

「……ああ、心配しないで。もうあんたを眷属にしようなんて、思ってないから」

「……本当?」

「本当よ。女神様には、たっぷりしごかれたからさ。反省もしたし、痛い目も見た。だから……今のあたしは、前とは違うの」

そう言って、ラヴィナはベッドへと腰を下ろし、柔らかな目でこちらを見上げた。
それは、どこか照れくさささえ滲んだ、しおらしい笑みだった。

「安心して。あたしは……ただ、あんたと交わりたいだけ。あんたのぬくもりが、ずっと……欲しかったのよ」

 その声に、嘘はなかった。
彼女の指が、そっと僕の手を取る。手のひらの温度が、どこか切なさを孕んでいた。

 彼女の身体を優しく抱きしめると、ラヴィナはほっとしたように目を細めた。
 鼓動が重なる。静かな空間に、互いの呼吸が溶け合う。

「……ああ、やっと……あんたを感じられる……」

囁く声は、炎のように熱かった。



 ラヴィナの部屋には、ほんのりと温かな魔力の気配が漂っている。
僕の目の前で、ラヴィナが柔らかく笑った。

白い指先が自身のお腹を撫でる。そこには、確かに命が宿っていた。僕と彼女の間に生まれた、新しい命。

「……ちゃんと、育ってるのよ。あたしの魔力で成長を早めてるけど、安心して。元気な子よ」

ラヴィナの瞳は、以前よりも穏やかで、どこか優しくなっていた。

「……あんたを眷属にしたこと、女神様にはたっぷり怒られたわ。まあ、あたしも悪いとは思ったけど……それだけあたしは、あんたを離したくないのよ」

 少しだけ目を伏せたラヴィナは、そっと僕に近づいた。

「それにね、あんたが……海斗が、あたしの子どもをこの世に残させてくれたってこと、何より嬉しいの。たとえ、あんたがあたしの眷属になってくれなかったとしても……ね」

その言葉に、胸が熱くなる。

 ラヴィナは僕の手をとり、自分の膨らんだお腹へと導いた。そこには、確かな鼓動があった。

「命を授かってから……って言ってもまあ、数日しか経ってないんだけど……とにかく、ずっと考えてた。どうしてあたしが、あんたに惹かれたのか。あたし……ずっと欲しかったのかもしれない。誰かに愛されることを」

 ラヴィナは、少し照れたように笑った。
彼女は、本当は1人の「女」として、僕を好きでいてくれていたのだ。

「種族の当主だからって、誰かを本気で想っちゃいけないって、勝手に決めつけてた。でもね、今は違う。ちゃんと伝えたいの」

僕の胸元に顔を寄せ、小さく囁いた。

「海斗、あんたが好きよ。すごく……本気で」

その言葉は、まるで炎のように、けれど優しく胸に灯った。

 僕も、そっと彼女の背中に手を回し、静かに頷いた。

「……僕も、君と出会えてよかった。君とこうして命をつなげられたこと……後悔なんてしてない」

ラヴィナは微笑んで、僕の腕の中に身を預けてきた。
そのまま、互いの温もりを確かめ合うように、そっと唇を重ねた。


 そして、僕たちは……優しく、激しく愛し合った。
ラヴィナのお腹と、そこに宿る命を大事にしながら。

時折ラヴィナの最奥が開き、先端に甘く吸いついてくる。
それはきっと、彼女が僕を愛し、受け入れてくれていることの証拠なのだろう。

「ああっ……!んあっ……きもち、いいっ!し、子宮が……あんたので、喜んでるっ……!」

 顔を歪め、僕に抱かれる快感を味わうラヴィナ。
甘い声を上げて喘ぎ、子宮と膣の両方で僕を受け止める彼女は、もはや吸血鬼ではなく、単なる「雌」だった。

そして僕もまた、単なる「雄」となっていた。
ただひたすらに彼女の子宮をノックし、その体を堪能し、愛と快感に溺れる。

「んぉ゙っ……ら、ラヴィナっ……行くぞおっ!」

「あはぁっ……!か、海斗おっ……!来て!あたしの中に……あんたの愛っ!また、ちょうだいっ!」

「んんんっ……!」

 そうして、ボテ腹の吸血鬼にせがまれながら……僕は、射精した。
一度僕を眷属にし、女神の怒りに触れた、美しくもちょっと哀れな彼女に。

「あ……ああああぁぁぁっっ!!」

絶頂に達し、最大級のイキ声を上げるラヴィナ。
その目は明るく、希望に輝き、牙は暗く、どこか切なげに光っていた。



 ラヴィナは僕の胸元にそっと頬を寄せ、琥珀色の瞳を細めた。
紫の髪が胸の上でふわりと広がる。
彼女の体温と鼓動が、じかに伝わってくる。

「……やっぱり、あんたは特別ね」

低く、でもどこか安らぎに満ちた声。
ラヴィナはゆっくりと、自分の大きく膨らんだお腹に手を添えた。そこに宿る命が、彼女の優しい愛を受け止めているようだった。

「もう、あんたに吸いつくことはないわ……安心して」

 少しだけ寂しげに笑うラヴィナ。でもその瞳は、どこまでもまっすぐだった。

「けど……この気持ちだけは変わらない。愛してるの、海斗。あんたが、どこにいようと……」

その言葉が、心の奥に沁みこんでくる。僕は彼女の手を包み込むように握った。

「ラヴィナ……ありがとう。君の気持ち、ちゃんと届いてるよ」

彼女は微笑んだ。吸血鬼の冷たいイメージからはかけ離れた、穏やかで温かい表情だった。

「……あたしは、あんたとこうして交わって、命を得て、心まで繋がれた。もう、それだけで十分。きっと、これからもずっと……」

 彼女の指が、そっと僕の頬をなぞる。
まるで、この一瞬を忘れないように刻むかのように。

「この愛だけは、何があっても消えない。あんたが忘れても、あたしが覚えてるから」

静かに、でも強く響くその言葉に、僕は深くうなずいた。

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