一級警備員の俺が異世界転生したら一流警備兵になったけど色々と勧誘されて鬱陶しい

司真 緋水銀

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二章第一節 一流警備兵イシハラナツイ、借金返済の旅

■番外編九十三.セーフ・T・シューズ其の一 ※シューズ視点

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-3年前-

<バレット大陸.イルムンストレア大国>

『スプーン峡谷』

 現在(いま)の戦況の模様を映し出したかみたいな曇天の空の下。
 峡谷の崖に囲まれた道では多数の魔物が列を為して進行してる。坂下から迫る魔物達が目指そうとするその先には僅か数人しかいないこの国の兵士が盾を構え壁を造っていた。

「くそっ……魔物達がまだ押し寄せてくるっ……これじゃあ防戦一方だ……っ!! 本当にこのままここで食い止めるのが最善の策だって言うのかっ!?」
「だめだっ……っ!! このままじゃ魔王軍に作戦拠点まで進行されるっ!! 兵を多く失うぞ!! やっぱりこんな寄せ集めの兵じゃとても……!」
「命令に背く事になるが……っ、もう特攻するしかないっ!! そもそもが12歳の少女に作戦指揮を委ねる方がどうかしていたっ! 全員武器を手にとれ!」

 数人しかおらず、すぐにも魔物に一蹴されそうな兵士達は死をお覚悟で国のため、特攻をかけようと剣を取った。

 それを崖上から見下ろす──戦場(いくさば)に、きっと端から見たらこの景色にそぐわないであろう幼い少女二人。
 アタシはお姉ちゃんに聞いた。

「ふんふーん、そろそろかなー? お姉ちゃん」
「ええ、あの魔物は甲羅の一部分を日の光にさらす事でのみ核が一時露出する、もう頃合いよね。強襲技術部隊……攻撃始め」


【属性検定【土】二級技術『ストーンレイン』】
------------------------------------------
・属性検定【土】二級取得により使用できる技術。自然界に存在する土を操り土や岩の塊を雨の如く砲撃する。
------------------------------------------

 アタシ達の合図を皮切りに、崖の上に隠れ待ち構えていた属性技術者達が技術を使用してそびえ立つ崖の一部を削り取る。
 崖崩れを起こした岩は魔物達を襲うが……それだけでは甲羅に覆われた魔物は怯まない。
 しかし、崖崩れにより露出した部分の空が偶然にも曇天から僅かに覗いた日の光を差し込んだ。そして影に隠れていた魔物達を照らし始める……まるでこの二つの好機を示し合わせたかみたいに。


<グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!?>

「崖が崩れてっ……空から日の光がっ……!」
「見ろっ!! 魔物達の外殻が崩れていくっ……!!」
「あれが核かっ……魔物達が怯んだっ!」

 12歳の少女(アタシ)は偶然を計算していた。曇天から僅かに日が差す天候を計算に入れ、その瞬間を狙い魔物達をここまで誘き寄せたんだ。

「それで? 次の策は考えてあるの?」
「うん、もう指示してあるよー。三級技術者しかいないからちょっと時間かかっちゃったけどー、でも、地の利を活用すれば関係ないよねー」
「聞かせて? どういう事?」
「ここには地下水脈が張り巡らされてたんだー、だから採掘者さん達に頼んで一晩かけて捜し当ててもらったんだよー。その一点を噴出させて魔物達を押し返せばいいんだよー」
「……なるほど、水計ね」


【炭鉱採掘者技術×10『ダイナマイト』】
------------------------------------------
・職業【炭鉱採掘者】が使用できる技術。小規模の爆破を起こす『技物』を発現させる。
------------------------------------------

 荒くれ者の男達が少女(アタシ)に指示された通りに峡谷の一点を十人の技術を合わせ爆破させた。すると……

「な、なんだぁっ!? 爆発?! ……っ! 崖から水がっ!?」

 僅かに坂上にいた兵士達の目の前の崖が爆破され、そこから怒涛の勢いで水が溢れ出す。まるで滝のように。
 坂下にいた魔物達は水の勢いに更に怯むが、それでも水流に流されるような事はなく咆哮する。

<グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!>

「あとはもうどうとでもなるよねー、三級資格者でも簡単に倒せるよー♪」

【属性検定【雷】三級技術『ライトニング』】
------------------------------------------
・属性検定【雷】取得により使用できる技術。僅かな電気を自在に放出することができる。
------------------------------------------

 更に奥で待ち構えていた雷の検定技術者が水流の中に僅かな電気を放出させた。
 微量な電流ではあったが、媒介となる水を伝いそれは一気に魔物達を焼き焦がした。

<グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!>

「や……やったぞ……一網打尽だ!」
「…………たった数十人しかいない寄せ集めの技術兵達だけで……本当に数千の魔物を撃退しやがった………あれが……イルムンストレアの絶対守護貴族……【セーフ】家か……」


「さっ、お姉ちゃん♪あとは前線に配備した兵達だけで何とかなるよー、適当に見に行ってみよー」
「……ふふ、まるで子供の遊びみたいに言うのね。本当に……これが初陣とは思えない……二級三級技術者のみで……しかも採掘者なんて奴隷職をかき集めて魔王軍を退ける策を立案するなんて貴女にしかできないわ……」
「うん? どんな職業の人でも使い途はあるよー、別に強くなくても。アタシの考え変かなー?」
「………そうね、ワタシ達一家の考えにはそぐわないかもしれないけど、ワタシは貴女のような柔軟な発想も必要だと思ってるわ。さ、じゃあ行きましょう、シューズ」
「うん!お姉ちゃん♪」

 少女(アタシ)の名前は……【セーフ・T・シューズ】
 軍事家系の末子で幼少期(ちっちゃいころ)から神童って呼ばれてる。

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◇-セーフ・T・シューズ 12歳-
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<イルムンストレア大国.『ストレア城』>

「先の争いでは大儀であった、小規模の戦とはいえ……重要な軍事拠点をたった数十の兵だけで守り通すとは。さすが守護貴族だ、この国が『常勝大国』と呼ばれておるのはそなたたちの働きがあってこそだ。【セーフ・T・ベルト】並びにその守護女神と呼ばれる三姉妹達よ」

「はっ! 陛下! 身に余る言葉、光栄に思います」
「ありがとー♪」
「シューズ!!」
「えー?ダメなのー?」
「……申し訳ございません陛下……何分三女はまだ教育中でございまして……非礼をお許しください……」

「………ふむ、まぁ良い。そなたらには褒美を取らせよう。下がってよい」
「「「はっ!」」」

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--------------
---------

<ストレア王都内.武家貴族『セーフ』家.中庭>

「いい? シューズ、何度も言ってるように陛下や教皇様にはあんな口の利き方は許されないのよ? ワタシ達はお仕えしている身分、それはわかる?」
「うーん、よくわからないよーお姉ちゃん。だってお父さんと王様は仲良しでしょ? 仲が良かったらぎこちなく喋るなんて変だよー」
「仲良しなわけじゃないのよ、それにお父様と呼びなさい。お父様は陛下から信頼されているだけ、あくまで仕事上でね。貴族と一国の王にはそれ程の隔たりがある、仲良しになんてなれないわ。奴隷とワタシ達貴族が仲良しになれないのと同じよ」
「うーん……アタシは奴隷でもいい人だったら仲良くしたいよー。職業の違いってそんな重要なのかなー?」
「………本当に貴女は変わり者だわ……幼い頃から職業神様の教えを学んでいるのに……その考えは一切変わらないのね……」

 そう、アタシは小さい頃からずっと職業神様とやらの教育ってやつを学んできたんだ。
 職業神様の教えは地域や国によってかなり大きな違いがあって……たとえばウルベリオンでは『職業序列』に関しては曖昧な部分が多くて、『たとえどのような職業でも敬う』という教えと『序列により差別化を計る』という教えが二分している。

 逆に『差別化の撤廃』を信条としている国もある。
 アタシの生まれた国では『絶対的な序列』の教えの下に、絶対君主制により統治されていて……王様は神様とかと同列に扱われていた。
 そのせいか、職業身分による差別は顕著に見られていて……奴隷職と呼ばれる人達なんかは徹底的に蔑まれてたんだ。

「だって変だよー、悪い人以外はみんな国を良くするために働いてるんだよねー? お金を稼ぎたいとかは別にしてさー。だったらみんな一緒だよー」
「……………」

 でも、アタシの考えはどんな事をしても変わらなかった。
 そのせいなのかわからないけど、ほとんどの人がアタシの話なんて聞いてくれなかったっけ。

 唯一、アタシの大好きなお姉ちゃん……次女の【セーフ・T・ネット】お姉ちゃんだけはアタシの話を聞いてくれた。
 一番上のお姉ちゃんはもう結婚してて公爵夫人になって家にはいなかったけど……ネットお姉ちゃんはまだ17になったばかりだったからまだ結婚してなくて、アタシとはずっと一緒にいたんだ。

 家にいるときもお仕事の時もずっと側にいて面倒見てくれてたっけ。

「はは、シューズ君は立派な考えの持ち主だね。うん、僕もそう思うよ。職業に格差は必要ない、みんなが一つになって脅威に立ち向かう事が大事だよね」
「あ、マルクス君だー。こんにちはー」
「マルクス、シューズに変な事を吹き込まないで。ワタシ達は貴方達の一家とは考えが違うのよ」

 そしてもう一人。
 お姉ちゃんの幼なじみの貴族でアタシともよく遊んでくれた【マルクス・ロッド・ノイシュルーツ】君。
 マルクス君の一家は技術研究職の権威として名を馳せている貴族で、アタシ達とは家が隣同士で仕事上でも繋がりがあって仲良しだった。

「ねーねー、お姉ちゃんとマルクス君はいつ結婚するのー?」
「「なっ!? 何を言ってるの(んだい)!! シューズ(君)っ!!」」

 アタシがこう聞くと二人はいつも顔を真っ赤にして慌てふためていた。
 どう見ててもお互いに好き同士でお似合いなのに二人とも好意を隠してたっけ。恥ずかしかったのかなー?

 その当時のアタシにはよくわからなかった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~

「……………ん………少し寝ちゃった…………懐かしい夢………」

 馬車に揺られたアタシは錯綜した夢と現実に交差する想いを重ねて、夢見心地に少しまどろむ。

「………ヒリヒリする…まだ違和感があるよー……」

 アタシはお腹をさすりながら、イシハラ君とお風呂で過ごした時間を思い出す。
 思わず頬が染まるのを抑えきれない、何もかもが初めてだった体験。

 「イシハラ君もムセンちゃんも怒ってるかなー? ごめんね、勝手にいなくなって……」

 イシハラ君は……あまり気にしてないかなー……誤解をさせちゃったままだったもんねー……ちゃんと説明できなくて……ごめんね……。

「………お姉ちゃん……マルクス君…ごめんね………」

 そしてアタシは久しぶりに夢で見た二人に謝る。

 アタシも初めて本気で人を好きになった今ならわかるよ。
 好きな人の前で好きって口にすると……まともに顔なんか見れないんだね。でもあの時はそんな事わからなくて……二人を困らせてたんだよね。

「帰りたくないなー……でも、それじゃダメなんだよね……」

 きちんと決着をつけなくちゃ、イシハラ君に嫌われちゃうから。
 アタシ、それだけは嫌なんだ。









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