たのしいたのしい日記

嵐山ノキ

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日々の楽しみが

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 手術は来月末となった。前に会社の退職を申し出て、6月末でやめたいという話をしていたのだが、ちょうど手術と被る。まあ、最近はやめる気が少し失せてはきていた。仕事のピークが先週ようやく過ぎた感があったからだ。昨日は1ヶ月ぶりに定時で帰った。

 手術をするのは片目だけである。そのため見え方に左右差が生じるのでもう片方の目はコンタクトレンズで補正することを前回書いた。基本的に風呂に入ったらコンタクトレンズは取るわけなので、風呂でも不便、その後寝るまでも不便になる。眼鏡で矯正できない次元なのだ。
 これではベッドに横になってゴロゴロしながら本を読むという、私の数少ない休息の時間も取れなくなってしまう。風呂上がりに再びコンタクトレンズを入れるしかない。そんな面倒なことを仕事から疲れて帰ってきてやるだろうか。わからない。こうしたことを考えるとどんどん憂鬱になってくる。

 小説もまともに書けるものかわからない。書きたい題材はある。R-18だが。すでに何話か発表していて続きを書かなければならないのが2本、未発表で少しずつ書きためているのが4本ある。これらを全部10万字超えの形で世に出したい。同人小説としては3万字プラス挿絵で出せる。皮算用ばかり捗る。

 子どもは相変わらず妻にだけ懐いている。風邪をひいているので本能的に頼りになる方を求めているのだろうか。私は確かに頼りにはならないが。最近少し家に帰るのが憂鬱だ。歓迎されていない感があるからかもしれない。考えすぎか。

 子どもだけでなく私自身も体調はあまりよくない。腰が痛い。そして腹も痛い。内臓系のどこかを傷めているみたいだ。夕食の洗い物をしている間に耐えられないぐらい痛くなってきて、うずくまってしまった。今は治ったが。40近くなると身体の衰えを感じる。
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