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第四章
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しおりを挟むあの話し合いから数日。
殿下のアピールが始まった。
単純に愛を伝えられた日もあれば、ただ私が彼の部屋で過ごす日もあった。
日を重ねるごとに、彼が真剣なのは伝わるし愛がどれだけ大きいか…重いか…それがわかってきたかもしれない。
これが果たして良いことはさておき。
今日はこの日々が続く中で浮かんできた疑問を解決する気でいた。
────ジュゼッペ様のことだ。
明らかに扱いが蔑ろにされて、普段の彼女だったら怒ってもおかしくないはずなのに全くその気が無いように見える。
ただ婚約者候補という肩書きを持つだけにしかみえない。
王妃候補教育も受けてるだけ。
殿下に会えない日々を不思議に思っていないあたり、何か変だなと感じてしまう。
もしかしたら、私の知らないところで殿下と会っているのかもと考え、本人にそれとなく聞けば…。
「お嬢様。それは浮気の心配にございますか?まさかそれほど私のことを思っていてもらえたとは…。勘違いでも嬉しく思います」
とまるで違う話になってしまった。
このことから、彼はきっとジュゼッペ様と会うことをしていないのだと思う。
正直、今のジュゼッペ様が何を考えているかわからない。
好きなのかさえわからない。
なので、きちんと話し合いをしたいと思う。
もしかしたら、将来殿下を押し付けるかもしれないのだから。
確率はゼロではない……。
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