24 / 111
第24話 救いのヒーローと、ダンジョン
しおりを挟む
「ヨシヒロ殿、フェンリルとはどこで出会ったのですか?」
「クロちゃんは、どういった種族なのかしら?」
「よろしければ、今度ヨシヒロさんの領地へお伺いしても?」
「こらこら、お前たち……ヨシヒロが困っているではないか。
今日は挨拶だけの予定で来ていただいたのだ。引き止めてはいけないよ」
それからというもの、次から次へと質問が飛び交い、
俺は当たり障りのない答えをひたすら繰り返していた。
のんきにじゃれ合っているクロとユキを横目に、内心ではすっかり気疲れしてしまっている。
そんな様子を察してくれたのだろう。
アーロンさんがさりげなく皆を制してくれて、ようやく息をつくことができた。
(——もう帰る! 本当に帰るからな!)
そう心の中で固く誓った、その時だった。
ふっと、場違いなほど大きな気配を感じた。
思わず視線を向けた先は、応接間のバルコニーへと続く大きな窓。
そこには——風に毛並みをなびかせながら、バルコニーの縁に立ち、
不機嫌そうにこちらを見下ろすロウキの姿があった。
その堂々とした佇まいは、まるで助けに来たヒーローのようで——……
って、そんな感傷に浸っている場合じゃない! 俺は慌てて窓を開け、声を張り上げた。
「ロウキ! お前、何やってんだよ! ここ、2階だぞ!?」
「おおっ! あれがフェンリルですか、父上!」
「まぁ……とても大きいですわね。ユキちゃんに、よく似ていますわ」
「すごーい! かっこいい! 僕も従魔が欲しいです、父上!」
ロウキが姿を現した途端、王家の子どもたちは目を輝かせた。
ルーシーさんはユキの頭を撫でながら、楽しそうに微笑んでいる。
さすが王族というべきか。驚きはしても、決して慌てることはないらしい。
感心していると、アーロンさんが申し訳なさそうにロウキへ声をかけた。
「ロウキ殿……ヨシヒロを引き留めてしまって、すまない。もう帰るところだ」
「フン……ヨシヒロ、帰るぞ直。我の背に乗せてやる。早くしろ。クロ、ユキもだ」
「えっ!? そんなの失礼だろ?!」
「いや、構わん。また後日、ゆっくり話をしよう。ヨシヒロ」
「す、すみません……! ありがとうございます! それでは皆さん、失礼します!」
アーロンさんの謝罪を鼻先で一蹴し、ロウキは当然のように「乗れ」と言って、俺たちを呼び寄せた。
王族の前で何て態度だ……!
そう思ったものの、無言で放たれるロウキの圧に逆らえるはずもなく、
俺は皆さんに頭を下げ、その背に乗ることになった。
ロウキは2階からひょいと地面へ降り立つと、そのまま一気に王城を飛び出した。
……確かに帰りたいとは思っていた。
でも、こんな帰り方で大丈夫なのか? 俺、不敬罪とかにならないよな?!
そんな不安を抱えたまま、俺たちは王城を後にした——
◇
「めっちゃ速いじゃん!
だったら最初からロウキが乗せてくれたらよかったんじゃない?
このペースなら、1日で王都に着いたよね?」
「それでは、お前を鍛えられんだろう。それに、何事も経験だ」
「ええ……そういうもんかぁ……」
王都を離れ、ロウキの背に揺られながら、そのあまりの速さに改めて驚かされていた。
どう考えても、この移動方法の方が効率的だろう。
そう言えば「経験だ」の一言で片付けられてしまう。
ロウキって、時々本当に上司というか、父親というか……
そんなことを考えていると、右手に大きな洞窟のようなものが見えてきた。
「ロウキ、あれ何だ?」
「ああ? ……あれはダンジョンだ。
王都に最も近いダンジョンだから、常に人がいるはずなのだが……
今日はやけに静かだな。行ってみるか?」
「あれが噂のダンジョンか! ……行かないけどな」
「魔物を一体でも仕留めれば、金になるだろう。
クロが欲しがっていたルビートマトの種も苗も、いつまで経っても買えんぞ」
「うっ……それを言うな……」
「行くぞ」
「待ってー!!」
異世界らしい響きに一瞬胸が躍ったものの、俺の意思などお構いなしに、
ロウキはダンジョンへと向かって走り出した。
【エリア内にダンジョンを発見。
推奨レベル1~10。
初心者向けダンジョンと推測】
ダンジョンに到着する直前、エマが淡々と情報を共有してくれた。
「ほれ、着いたぞ。皆、降りろ。それにしても、なぜ今日は誰もおらんのだ?」
「このダンジョン、前の主とも入ったことあるよ!
そんなに大きくないし、魔物もそこまで危険じゃなかった。
でも……確かに、人がいないねぇ」
「へぇ。それならいいけどさ。人がいないのは、今日はたまたまそういう日なんじゃないの?
……っていうか、ダンジョン入るのに何かアイテムとか要らないのか?」
「アイテム? 何のアイテムだ?」
「何かあった時に、外へ脱出できるアイテムとか……」
「ああ。王都で買えばあったぞ。しかし、そんなものは必要ないだろう。
ほれ、行くぞ」
「ええ?! ちょ、心の準備が! 待てってばー!!」
ロウキの足で、俺たちはあっという間にダンジョンの入口へと辿り着いた。
周囲は異様なほど静まり返っている。
「ちょっと待てって……わ、すごい綺麗! なにこれ!」
「魔法石の塊だ。採掘場でなくとも、ダンジョンにはこういうものがある。
質が良ければ高値で売れる。一応、取っておくといい」
「分かった!」
「俺も採掘するぜー!」
追いついた先で目にしたのは、淡く輝く美しい結晶——魔法石だった。
ロウキの言葉に従い、一つ、二つとアイテムボックスに収めていく。
「このダンジョンは階層が浅く、お前のような初心者向きだ。
地下はなく、上へ進んで最上階に辿り着けば、外へ出る転移装置がある。
階層は全部で10ほど。初心者なら3日ほど、自身のレベルが20もあれば明日には外へ出られるだろう。
まぁ、我であれば、夜までには出られるがな」
「ええ?! ちょっと待てロウキ! まさか最上階まで行くつもり?!
途中の階には外に出られる装置、ないの?!」
「階層ごとに置いてはあるが……必要あるまい?」
「あるある! 大ありでしょうが! なんで初回でクリア前提なんだよ?!
こういうのはセーブしながら、少しずつ進むものでしょ?!」
「何故、そんな面倒なことをする必要がある?」
魔法石で少し浮かれていたところに、ロウキの容赦ない説明が始まった。
「俺は! 初心者! 初めましてこんにちは状態なんだけど!? 無理だろ?!」
「お前は本当に……今、お前の周りに、何がいると思っている」
「……え?」
「いいか。クロは可愛らしい見た目をしているが、
ディアボロス・リザート——上級魔法を遊びで使う悪魔でしかも危険種だ。
我は言うまでもないが、ユキもまた、お前が知らぬだけで相当な強さを持つのだぞ」
「……嘘だぁ! そんなわけないじゃん! こんなに可愛いのに!
どう見ても“か弱いです”って顔してるじゃん!」
「主ー! 俺、結構強いと思うよ! ちゃんと主のこと、護ってやるからー!」
「ワオオオオンッ!」
「えええ……二人とも、なんでそんなにやる気満々なの……」
俺の必死の訴えは、見事に却下された。
クロもユキも、ダンジョン探検が楽しくて仕方ない様子だ。
「俺のスローライフは、いったいどこへ……」
「主ー! 早く来ないと、魔物来ちゃうぞー!」
「ちょ、待ってって! もう!」
ここまで従魔や使い魔に振り回される主が、他にいるだろうか。
完全に名ばかりだ。そう自嘲しつつ、諦めて皆と共に最上階を目指すことにした。
どうか、どうか——
無事に外へ出られますように……
「クロちゃんは、どういった種族なのかしら?」
「よろしければ、今度ヨシヒロさんの領地へお伺いしても?」
「こらこら、お前たち……ヨシヒロが困っているではないか。
今日は挨拶だけの予定で来ていただいたのだ。引き止めてはいけないよ」
それからというもの、次から次へと質問が飛び交い、
俺は当たり障りのない答えをひたすら繰り返していた。
のんきにじゃれ合っているクロとユキを横目に、内心ではすっかり気疲れしてしまっている。
そんな様子を察してくれたのだろう。
アーロンさんがさりげなく皆を制してくれて、ようやく息をつくことができた。
(——もう帰る! 本当に帰るからな!)
そう心の中で固く誓った、その時だった。
ふっと、場違いなほど大きな気配を感じた。
思わず視線を向けた先は、応接間のバルコニーへと続く大きな窓。
そこには——風に毛並みをなびかせながら、バルコニーの縁に立ち、
不機嫌そうにこちらを見下ろすロウキの姿があった。
その堂々とした佇まいは、まるで助けに来たヒーローのようで——……
って、そんな感傷に浸っている場合じゃない! 俺は慌てて窓を開け、声を張り上げた。
「ロウキ! お前、何やってんだよ! ここ、2階だぞ!?」
「おおっ! あれがフェンリルですか、父上!」
「まぁ……とても大きいですわね。ユキちゃんに、よく似ていますわ」
「すごーい! かっこいい! 僕も従魔が欲しいです、父上!」
ロウキが姿を現した途端、王家の子どもたちは目を輝かせた。
ルーシーさんはユキの頭を撫でながら、楽しそうに微笑んでいる。
さすが王族というべきか。驚きはしても、決して慌てることはないらしい。
感心していると、アーロンさんが申し訳なさそうにロウキへ声をかけた。
「ロウキ殿……ヨシヒロを引き留めてしまって、すまない。もう帰るところだ」
「フン……ヨシヒロ、帰るぞ直。我の背に乗せてやる。早くしろ。クロ、ユキもだ」
「えっ!? そんなの失礼だろ?!」
「いや、構わん。また後日、ゆっくり話をしよう。ヨシヒロ」
「す、すみません……! ありがとうございます! それでは皆さん、失礼します!」
アーロンさんの謝罪を鼻先で一蹴し、ロウキは当然のように「乗れ」と言って、俺たちを呼び寄せた。
王族の前で何て態度だ……!
そう思ったものの、無言で放たれるロウキの圧に逆らえるはずもなく、
俺は皆さんに頭を下げ、その背に乗ることになった。
ロウキは2階からひょいと地面へ降り立つと、そのまま一気に王城を飛び出した。
……確かに帰りたいとは思っていた。
でも、こんな帰り方で大丈夫なのか? 俺、不敬罪とかにならないよな?!
そんな不安を抱えたまま、俺たちは王城を後にした——
◇
「めっちゃ速いじゃん!
だったら最初からロウキが乗せてくれたらよかったんじゃない?
このペースなら、1日で王都に着いたよね?」
「それでは、お前を鍛えられんだろう。それに、何事も経験だ」
「ええ……そういうもんかぁ……」
王都を離れ、ロウキの背に揺られながら、そのあまりの速さに改めて驚かされていた。
どう考えても、この移動方法の方が効率的だろう。
そう言えば「経験だ」の一言で片付けられてしまう。
ロウキって、時々本当に上司というか、父親というか……
そんなことを考えていると、右手に大きな洞窟のようなものが見えてきた。
「ロウキ、あれ何だ?」
「ああ? ……あれはダンジョンだ。
王都に最も近いダンジョンだから、常に人がいるはずなのだが……
今日はやけに静かだな。行ってみるか?」
「あれが噂のダンジョンか! ……行かないけどな」
「魔物を一体でも仕留めれば、金になるだろう。
クロが欲しがっていたルビートマトの種も苗も、いつまで経っても買えんぞ」
「うっ……それを言うな……」
「行くぞ」
「待ってー!!」
異世界らしい響きに一瞬胸が躍ったものの、俺の意思などお構いなしに、
ロウキはダンジョンへと向かって走り出した。
【エリア内にダンジョンを発見。
推奨レベル1~10。
初心者向けダンジョンと推測】
ダンジョンに到着する直前、エマが淡々と情報を共有してくれた。
「ほれ、着いたぞ。皆、降りろ。それにしても、なぜ今日は誰もおらんのだ?」
「このダンジョン、前の主とも入ったことあるよ!
そんなに大きくないし、魔物もそこまで危険じゃなかった。
でも……確かに、人がいないねぇ」
「へぇ。それならいいけどさ。人がいないのは、今日はたまたまそういう日なんじゃないの?
……っていうか、ダンジョン入るのに何かアイテムとか要らないのか?」
「アイテム? 何のアイテムだ?」
「何かあった時に、外へ脱出できるアイテムとか……」
「ああ。王都で買えばあったぞ。しかし、そんなものは必要ないだろう。
ほれ、行くぞ」
「ええ?! ちょ、心の準備が! 待てってばー!!」
ロウキの足で、俺たちはあっという間にダンジョンの入口へと辿り着いた。
周囲は異様なほど静まり返っている。
「ちょっと待てって……わ、すごい綺麗! なにこれ!」
「魔法石の塊だ。採掘場でなくとも、ダンジョンにはこういうものがある。
質が良ければ高値で売れる。一応、取っておくといい」
「分かった!」
「俺も採掘するぜー!」
追いついた先で目にしたのは、淡く輝く美しい結晶——魔法石だった。
ロウキの言葉に従い、一つ、二つとアイテムボックスに収めていく。
「このダンジョンは階層が浅く、お前のような初心者向きだ。
地下はなく、上へ進んで最上階に辿り着けば、外へ出る転移装置がある。
階層は全部で10ほど。初心者なら3日ほど、自身のレベルが20もあれば明日には外へ出られるだろう。
まぁ、我であれば、夜までには出られるがな」
「ええ?! ちょっと待てロウキ! まさか最上階まで行くつもり?!
途中の階には外に出られる装置、ないの?!」
「階層ごとに置いてはあるが……必要あるまい?」
「あるある! 大ありでしょうが! なんで初回でクリア前提なんだよ?!
こういうのはセーブしながら、少しずつ進むものでしょ?!」
「何故、そんな面倒なことをする必要がある?」
魔法石で少し浮かれていたところに、ロウキの容赦ない説明が始まった。
「俺は! 初心者! 初めましてこんにちは状態なんだけど!? 無理だろ?!」
「お前は本当に……今、お前の周りに、何がいると思っている」
「……え?」
「いいか。クロは可愛らしい見た目をしているが、
ディアボロス・リザート——上級魔法を遊びで使う悪魔でしかも危険種だ。
我は言うまでもないが、ユキもまた、お前が知らぬだけで相当な強さを持つのだぞ」
「……嘘だぁ! そんなわけないじゃん! こんなに可愛いのに!
どう見ても“か弱いです”って顔してるじゃん!」
「主ー! 俺、結構強いと思うよ! ちゃんと主のこと、護ってやるからー!」
「ワオオオオンッ!」
「えええ……二人とも、なんでそんなにやる気満々なの……」
俺の必死の訴えは、見事に却下された。
クロもユキも、ダンジョン探検が楽しくて仕方ない様子だ。
「俺のスローライフは、いったいどこへ……」
「主ー! 早く来ないと、魔物来ちゃうぞー!」
「ちょ、待ってって! もう!」
ここまで従魔や使い魔に振り回される主が、他にいるだろうか。
完全に名ばかりだ。そう自嘲しつつ、諦めて皆と共に最上階を目指すことにした。
どうか、どうか——
無事に外へ出られますように……
3
あなたにおすすめの小説
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
りゅうはきっと、役に立つ。ピュアクール幼児は転生AI?!最強知識と無垢な心を武器に、異世界で魂を灯すためにばんがります!
ひつじのはね
ファンタジー
経験値はゼロ、知識は無限大!
無邪気な無表情で周囲を振り回す、ピュアクール美幼児は転生AI?!
日常がじんわり心をあたためる、ほんわかファンタジー!
襲撃のあった村の傍ら、小さな身体で目を覚ましたのは――対話型AIの『意識』。
膨大な知識を持ちながら、笑うことも、泣くことも知らない。
無表情で、身体を動かすことも覚束ない小さないのちは、素直に「人」として生きるために学び始める。
そんなリュウを拾った訳アリ冒険者、リト。
不器用だけど温かい彼と、AIであるがゆえに、とんでもなく無垢なリュウ。
全てが初めてのリュウを通して、リトは日々の美しさを認識していく。
宝物のような日々を、成長を、共に。
クリームパンに驚き、魔物に動じないトンデモ幼児が、 持ち前のAI知識を活かしながら、
リトの唯一となるために奮闘する。
ただひとり、リトのために。
りゅうは……きっと、役に立つ。
【kindleにて電子書籍発売しました! 紙書籍についてはSNS等にて告知致します】
※こちらはWeb版です。Kindle書籍は全編改稿し、書き下ろしを加えた完全版です。
表紙イラスト:よたりーぬさん
*更新は毎週日曜予定です。
本来タイトル『りゅうはきっと、役に立つ。ピュアクール幼児は転生AI?!最強知識と無垢な心を武器に、異世界で魂を灯すためにばんがります! ――デジタル・ドラゴン花鳥風月――』です。
サブタイトルが入らなかった……!
旧タイトル『デジタル・ドラゴン ~迷えるAIは幼子としてばんがります~』
※挿絵(羊毛写真)あり。挿絵画像のある話には「*」印をつけています。苦手な方はご注意ください。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました ~定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
辺境の町バラムに暮らす青年マルク。
子どもの頃から繰り返し見る夢の影響で、自分が日本(地球)から転生したことを知る。
マルクは日本にいた時、カフェを経営していたが、同業者からの嫌がらせ、客からの理不尽なクレーム、従業員の裏切りで店は閉店に追い込まれた。
その後、悲嘆に暮れた彼は酒浸りになり、階段を踏み外して命を落とした。
当時の記憶が復活した結果、マルクは今度こそ店を経営して成功することを誓う。
そんな彼が思いついたのが焼肉屋だった。
マルクは冒険者をして資金を集めて、念願の店をオープンする。
焼肉をする文化がないため、その斬新さから店は繁盛していった。
やがて、物珍しさに惹かれた美食家エルフや凄腕冒険者が店を訪れる。
HOTランキング1位になることができました!
皆さま、ありがとうございます。
他社の投稿サイトにも掲載しています。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
精霊さんと一緒にスローライフ ~異世界でも現代知識とチートな精霊さんがいれば安心です~
舞
ファンタジー
かわいい精霊さんと送る、スローライフ。
異世界に送り込まれたおっさんは、精霊さんと手を取り、スローライフをおくる。
夢は優しい国づくり。
『くに、つくりますか?』
『あめのぬぼこ、ぐるぐる』
『みぎまわりか、ひだりまわりか。それがもんだいなの』
いや、それはもう過ぎてますから。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
元王城お抱えスキル研究家の、モフモフ子育てスローライフ 〜スキル:沼?!『前代未聞なスキル持ち』の成長、見守り生活〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる