106 / 111
第106話 帰還と報告
しおりを挟む
迷いの樹海での一件を終えたあと、ダークエルフたちとは「今後はたまに交流しよう」と約束して握手を交わし、俺たちは一度家に戻った。
そして、クロとユキを連れてゲートをくぐり、王都へと向かう。
まずはガーノスさんに馬を返して、それから今回の出来事を話そう。
それなら、ガーノスさんと一緒にアーロンさんのもとへ行ったほうがいいかもしれない。
そんなことを、道中ずっと考えていた。
「お、1週間ぶりか?皆で楽しく遊びに行ってたんだろう?」
「うん! すっごく楽しかった! 今回はいっぱい連れて行ったんだ!」
「たまにはいいんじゃねぇの? 休息も必要だろ?」
俺たちを見つけるなり、ガーノスさんは「楽しかったか?」と声をかけてくれた。
最初は何のことかと思ったけど、そういえばクロが「遊びに行くから馬を貸してくれ」と言ったのを思い出す。
「大所帯だったので大変でしたけど、なかなかでしたよ。
あ、ガーノスさん。今日って、アーロンさんたちは忙しいですかね?」
「ん? どうした? 何か用事か?」
「はい。できればガーノスさんも一緒に、王城へ行ってもらえないかなと思って。
あ、でもアーロンさんと会う場所は、できれば応接間か書斎で……
謁見だけはご勘弁を……」
「あはは、まああれは俺も苦手だ。
ちょっと待ってな。伝書ガラスを飛ばしてみるからよ」
ガーノスさんにアーロンさんの今日の予定を尋ねると、すぐに伝書ガラスを飛ばしてくれた。
その間に俺は、実は迷いの樹海へ行っていたことを説明する。
そこで大量の亡骸と、例の騎士の亡骸を見つけたこと。
ダークエルフが住んでいて、ケルベロスがいたこと。
そして、そのケルベロスの希望で従魔となり、今は小さな姿でロウキと留守番をしていることも伝えた。
話を聞き終えたガーノスさんは、予想どおりの驚いた表情を浮かべ、両手で顔を覆った。
「もう付いていけねぇ……」
そう言って、深いため息をつく。
「行ったらどうしようかとは思ってたが……まさか本当に行くとはな……
しかも、きっちり結果まで出してきやがった……
ヨシヒロ、お前、もう絶対にのんびりした生活なんてできねぇからな?」
「ええ!?そこは絶対に譲りませんからね!
ミカゲにも幸せになってもらうためにも!」
「依頼が殺到するぞ……その辺は覚悟しておけよ?」
「うう……どうしてこうなるの……」
俺たちが迷いの樹海へ行くかもしれないと、ずっと心配してくれていたらしい。
それだけに、勝手に結果を出してしまったことで「スローライフは遠のいた」と言われ、思わず肩を落とした。
ミカゲのためにも譲れない生活だけど、俺のやっていることは、やっぱり普通じゃないのだろう。
だから周囲からすれば「頼みたい」と思うのも無理はないけど。
……いや、だからといって諦める気はない。
俺は何度目かになる誓いを、胸の中で改めて立てていた――
◇
王城――
伝書ガラスを飛ばしてから一時間ほどで返事が届いた。
「2時間ほどなら時間が取れる。ぜひ来てほしい」という言葉を受け取り、王家から手配された馬車に乗って王城へ向かう。
俺の希望もあり、通されたのはいつものアーロンさんの書斎だった。
部屋に入るなり、クロとユキは一目散にアーロンさんのもとへ駆け寄る。
その様子は、セドラのときとまったく同じで、
まるで孫が“じいじ”に会いに行くようで――
いつ見ても微笑ましい光景だった。
「今日はどうしたんだ、ヨシヒロ。
ガーノスまで連れて……何か異変でも起きたのか?」
「実は、先日まで迷いの樹海へ行っていました」
「……なに?」
「そこで起きたことを、お話ししても大丈夫でしょうか?」
「……ああ。分かった。頼む」
クロとユキとしばらく触れ合ったあと、俺は話を切り出した。
「迷いの樹海」という言葉を口にした瞬間、アーロンさんの表情が強張る。
やっぱり、ずっと気にかけていたのだろうな。
花冥祭のあと、コダマから聞こえてきた声が気になったこと。
ガーノスさんに迷いの樹海について尋ね、独断で調査に向かったこと。
そして、そこでさまざまな出来事を経て、騎士を見つけることができたこと。
そこまで話すと、アーロンさんの目に、はっきりと涙が浮かんでいた。
「ヨシヒロよ……
何の関係もないにもかかわらず調査に出かけ、森の問題を解決し、
さらには我が部下を見つけてくれたというのか……なんという奇跡だ……」
「はい。ちゃんと連れて帰っています。
もしよろしければ、ルセウスさんとランティスさんをお呼びいただければと思います」
「そうだな……ガロン、ベル、二人を呼んできてくれ。
都合がつくようであれば、ブラッドも呼んでくれ」
「承知しました。私はルセウス様とブラッド宰相を呼んで参ります」
「では、私はランティス様を」
「ああ……頼む」
ルセウスさんとランティスさんに会わせたいという思いから、可能であれば二人を呼んでほしいとお願いすると、アーロンさんは即座に指示を出してくれた。
そして十分も経たないうちに、宰相のブラッドさんを含めた三人が姿を現した。
「ヨシヒロ、話は聞いた。迷いの樹海に……行ってくれたのか?」
「ルセウスさん……
今回は俺の独断で行ったんですけど……
無事に見つけることができて、本当に良かったです。
今、お連れしますね。
魔物に傷つけられていて……少し、残酷な姿ですが……」
ルセウスさんもランティスさんも、深い悲しみを湛えながら、それでもどこか安堵したような表情を浮かべていた。
ブラッド宰相は表情を変えずにこちらを見ていたけど、その目の奥には、確かな動揺が見え隠れしているように感じられた。
俺は三人の前に進み出て、空間収納から棺を取り出し、そっと差し出す。
そして、静かに棺を開けた瞬間――
ルセウスさんとランティスさんの目が大きく見開かれ、同時に大粒の涙が溢れ落ちた。
「マーク……マークなのか……!?」
「ああ……間違いない……この手首のブレスレット……
マークが“御守りだ”って言って渡してくれて、皆で付けていた……」
「確かに……それに、この剣……イニシャルが刻まれている……
間違いない……マークだ……
どこへ行っていたんだよお前……
さんざん探したんだぞ……!」
騎士の名は、マークさんというらしい。
二人は錆びた鎧や剣、腕に残された装飾品に、壊れ物に触れるかのように手を伸ばし、何度も確かめていた。
そして、間違いなくマークさんだと確信した瞬間――
二人はその場に崩れ落ち、声を上げて泣いた。
その姿を見るのがあまりにも辛く、俺は思わず俯く。
知り合いではなくても、誰かの死というものは、こうも胸を締め付けるものなのかと、改めて思い知らされた。
「ヨシヒロよ……本当にありがとう……
マークとは、もう二度と会えないと思っていた……」
「ヨシヒロ殿……何とお礼を言えばいいのか……
私たちの部下を……この地へ連れて帰ってくださり……
本当に、ありがとう……ありがとう……」
「いえ……少しでもお役に立てたのなら……それで……」
「ヨシヒロの優しさによって、部下が帰ってこられた。
本当に……いつもいつも、助けられてばかりだな」
「アーロンさん……
今回は、俺が勝手に動いただけですから……」
元気な姿での再会は叶わなかった。
それでも、こうして皆がマークさんと向き合い、きちんと別れを告げられたことは、どれほど救いになっただろう。
心のどこかでは「もう亡くなっているだろう」という思い。
それでも、「もしかしたら生きているのではないか」という、僅かな希望。
その両方を抱え続ける日々が、どれほど辛かったか――
今、その張り詰めていた心が、ようやく解き放たれたように思えた。
「ルセウス、ランティスよ……
マークは無言の帰還となってしまったが……
ヨシヒロの行動によって、彼を想い、待ち続けていた家族や、彼を慕う仲間たちは、きちんと別れを告げることができる。
そしてマーク自身も、きっとヨシヒロに感謝しているだろう。
――見つけてくれて、連れて帰ってくれて、ありがとう……とな」
「はい……兄上……っ」
「うぅ……マーク……マーク……
うわああああっ……!」
「…………っ」
アーロンさんの言葉は、俺の胸にも重く響いた。
涙を堪え、拳を握り締めるルセウスさん。
周囲を気にすることなく、感情を爆発させるランティスさん。
二人を見つめながら、唇を噛み締めるアーロンさん。
眉間に深い皺を刻み、感情を必死に押し殺すブラッド宰相。
その光景を前にして、俺の頬にも自然と涙が伝っていた。
マークさんは、騎士団の一員に過ぎなかったのかもしれない。
それでも、この場にいる人たちにとっては、かけがえのない存在だったのだ。
部下を想い、涙を流す――
それは、人との繋がりを何よりも大切にしている証だと思う。
人を人とも思わず、ただの駒として扱う国のトップもいる。
そして、時には非情な判断を下さなければならない場面もあるだろう。
それでも――この国を護る人たちは、こんなにも人を大切にしている。
俺は、この国に落ちてきて本当に良かった。
そう、心の底から感じていた――……
そして、クロとユキを連れてゲートをくぐり、王都へと向かう。
まずはガーノスさんに馬を返して、それから今回の出来事を話そう。
それなら、ガーノスさんと一緒にアーロンさんのもとへ行ったほうがいいかもしれない。
そんなことを、道中ずっと考えていた。
「お、1週間ぶりか?皆で楽しく遊びに行ってたんだろう?」
「うん! すっごく楽しかった! 今回はいっぱい連れて行ったんだ!」
「たまにはいいんじゃねぇの? 休息も必要だろ?」
俺たちを見つけるなり、ガーノスさんは「楽しかったか?」と声をかけてくれた。
最初は何のことかと思ったけど、そういえばクロが「遊びに行くから馬を貸してくれ」と言ったのを思い出す。
「大所帯だったので大変でしたけど、なかなかでしたよ。
あ、ガーノスさん。今日って、アーロンさんたちは忙しいですかね?」
「ん? どうした? 何か用事か?」
「はい。できればガーノスさんも一緒に、王城へ行ってもらえないかなと思って。
あ、でもアーロンさんと会う場所は、できれば応接間か書斎で……
謁見だけはご勘弁を……」
「あはは、まああれは俺も苦手だ。
ちょっと待ってな。伝書ガラスを飛ばしてみるからよ」
ガーノスさんにアーロンさんの今日の予定を尋ねると、すぐに伝書ガラスを飛ばしてくれた。
その間に俺は、実は迷いの樹海へ行っていたことを説明する。
そこで大量の亡骸と、例の騎士の亡骸を見つけたこと。
ダークエルフが住んでいて、ケルベロスがいたこと。
そして、そのケルベロスの希望で従魔となり、今は小さな姿でロウキと留守番をしていることも伝えた。
話を聞き終えたガーノスさんは、予想どおりの驚いた表情を浮かべ、両手で顔を覆った。
「もう付いていけねぇ……」
そう言って、深いため息をつく。
「行ったらどうしようかとは思ってたが……まさか本当に行くとはな……
しかも、きっちり結果まで出してきやがった……
ヨシヒロ、お前、もう絶対にのんびりした生活なんてできねぇからな?」
「ええ!?そこは絶対に譲りませんからね!
ミカゲにも幸せになってもらうためにも!」
「依頼が殺到するぞ……その辺は覚悟しておけよ?」
「うう……どうしてこうなるの……」
俺たちが迷いの樹海へ行くかもしれないと、ずっと心配してくれていたらしい。
それだけに、勝手に結果を出してしまったことで「スローライフは遠のいた」と言われ、思わず肩を落とした。
ミカゲのためにも譲れない生活だけど、俺のやっていることは、やっぱり普通じゃないのだろう。
だから周囲からすれば「頼みたい」と思うのも無理はないけど。
……いや、だからといって諦める気はない。
俺は何度目かになる誓いを、胸の中で改めて立てていた――
◇
王城――
伝書ガラスを飛ばしてから一時間ほどで返事が届いた。
「2時間ほどなら時間が取れる。ぜひ来てほしい」という言葉を受け取り、王家から手配された馬車に乗って王城へ向かう。
俺の希望もあり、通されたのはいつものアーロンさんの書斎だった。
部屋に入るなり、クロとユキは一目散にアーロンさんのもとへ駆け寄る。
その様子は、セドラのときとまったく同じで、
まるで孫が“じいじ”に会いに行くようで――
いつ見ても微笑ましい光景だった。
「今日はどうしたんだ、ヨシヒロ。
ガーノスまで連れて……何か異変でも起きたのか?」
「実は、先日まで迷いの樹海へ行っていました」
「……なに?」
「そこで起きたことを、お話ししても大丈夫でしょうか?」
「……ああ。分かった。頼む」
クロとユキとしばらく触れ合ったあと、俺は話を切り出した。
「迷いの樹海」という言葉を口にした瞬間、アーロンさんの表情が強張る。
やっぱり、ずっと気にかけていたのだろうな。
花冥祭のあと、コダマから聞こえてきた声が気になったこと。
ガーノスさんに迷いの樹海について尋ね、独断で調査に向かったこと。
そして、そこでさまざまな出来事を経て、騎士を見つけることができたこと。
そこまで話すと、アーロンさんの目に、はっきりと涙が浮かんでいた。
「ヨシヒロよ……
何の関係もないにもかかわらず調査に出かけ、森の問題を解決し、
さらには我が部下を見つけてくれたというのか……なんという奇跡だ……」
「はい。ちゃんと連れて帰っています。
もしよろしければ、ルセウスさんとランティスさんをお呼びいただければと思います」
「そうだな……ガロン、ベル、二人を呼んできてくれ。
都合がつくようであれば、ブラッドも呼んでくれ」
「承知しました。私はルセウス様とブラッド宰相を呼んで参ります」
「では、私はランティス様を」
「ああ……頼む」
ルセウスさんとランティスさんに会わせたいという思いから、可能であれば二人を呼んでほしいとお願いすると、アーロンさんは即座に指示を出してくれた。
そして十分も経たないうちに、宰相のブラッドさんを含めた三人が姿を現した。
「ヨシヒロ、話は聞いた。迷いの樹海に……行ってくれたのか?」
「ルセウスさん……
今回は俺の独断で行ったんですけど……
無事に見つけることができて、本当に良かったです。
今、お連れしますね。
魔物に傷つけられていて……少し、残酷な姿ですが……」
ルセウスさんもランティスさんも、深い悲しみを湛えながら、それでもどこか安堵したような表情を浮かべていた。
ブラッド宰相は表情を変えずにこちらを見ていたけど、その目の奥には、確かな動揺が見え隠れしているように感じられた。
俺は三人の前に進み出て、空間収納から棺を取り出し、そっと差し出す。
そして、静かに棺を開けた瞬間――
ルセウスさんとランティスさんの目が大きく見開かれ、同時に大粒の涙が溢れ落ちた。
「マーク……マークなのか……!?」
「ああ……間違いない……この手首のブレスレット……
マークが“御守りだ”って言って渡してくれて、皆で付けていた……」
「確かに……それに、この剣……イニシャルが刻まれている……
間違いない……マークだ……
どこへ行っていたんだよお前……
さんざん探したんだぞ……!」
騎士の名は、マークさんというらしい。
二人は錆びた鎧や剣、腕に残された装飾品に、壊れ物に触れるかのように手を伸ばし、何度も確かめていた。
そして、間違いなくマークさんだと確信した瞬間――
二人はその場に崩れ落ち、声を上げて泣いた。
その姿を見るのがあまりにも辛く、俺は思わず俯く。
知り合いではなくても、誰かの死というものは、こうも胸を締め付けるものなのかと、改めて思い知らされた。
「ヨシヒロよ……本当にありがとう……
マークとは、もう二度と会えないと思っていた……」
「ヨシヒロ殿……何とお礼を言えばいいのか……
私たちの部下を……この地へ連れて帰ってくださり……
本当に、ありがとう……ありがとう……」
「いえ……少しでもお役に立てたのなら……それで……」
「ヨシヒロの優しさによって、部下が帰ってこられた。
本当に……いつもいつも、助けられてばかりだな」
「アーロンさん……
今回は、俺が勝手に動いただけですから……」
元気な姿での再会は叶わなかった。
それでも、こうして皆がマークさんと向き合い、きちんと別れを告げられたことは、どれほど救いになっただろう。
心のどこかでは「もう亡くなっているだろう」という思い。
それでも、「もしかしたら生きているのではないか」という、僅かな希望。
その両方を抱え続ける日々が、どれほど辛かったか――
今、その張り詰めていた心が、ようやく解き放たれたように思えた。
「ルセウス、ランティスよ……
マークは無言の帰還となってしまったが……
ヨシヒロの行動によって、彼を想い、待ち続けていた家族や、彼を慕う仲間たちは、きちんと別れを告げることができる。
そしてマーク自身も、きっとヨシヒロに感謝しているだろう。
――見つけてくれて、連れて帰ってくれて、ありがとう……とな」
「はい……兄上……っ」
「うぅ……マーク……マーク……
うわああああっ……!」
「…………っ」
アーロンさんの言葉は、俺の胸にも重く響いた。
涙を堪え、拳を握り締めるルセウスさん。
周囲を気にすることなく、感情を爆発させるランティスさん。
二人を見つめながら、唇を噛み締めるアーロンさん。
眉間に深い皺を刻み、感情を必死に押し殺すブラッド宰相。
その光景を前にして、俺の頬にも自然と涙が伝っていた。
マークさんは、騎士団の一員に過ぎなかったのかもしれない。
それでも、この場にいる人たちにとっては、かけがえのない存在だったのだ。
部下を想い、涙を流す――
それは、人との繋がりを何よりも大切にしている証だと思う。
人を人とも思わず、ただの駒として扱う国のトップもいる。
そして、時には非情な判断を下さなければならない場面もあるだろう。
それでも――この国を護る人たちは、こんなにも人を大切にしている。
俺は、この国に落ちてきて本当に良かった。
そう、心の底から感じていた――……
0
あなたにおすすめの小説
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
りゅうはきっと、役に立つ。ピュアクール幼児は転生AI?!最強知識と無垢な心を武器に、異世界で魂を灯すためにばんがります!
ひつじのはね
ファンタジー
経験値はゼロ、知識は無限大!
無邪気な無表情で周囲を振り回す、ピュアクール美幼児は転生AI?!
日常がじんわり心をあたためる、ほんわかファンタジー!
襲撃のあった村の傍ら、小さな身体で目を覚ましたのは――対話型AIの『意識』。
膨大な知識を持ちながら、笑うことも、泣くことも知らない。
無表情で、身体を動かすことも覚束ない小さないのちは、素直に「人」として生きるために学び始める。
そんなリュウを拾った訳アリ冒険者、リト。
不器用だけど温かい彼と、AIであるがゆえに、とんでもなく無垢なリュウ。
全てが初めてのリュウを通して、リトは日々の美しさを認識していく。
宝物のような日々を、成長を、共に。
クリームパンに驚き、魔物に動じないトンデモ幼児が、 持ち前のAI知識を活かしながら、
リトの唯一となるために奮闘する。
ただひとり、リトのために。
りゅうは……きっと、役に立つ。
【kindleにて電子書籍発売しました! 紙書籍についてはSNS等にて告知致します】
※こちらはWeb版です。Kindle書籍は全編改稿し、書き下ろしを加えた完全版です。
表紙イラスト:よたりーぬさん
*更新は毎週日曜予定です。
本来タイトル『りゅうはきっと、役に立つ。ピュアクール幼児は転生AI?!最強知識と無垢な心を武器に、異世界で魂を灯すためにばんがります! ――デジタル・ドラゴン花鳥風月――』です。
サブタイトルが入らなかった……!
旧タイトル『デジタル・ドラゴン ~迷えるAIは幼子としてばんがります~』
※挿絵(羊毛写真)あり。挿絵画像のある話には「*」印をつけています。苦手な方はご注意ください。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました ~定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
辺境の町バラムに暮らす青年マルク。
子どもの頃から繰り返し見る夢の影響で、自分が日本(地球)から転生したことを知る。
マルクは日本にいた時、カフェを経営していたが、同業者からの嫌がらせ、客からの理不尽なクレーム、従業員の裏切りで店は閉店に追い込まれた。
その後、悲嘆に暮れた彼は酒浸りになり、階段を踏み外して命を落とした。
当時の記憶が復活した結果、マルクは今度こそ店を経営して成功することを誓う。
そんな彼が思いついたのが焼肉屋だった。
マルクは冒険者をして資金を集めて、念願の店をオープンする。
焼肉をする文化がないため、その斬新さから店は繁盛していった。
やがて、物珍しさに惹かれた美食家エルフや凄腕冒険者が店を訪れる。
HOTランキング1位になることができました!
皆さま、ありがとうございます。
他社の投稿サイトにも掲載しています。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
精霊さんと一緒にスローライフ ~異世界でも現代知識とチートな精霊さんがいれば安心です~
舞
ファンタジー
かわいい精霊さんと送る、スローライフ。
異世界に送り込まれたおっさんは、精霊さんと手を取り、スローライフをおくる。
夢は優しい国づくり。
『くに、つくりますか?』
『あめのぬぼこ、ぐるぐる』
『みぎまわりか、ひだりまわりか。それがもんだいなの』
いや、それはもう過ぎてますから。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
元王城お抱えスキル研究家の、モフモフ子育てスローライフ 〜スキル:沼?!『前代未聞なスキル持ち』の成長、見守り生活〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる