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第二部「ハルコン青年期」
51 オニキス関門まで_25
* *
「……」
何だろう、……。ホンの今さっきまで、両殿下はお互いに掴み合わんとしそうなほど、相手のことを睨んでおられたのに、……。
それが、今では阿吽(あうん)の呼吸でこちらに笑顔で話し込んでこられる。
「それで、ハルコン。これから何を作るのですか?」
ステラ殿下がお訊ねになられたら、シルファー団長も「そうそう、何を作るの?」と話を合わせてこられた。
「……」
やっぱり、王族、皇族の方々は油断ならないなぁと、……。
私(ハルコン)は、しみじみと思った。
ちらりとミラを見ると、「まぁ~っ、いつものことだよねぇ~っ!」といった顔つきで、どこか涼しそうな表情を浮かべている。
おそらく、いつも両殿下のお守りをしているミラからすると、こんなことも時おりあるのかもしれない。
まぁ~っ、いっか。とりあえず、頭を切り替え、切り替え、……。
「では、お二方とミラには、これから旅団員の食事作りを手伝って貰います。よろしいですか?」
「「「OッKェ~~ッ!!」」」」
この際、普段お世話になっている旅団員達に、自分達で料理を振舞おうと提案してみたら、……。殊(こと)の外(ほか)、3人ともノリ気のご様子。
「では、せっかく河川敷にいるのですから、……。BBQ(バーベキュー)をやりましょうか?」
「「「BBQ? それって、何?」」」
「……」
3人とも、息ピッタリだな。さっきまで喧嘩していたのが、まるでウソみたいだ。
「そうですねぇ、……。薪や炭などの火を使って肉、野菜、魚介類を屋外で焼く、または燻す調理法です!!」
「誰でも、できるの?」
シルファー団長が、興味深そうな顔をして訊ねてこられた。
「はい。炭火の処理や具材の焼き加減のコツさえ掴めば簡単ですから。誰にでも、直ぐにできますよ!」
「いいわねっ! なら、せっかくの休養日だし、私達で旅団員達に振舞っちゃいましょう!」
「「「おぉ~~っ!!」」」
団長の掛け声に、ハルコンとステラ殿下とミラが右手を上に掲げる。
「では、私はこれからBBQの台を取りにいってきます。ミラも運ぶの手伝ってくれる?」
「はぁ~い!」
すると、こちらのやり取りをご覧になっていた団長が、……。
「私達も手伝うわ! どこまで取りにいくの?」
そうお訊ねになると、ステラ殿下も同調してこくこくと頷かれた。
「ドワーフの親方のところです。旅団の移動中に作って貰うよう頼んでいたので、さっそくこれから取りにいきましょう!」
「「「おぉ~~っ!!」」」
「……」
何だろう、……。ホンの今さっきまで、両殿下はお互いに掴み合わんとしそうなほど、相手のことを睨んでおられたのに、……。
それが、今では阿吽(あうん)の呼吸でこちらに笑顔で話し込んでこられる。
「それで、ハルコン。これから何を作るのですか?」
ステラ殿下がお訊ねになられたら、シルファー団長も「そうそう、何を作るの?」と話を合わせてこられた。
「……」
やっぱり、王族、皇族の方々は油断ならないなぁと、……。
私(ハルコン)は、しみじみと思った。
ちらりとミラを見ると、「まぁ~っ、いつものことだよねぇ~っ!」といった顔つきで、どこか涼しそうな表情を浮かべている。
おそらく、いつも両殿下のお守りをしているミラからすると、こんなことも時おりあるのかもしれない。
まぁ~っ、いっか。とりあえず、頭を切り替え、切り替え、……。
「では、お二方とミラには、これから旅団員の食事作りを手伝って貰います。よろしいですか?」
「「「OッKェ~~ッ!!」」」」
この際、普段お世話になっている旅団員達に、自分達で料理を振舞おうと提案してみたら、……。殊(こと)の外(ほか)、3人ともノリ気のご様子。
「では、せっかく河川敷にいるのですから、……。BBQ(バーベキュー)をやりましょうか?」
「「「BBQ? それって、何?」」」
「……」
3人とも、息ピッタリだな。さっきまで喧嘩していたのが、まるでウソみたいだ。
「そうですねぇ、……。薪や炭などの火を使って肉、野菜、魚介類を屋外で焼く、または燻す調理法です!!」
「誰でも、できるの?」
シルファー団長が、興味深そうな顔をして訊ねてこられた。
「はい。炭火の処理や具材の焼き加減のコツさえ掴めば簡単ですから。誰にでも、直ぐにできますよ!」
「いいわねっ! なら、せっかくの休養日だし、私達で旅団員達に振舞っちゃいましょう!」
「「「おぉ~~っ!!」」」
団長の掛け声に、ハルコンとステラ殿下とミラが右手を上に掲げる。
「では、私はこれからBBQの台を取りにいってきます。ミラも運ぶの手伝ってくれる?」
「はぁ~い!」
すると、こちらのやり取りをご覧になっていた団長が、……。
「私達も手伝うわ! どこまで取りにいくの?」
そうお訊ねになると、ステラ殿下も同調してこくこくと頷かれた。
「ドワーフの親方のところです。旅団の移動中に作って貰うよう頼んでいたので、さっそくこれから取りにいきましょう!」
「「「おぉ~~っ!!」」」
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