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第一話 夢の扉は静かに開く
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目の前の敵に最後の一撃をぶち込む。
コントローラーを握るぼくの手は少し汗ばんでいたけれども、その程度で操作を誤ってしまう、なんてミスを犯すはずもない。
最後の一体のゾンビがスローモーションで倒れ、ゲーム画面は一人称視点から三人称視点に切り替わり、ぼくが操作していていたゾンビハンターが勝ち鬨を上げるモーションが表示される。
そしてゲーム画面には、金色の派手な文字で「Winner is Ren!」の文字がでかでかと表示された。
大歓声。
ぼくの背中にある大型スクリーンには、ぼくがプレイしていたゲーム画面が大写しになっていて……つまり今は「Winner is Ren!」の文字が大型スクリーンに大写しになっている、ということだ。
ぼくはコントローラーをテーブルにおいて、右腕を高々と差し上げながら立ち上がった。
「レン! レン!」
という熱狂的な声を聞きながら、ぼくは観衆に向けて手を振った。
一人称視点のアクションゲーム、「シャークゾンビ・バスターズ」の世界大会。世界的な知名度と人気を誇るゲームで、優勝賞金も破格。並み居る強豪を撃破しての優勝だっただけに、会場の盛り上がりもこれ以上ない、というくらいのものになっていた。
対戦相手のアンソニーのプレイももちろん完璧で、本当にごく一瞬の判断の差か、あるいはただの運がこの勝敗を分けた、といえるだろう。ぼくは観衆に向かって手を振りながら、ステージの反対側でうなだれているアンソニーの方へ歩いていき、彼に向かって手を差し出した。
「ナイスプレイ。ぼくが負けていてもおかしくない、いい戦いだったよ」
アンソニーは力なく笑ってぼくに右手を差し出した。「優勝おめでとう。オレの完敗だ」
ぼくはアンソニーの手を取ってがっちりと握手をすると、彼を立たせて、二人で並んで、もう一度観客の声援に応えて手を振った。
表彰式にインタビュー、写真撮影と、大会が終わったあとにも熱狂は続く。
そんな熱狂がようやく一段落して、ぼくはホテルに戻った。
ついさっきまでの熱気と喧騒が幻だったかのように、夜更けのホテルのロビーは静まり返っていた。ロビーををぬけてエレベーターに乗り、部屋に入る。
優勝を決めた瞬間から、スマホにはひっきりなしに通知がやってきていた。その全部に目をとおして真面目に返信していたら三日はかかってしまいそうだったので、ひとまずぼくはベッドに腰掛けて、特に仲のいい何人かの友人など、おもだった人にだけ手短な返事を返した。
最後の一人あてのメッセージを送信して、ベッドに横になる。
スマホを枕元において、ぼくは仰向けになって目を閉じた。こんな日はいつもは興奮してすぐには寝付くことができないのだけれども、決勝戦があまりにハードすぎたためなのか、それとも決勝戦後のあれやこれやが詰め込み気味なスケジュールだったためなのか、今日に限ってはものすごい勢いで、ぼくに向かって睡魔が襲いかかってきた。
──夢を見た。
プロゲーマーなんて商売をしているからだろうか。ゲームの夢はたびたび見る。
けれどもその夢は、いつもとちょっと様相が違っていた。
遊んだことのない……たぶん、ぼくの夢の中にしか存在しない架空の……ゲーム。
ゲームは一人称視点のアクションシューティング。
宇宙空間を舞台に、襲い来る無数の敵と戦うという内容で、一人称視点のため詳細はわからないのだけれども、自機はヒト型のロボットのようだった。襲ってくるのは白い骨に黒い霧をまとったような獣形のものや、コガネムシに似た……けれども一撃で人間の体なら噛み砕いてしまいそうな顎をもった……甲虫形のもの。
夢だから、なのだろうか。どういうわけか自機はぼくの思うとおりには動いてくれなかった。移動しようと思うとわずかな遅延が発生したり、時には敵の攻撃を左に避けようとしたら上方向に避けてみたり。
「なんだよ、このクソゲー」
夢の中で、ぼくは思わず毒づいていた。
自機の操作が思いどおりにならないまま、それでも夢の中のゲームは続く。どうやら自機には自動修復機能があるらしく、多少のダメージは瞬く間に回復してしまう。自機の操作が思うようにいかないのに戦い続けていられるのは、この自動修復機能の恩恵が大きい。
周囲の敵を半数ほども倒した頃だったろうか。画面の右隅に、こちらを大きく迂回して後方に回るような機動を見せるモノの姿があった。
──後ろから来る気だ。
ぼくは回避のために機体を左前方に移動させ……ようとしたけれども、今度は自機は棒立ちのままぴくりとも動いてくれなかった。案の定、自機は右後方からの攻撃をモロにもらってしまった。武器を保持するための右腕がひきちぎられ、画面の右下から左上に向かって、紫色をした金属質の棒状の物体……おそらくさっきもぎ取られた自機の腕だろう……が吹き飛んでいく。
ゲーム画面内にも右腕欠損のアラートが表示され。
「どうすりゃいいんだ、これ!?」
思わず叫んだけれども、万能な自動修復機能はわずかな時間を置いたのち、失った右腕を丸々復活させていた。さすが夢の中のゲーム。ズル(チート)めいた機能まで実装ずみとは恐れ入る。
こちらの腕をもぎ取ったのは、ドラゴンにも似た爬虫類的なシルエットの敵だった。サイズ感的には自機の数倍はありそうで、おそらくこいつがこの敵集団のボス的存在なのだろう。自機がドラゴンに取り付き、ゲームは接近戦モードに移行する。右腕の武装を最大火力の破砕魔法に切り替え、ドラゴンに叩き込む。
宇宙空間で戦う巨大ロボットが使っているのが魔法、というミスマッチにちょっと驚いたけれども、どうせ夢の中のゲームだ。なんでもアリ、ということなのだろう。
ドラゴンは一瞬で消滅した。
──これでステージクリアだ!
と思ったのも束の間。
ぼくはまだゲームが続いていることに気付かされた。おそらくこのステージのクリア条件は「敵の殲滅」。ボスを倒すだけではだめで、フィールド上にいるすべての敵を倒す必要があるのだろう。
目視で周囲を索敵。機体下方から迫ってくる敵集団を発見。ぼくは機体を上昇させて敵からの攻撃を回避しようとして……ここでもやはり、機体は思い通りには動いてくれなかった。
敵の集中攻撃を受けて脚部が損傷。一時的に機動力がダウンしたものの、腕を修復したのと同じ力が働いて、損傷した脚部もあっという間に元通りになった。
修復した脚部の魔力展開機構を解放。ぼくは脚部から広範囲魔法を放ち、足元に群がっていた小型の敵を一掃した。
残りの敵があとわずかとなったところで、どうやらこのステージのクリア条件を満たしたらしい。自機はぼくの操作の手を離れ、自動的に広範囲攻撃を放って残敵を掃討。宇宙空間は、静寂を取り戻したのだった。
ほどなしくて、ステージクリアのムービーが始まった。自機の左手前方から魚にも似た姿の白銀色の宇宙船が姿を現し、自機はその腹部にある格納庫に着艦する。この手のムービーは視点が変わって三人称視点……自機を外から見たような映像……になるようなものが大半だと思うのだけれども、ぼくが今見ている夢の中のゲームでは視点の変化は起きず、ずっと一人称の視点が続いていた。
宇宙船の格納庫は広い。整備用のドックみたいなものが少なくとも六基は確認できたけれども、ゲーム上の演出なのか、すべてのドックはからっぽだった。
宇宙船の中は人工重力的なものが発生しているらしく、格納庫に着陸した自機は、その中をしずしずと歩いていく。
やがて自機が整備用ドックの一つに行儀よく収まる。そして自機が片膝立ちの姿勢をとって上半身を前かがみにすると、胸部のコックピットハッチが開いた。
ふう、と息をつく女の人の声が聞こえて。
次の瞬間、自機のコックピットから、小柄な人影が飛び出してきた。
青銀色の長い髪がふわりと宙に舞う。人影が格納庫の床に着地するのと同時に、その髪が重力に引かれて背中に流れる。
乱れた髪を両手で払って整えながら、青銀色の髪の人影は、こちらを振り返った。
小柄な女の人。年齢は……二十歳から三十歳の間くらいだろうか。細面で瞳は藍色。顔立ちは整っていたけれども、その顔に表情というものは見られない。
ゆったりとした衣服を身にまとっているので体型まではわからないけれども、衣服の先からのぞいている手足はほっそりとしている。
髪や瞳など、夢の中のゲームならではといった色合いではあったけれども、それ以外の部分は奇妙なくらいに現実感のある姿だった。
パイロットの女性はぼくを見上げて、淡々とした口調でいった。
「任務成功。今回も魔物の殲滅を完了しました。……いつもありがとう、〈ドルソーラス〉」
「ありがとう」と口にはしていたけれど。
彼女の表情からは、感謝の念は感じられなかった。
コントローラーを握るぼくの手は少し汗ばんでいたけれども、その程度で操作を誤ってしまう、なんてミスを犯すはずもない。
最後の一体のゾンビがスローモーションで倒れ、ゲーム画面は一人称視点から三人称視点に切り替わり、ぼくが操作していていたゾンビハンターが勝ち鬨を上げるモーションが表示される。
そしてゲーム画面には、金色の派手な文字で「Winner is Ren!」の文字がでかでかと表示された。
大歓声。
ぼくの背中にある大型スクリーンには、ぼくがプレイしていたゲーム画面が大写しになっていて……つまり今は「Winner is Ren!」の文字が大型スクリーンに大写しになっている、ということだ。
ぼくはコントローラーをテーブルにおいて、右腕を高々と差し上げながら立ち上がった。
「レン! レン!」
という熱狂的な声を聞きながら、ぼくは観衆に向けて手を振った。
一人称視点のアクションゲーム、「シャークゾンビ・バスターズ」の世界大会。世界的な知名度と人気を誇るゲームで、優勝賞金も破格。並み居る強豪を撃破しての優勝だっただけに、会場の盛り上がりもこれ以上ない、というくらいのものになっていた。
対戦相手のアンソニーのプレイももちろん完璧で、本当にごく一瞬の判断の差か、あるいはただの運がこの勝敗を分けた、といえるだろう。ぼくは観衆に向かって手を振りながら、ステージの反対側でうなだれているアンソニーの方へ歩いていき、彼に向かって手を差し出した。
「ナイスプレイ。ぼくが負けていてもおかしくない、いい戦いだったよ」
アンソニーは力なく笑ってぼくに右手を差し出した。「優勝おめでとう。オレの完敗だ」
ぼくはアンソニーの手を取ってがっちりと握手をすると、彼を立たせて、二人で並んで、もう一度観客の声援に応えて手を振った。
表彰式にインタビュー、写真撮影と、大会が終わったあとにも熱狂は続く。
そんな熱狂がようやく一段落して、ぼくはホテルに戻った。
ついさっきまでの熱気と喧騒が幻だったかのように、夜更けのホテルのロビーは静まり返っていた。ロビーををぬけてエレベーターに乗り、部屋に入る。
優勝を決めた瞬間から、スマホにはひっきりなしに通知がやってきていた。その全部に目をとおして真面目に返信していたら三日はかかってしまいそうだったので、ひとまずぼくはベッドに腰掛けて、特に仲のいい何人かの友人など、おもだった人にだけ手短な返事を返した。
最後の一人あてのメッセージを送信して、ベッドに横になる。
スマホを枕元において、ぼくは仰向けになって目を閉じた。こんな日はいつもは興奮してすぐには寝付くことができないのだけれども、決勝戦があまりにハードすぎたためなのか、それとも決勝戦後のあれやこれやが詰め込み気味なスケジュールだったためなのか、今日に限ってはものすごい勢いで、ぼくに向かって睡魔が襲いかかってきた。
──夢を見た。
プロゲーマーなんて商売をしているからだろうか。ゲームの夢はたびたび見る。
けれどもその夢は、いつもとちょっと様相が違っていた。
遊んだことのない……たぶん、ぼくの夢の中にしか存在しない架空の……ゲーム。
ゲームは一人称視点のアクションシューティング。
宇宙空間を舞台に、襲い来る無数の敵と戦うという内容で、一人称視点のため詳細はわからないのだけれども、自機はヒト型のロボットのようだった。襲ってくるのは白い骨に黒い霧をまとったような獣形のものや、コガネムシに似た……けれども一撃で人間の体なら噛み砕いてしまいそうな顎をもった……甲虫形のもの。
夢だから、なのだろうか。どういうわけか自機はぼくの思うとおりには動いてくれなかった。移動しようと思うとわずかな遅延が発生したり、時には敵の攻撃を左に避けようとしたら上方向に避けてみたり。
「なんだよ、このクソゲー」
夢の中で、ぼくは思わず毒づいていた。
自機の操作が思いどおりにならないまま、それでも夢の中のゲームは続く。どうやら自機には自動修復機能があるらしく、多少のダメージは瞬く間に回復してしまう。自機の操作が思うようにいかないのに戦い続けていられるのは、この自動修復機能の恩恵が大きい。
周囲の敵を半数ほども倒した頃だったろうか。画面の右隅に、こちらを大きく迂回して後方に回るような機動を見せるモノの姿があった。
──後ろから来る気だ。
ぼくは回避のために機体を左前方に移動させ……ようとしたけれども、今度は自機は棒立ちのままぴくりとも動いてくれなかった。案の定、自機は右後方からの攻撃をモロにもらってしまった。武器を保持するための右腕がひきちぎられ、画面の右下から左上に向かって、紫色をした金属質の棒状の物体……おそらくさっきもぎ取られた自機の腕だろう……が吹き飛んでいく。
ゲーム画面内にも右腕欠損のアラートが表示され。
「どうすりゃいいんだ、これ!?」
思わず叫んだけれども、万能な自動修復機能はわずかな時間を置いたのち、失った右腕を丸々復活させていた。さすが夢の中のゲーム。ズル(チート)めいた機能まで実装ずみとは恐れ入る。
こちらの腕をもぎ取ったのは、ドラゴンにも似た爬虫類的なシルエットの敵だった。サイズ感的には自機の数倍はありそうで、おそらくこいつがこの敵集団のボス的存在なのだろう。自機がドラゴンに取り付き、ゲームは接近戦モードに移行する。右腕の武装を最大火力の破砕魔法に切り替え、ドラゴンに叩き込む。
宇宙空間で戦う巨大ロボットが使っているのが魔法、というミスマッチにちょっと驚いたけれども、どうせ夢の中のゲームだ。なんでもアリ、ということなのだろう。
ドラゴンは一瞬で消滅した。
──これでステージクリアだ!
と思ったのも束の間。
ぼくはまだゲームが続いていることに気付かされた。おそらくこのステージのクリア条件は「敵の殲滅」。ボスを倒すだけではだめで、フィールド上にいるすべての敵を倒す必要があるのだろう。
目視で周囲を索敵。機体下方から迫ってくる敵集団を発見。ぼくは機体を上昇させて敵からの攻撃を回避しようとして……ここでもやはり、機体は思い通りには動いてくれなかった。
敵の集中攻撃を受けて脚部が損傷。一時的に機動力がダウンしたものの、腕を修復したのと同じ力が働いて、損傷した脚部もあっという間に元通りになった。
修復した脚部の魔力展開機構を解放。ぼくは脚部から広範囲魔法を放ち、足元に群がっていた小型の敵を一掃した。
残りの敵があとわずかとなったところで、どうやらこのステージのクリア条件を満たしたらしい。自機はぼくの操作の手を離れ、自動的に広範囲攻撃を放って残敵を掃討。宇宙空間は、静寂を取り戻したのだった。
ほどなしくて、ステージクリアのムービーが始まった。自機の左手前方から魚にも似た姿の白銀色の宇宙船が姿を現し、自機はその腹部にある格納庫に着艦する。この手のムービーは視点が変わって三人称視点……自機を外から見たような映像……になるようなものが大半だと思うのだけれども、ぼくが今見ている夢の中のゲームでは視点の変化は起きず、ずっと一人称の視点が続いていた。
宇宙船の格納庫は広い。整備用のドックみたいなものが少なくとも六基は確認できたけれども、ゲーム上の演出なのか、すべてのドックはからっぽだった。
宇宙船の中は人工重力的なものが発生しているらしく、格納庫に着陸した自機は、その中をしずしずと歩いていく。
やがて自機が整備用ドックの一つに行儀よく収まる。そして自機が片膝立ちの姿勢をとって上半身を前かがみにすると、胸部のコックピットハッチが開いた。
ふう、と息をつく女の人の声が聞こえて。
次の瞬間、自機のコックピットから、小柄な人影が飛び出してきた。
青銀色の長い髪がふわりと宙に舞う。人影が格納庫の床に着地するのと同時に、その髪が重力に引かれて背中に流れる。
乱れた髪を両手で払って整えながら、青銀色の髪の人影は、こちらを振り返った。
小柄な女の人。年齢は……二十歳から三十歳の間くらいだろうか。細面で瞳は藍色。顔立ちは整っていたけれども、その顔に表情というものは見られない。
ゆったりとした衣服を身にまとっているので体型まではわからないけれども、衣服の先からのぞいている手足はほっそりとしている。
髪や瞳など、夢の中のゲームならではといった色合いではあったけれども、それ以外の部分は奇妙なくらいに現実感のある姿だった。
パイロットの女性はぼくを見上げて、淡々とした口調でいった。
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