1 / 3
同級生
しおりを挟む
就職すると、まずプロフィールを聞かれるのがお約束である。
住所、学歴、出身校……
それによって、僕は職場に同じ高校出身の女性がいることを知った。
しかも、同級生だという。
ただ、同級生と言っても、互いに顔も名前も知らない存在だった。
第二次ベビーブーム世代の僕らは同級生が多い。一学年に五百人近くいる同級生のすべてを覚えているわけもないし、成績が良かったわけでも、スポーツができたわけでも、イケメンでもなかった僕を彼女が知っているわけもなかった。
彼女の方もおとなしいタイプの子で、目立つタイプではなかったようだ。
しかし、そのとき初めて出会った彼女は、特別美人というわけではなかったが、非常に豊満な胸と大きな尻の持ち主で、色気が全身から溢れており、大人の女だなと思ったのを覚えている。
短大卒の彼女は、四大卒の僕より一足先に社会人になっていたわけで、余計に大人の色気を感じたのだと思う。
僕の最初の配属先は総務的な部署で、職場内の物品の管理などをする部署でもあった。
彼女は所属課の庶務担当をしていたようで、よく僕のところに物品をもらいに来た。
すると、自然に会話をするようになり、打ち解けていった。
物品を保管する倉庫で一時間くらい話し込むようなこともあった。
周囲の人間から、「おまえ、あの子を口説いていたのか?」と何度も聞かれたことがある。
口説いていたなんてとんでもないことで、職場内のゴシップやら、上司や同僚の悪口、仕事の話など他愛もない会話をしていたのが実際のところだった。
もちろん、彼女の胸や尻に対し、知的好奇心が皆無だったわけではないが。
何ヶ月かして、彼女がパソコンを買って、インターネットを始めたことを教えてくれた。
当時はWindows95によって、世の中にインターネットというものが普及し始めた頃だった。
光回線が当たり前の現在では想像もつかないだろうが、当時はダイアルアップ接続なんて遅い回線で、HP閲覧やメールのやりとりをしている時代だった。
パソコンは僕の得意分野だった。
プログラムを組むようなことはできなかったが、PC8801なんてパソコンを中学時代から扱い、MS-DOSなんて扱いにくいOSを扱って、パソコンでエロゲーなんかを楽しんでいた。
僕は彼女にわからないことがあったら教えてあげるよ、なんて偉そうなことを言って、メールアドレスを教えてもらったのだった。
住所、学歴、出身校……
それによって、僕は職場に同じ高校出身の女性がいることを知った。
しかも、同級生だという。
ただ、同級生と言っても、互いに顔も名前も知らない存在だった。
第二次ベビーブーム世代の僕らは同級生が多い。一学年に五百人近くいる同級生のすべてを覚えているわけもないし、成績が良かったわけでも、スポーツができたわけでも、イケメンでもなかった僕を彼女が知っているわけもなかった。
彼女の方もおとなしいタイプの子で、目立つタイプではなかったようだ。
しかし、そのとき初めて出会った彼女は、特別美人というわけではなかったが、非常に豊満な胸と大きな尻の持ち主で、色気が全身から溢れており、大人の女だなと思ったのを覚えている。
短大卒の彼女は、四大卒の僕より一足先に社会人になっていたわけで、余計に大人の色気を感じたのだと思う。
僕の最初の配属先は総務的な部署で、職場内の物品の管理などをする部署でもあった。
彼女は所属課の庶務担当をしていたようで、よく僕のところに物品をもらいに来た。
すると、自然に会話をするようになり、打ち解けていった。
物品を保管する倉庫で一時間くらい話し込むようなこともあった。
周囲の人間から、「おまえ、あの子を口説いていたのか?」と何度も聞かれたことがある。
口説いていたなんてとんでもないことで、職場内のゴシップやら、上司や同僚の悪口、仕事の話など他愛もない会話をしていたのが実際のところだった。
もちろん、彼女の胸や尻に対し、知的好奇心が皆無だったわけではないが。
何ヶ月かして、彼女がパソコンを買って、インターネットを始めたことを教えてくれた。
当時はWindows95によって、世の中にインターネットというものが普及し始めた頃だった。
光回線が当たり前の現在では想像もつかないだろうが、当時はダイアルアップ接続なんて遅い回線で、HP閲覧やメールのやりとりをしている時代だった。
パソコンは僕の得意分野だった。
プログラムを組むようなことはできなかったが、PC8801なんてパソコンを中学時代から扱い、MS-DOSなんて扱いにくいOSを扱って、パソコンでエロゲーなんかを楽しんでいた。
僕は彼女にわからないことがあったら教えてあげるよ、なんて偉そうなことを言って、メールアドレスを教えてもらったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
貴方の幸せの為ならば
缶詰め精霊王
恋愛
主人公たちは幸せだった……あんなことが起きるまでは。
いつも通りに待ち合わせ場所にしていた所に行かなければ……彼を迎えに行ってれば。
後悔しても遅い。だって、もう過ぎたこと……
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる