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一章:特異な二人の出会い
一章 1話-2
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レオンハルトは「遠慮なく座れ」と頷き、ルヴィウスの右手を取った。
ルヴィウスは恥ずかし気に「はい」と、少し背伸びをするような仕草で腰を下ろす。彼には少し位置が高いのか、両足は地面から浮いていた。
―――抱き上げて座らせてやればよかっただろうか。この子の肌はきっと、食べてしまいたいくらい柔らかいのだろう。
ちらり、と見えた幼さの残る足首に、触れたくなるような衝動を覚えたものの、「まだ日差しは少し強いな」と誤魔化すように当たり障りのないことを呟きながら、レオンハルトは隣に腰を下ろす。
穏やかな風が二人の間をすり抜けていく。
小説の一ページを読み終える程度の静謐が流れたあと、レオンハルトは言葉を紡いだ。
「公爵から聞いていると思うが、君は俺の婚約者候補として呼ばれた。王家からの打診となれば、臣下の立場としては断れないと思っているだろう。だが、俺は無理強いをしたくない。公子の気持ちを聞かせてくれないだろうか」
レオンハルトの言葉が想定外だったのだろう。ルヴィウスは戸惑いの色を浮かべ、彼を見上げた。それに対し、レオンハルトは言葉が足らなかったと思いなおし、付け加えることにした。
「会ったばかりなのだから、気持ちも何もないと思うが、俺のせいで我慢させるようなことをしたくない。断りづらいのは分かっているから、いったん話を受けて、時機をみて俺の有責で婚約解消してもいい。その場合は新しい婚約者を探す手配も―――」
「お…っ、お待ちください、殿下っ」
ルヴィウスは不敬かもしれないと思いつつ、レオンハルトの言葉を遮って訴えた。
「確かに、今日会ったばかりですから、何をどう答えればいいのか分かりません」
「そうだな…、すまない、性急だった」
「いえ、その……、殿下が僕を慮っての言葉だと思いますので……。ですから、その……」
ルヴィウスはそこで口篭った。レオンハルトの意図をなんとか酌もうと、言葉を選んでいるのだろう。
ルヴィウスの懸命な表情を見つめつつ、レオンハルトは彼の言葉を待った。
感情を言葉に乗せる確信を得たのか、一度、きゅっ、と唇を引いたあとにルヴィウスが紡いだ言葉は、答えではなく赦しだった。
「今日、初めて殿下とお会いした時の僕の気持を、正直に、偽りなく申し上げてもよろしいでしょうか」
レオンハルトは「もちろんだ」と頷く。
ルヴィウスは僅かにほっと表情を緩め、ほんのり頬を染めて素直な気持ちを言葉にした。
「その……、この方が僕の唯一で、一番になるのだなと⋯⋯、僕はこの方のために生きていくのだなと、なんとなく、そう思いました」
真っ直ぐすぎるその言葉に、レオンハルトは一瞬、時が止まったかのような感覚に陥った。
いつも何かを諦め、いつも二番目の役割を求められるだけ。誰かの何かにはなれなかった。けれど、いまルヴィウスは“唯一だ”と言った。彼の中で自分を“一番”にしてくれるのだと、自分のために生きてくれると言ってくれた。
特殊な体質の影響から、仕方ないと、そういうものだと無意識に諦め、誰もが望む“完璧な第二王子”でいなければいけなかった自分に、埋められなかった何か、求めてはいけなかった何か、けれど、いつだって欲していたものを、彼はくれようとしている。
レオンハルトの胸の中に、生まれて初めての感情が渦巻く。
―――逃がしたくない、ぜったいに。
それは、美しさとは無縁の感情の色だった。だが、嫌悪を覚えるものでもない。
レオンハルトは「そうか…」と呟くと、立ち上がり、日傘をルヴィウスに手渡した。
「少し待っていてくれ」
そう言うと、踵を返しブルーローズが咲き誇る一角へ向かう。後ろで護衛騎士が動く気配がしたが、左手を上げることでそれを留めた。
透明感のある蒼い薔薇。この特別なブルーローズは、大陸中を探してもヴィクトリア王宮のこの薔薇園にしか咲かない。代々、王家の者がプロポーズの際に使ってきた薔薇だ。
レオンハルトは一番美しく咲く薔薇を選ぶと、風魔法を使って茎を切り、丁寧に棘を取り除く。
できることなら、婚約を受けてほしい。そう伝えるだけでも良かったのだが、少しでも印象を良くしておきたかった。そのためには、花の一輪でもなくては格好がつかない。
一輪のブルーローズを手にルヴィウスの元に戻ったレオンハルトは、少し戸惑った表情の彼の前に跪いた。
「ルヴィウス・アクセラーダ公子、どうか俺と―――」
言い切る前に、強い風が吹いた。ざぁっと庭園の緑が大きく揺れる。
ほんの一瞬のことだった。ルヴィウスが持つ日傘が、その風で煽られた。彼の体は突然のことにバランスを崩し、後ろへと傾いていく。レオンハルトが咄嗟に手を伸ばしたものの、左手の指を掠めただけで掴むことは出来なかった。
直後、大きな水音とともにルヴィウスは勢いよく噴水に落ちた。
「ルヴィウスっ!」
レオンハルトはすぐさま水の中のルヴィウスに手を伸ばす。落水の瞬間を見ていた侍女や護衛騎士が、慌てて駆けつけようとしているのが視界の端に見えた。ガゼボにいるイーリスとグラヴィスも異変を察知し、何か言っている。
噴水の水位はあまり深くない。立ち上がれば子どもでも膝の位置だろう。しかしパニックに陥れば溺れることもある。水を飲んでしまったことで混乱しているのか、咳き込むルヴィウスは立ち上がる余裕がないようだ。
レオンハルトは躊躇うことなく噴水の中に入ると、ルヴィウスを抱き上げた。ずぶ濡れの小さな体をしっかりと抱き、「大丈夫だ。びっくりしたな」と声を掛けながらその背を撫でた。するとルヴィウスはレオンハルトの首に腕をまわし、きゅっと抱き着いて、ふるり、と体を震わせる。
駆け付けてきた侍女や騎士が「殿下!」とか「すぐに湯の用意を!」とか騒がしい。
このままでは風邪をひいてしまう。効率よくルヴィウスを温めるにはどうすればいいか。思案するレオンハルトに、護衛騎士の一人が声を掛けてきた。
「殿下、アクセラーダ公子をこちらへ」
その瞬間、強烈な嫌悪感がレオンハルトを襲う。
―――ルヴィウスを俺ではない誰かが抱くのか? 冗談じゃないっ!
「触るな」
静かだがどこか怒気を孕んだ声音に、手を伸ばしかけた騎士は身を震わせる。
イーリスとグラヴィスの声が近づいてきた。グラヴィスがわが子の名を呼んでいる。レオンハルトは、このままでは奪われる、と思ってしまった。
「マリー」
レオンハルトは自分付きの侍女の名を呼んだ。
「このまま飛ぶ」
そう短く告げたあと、レオンハルトはルヴィウスを抱いたまま、古代語の単語をいくつか呟く。すると彼の両足首についていた魔道具の枷が音もなく外れ、噴水の底に沈んだ。瞬間、レオンハルトの膨大な魔力があふれ出す。
一瞬なんのことだか分らなかった侍女は、広げたタオルを手に動きを止めたものの、すぐにレオンハルトの意図を理解する。
「殿下っ、王宮内で高位の術を展開するなどあってはならないと―――」
「叱責はあとで聞く。俺の部屋に着替えの用意を。ルヴィウスを風呂に入れるのが先だ」
言いたいことだけを言うと、レオンハルトはルヴィウスを抱えたまま姿を消した。
グラヴィスとイーリスが何か叫んだような気もしたが、それが彼に言葉として届くことはなく、さっきまで二人がいた噴水には、一輪のブルーローズが揺れながら浮いていた。
ルヴィウスは恥ずかし気に「はい」と、少し背伸びをするような仕草で腰を下ろす。彼には少し位置が高いのか、両足は地面から浮いていた。
―――抱き上げて座らせてやればよかっただろうか。この子の肌はきっと、食べてしまいたいくらい柔らかいのだろう。
ちらり、と見えた幼さの残る足首に、触れたくなるような衝動を覚えたものの、「まだ日差しは少し強いな」と誤魔化すように当たり障りのないことを呟きながら、レオンハルトは隣に腰を下ろす。
穏やかな風が二人の間をすり抜けていく。
小説の一ページを読み終える程度の静謐が流れたあと、レオンハルトは言葉を紡いだ。
「公爵から聞いていると思うが、君は俺の婚約者候補として呼ばれた。王家からの打診となれば、臣下の立場としては断れないと思っているだろう。だが、俺は無理強いをしたくない。公子の気持ちを聞かせてくれないだろうか」
レオンハルトの言葉が想定外だったのだろう。ルヴィウスは戸惑いの色を浮かべ、彼を見上げた。それに対し、レオンハルトは言葉が足らなかったと思いなおし、付け加えることにした。
「会ったばかりなのだから、気持ちも何もないと思うが、俺のせいで我慢させるようなことをしたくない。断りづらいのは分かっているから、いったん話を受けて、時機をみて俺の有責で婚約解消してもいい。その場合は新しい婚約者を探す手配も―――」
「お…っ、お待ちください、殿下っ」
ルヴィウスは不敬かもしれないと思いつつ、レオンハルトの言葉を遮って訴えた。
「確かに、今日会ったばかりですから、何をどう答えればいいのか分かりません」
「そうだな…、すまない、性急だった」
「いえ、その……、殿下が僕を慮っての言葉だと思いますので……。ですから、その……」
ルヴィウスはそこで口篭った。レオンハルトの意図をなんとか酌もうと、言葉を選んでいるのだろう。
ルヴィウスの懸命な表情を見つめつつ、レオンハルトは彼の言葉を待った。
感情を言葉に乗せる確信を得たのか、一度、きゅっ、と唇を引いたあとにルヴィウスが紡いだ言葉は、答えではなく赦しだった。
「今日、初めて殿下とお会いした時の僕の気持を、正直に、偽りなく申し上げてもよろしいでしょうか」
レオンハルトは「もちろんだ」と頷く。
ルヴィウスは僅かにほっと表情を緩め、ほんのり頬を染めて素直な気持ちを言葉にした。
「その……、この方が僕の唯一で、一番になるのだなと⋯⋯、僕はこの方のために生きていくのだなと、なんとなく、そう思いました」
真っ直ぐすぎるその言葉に、レオンハルトは一瞬、時が止まったかのような感覚に陥った。
いつも何かを諦め、いつも二番目の役割を求められるだけ。誰かの何かにはなれなかった。けれど、いまルヴィウスは“唯一だ”と言った。彼の中で自分を“一番”にしてくれるのだと、自分のために生きてくれると言ってくれた。
特殊な体質の影響から、仕方ないと、そういうものだと無意識に諦め、誰もが望む“完璧な第二王子”でいなければいけなかった自分に、埋められなかった何か、求めてはいけなかった何か、けれど、いつだって欲していたものを、彼はくれようとしている。
レオンハルトの胸の中に、生まれて初めての感情が渦巻く。
―――逃がしたくない、ぜったいに。
それは、美しさとは無縁の感情の色だった。だが、嫌悪を覚えるものでもない。
レオンハルトは「そうか…」と呟くと、立ち上がり、日傘をルヴィウスに手渡した。
「少し待っていてくれ」
そう言うと、踵を返しブルーローズが咲き誇る一角へ向かう。後ろで護衛騎士が動く気配がしたが、左手を上げることでそれを留めた。
透明感のある蒼い薔薇。この特別なブルーローズは、大陸中を探してもヴィクトリア王宮のこの薔薇園にしか咲かない。代々、王家の者がプロポーズの際に使ってきた薔薇だ。
レオンハルトは一番美しく咲く薔薇を選ぶと、風魔法を使って茎を切り、丁寧に棘を取り除く。
できることなら、婚約を受けてほしい。そう伝えるだけでも良かったのだが、少しでも印象を良くしておきたかった。そのためには、花の一輪でもなくては格好がつかない。
一輪のブルーローズを手にルヴィウスの元に戻ったレオンハルトは、少し戸惑った表情の彼の前に跪いた。
「ルヴィウス・アクセラーダ公子、どうか俺と―――」
言い切る前に、強い風が吹いた。ざぁっと庭園の緑が大きく揺れる。
ほんの一瞬のことだった。ルヴィウスが持つ日傘が、その風で煽られた。彼の体は突然のことにバランスを崩し、後ろへと傾いていく。レオンハルトが咄嗟に手を伸ばしたものの、左手の指を掠めただけで掴むことは出来なかった。
直後、大きな水音とともにルヴィウスは勢いよく噴水に落ちた。
「ルヴィウスっ!」
レオンハルトはすぐさま水の中のルヴィウスに手を伸ばす。落水の瞬間を見ていた侍女や護衛騎士が、慌てて駆けつけようとしているのが視界の端に見えた。ガゼボにいるイーリスとグラヴィスも異変を察知し、何か言っている。
噴水の水位はあまり深くない。立ち上がれば子どもでも膝の位置だろう。しかしパニックに陥れば溺れることもある。水を飲んでしまったことで混乱しているのか、咳き込むルヴィウスは立ち上がる余裕がないようだ。
レオンハルトは躊躇うことなく噴水の中に入ると、ルヴィウスを抱き上げた。ずぶ濡れの小さな体をしっかりと抱き、「大丈夫だ。びっくりしたな」と声を掛けながらその背を撫でた。するとルヴィウスはレオンハルトの首に腕をまわし、きゅっと抱き着いて、ふるり、と体を震わせる。
駆け付けてきた侍女や騎士が「殿下!」とか「すぐに湯の用意を!」とか騒がしい。
このままでは風邪をひいてしまう。効率よくルヴィウスを温めるにはどうすればいいか。思案するレオンハルトに、護衛騎士の一人が声を掛けてきた。
「殿下、アクセラーダ公子をこちらへ」
その瞬間、強烈な嫌悪感がレオンハルトを襲う。
―――ルヴィウスを俺ではない誰かが抱くのか? 冗談じゃないっ!
「触るな」
静かだがどこか怒気を孕んだ声音に、手を伸ばしかけた騎士は身を震わせる。
イーリスとグラヴィスの声が近づいてきた。グラヴィスがわが子の名を呼んでいる。レオンハルトは、このままでは奪われる、と思ってしまった。
「マリー」
レオンハルトは自分付きの侍女の名を呼んだ。
「このまま飛ぶ」
そう短く告げたあと、レオンハルトはルヴィウスを抱いたまま、古代語の単語をいくつか呟く。すると彼の両足首についていた魔道具の枷が音もなく外れ、噴水の底に沈んだ。瞬間、レオンハルトの膨大な魔力があふれ出す。
一瞬なんのことだか分らなかった侍女は、広げたタオルを手に動きを止めたものの、すぐにレオンハルトの意図を理解する。
「殿下っ、王宮内で高位の術を展開するなどあってはならないと―――」
「叱責はあとで聞く。俺の部屋に着替えの用意を。ルヴィウスを風呂に入れるのが先だ」
言いたいことだけを言うと、レオンハルトはルヴィウスを抱えたまま姿を消した。
グラヴィスとイーリスが何か叫んだような気もしたが、それが彼に言葉として届くことはなく、さっきまで二人がいた噴水には、一輪のブルーローズが揺れながら浮いていた。
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