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四章 二幕:望まぬ神の代理人
四章 二幕 3話-2
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「骨折したことあるの?」
「ん~……覚えてない」
へら、と笑って誤魔化したレオンハルトに、ルヴィウスは、かちん、ときた。
「そういう答え方する人にはペナルティだよっ」
「はっ? ちょっ、こらっ、ルゥっ!」
ぐいぐいとレオンハルトの上着を引っ張り、無理やりに脱がした。そのままソファに押し倒し、レオンハルトの上に跨って物理的に彼を拘束する。
「ちゃんと答えて。骨折したことはありますか」
「……あり、ます」
「いつ? 僕、知らないけど。レオ、添え木してたことなんてないよね?」
「いや、折れたらすぐに治しちゃうから……」
「まさか、何度もあるの?」
「何度も……ある、かも?」
「ねぇっ、まさかと思うけどっ、もしかして手を切ったり、足を切ったりしたこともあるとか言うっ?」
「切り傷はいつもだから」
「違うよっ! 切断って言う意味だよ!」
「あ~……」
「あるんだね」
「ん~……」
「あるんだね?」
ルヴィウスは負けるものかという思いで、じぃっ、とレオンハルトを上から睨みつけた。
するとレオンハルトは、小さくため息をつき、降参だと言いたげに両手を小さく上げる。
「ある。切ったって言うより、魔物に噛み千切られたんだけど」
「それを自分で治したのっ?」
信じられないっ! そんな大怪我をしても誰にも言わずに黙っていたなんて!
「治癒と回復と浄化を組み合わせると再生魔法になるんだ。魔力の扱いがなかなか難しいんだけど。だからそんなに心配しなくても平気なんだよ。頭と心臓が無事ならだいたい何とかなる」
「バカじゃないのっ? そういうのは無事とは言わないんだよっ!」
信じられないっ、信じられないっ! なんなの、この人っ! 怒っているのに悲しくて、どんどん視界が潤んでいく。
とうとう、ぱたぱた、とレオンハルトの胸元をルヴィウスの涙が濡らした。
「ルゥ、昔の話だし、俺は大丈夫だよ」
「ぜんぜん大丈夫じゃないよっ! 傷ついてる!」
「泣かないで。俺は平気だよ?」
「僕は平気じゃないっ! 君だって平気じゃないよ! どうして自分を大事にしないのっ? 怪我をしても治るからって、無かったことにはならないんだよ! 痛いのも苦しいのも、怖かったことも! どうしていつも平気そうな顔するのっ?」
レオンハルトは身を起こし、ぽろぽろと涙を零すルヴィウスを抱き寄せた。
大好きな腕の中に包み込まれ、胸元に頬を寄せると心臓の音が聞こえる。あぁ、生きてる。それだけで、ルヴィウスは安心する。
そうして気づく。あぁ、レオンハルトは生きていることを確かめているのだ、と。強すぎる魔力の所為で何でも出来てしまって、痛みも苦しみも辛さも、死すらも遠すぎる彼には、それが同時に生きることをも遠い存在にしている。
「どうしたの、ルゥ」
レオンハルトがルヴィウスの頭をゆったりと撫でてくれる。
「レオのこと、知りたいだけ……っ」
「本当は俺の何を知りたいの?」
レオンハルトはぐずぐずと泣くルヴィウスの髪を何度も撫でて、なんとか落ち着かせようとする。
ルヴィウスは涙を拭くことなく、顔を上げた。
「レオが何を不安に思ってるのか、ちゃんと教えて」
「不安なんてないよ。今日、聖下たちと話して対策も出来ることが分かったし、もう大丈夫だよ。だから―――」
「ちっとも大丈夫じゃない」
誤魔化したって無駄だから。そう言わんばかりに、ルヴィウスは潤んだ眼で睨みつけた。
レオンハルトは困ったように眉を下げて笑う。
「少しくらいカッコつけさせて」
「カッコ悪くたっていいのに」
「ルゥ……」
ぐすっ、と鼻をすすったルヴィウスは、腕の中からレオンハルトを見上げた。
どんなふうに尋ねても、レオンハルトは誤魔化そうとする。それは、彼が自分を疎かにしているからだろう。
レオンハルトは、ルヴィウスを愛している。でも、ルヴィウスからの愛を、信じているフリをしている。だから、ルヴィウスがレオンハルトをどれほど大事に思っているか、伝わらないのだ。レオンハルトが傷つけば、ルヴィウスも傷つくのだということを、本当の意味で理解していない。
「あのね、レオ」
「ん?」
「僕は、夜更かしして話すのも、誰にも内緒で愛を確かめ合うのも、一日の始まりのおはようも、一日の終わりのおやすみも、昨日の思い出を話すのも、明日のことを語るのも、ずっと先の未来を夢見ることも、ぜんぶ、ぜんぶ、レオがいいんだよ」
「ルゥ……」
レオンハルトは、今にも涙がこぼれてしまいそうなルヴィウスの眦をそっと拭って、額にキスをした。それだけでは足りなくて、頬に、鼻先に、唇にキスを降らす。
愛おしくて仕方ない。手離したくない。一緒に居たい。でもそれは、愛おしいこの子を苦しめる。心の奥底で何を思っているのか、どんな醜い感情が蠢いているのか、ルヴィウスには絶対に知られたくない。
「レオ、教えて。何が不安なの? 僕にどうしてほしい?」
ルヴィウスがレオンハルトの頬を包み込む。潤んだ銀月の瞳が、一生懸命に訴えている。
何もかもを受け止めてみせるから、どうか、どうか、その心の中を覗かせて、と。
レオンハルトは口を開きかけては閉じ、きゅっと横に引き締めては、下唇を噛む。
ルヴィウスはそんなことを繰り返すレオンハルトに、そっとキスをした。
「レオ、言って」
互いの心臓の音が聞こえる。
生きている音だ。心の音だ。その音が、愛していいのだと、どんな自分でも愛されていいのだと訴えている。
けれど、レオンハルトにはあって、ルヴィウスにはない感情が、一つだけある。それを知られたとしても、ルヴィウスは変わらず愛してくれるだろうか。すべてを許してくれるだろうか。
「……ルゥを」
時間を掛けてやっと声を発した。
洗いざらい、吐き出してしまいたい感情に捉われる。ルヴィウスの愛を信じて、彼が赦してくれると信じて、言葉に出してしまえたら楽になるだろうか。
―――こんなにも愛してるのに……。こんなにも愛おしいのに、どうして……
レオンハルトはルヴィウスの細い首筋に手を伸ばし、ふるっ、と指を震わせて何かを堪え、そのまま彼の頬を両手に包み込んだ。
どうして、この細い首筋をひねり潰してしまいたくなるのだろう。
ルヴィウスのことが好きだ。愛している。愛おしい。なのに、愛おしさと同じ分だけ、どす黒い感情があふれ出てくる。
レオンハルトはそれを何とか押さえ込み、あたかもルヴィウスを優先していると受け取れる言葉を発する。
「ルゥを、俺の運命に巻き込みたくない……」
躊躇って零した言葉に、ルヴィウスはレオンハルトの胸板を、ぱしっ、と叩いた。
「俺の運命ってなにっ? 違うでしょっ、僕たちの運命だよ!」
「ルゥ……、聞いて、俺は―――」
「僕、何度も言ったよねっ? 君を愛してる僕のことを侮るなって! 君はもう僕から離れられないんだよ! 絶対に、絶対に離さない! 僕は君を諦めたりしない! たとえ神様が相手だったとしても、君の隣にいるのは僕だよ! 君は…っ、君は僕を愛して、傍に居てくれたらいいんだよっ! そうやって生きてよっ! 僕の隣で生きてほしいっ! 君はこんなにも一生懸命に生きてるんだから!」
ぽろり、とレオンハルトの目から涙が零れた。
生きてる。声に出さずに、レオンハルトは口の中で呟いた。
「ん~……覚えてない」
へら、と笑って誤魔化したレオンハルトに、ルヴィウスは、かちん、ときた。
「そういう答え方する人にはペナルティだよっ」
「はっ? ちょっ、こらっ、ルゥっ!」
ぐいぐいとレオンハルトの上着を引っ張り、無理やりに脱がした。そのままソファに押し倒し、レオンハルトの上に跨って物理的に彼を拘束する。
「ちゃんと答えて。骨折したことはありますか」
「……あり、ます」
「いつ? 僕、知らないけど。レオ、添え木してたことなんてないよね?」
「いや、折れたらすぐに治しちゃうから……」
「まさか、何度もあるの?」
「何度も……ある、かも?」
「ねぇっ、まさかと思うけどっ、もしかして手を切ったり、足を切ったりしたこともあるとか言うっ?」
「切り傷はいつもだから」
「違うよっ! 切断って言う意味だよ!」
「あ~……」
「あるんだね」
「ん~……」
「あるんだね?」
ルヴィウスは負けるものかという思いで、じぃっ、とレオンハルトを上から睨みつけた。
するとレオンハルトは、小さくため息をつき、降参だと言いたげに両手を小さく上げる。
「ある。切ったって言うより、魔物に噛み千切られたんだけど」
「それを自分で治したのっ?」
信じられないっ! そんな大怪我をしても誰にも言わずに黙っていたなんて!
「治癒と回復と浄化を組み合わせると再生魔法になるんだ。魔力の扱いがなかなか難しいんだけど。だからそんなに心配しなくても平気なんだよ。頭と心臓が無事ならだいたい何とかなる」
「バカじゃないのっ? そういうのは無事とは言わないんだよっ!」
信じられないっ、信じられないっ! なんなの、この人っ! 怒っているのに悲しくて、どんどん視界が潤んでいく。
とうとう、ぱたぱた、とレオンハルトの胸元をルヴィウスの涙が濡らした。
「ルゥ、昔の話だし、俺は大丈夫だよ」
「ぜんぜん大丈夫じゃないよっ! 傷ついてる!」
「泣かないで。俺は平気だよ?」
「僕は平気じゃないっ! 君だって平気じゃないよ! どうして自分を大事にしないのっ? 怪我をしても治るからって、無かったことにはならないんだよ! 痛いのも苦しいのも、怖かったことも! どうしていつも平気そうな顔するのっ?」
レオンハルトは身を起こし、ぽろぽろと涙を零すルヴィウスを抱き寄せた。
大好きな腕の中に包み込まれ、胸元に頬を寄せると心臓の音が聞こえる。あぁ、生きてる。それだけで、ルヴィウスは安心する。
そうして気づく。あぁ、レオンハルトは生きていることを確かめているのだ、と。強すぎる魔力の所為で何でも出来てしまって、痛みも苦しみも辛さも、死すらも遠すぎる彼には、それが同時に生きることをも遠い存在にしている。
「どうしたの、ルゥ」
レオンハルトがルヴィウスの頭をゆったりと撫でてくれる。
「レオのこと、知りたいだけ……っ」
「本当は俺の何を知りたいの?」
レオンハルトはぐずぐずと泣くルヴィウスの髪を何度も撫でて、なんとか落ち着かせようとする。
ルヴィウスは涙を拭くことなく、顔を上げた。
「レオが何を不安に思ってるのか、ちゃんと教えて」
「不安なんてないよ。今日、聖下たちと話して対策も出来ることが分かったし、もう大丈夫だよ。だから―――」
「ちっとも大丈夫じゃない」
誤魔化したって無駄だから。そう言わんばかりに、ルヴィウスは潤んだ眼で睨みつけた。
レオンハルトは困ったように眉を下げて笑う。
「少しくらいカッコつけさせて」
「カッコ悪くたっていいのに」
「ルゥ……」
ぐすっ、と鼻をすすったルヴィウスは、腕の中からレオンハルトを見上げた。
どんなふうに尋ねても、レオンハルトは誤魔化そうとする。それは、彼が自分を疎かにしているからだろう。
レオンハルトは、ルヴィウスを愛している。でも、ルヴィウスからの愛を、信じているフリをしている。だから、ルヴィウスがレオンハルトをどれほど大事に思っているか、伝わらないのだ。レオンハルトが傷つけば、ルヴィウスも傷つくのだということを、本当の意味で理解していない。
「あのね、レオ」
「ん?」
「僕は、夜更かしして話すのも、誰にも内緒で愛を確かめ合うのも、一日の始まりのおはようも、一日の終わりのおやすみも、昨日の思い出を話すのも、明日のことを語るのも、ずっと先の未来を夢見ることも、ぜんぶ、ぜんぶ、レオがいいんだよ」
「ルゥ……」
レオンハルトは、今にも涙がこぼれてしまいそうなルヴィウスの眦をそっと拭って、額にキスをした。それだけでは足りなくて、頬に、鼻先に、唇にキスを降らす。
愛おしくて仕方ない。手離したくない。一緒に居たい。でもそれは、愛おしいこの子を苦しめる。心の奥底で何を思っているのか、どんな醜い感情が蠢いているのか、ルヴィウスには絶対に知られたくない。
「レオ、教えて。何が不安なの? 僕にどうしてほしい?」
ルヴィウスがレオンハルトの頬を包み込む。潤んだ銀月の瞳が、一生懸命に訴えている。
何もかもを受け止めてみせるから、どうか、どうか、その心の中を覗かせて、と。
レオンハルトは口を開きかけては閉じ、きゅっと横に引き締めては、下唇を噛む。
ルヴィウスはそんなことを繰り返すレオンハルトに、そっとキスをした。
「レオ、言って」
互いの心臓の音が聞こえる。
生きている音だ。心の音だ。その音が、愛していいのだと、どんな自分でも愛されていいのだと訴えている。
けれど、レオンハルトにはあって、ルヴィウスにはない感情が、一つだけある。それを知られたとしても、ルヴィウスは変わらず愛してくれるだろうか。すべてを許してくれるだろうか。
「……ルゥを」
時間を掛けてやっと声を発した。
洗いざらい、吐き出してしまいたい感情に捉われる。ルヴィウスの愛を信じて、彼が赦してくれると信じて、言葉に出してしまえたら楽になるだろうか。
―――こんなにも愛してるのに……。こんなにも愛おしいのに、どうして……
レオンハルトはルヴィウスの細い首筋に手を伸ばし、ふるっ、と指を震わせて何かを堪え、そのまま彼の頬を両手に包み込んだ。
どうして、この細い首筋をひねり潰してしまいたくなるのだろう。
ルヴィウスのことが好きだ。愛している。愛おしい。なのに、愛おしさと同じ分だけ、どす黒い感情があふれ出てくる。
レオンハルトはそれを何とか押さえ込み、あたかもルヴィウスを優先していると受け取れる言葉を発する。
「ルゥを、俺の運命に巻き込みたくない……」
躊躇って零した言葉に、ルヴィウスはレオンハルトの胸板を、ぱしっ、と叩いた。
「俺の運命ってなにっ? 違うでしょっ、僕たちの運命だよ!」
「ルゥ……、聞いて、俺は―――」
「僕、何度も言ったよねっ? 君を愛してる僕のことを侮るなって! 君はもう僕から離れられないんだよ! 絶対に、絶対に離さない! 僕は君を諦めたりしない! たとえ神様が相手だったとしても、君の隣にいるのは僕だよ! 君は…っ、君は僕を愛して、傍に居てくれたらいいんだよっ! そうやって生きてよっ! 僕の隣で生きてほしいっ! 君はこんなにも一生懸命に生きてるんだから!」
ぽろり、とレオンハルトの目から涙が零れた。
生きてる。声に出さずに、レオンハルトは口の中で呟いた。
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