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リトの赤魔法
☆誤解を溶かす熱
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リトをベッドに座らせたかと思うとそのまま押し倒し、ミラが馬乗りになる。そしてそのまま、ここ数日すれ違っていた二人の素直な気持ちを伝えあった。
「リト……僕はリトだけを愛してる。僕の隣にいるのはリト以外ありえないんだよ。」
「俺も、ミラを愛してる……ずっと隣に居たい。ふさわしい人間でありたい……。」
「僕が選んだんだ。誰にも文句は言わせないから。周りの目なんて気にしないで……」
ミラがリトに顔を寄せ、先ほどサイロスに触られていた場所を上書きするかのように両手で首筋を愛撫した。
サイロスに触られていた時には感じなかった甘い感覚に、リトが吐息を漏らす。数日ぶりの官能的な触れ合いに、リトも欲情のスイッチが入ってしまった。そのままどちらからともなく唇を重ね、柔らかな感触を堪能する。そうしながら、ミラが器用にリトのシャツの前のボタンを片手で外し、あらわになった胸筋を優しく撫でまわす。
「ん……、ぅ……」
「ここ触られるのも好きになってきたみたいだね?」
触ることで硬さを増した胸元の突起を擦り、満足そうにミラが呟く。跨っているミラのお尻に、リトの硬くなった欲望が当たるようになってきた頃、おもむろにミラがカバンからベルトを取り出した。そして、不思議そうに見つめるリトの両手首をベッドのフレームに縛りつけて固定する。リトは腕を上にあげた状態で身動きが取れない状態だ。
「ミラ……?どうして……?」
少し不安げな表情で見上げるリトの耳元に、ミラが囁く。
「リト、僕はね、怒ってるんだよ。僕が聞いても不安なことを素直に言わなかったし、さっき言ったサイロスのこともそうだ……でも、今日、僕の言うとおりにできたら許してあげる。……ん」
怒っていると言いつつ、その声色に怒気は含まれていない。ただただ淫らな熱を含んだ声でリトの鼓膜を甘く揺らしていた。そのまま、ミラが舌でリトの耳を愛撫する。
「っ……ふっ、どうすれば、いいんだよ……」
「後ろだけでイけたら、許してあげる」
「……っ、できるか、わかんねえよ」
「物は試しさ。気持ちいいことするだけだよ……」
そうして、いつものようにリトの後ろを解す。最初は違和感が大きかったこの行為も、リトの身体は仄かな快楽を感じるようになっていた。解している間も、ミラが優しく愛撫を続けてくれることも大きい。悩ましげな表情で吐息を漏らすリトを前に、ミラ自身もしっかりと張りつめていた。十分に解し終わったところへ、ミラがそれを密着させる。
「……入れるよ。」
ゆっくりとミラが腰を押し進め、それを挿入していく。
「ん……、ふ……ぁ……っ」
中を押し広げる感覚にリトが声を漏らす。解していた時から蕩けていたリトの表情をさらに乱れさせんと、ミラがリトの中を探りながら腰を動かす。
「きもちいい……っ、ん……、あっ……」
ゆっくりとしたリズムから、徐々にスピードを上げ快楽を追い求める。たまに濡れた視線がかちあい、そのたびにお互いの硬度が一瞬グンと増すのがたまらない。
熱っぽい吐息に掠れた二人の声が断続的に響く。
次第に腰の交わりが深く激しくなるが、リトは絶頂に向けてあともう少しというところで上り詰められないでいた。達してしまいたいのに、達することができない。痛いくらいに張りつめたそこが、もう限界だと言わんばかりに震える。当の本人もたまった涙で瞳が潤んでいた。
「リト、大丈夫?」
「んん……っ、もうちょっとで、イけそ、なのに……っ」
ミラ自身も既に達しそうなのを我慢している状況だった。もう、登り詰めてしまいたい。願わくは、リトと一緒に。
「おねだりできたら、今日のところは許してあげる」
「っ、んんっ、おねだり、って、なに……っ」
「どうしたらイけそう? 言って、聞かせて」
「前……して、ほし、い……っ、も、限界、だからぁっ」
「なに? 前を、どうしたらいいの?」
「……っ! まえ、こす、って……! おねがい、おかしくな、る、ああ、あああっ」
「ふふ、よくできました」
そう言うとリトの張りつめた部分を手で包み、腰の動きに合わせて刺激した。
すると、数秒も経たないうちにリトが絶頂に達する。
「ふ、あ、ああっ、でる、……く、ぅッ、ああああああッ!」
「く……っ、リト……!」
待ちわびていた快楽を与えられ身体全体を震わせ悦ぶリトの扇情的な姿に、ミラもすぐに絶頂へと駆け上った。熱い迸りがリトの中ではじける。
「あ……、ハァ……っ、すごい、入ってくる……ッ」
「ン、う……ァ……、ハァ……、溜まってた、からな……」
ミラは余韻に浸りながらも、リトの手首のベルトを手早く解いた。その手首には、ベルトが擦れたのか赤い跡が残ってしまっていた。
「リト、ごめん、跡が……」
「ん?ああ、これくらいなら……」
そう言って見ている間にすーっと赤みが引いていった。
「赤魔法の治癒でいけたな。」
「便利!すぐ治るなら気にしなくていいのか……じゃあ今度は……」
「おいおい、何する気だよ……」
すっかり関係性が元に戻った二人は心も体も満たされ眠りにつくのだった。
「リト……僕はリトだけを愛してる。僕の隣にいるのはリト以外ありえないんだよ。」
「俺も、ミラを愛してる……ずっと隣に居たい。ふさわしい人間でありたい……。」
「僕が選んだんだ。誰にも文句は言わせないから。周りの目なんて気にしないで……」
ミラがリトに顔を寄せ、先ほどサイロスに触られていた場所を上書きするかのように両手で首筋を愛撫した。
サイロスに触られていた時には感じなかった甘い感覚に、リトが吐息を漏らす。数日ぶりの官能的な触れ合いに、リトも欲情のスイッチが入ってしまった。そのままどちらからともなく唇を重ね、柔らかな感触を堪能する。そうしながら、ミラが器用にリトのシャツの前のボタンを片手で外し、あらわになった胸筋を優しく撫でまわす。
「ん……、ぅ……」
「ここ触られるのも好きになってきたみたいだね?」
触ることで硬さを増した胸元の突起を擦り、満足そうにミラが呟く。跨っているミラのお尻に、リトの硬くなった欲望が当たるようになってきた頃、おもむろにミラがカバンからベルトを取り出した。そして、不思議そうに見つめるリトの両手首をベッドのフレームに縛りつけて固定する。リトは腕を上にあげた状態で身動きが取れない状態だ。
「ミラ……?どうして……?」
少し不安げな表情で見上げるリトの耳元に、ミラが囁く。
「リト、僕はね、怒ってるんだよ。僕が聞いても不安なことを素直に言わなかったし、さっき言ったサイロスのこともそうだ……でも、今日、僕の言うとおりにできたら許してあげる。……ん」
怒っていると言いつつ、その声色に怒気は含まれていない。ただただ淫らな熱を含んだ声でリトの鼓膜を甘く揺らしていた。そのまま、ミラが舌でリトの耳を愛撫する。
「っ……ふっ、どうすれば、いいんだよ……」
「後ろだけでイけたら、許してあげる」
「……っ、できるか、わかんねえよ」
「物は試しさ。気持ちいいことするだけだよ……」
そうして、いつものようにリトの後ろを解す。最初は違和感が大きかったこの行為も、リトの身体は仄かな快楽を感じるようになっていた。解している間も、ミラが優しく愛撫を続けてくれることも大きい。悩ましげな表情で吐息を漏らすリトを前に、ミラ自身もしっかりと張りつめていた。十分に解し終わったところへ、ミラがそれを密着させる。
「……入れるよ。」
ゆっくりとミラが腰を押し進め、それを挿入していく。
「ん……、ふ……ぁ……っ」
中を押し広げる感覚にリトが声を漏らす。解していた時から蕩けていたリトの表情をさらに乱れさせんと、ミラがリトの中を探りながら腰を動かす。
「きもちいい……っ、ん……、あっ……」
ゆっくりとしたリズムから、徐々にスピードを上げ快楽を追い求める。たまに濡れた視線がかちあい、そのたびにお互いの硬度が一瞬グンと増すのがたまらない。
熱っぽい吐息に掠れた二人の声が断続的に響く。
次第に腰の交わりが深く激しくなるが、リトは絶頂に向けてあともう少しというところで上り詰められないでいた。達してしまいたいのに、達することができない。痛いくらいに張りつめたそこが、もう限界だと言わんばかりに震える。当の本人もたまった涙で瞳が潤んでいた。
「リト、大丈夫?」
「んん……っ、もうちょっとで、イけそ、なのに……っ」
ミラ自身も既に達しそうなのを我慢している状況だった。もう、登り詰めてしまいたい。願わくは、リトと一緒に。
「おねだりできたら、今日のところは許してあげる」
「っ、んんっ、おねだり、って、なに……っ」
「どうしたらイけそう? 言って、聞かせて」
「前……して、ほし、い……っ、も、限界、だからぁっ」
「なに? 前を、どうしたらいいの?」
「……っ! まえ、こす、って……! おねがい、おかしくな、る、ああ、あああっ」
「ふふ、よくできました」
そう言うとリトの張りつめた部分を手で包み、腰の動きに合わせて刺激した。
すると、数秒も経たないうちにリトが絶頂に達する。
「ふ、あ、ああっ、でる、……く、ぅッ、ああああああッ!」
「く……っ、リト……!」
待ちわびていた快楽を与えられ身体全体を震わせ悦ぶリトの扇情的な姿に、ミラもすぐに絶頂へと駆け上った。熱い迸りがリトの中ではじける。
「あ……、ハァ……っ、すごい、入ってくる……ッ」
「ン、う……ァ……、ハァ……、溜まってた、からな……」
ミラは余韻に浸りながらも、リトの手首のベルトを手早く解いた。その手首には、ベルトが擦れたのか赤い跡が残ってしまっていた。
「リト、ごめん、跡が……」
「ん?ああ、これくらいなら……」
そう言って見ている間にすーっと赤みが引いていった。
「赤魔法の治癒でいけたな。」
「便利!すぐ治るなら気にしなくていいのか……じゃあ今度は……」
「おいおい、何する気だよ……」
すっかり関係性が元に戻った二人は心も体も満たされ眠りにつくのだった。
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