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「紫苑、これOKだよ。この企画書、よく出来ているね。この子、入社3年目だっけ?この子は伸びるだろうね。楽しみだ!くれぐれも、伝えておいて!」
シュパッ、シュバババッと、効果音がつきそうなほどの勢いで、仕事をこなしていく。
だって、今日は慧くんに会える。そのためには、仕事を終わらせないと!
「~~う!社長!」
「ん?ああ、紫苑どうした?」
「どうした?じゃないですよ。お昼すぎてます。」
「ああ、ほんとだ。紫苑、行ってきていいよ。私は仕事終わらせちゃうから。」
「どうしたんです?早めに上がりたいだなんて。今日の会食は行くんですよね?まあ、だいだい予想はつきますけどね。」
「はははっ、紫苑にはお見通しってわけだな。」
「私じゃなくても、気づきそうですけどね!」
「慧くんと昨日電話してね。私と”会いたい”って言ってくれてさ。今日の会食の前後どちらか、2人で会うって話しになってさ。今朝ラインで、会食の前に会うことになったんだ。」
「ほうほう!なーるほど!それで、怒濤のスピードで仕事を・・・なるほど!」
「紫苑、今回は須藤家の仕事は、やめろ。須藤の家から何か言われたなら、私が矢面に立つ。ようやく・・・ようやくなんだ。慧くんに無理強いするつもりもないし、周りに何かされて上手くいかない可能性の方が高いだろう?慧くんは、私の命なんだ。」
「承知しました。では、送迎だけさせてもらいます。会食には、私も参加でよろしいんですよね?」
「ああ、それは頼む。」
シュパッ、シュバババッと、効果音がつきそうなほどの勢いで、仕事をこなしていく。
だって、今日は慧くんに会える。そのためには、仕事を終わらせないと!
「~~う!社長!」
「ん?ああ、紫苑どうした?」
「どうした?じゃないですよ。お昼すぎてます。」
「ああ、ほんとだ。紫苑、行ってきていいよ。私は仕事終わらせちゃうから。」
「どうしたんです?早めに上がりたいだなんて。今日の会食は行くんですよね?まあ、だいだい予想はつきますけどね。」
「はははっ、紫苑にはお見通しってわけだな。」
「私じゃなくても、気づきそうですけどね!」
「慧くんと昨日電話してね。私と”会いたい”って言ってくれてさ。今日の会食の前後どちらか、2人で会うって話しになってさ。今朝ラインで、会食の前に会うことになったんだ。」
「ほうほう!なーるほど!それで、怒濤のスピードで仕事を・・・なるほど!」
「紫苑、今回は須藤家の仕事は、やめろ。須藤の家から何か言われたなら、私が矢面に立つ。ようやく・・・ようやくなんだ。慧くんに無理強いするつもりもないし、周りに何かされて上手くいかない可能性の方が高いだろう?慧くんは、私の命なんだ。」
「承知しました。では、送迎だけさせてもらいます。会食には、私も参加でよろしいんですよね?」
「ああ、それは頼む。」
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