運命の番は後天性Ω

yun.

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番外編

Merry Christmas!② R18*

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番外編②で終わりませんでしたー!
すみません、明日で終了となります。
少し、R18です。


_____________________


「いっけいさーん、お待たせしましたあ!」

もうすぐ5分経つかどうか、というくらいに、寝室からこう呼ばれた。
慧くんが来てくれるパターンだと思い込んでいた俺は、拍子抜けした。


「はーい。」

そう返事をしてパタパタと小走りで寝室までいく。
さっきはドアを開けて、俺のことを呼んだはずだが、寝室のドアは閉まっており、俺は_ゴクリ_とつばを飲み込んでから、ドアを開けた。


ドアを開けて、俺は絶句した・・・
そこにいた慧くんが、ミニスカサンタの格好だったからだ。

「一慶さん?どうですか?」


クルリとクルっと回って見せる慧くん。
デジャブだ。なんだか、前にもこうして着ている服を見せてもらった気がする・・・


「あれ・・・思ってた反応じゃないな・・・やっぱり変だったか。着替えよ・・・」

なんて言っている慧くんの言葉にハッとした。
ガバッと抱きしめ、後ろにあるベットへ押し倒す。


「慧くん・・・可愛いよ。似合ってる。俺の為に着てくれたの?」


「あ、あの・・・はい。ズボンだと思って頼んだんですけど、届いたのがスカートだったみたいで・・・さっき開けて、着るかどうか悩んでしまって・・・」

緊張すると敬語になるクセはまだ抜けていないみたいだ。

「スカートで良かったよ?めちゃめちゃ可愛い。」


「へへっ、ならよかった。」


「ねえ、慧くん。こんな格好してオオカミの前に出ちゃ、ダメじゃないか。これって食べちゃっていいってことだよね?」


「へへっ、はい。あの、これ・・・」


「ん?今?」


「はい、今開けてください。」

慧くんから渡されたプレゼント。なぜ今?と思いつつ、袋を開けて出してみる。
慧くんは、また緊張している・・・?

「んん?」


「クリスマスプレゼントは、僕ですっ。・・・それは食べても大丈夫な甘いローションですっ。一慶さん・・・僕を、、食べて?」
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