117 / 147
ヒート編
勘違い
しおりを挟む
「はい、たぶん・・・運命かと・・・」
「だろうな。運命の相手と出会ったばかりで、引き離すような無粋なことはしないさ。車は乗ってくが、今日はここでいい。落ち着いたら連絡するから、そのときにでも。」
「ありがとうございます!」
紫苑と安川さんに別れを告げ、足早に車へ向かう。
慧くんは、ヒート抑制剤を飲めない。
外で、ヒートになってしまったら、一大事だ。
とりあえず車に戻らなければと、速足で慧くんを抱きかかえて、急ぐ。
「これ、返すよ。ありがとう。」
そう言って門番に”お客様”と書かれたネームプレートを返す。
チラっと門番は慧くんを見て、
「お気を付けて」
と言ってくれた。
門番が欲情するような目をしなかったのは、なぜだろうか。
番持ちか、慧くんのフェロモンが俺にしかきかないのか・・・
なぜかは分からない。
今度、ここの警備をしている会社の友人に聞いてみよう。
そう心に止めて、車へ急いだ。
「・・・・・ふう・・・」
車に入ると、俺はほっとして息を吐いた。
「一慶しゃん・・・ごめんなさぃ・・・」
そのホッとしてはいた息が、ため息に聞こえたのだろう、慧くんが謝ってきた。
どうやら、車にたどり着くまでに、ヒート前症候群の症状が落ち着いたようだ。
だけど、まだしたったらずな感じで、めっちゃ可愛い。
って、キュンとしてる場合じゃない。
ヒート前症候群には、波があるらしく、波が引いているときは、普段と変わらないように生活できる人もいるという。
まあ、それも”人による”のだが。
中には、全くない人もいるらしい。
慧くんは、ヒート前症候群がある人で、なおかつ波があるタイプだということだ。
「慧くん、ごめんね。勘違いさせちゃったね。」
「だろうな。運命の相手と出会ったばかりで、引き離すような無粋なことはしないさ。車は乗ってくが、今日はここでいい。落ち着いたら連絡するから、そのときにでも。」
「ありがとうございます!」
紫苑と安川さんに別れを告げ、足早に車へ向かう。
慧くんは、ヒート抑制剤を飲めない。
外で、ヒートになってしまったら、一大事だ。
とりあえず車に戻らなければと、速足で慧くんを抱きかかえて、急ぐ。
「これ、返すよ。ありがとう。」
そう言って門番に”お客様”と書かれたネームプレートを返す。
チラっと門番は慧くんを見て、
「お気を付けて」
と言ってくれた。
門番が欲情するような目をしなかったのは、なぜだろうか。
番持ちか、慧くんのフェロモンが俺にしかきかないのか・・・
なぜかは分からない。
今度、ここの警備をしている会社の友人に聞いてみよう。
そう心に止めて、車へ急いだ。
「・・・・・ふう・・・」
車に入ると、俺はほっとして息を吐いた。
「一慶しゃん・・・ごめんなさぃ・・・」
そのホッとしてはいた息が、ため息に聞こえたのだろう、慧くんが謝ってきた。
どうやら、車にたどり着くまでに、ヒート前症候群の症状が落ち着いたようだ。
だけど、まだしたったらずな感じで、めっちゃ可愛い。
って、キュンとしてる場合じゃない。
ヒート前症候群には、波があるらしく、波が引いているときは、普段と変わらないように生活できる人もいるという。
まあ、それも”人による”のだが。
中には、全くない人もいるらしい。
慧くんは、ヒート前症候群がある人で、なおかつ波があるタイプだということだ。
「慧くん、ごめんね。勘違いさせちゃったね。」
2
あなたにおすすめの小説
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる