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私、ひとりぼっち?
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再び遡ること朝のホームルーム
福間奏の身体に入れ替わってしまった市川美咲は席に座りうつぶせていた。
席は最前列の教壇から見て右側の席。
学校に来るとすぐさま周りが人で溢れかえるいつもの生活とは違い、誰も席に寄ってこない。
(あの男どんだけ人と関わってないの………)
担任西丸はホームルームを軽く済ませ、せっせと教室を去っていく。
(まだ、今日誰とも話してないんだけど…………こんなものなのかな…………)とうつぶせながら思う。
(まさか友達1人もいないとか………?……………それは流石に学校来るのイヤになるんじゃ…………)
いろいろ考える。
正直男子同士の会話に興味はあったが揚げ足を取られ、疑われるようなことはしたくない。
女子と話そうと思いもしたが、自分自身話したことのある女子がいなかったため辞めた。
(静かに過ごそう。それが一番…………。そういえばあの男はちゃんとやってくれてるのかしら………)
イヤな想像をするとお腹が痛くなりそうなのでその想像もやめた。
それから1限が始まり誰からも話しかけられず4限が終わった。
昼ごはんの時間である。
いつも通りなら周りを班のようにして女子が集まり昼飯を食べているのだが今日は違う。
誰も寄ってこない。
それに眠たい。4限の終わりはほとんど居眠りしていたので、そのまま席で伏せて寝ていた。
(.………………………………)
(………………………………)
「…………なでどの!」
何か聞こえる。
「奏殿!!起きてください!」
頭を叩かれ顔を上げる。
目の前に話したことのない眼鏡をかけたぽっちゃりが一人。
「なに寝てるんですか!奏殿!一緒に昼飯食べましょうぞ!」
どうやら昼ご飯を一緒に食べたいらしい。
結構がっつり寝ていたので視界がぼやける。
「えっと……誰だっけ………」
不意に口に出た。
「も~何を寝ぼけてらっしゃるのですか!奏殿!僕ですよ!太田拓男(おおた たくお)ですぞ!」
その名前こそ冬原優樹菜から4組にガチオタクがいると聞いたことがあるような、ないような。
(……………うわぁ、THEオタクっ感じ……)
「ほらほら弁当出して!」
太田は自分の弁当を美咲の席に置き、美咲のバッグを開け、弁当を取り出し机に置いた。
「はいいただきまーす!」
真っ先に弁当にがっつく。
「いただきます」
美咲も小声で言い、弁当を食べ始める。
この男と一緒に飯を食べなければならない理由が知りたい。
「あ、あの……何か用事でもあった……?」
それを聞き、用事があったことを思い出す太田。
「そうでござるよ!奏殿!アレ!見てくれたでござるか!?」
(アレ………?)
もちろん美咲にはアレがわからない。
「まさか忘れたとは言わせませんぞ!おととい言ったでありませんか!拙者オススメのアニメを見て欲しいと!」
(そんなことをいきなり話出されても困る…………第一私はアニメなんか詳しくないんだけど……)
困って目をそらす。
しかし太田はそんなこと御構い無しに話し続ける。
「マゾマギでござるよ!マゾマギ!拙者あれだけ見てくれと言っておいたのに見てくれてないとは………焦らしですかな!奏殿!」
(マゾマギ………?なにそれ…………話し方がちょいちょいウザい……)
太田は話し続ける。
「マゾマギは面白いんでござるよ~。魔法少女が全員ドMなんでござるよ!それが超かわいいんでござる!」
(なにそれ………意味わかんない………)
「とりあえず!今日という今日こそは絶対にマゾマギ見るんでござるよ!奏殿!」
太田の大声はクラス中に冴え渡る。うるさいだけだ。
周りの男女がヒソヒソ笑っているのが分かる。
「分かった……見とくよ……」
太田の熱い弁論に負け、見ると断言してしまった。
「絶対でござるよ!絶対でござるよ!」
腕を振りワクワクしている様子を見せる太田。
(…………………ウザい。……………………………けど悪い奴じゃなさそうかな。)
残りのご飯を急いで口に入れる。
昼休みは終わり、太田は他のオタクメンバーのような男子と話し始め美咲は一人になった。
それからは無言で席に座っていると7限もすぐに終わった。
結局話しかけてきたのは太田だけだった。
(…………こ、これが陰キャラか……)
そして、放課後。
今回から本文が終わったら一言書いていこうと思います。よらしくお願いしまする。。。
福間奏の身体に入れ替わってしまった市川美咲は席に座りうつぶせていた。
席は最前列の教壇から見て右側の席。
学校に来るとすぐさま周りが人で溢れかえるいつもの生活とは違い、誰も席に寄ってこない。
(あの男どんだけ人と関わってないの………)
担任西丸はホームルームを軽く済ませ、せっせと教室を去っていく。
(まだ、今日誰とも話してないんだけど…………こんなものなのかな…………)とうつぶせながら思う。
(まさか友達1人もいないとか………?……………それは流石に学校来るのイヤになるんじゃ…………)
いろいろ考える。
正直男子同士の会話に興味はあったが揚げ足を取られ、疑われるようなことはしたくない。
女子と話そうと思いもしたが、自分自身話したことのある女子がいなかったため辞めた。
(静かに過ごそう。それが一番…………。そういえばあの男はちゃんとやってくれてるのかしら………)
イヤな想像をするとお腹が痛くなりそうなのでその想像もやめた。
それから1限が始まり誰からも話しかけられず4限が終わった。
昼ごはんの時間である。
いつも通りなら周りを班のようにして女子が集まり昼飯を食べているのだが今日は違う。
誰も寄ってこない。
それに眠たい。4限の終わりはほとんど居眠りしていたので、そのまま席で伏せて寝ていた。
(.………………………………)
(………………………………)
「…………なでどの!」
何か聞こえる。
「奏殿!!起きてください!」
頭を叩かれ顔を上げる。
目の前に話したことのない眼鏡をかけたぽっちゃりが一人。
「なに寝てるんですか!奏殿!一緒に昼飯食べましょうぞ!」
どうやら昼ご飯を一緒に食べたいらしい。
結構がっつり寝ていたので視界がぼやける。
「えっと……誰だっけ………」
不意に口に出た。
「も~何を寝ぼけてらっしゃるのですか!奏殿!僕ですよ!太田拓男(おおた たくお)ですぞ!」
その名前こそ冬原優樹菜から4組にガチオタクがいると聞いたことがあるような、ないような。
(……………うわぁ、THEオタクっ感じ……)
「ほらほら弁当出して!」
太田は自分の弁当を美咲の席に置き、美咲のバッグを開け、弁当を取り出し机に置いた。
「はいいただきまーす!」
真っ先に弁当にがっつく。
「いただきます」
美咲も小声で言い、弁当を食べ始める。
この男と一緒に飯を食べなければならない理由が知りたい。
「あ、あの……何か用事でもあった……?」
それを聞き、用事があったことを思い出す太田。
「そうでござるよ!奏殿!アレ!見てくれたでござるか!?」
(アレ………?)
もちろん美咲にはアレがわからない。
「まさか忘れたとは言わせませんぞ!おととい言ったでありませんか!拙者オススメのアニメを見て欲しいと!」
(そんなことをいきなり話出されても困る…………第一私はアニメなんか詳しくないんだけど……)
困って目をそらす。
しかし太田はそんなこと御構い無しに話し続ける。
「マゾマギでござるよ!マゾマギ!拙者あれだけ見てくれと言っておいたのに見てくれてないとは………焦らしですかな!奏殿!」
(マゾマギ………?なにそれ…………話し方がちょいちょいウザい……)
太田は話し続ける。
「マゾマギは面白いんでござるよ~。魔法少女が全員ドMなんでござるよ!それが超かわいいんでござる!」
(なにそれ………意味わかんない………)
「とりあえず!今日という今日こそは絶対にマゾマギ見るんでござるよ!奏殿!」
太田の大声はクラス中に冴え渡る。うるさいだけだ。
周りの男女がヒソヒソ笑っているのが分かる。
「分かった……見とくよ……」
太田の熱い弁論に負け、見ると断言してしまった。
「絶対でござるよ!絶対でござるよ!」
腕を振りワクワクしている様子を見せる太田。
(…………………ウザい。……………………………けど悪い奴じゃなさそうかな。)
残りのご飯を急いで口に入れる。
昼休みは終わり、太田は他のオタクメンバーのような男子と話し始め美咲は一人になった。
それからは無言で席に座っていると7限もすぐに終わった。
結局話しかけてきたのは太田だけだった。
(…………こ、これが陰キャラか……)
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