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~前編~
しおりを挟むお盆も過ぎた8月の後半、今もなお
このクソ暑い夏にピッタリ!!
蒸し暑い夏の夜に
少し怖い恐怖体験を語ろうと思う…
俺が若い頃の話、一年365日の間300日以上
ラブホテルに通っていた事があります
一度でも同じ女性と入った事はなかった
どれだけモテたのか?
どれほど金を使ったのか?
そんなにエッチが好きだったのか?
ご想像にお任せします…
まぁその日も暑い日の夜でした
当然の如くラブホテルに到着
フロントに向いそのままスタッフルームへ…
俺『おはよーございます』
支配人
『おはよー今日107号室にヤクザが
泊ってるから気をつけてねぇ~』
俺『わかりました~』
毎日ラブホテル…なんて事ぁない単なる
ベッドメイク&フロント勤務のアルバイトです
俺は夜勤だったので夕方組のパートさんや
支配人が帰ると1人で悠々自適にスタッフルームで
好き勝手に遊んでました♪
平日は客が退室すると部屋は放置なのだが
週末はカップルが多くてとても混雑する
なので空き部屋を確保する為
ベットメイクや部屋の掃除をする
たった1人でホテルを管理・・・・
言い方を変えれば『俺の城』状態だった
ここでは書けない様な事もやったり
少しヤンチャをしてしまった青春時代♪
軽めのエピソードを話すなら…
掃除が完了した部屋の喚気窓を全開にする
ちなみに喚気窓は風呂入り口の天井にある
そして新規の客をその部屋に強制誘導する
時間を見計らい部屋の屋上から体半分乗り出して
俯瞰で裸を見下ろすと言う
命がけの『のぞき』(よい子は真似しちゃダメ)
重めのエピソードを話すなら…
…ってR指定の下ネタになりそうなので
本題に戻りますwww
そんなこんなで
ある夏の真夜中の話
俺の働いていたホテルは【ラブホテル】という環境に
配慮して客とスタッフが顔を合わせずに済むシステム
そしてそんな構造の建物となっていた
いつもの様に真夜中に独り王様状態で
スタッフロームにてエッチなビデオを鑑賞していた時
恐怖は突然、幕を開けた…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ホテルの部屋への入室の流れだが
客はロビーで好きな部屋のボタンを押す
その時点でその部屋の
ロックが解除されドアの上の
部屋の番号が点灯する
一階ならそのまま廊下を歩き目的の部屋へ…
二階、三階ならエレベーターで
各階まで上がり同じく目的の部屋へ…
部屋に入るとロックが掛り【お楽しみ】へ
事が済んだら部屋内に設置された自動精算機で
料金を精算するとロックが解除しそのまま帰れる
その一連の流れはスタッフルームに設置された
モニターパネルで全て把握できるのだ
そのおかげで部屋が空くと即座にスタッフが
部屋を掃除しに行き次の来客への準備が整う
掃除の際は客が通る廊下や通路とは
違うルートで目的の部屋に行く事ができる
これは客とバッタリ遭遇しない為の裏ルートだ
勿論スタッフはエレベーター禁止(階段を使用)
その日も夕方組と入れ替わりの勤務
独りで王様気分の俺はモニターをチェックし
空き部屋や駐車場を定期的に確認
異常の無い事を確認し
エッチなビデオをチェック…
カメラの設置は一階のロビーと各階のエレベーター
入り口付近、建物回り(屋外)をチェックする4か所
そして出入口にある
そして俺の目の前には各部屋の番号が記されたボタン
客が出た部屋(これから掃除する部屋)は【赤】
入室中は【緑】空き部屋は【無点灯】
ボタンの点灯の色で各部屋の状態が把握できる
つまり【緑】の数だけ駐車場に車がある
トラブルも無く全てが順調でエッチなビデオも
いい感じの場面に差し掛かった時…
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、
小走りで階段を駆け上る様な
音が聞こえてきた…
こもった様な音で遠くから聞こえてくる感じ
その時点では不思議とも
怖いとも何も感じない…
なんの音?程度だった
俺が待機しているスタッフルームの真上に
205号室があり現在【入室中】つまり
人がいるからだ
それなので特に深く考える
事も無く自然体でいられた
だが…その日を境に
その音は連日連夜…小さいけれど
確実に聞き取れる音で鳴り響く事となる…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
週末は真夜中とは言え来客が多いので
空き部屋の確保の為に週末のみ俺は一人で
部屋を掃除する様に指示されている
休憩から宿泊に変更する客が多い25時過ぎ
業務も落ち着きエッチなビデオの続きを楽しむ
その為にフロント業務専門にも関わらず俺の
部屋の掃除は異常に早いのだ
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、
またか…
その頃には音に慣れていた…原因は不明だが真上には
客がいる。人がいるなら音もするだろう…
といった安易な根拠で毎日を過ごす
独りなのでボイラーの音?エアコンの音?
低音周波数の機械でも作動しているのだろう…
その程度の感覚だ
それより何より定期的に沢山入荷する新作の
エッチなビデオのチェックの方が重要だったww
【階段を小走りで駆け上る様な】
そう音を表現したが、その時はソレを
階段だとは思っていなかった
何故なら…真上には客がいるからだ
ではどうして今更になって階段と表現したのか?
例えば…
真上の客の小走りの音だとして、そんな広い部屋じゃない
数歩も走れば部屋の隅までたどり着くだろう…
階段と表現した理由…ある真夜中の事
その音は突然なりだした
スタッフルーム裏のドア越しから始まる
屋上まで続くスタッフ専用の階段がある
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ……
一定のリズムで響くその音はドア越しから始まり段々と
小さく遠くに離れて行く様な音へ変化していく
いつもより長く…もう疑う余地は無い…
人だ!!…誰かが階段を上ってる…
だが全ての客室はロック状態。部屋以外のスペースや
階段や廊下、外にも人はいない…
この時初めて…少し怖くなる
心霊現象の可能性が脳裏によぎったからだ
『まさかぁ!?』
とは言え【何か】を見た訳でも無く恐怖もMAXでは無い
他の原因を模索する程度に収まる…
稀に徒歩でホテルに来るカップルがいる
車で来ると最初の入り口で赤外線センサーに反応し
スタッフルームにてピーピーっと通知音がなるのだが
徒歩の場合は殆どセンザーが反応しない
なので屋外を監視するモニターを即座にチェック
その瞬間、モニターに映る映像に固まった…
ハッキリと有り得ない動きをする【ソレ】を見た時
階段を上る音など
ただの始まりでしかなかった…
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