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第一章 ~夢の始まり~
#04.悪夢
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進んだり後退したりと鎬(しのぎ)を削った頭脳戦。現在
依然として膠着状態…正確には背水の陣なのは内緒だ
そしてまた、コレを【頭脳戦】と言い切る自分に少しウケるw
いずれにしても現状が危険な事に変わりはない…だけど
なんて言うか良くも悪くも最初程の恐怖は無かった…むしろ
もし横に1歩動いた時どうなるんだろう?とか
ムーンウォークだったら1歩にカウントされる?
などと言う好奇心さえ芽生えてきた…
とにかく文字通り【1歩】間違えば命の保証は無い!という事
この膠着状態がいつまでも確約される訳じゃなし
どんな展開になるかも分からない
私は次の一手に打って出る事にした
*:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧
声が出るかどうか?確認の意味を含め質問を投げかける
『一体あなたは誰ですか?』
すると予想に反して男はニヤリと薄気味の悪い口を開いた…
『んふふ……多岐に渡る…その質問に対する答え…多岐に渡るなぁ~
岸根です。あ、海岸の岸に根っ子の根で岸根です』
『き、岸根? 誰ですか?』
『多岐に渡るなぁ…質問に答え名乗っても尚…誰?と聞いてくる』
男はフードを脱ぎ素顔を晒す…
『んふふ…これでどうです? 誰だか分かりましたかぁ?』
眼鏡を掛けていた…しかしトンネル内の照明で反射し目は見えない
『だ、だからアナタは誰ですか?』
男は少しムッとした表情を見せたが再びニヤリと笑い話を続けた
『顔を晒し岸根と名乗ってもまだ、誰?と言ってくる…いい加減無駄な
事だと気付いて欲しいモノですねぇ~…この先いくら誰?と質問され
多岐に渡る回答を続けても貴女に分かるハズもないんです…んふふ…
何故なら…この今こそが!互いの初対面になる訳ですからねぇ~…』
こ、コイツ、マジでヤバい奴だ!反射で見えないけど
眼鏡の奥はきっと逝っちゃってる目に違いない…
『なのでこの場合の正解は、誰?ではなく。何者?に限ると思いますよ…
一発で目的の回答にたどり着きますからねぇ~』
『じゃ、じゃぁ…何者なんですか? 何の用ですか? 目的は?』
男はさっきよりムッとした表情で少しだけ声を荒げてこう言った
『だから…3つ必要ないでしょ?何の用? 目的は?この2つって意味が
同じなの…何者?って質問だけで集約できるの理解できないかな!』
いやいやいや! コイツかなりヤバい! 『な、何者ですか?』
再び男は冷静になり穏やか口調に戻り 『んふふ……』
『そうですねぇ~諦めの早いストーカーとでも言っておきましょうか…
初対面で恐縮なんですが私と男女の交際してもらえませんか?』
『無理です…あ、諦めてください』
『んふふ…でしょうねぇ~…では諦めましょ~…んふふ…』
本当に諦めが早い!気が変わらない内に立ち去ろう…
『あ、ありがとうございます。では急ぐので…』
『その代わりに!!』
『と言ってはなんですが』
その声に一瞬固まってしまった私に…
どこに隠し持っていたのか?
『一生私のモノになって下さい。腐らない保存方法を知ってますから』
見た事も無い様なとても美しい形の
鋭利なナイフで私は襲いかかられた…
依然として膠着状態…正確には背水の陣なのは内緒だ
そしてまた、コレを【頭脳戦】と言い切る自分に少しウケるw
いずれにしても現状が危険な事に変わりはない…だけど
なんて言うか良くも悪くも最初程の恐怖は無かった…むしろ
もし横に1歩動いた時どうなるんだろう?とか
ムーンウォークだったら1歩にカウントされる?
などと言う好奇心さえ芽生えてきた…
とにかく文字通り【1歩】間違えば命の保証は無い!という事
この膠着状態がいつまでも確約される訳じゃなし
どんな展開になるかも分からない
私は次の一手に打って出る事にした
*:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧
声が出るかどうか?確認の意味を含め質問を投げかける
『一体あなたは誰ですか?』
すると予想に反して男はニヤリと薄気味の悪い口を開いた…
『んふふ……多岐に渡る…その質問に対する答え…多岐に渡るなぁ~
岸根です。あ、海岸の岸に根っ子の根で岸根です』
『き、岸根? 誰ですか?』
『多岐に渡るなぁ…質問に答え名乗っても尚…誰?と聞いてくる』
男はフードを脱ぎ素顔を晒す…
『んふふ…これでどうです? 誰だか分かりましたかぁ?』
眼鏡を掛けていた…しかしトンネル内の照明で反射し目は見えない
『だ、だからアナタは誰ですか?』
男は少しムッとした表情を見せたが再びニヤリと笑い話を続けた
『顔を晒し岸根と名乗ってもまだ、誰?と言ってくる…いい加減無駄な
事だと気付いて欲しいモノですねぇ~…この先いくら誰?と質問され
多岐に渡る回答を続けても貴女に分かるハズもないんです…んふふ…
何故なら…この今こそが!互いの初対面になる訳ですからねぇ~…』
こ、コイツ、マジでヤバい奴だ!反射で見えないけど
眼鏡の奥はきっと逝っちゃってる目に違いない…
『なのでこの場合の正解は、誰?ではなく。何者?に限ると思いますよ…
一発で目的の回答にたどり着きますからねぇ~』
『じゃ、じゃぁ…何者なんですか? 何の用ですか? 目的は?』
男はさっきよりムッとした表情で少しだけ声を荒げてこう言った
『だから…3つ必要ないでしょ?何の用? 目的は?この2つって意味が
同じなの…何者?って質問だけで集約できるの理解できないかな!』
いやいやいや! コイツかなりヤバい! 『な、何者ですか?』
再び男は冷静になり穏やか口調に戻り 『んふふ……』
『そうですねぇ~諦めの早いストーカーとでも言っておきましょうか…
初対面で恐縮なんですが私と男女の交際してもらえませんか?』
『無理です…あ、諦めてください』
『んふふ…でしょうねぇ~…では諦めましょ~…んふふ…』
本当に諦めが早い!気が変わらない内に立ち去ろう…
『あ、ありがとうございます。では急ぐので…』
『その代わりに!!』
『と言ってはなんですが』
その声に一瞬固まってしまった私に…
どこに隠し持っていたのか?
『一生私のモノになって下さい。腐らない保存方法を知ってますから』
見た事も無い様なとても美しい形の
鋭利なナイフで私は襲いかかられた…
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