テンプレを無視する異世界生活

ss

文字の大きさ
上 下
34 / 1,116
リーデル編

28話 大金持ち

しおりを挟む


翔は仰向けになって倒れた


「はぁ~くっそ疲れた~。これからこの竜の死体を運ぶのはもっと疲れるだろうな。」


そういうと「解体」を使い綺麗に素材を分けた。


ボッ


ジュー


これこれ、憧れのマンガ肉!!


翔は解体したホワイトワイバーンの肉を少し焼き、かぶりついた。


「美味しいーーーー」


空腹と疲労もあり、この時のホワイトワイバーンの肉はとても美味しかった。


┄┄┄┄1時間┄┄┄┄


そろそろギルドに戻るか......


翔は重い腰を上げ歩き始めた。


ちなみに戦利品や装備は「光包」で運んでいる。


光包: 風と光の合成魔法。風でスペースを作り、光で包むことによってそのスペースは光の反射によって目視出来ないようにする魔法である。


これで宙に浮かしておけば都市に入る時も問題が起こらないだろう。


この魔法の欠点としては労力が半端じゃないことだ。


そんな愚痴をしていると関所についた。


よし、このまま冒険者ギルドに行くか。


チリーン


翔はドアを開けた。


「依頼終わったので決済お願いします。」


「では、討伐の証拠として魔物の魔石、もしくは素材をお見せください。」


翔はフレイムビーストの毛皮、マウントガイライスの魔石、ホワイトワイバーンの羽を見せた。


受付の女性は驚いていた。


「確かに拝見しました。」


こうして翔は報酬の金貨8枚を受け取った。
しおりを挟む

処理中です...