テンプレを無視する異世界生活

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神族編

721話 考える翔

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思ったよりもあいつを覆っている結界が硬いな。

じゃあ、ちょっと試してみるか。


シュン


翔は収納魔法で槍を出した。


「ふんっ」


それに全力で魔力を込め、バアリにぶん投げた。


バアリは避けるまでもなく受けた。


ピキッ


「?!?!」

「バアリの結界に傷がついただと!」

「ジルコを倒したというのも本当だったのか?!」


まだ信じてないやつがいたのか。まあ、いい。

口で言うより、結果で語る方が俺のしょうにあってるからな。


バアリも自分も結界に傷がついたことに驚いていたが、慌ててはいなかった。


"多重結界" 


結界が三重層になった。



マジかよ.....。一発で仕留めなきゃ面倒くさくなるやつだったか.....。

まあ、いいか。


"光竜の雨"


光線がバアリの上から無数に襲った。



ドンッバンッ



「こんな魔法は効かない。」


バアリは言った。


翔はそれに目もくれず考えていた。



「戦いの途中に何してるのあいつは。」

「わからん。」


「これはこうで.....あぁ、なるほど。」


「なんか分かったみたいだぞ。」


「次で決めさせてもらう。」



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