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新世界編
846話 ダンジョン派遣
しおりを挟むギルドを作った主な目的は「貢献度」というものを知るためだ。
頑張れば報われる世界が好きな訳ではなく、結果を出せば報われる世界にしたい。
だから、ギルドの会員証を作り、そのギルドでの功績をこの国への貢献度へと変換させようということだ。
冒険者ならたくさん討伐依頼をこなす。商人ならたくさんの取引をし、経済を動かす。薬師ならたくさんの薬を作り、病人を助ける。
これらは例に過ぎない。もっと、明確にする必要もあるし、それを計るためのものも必要だ。
とりあえず、今はギルド運営を少し見守るとするか。
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「陛下、騎士団の戦力を知っておくためにダンジョンなどに行かせてみてはいかがでしょうか?」
「見つかったのか?」
「はい。ここから300kmほど離れたところに中くらいのダンジョンが発見されました。」
「わかった。では、第二部隊と第五部隊をそこへ派遣してくれ。」
「ダンジョン内の成果物なども回収するように言ってくれ。」
「はっ、かしこまりました。」
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