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新世界編
856話 第三部隊隊長のおつかい
しおりを挟む私は第三部隊隊長のセルガだ。
今日は王様の命でリーデルへと向かうことになった。
王様の友人の鍛冶師からある物を受け取ってほしいと言われたのだ。
隊長の私にこれをいうということはとても価値があるものなのだろう。
非常に重要な任務だ。
「地図によるとここら辺か。」
随分と山を登ったところに住んでいるのだな。
おっ、小屋が見えてきた。あれが目的の場所だろう。
ザッザッザ
誰かが後ろから来てる!
セルガは少し構えた。
「お前さんが翔のおつかいに来た者か。」
「あ、そうです。」
「俺はミールだ。鍛冶師をやっている。」
「私はセルガです!騎士団の第三部隊で隊長をやらせて頂いています。」
「そうか、騎士団か。だからか.....」
「何がですか?」
「まあ、立ち話はなんだからこっちにこいよ。」
「はい!」
やはり、王の友人なだけあってオーラが違いますね。
これは、相当な腕を持っているのでしょう.....
※緊張しているためセルガにはオーラが過剰に見えています。
「セルガも剣を使うのか?」
「はい、そうですね。」
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