テンプレを無視する異世界生活

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新世界編

898話 図書館の評判

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「パパァ~もう1回読んで!!」

「また、明日な。」

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「いや~図書館が大人気ですよ。」

「誰でも本が借りれるというのがいいですよね。」

「普通の国では借りれるどころか、普通の人は見れれば高待遇ですからね。」

「それに、いろんな言語のバージョンもあるし、言語の覚え方とか特徴も書いてある本もありますしね。」

「それは、陛下が直々書いたそうですよ。」

「やはり、我が王は博識ですな。」

「民である我々も誇り高いですよ。」



とこんな感じで図書館がかなりの人を集めているらしい。


そのおかげが新しく出来た街に人も住み始めて、コミュニティも出来始めた。


元々、住んでいる場所が遠い民同士がお隣さんになって、仲良くしているというのだからいいことだ。


この街が後に大きな出来事の中心になることは翔のみが予測していた.....




「陛下、いいのですか!図書館の入場料すら取らないのは!」

「自国民からは一切取らないさ。この国に住む限り、知識を取り柄れる権利は平等になければおかしな話だよ。」


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