異世界でネットショッピングをして商いをしました。

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「どれどれ、スキルを見るには「ウィンドウ!」と勢いよく念じるか。」


 自分の知識と擦り合わせた。


「ウィンドウ!」

 アキラは声に出して言った。



フォン


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

名前  アキラ

性別  男

種族 ハイヒューマン

総合力 D

スキル ネットショッピング

加護 なし

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



「スキルって「ネットショッピング」のことかよ。てか、俺の種族ハイヒューマンってなんだよ。まあ、いいか。ゴチャゴチャ考えても仕方ない。」


 アキラは考えることをやめた。


「それで、スキルを使う時もウィンドウと同じだったな。」


「(ネットショッピング)」

 次は心の中で唱えた。



フォン



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

異世界ネットショップ 

・購入

・売却

・交換


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



 アキラの脳内にこのような表示がされた。


「そうか、交換とか売却もできるのか。とりあえずは何を買えるのかを見てみるか。」


「(購入)」



フォン

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

・ライター 100円   ・お皿 100円

・非常食セット 10000円

・薪  1kg  1000円

・水 1ℓ 500円

・ランダム 1000円(1日3回)

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「なんだこのラインナップは。まあ、おそらくこれから増えていくんだろうな。とりあえずは金の工面が大事だ。どうやって、金を貯めるか......。」


 アキラは考えた。



「よし、とりあえずそこら辺にあるものは売ろう。」


バッ

 考えても思いつかなかったので何も考えず価値のあるものを拾ってうることにした。


「マジかよ。」


 起き上がったアキラの目の前には森、後ろにも森だった。


「とりあえず、前向きに行きたいから前だな。」


 不安や恐怖も感じつつもアキラは前の森へと進んで行った。


 森に入るとそこには見たことないような植物などが生えていた。


「おぉ!!」

 その神秘と新鮮さに不安などを感じつつも感動さえ覚えていた。


 そうして、30分ほど入口付近で山菜や花などを摘んでいた。



「よし、とりあえずこれがどんなもんになるか見てみよう。」


「(ネットショッピング、売却)」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


・普通の石 1円 ・輝石 2000円
・不思議草 200円 ・ガルガイド(レア) 8万円
                               ・
                               ・
                               ・

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



「おぉ、いっぱい表示されるなぁ。というかガルガイドってやつ高いな!とりあえず、こいつはなんか使えそうだからそれ以外を売ると」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


合計で40000円ですがよろしいでしょうか?


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



「(はい)」



チャリン


 お金の音が脳内で響いた。
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