異世界でネットショッピングをして商いをしました。

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「そりゃあ、もちろん貰えるものは貰っておきますよ!」

「もちろんかどうかは知らないけどとりあえず申請を許可しとくね。じゃあ、僕からの話はこれで終わりだから!」

「わかりました。まさか、また会えるなんて思ってもいませんでしたよ。」

「またこうやって祈ってくれたら会えるからいつでも来てよね。」

「わかりました。」


ファン



「随分と長い祈りでしたね。」

「どれくらい祈ってたんだ?」

「2分くらいですね。」

「(大体、あっちで話したのは20分くらいだから時間経過は10分の1くらいなのかな。)」



 こうして、アキラは「商神の加護」を手に入れた。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「アルマッド様、どうされますか?」

「いや、このままを付け上がらせておくわけにはいくまい。3日後、こちらから攻めいろう。」


 ストーン領の隣に位置するカイザー領での内戦が今日決まった。

 経緯はカイザー領の領主「シグマ・カイザー」がストーン領などの近領地から人を攫い、奴隷として働かせ労働力を集めているとの情報が昔からあり、その裏取りが出来たため、アルマッドがそれを大義名分に攻めいることを決心した。


「軍隊長と指揮官を集め、作戦会議を行う。そして、キース商会などの商会から武器、食料品などを仕入れよ。」

「アキラ殿のところからはどうされますか。」

「アキラ殿をこちらへ呼び込んでくれ。彼の力を借りたい。」

「かしこまりました。」


 この内戦の運命をアキラが変えることは一人の男を除いては誰も予想をしていなかった。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



チリーン


「レーニさん、調子はどうですか?」

「そうですね、かなりいいと言えるでしょう。3人の働きも素晴らしくお客様からの評判はとてもいいです。これですと、キース商会を抜く日も近いかと。」

 軽い冗談も交えながらも「シタッケ」の報告を聞いた。

 業績は上々らしく、今のところは問題なく進んでいるとの事だ。


「それと、アキラさん。こちらが先程領主様の遣いのものから。」

 「手紙?」

「アキラさんへの招集状ですね。」

「招集状?」

「はい。これは、領主様直々の印が押されていますし、噂によると隣のカイザー領との内戦を行うとの噂が。」

「内戦って、つまりは同じ国の人たちが戦うってことだよね?!」

「はい、そうでございます。カイザー領は昔からいい噂はなかったので、領主様がその尻尾を掴んだのではないかと。領主様もあのような正確なので領民を大切にされる方なので、悪事は許せないのでしょう。」

「ありがとうございます、レーニさん。とりあえず、急いで行ってみますね!」


 
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