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ある日〜森の中〜
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街から出てしばらく行った場所で僕は絶対領域の中にラウルを引き入れた。まず自分の防御を知ってもらう為だ。
「この中にいれば角ウサギも角オオカミも入って来れません。広さは最大で10メートル四方くらいです。長く伸ばしたりもできるので歩く時は細長くして使っていて、街の外にいる時は常時展開してます。」
本当は絶対領域を使わずともラウルが一緒なら安全だけど、外を歩く僕をみてラウルが必要だと判断した。なんでも隙だらけで『エサここにあります』っていってるようなものだったらしい。でも隙を失くそうと思ってもどうやったらいいのかわからず、警戒してるつもりでもラウルから見ればただキョロキョロしてるだけに見えたようだ。
そこでどれだけ僕のいた世界が平和なのかの具体例を挙げてみた。【包丁で指を切ったら消毒して薬塗って傷を覆う】【足を捻ったら湿布して固定して2.3日様子をみる】これらは大袈裟だけどまぁ良いかって感じだった。だけど【そういえば僕は人に手を上げた事ないけど、僕の両親も無いと思うよ】という事に頭を抱えていた。
そして僕を囲む世界の仕組みそのものが違うという事に今更ながら悩む事になったのだ。だって、お肉のを手に入れる方法から違うんだから。僕の世界のそれを詳しい説明が出来ない事事態ラウルは思ってもなかったらしい。
牧場→市場→工場→スーパー→家庭 の行程しか知らないもの。特に市場→工場のあたりは戸外社会活動でなけりゃ行かないからね。
要するに、ラウルからみると僕は幼児か大貴族の子くらい冒険者に向いていないらしい。
武器も持たせてもらったけど重くて振り上げられないし、弓は腕を一定時間固定できないし弦も弾けなかった。当然のように僕の持ってるナイフも武器としては刃が薄いので採取用にしかならない。
本当にスキルだよりの生活しか成り立たないとわかったのでスキルを公開中なのだ。
「なるほど。確かに凄いなコレは。ミコトが招いた者しか入れないのか…。」
細長くした絶対領域内の僕に外から何度か攻撃をしてもらった(10メートルは離れてる)けど衝撃もない。音は聞こえるしこちらからは見えてるので怖いけどね。
「よしわかった!ミコトは常にスキルの中に居る事だ。依頼は採取のみ。採取専門で行こう。」
うん、名案だ!みたいな顔して言わないでも僕の選んでた道と同じですよ。安心して。僕は特に高ランク冒険者も目指してないし、運動神経も無いので生活できればそれで良い。(そして1週間のうち半分は家で過ごしたい。)
……ダメ人間じゃないよ。
ミコトが呑気にそう考えていた時、ラウルは『このスキルがあればミコトの安全を確保したまま色々な場所に連れて行ける。でも、どうやって長い道中の旅へ連れ出せるのか』と悩んでいた。
……柄にもなく一目惚れしたミコトを絶対に離したくなくなっていたラウルです。
「この中にいれば角ウサギも角オオカミも入って来れません。広さは最大で10メートル四方くらいです。長く伸ばしたりもできるので歩く時は細長くして使っていて、街の外にいる時は常時展開してます。」
本当は絶対領域を使わずともラウルが一緒なら安全だけど、外を歩く僕をみてラウルが必要だと判断した。なんでも隙だらけで『エサここにあります』っていってるようなものだったらしい。でも隙を失くそうと思ってもどうやったらいいのかわからず、警戒してるつもりでもラウルから見ればただキョロキョロしてるだけに見えたようだ。
そこでどれだけ僕のいた世界が平和なのかの具体例を挙げてみた。【包丁で指を切ったら消毒して薬塗って傷を覆う】【足を捻ったら湿布して固定して2.3日様子をみる】これらは大袈裟だけどまぁ良いかって感じだった。だけど【そういえば僕は人に手を上げた事ないけど、僕の両親も無いと思うよ】という事に頭を抱えていた。
そして僕を囲む世界の仕組みそのものが違うという事に今更ながら悩む事になったのだ。だって、お肉のを手に入れる方法から違うんだから。僕の世界のそれを詳しい説明が出来ない事事態ラウルは思ってもなかったらしい。
牧場→市場→工場→スーパー→家庭 の行程しか知らないもの。特に市場→工場のあたりは戸外社会活動でなけりゃ行かないからね。
要するに、ラウルからみると僕は幼児か大貴族の子くらい冒険者に向いていないらしい。
武器も持たせてもらったけど重くて振り上げられないし、弓は腕を一定時間固定できないし弦も弾けなかった。当然のように僕の持ってるナイフも武器としては刃が薄いので採取用にしかならない。
本当にスキルだよりの生活しか成り立たないとわかったのでスキルを公開中なのだ。
「なるほど。確かに凄いなコレは。ミコトが招いた者しか入れないのか…。」
細長くした絶対領域内の僕に外から何度か攻撃をしてもらった(10メートルは離れてる)けど衝撃もない。音は聞こえるしこちらからは見えてるので怖いけどね。
「よしわかった!ミコトは常にスキルの中に居る事だ。依頼は採取のみ。採取専門で行こう。」
うん、名案だ!みたいな顔して言わないでも僕の選んでた道と同じですよ。安心して。僕は特に高ランク冒険者も目指してないし、運動神経も無いので生活できればそれで良い。(そして1週間のうち半分は家で過ごしたい。)
……ダメ人間じゃないよ。
ミコトが呑気にそう考えていた時、ラウルは『このスキルがあればミコトの安全を確保したまま色々な場所に連れて行ける。でも、どうやって長い道中の旅へ連れ出せるのか』と悩んでいた。
……柄にもなく一目惚れしたミコトを絶対に離したくなくなっていたラウルです。
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