純和風お宿を異世界で

白いモフモフ

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翌朝は…

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 只今の熱(僕の今までの怠さ的に)おそらく38度手前。原因は知恵熱っぽいものかと?あと、慣れない運動ね。
 そういうことで色々と薬とか医者とか騒がしいラウルを宥めてとりあえずゆっくり休みたいんです。本当ならお家へ帰るたい。薬も豊富だし清潔だし食べ物もあるし……あ、本当にお家が最高だ。

 「……そういうわけで、森に連れて行ってもらえませんか?」

 
 「そういう訳と言われても、訳を言ってないぞミコト。熱で変な事を口走っているのか?」

 真面目に言ったのに…。えーっと何処までを話そうと決めたんだったか?頭がボーっとしてうまく整理できない。

 「えーっとねぇ、ラウル…たぶんだけど、あの貰った薬は僕には効かないと思う。あの薬って匂いから薬草を混ぜた物だよね?」

 「ん、そうだ。薬草の葉を数種類潰して蒸して丸薬にしたものだ。」

 「僕が今まで飲んでいた薬はもっと強い物だから…」

 「ん?西洋?……」
 
うまく考えがまとまらなさすぎてラウルの頭から?マークが見えそうなほど困らせている。
 そんな時、ポーーン!といういやに機械的な音が響いた。

 『復帰しましました。ナビ君です。』

 「なんだ?! ダンジョンコアの声か!?」

 『はじめましてラウル。私はナビ君。ミコトの転移の際についたお助けスキルです。一応言っておきますが私の事は他言無用です。』

 あ~そういえばナビ君居たな…と思った時、一気に血の気が引いた。すっかり忘れていたけどナビ君は僕のお助けマン…一緒に………。
 いつも一緒にいた と思い出して今度は羞恥で居た堪れなくなった。……だって、だってさ!昨日の…あの時も…

 『私は寸前でメンテナンスモードに移行して休眠状態でしたよミコト。安心して下さい。あなたのプライベートタイムを邪魔したくはないので、今後は常に一緒ではなく呼び出し式にしました。』

 ナビ君はラウルへの自己紹介やらミコトへの説明やらと交互に相手をし、ミコトがちょっと落ち着いたところでラウルへミコトを連れて森へ行くように言った。



 『いわゆる【神の愛息子まな】と思ってもらえばいいです。ですが昔のように聖人なわけでもありませんし使命も与えられていません。』

 ナビ君は僕をおぶったラウルに聞こえるくらいの声量で森までの道々に説明をしていく。

 『ミコトからも聞いているようにこの子の居た世界は全く別の世界でした。本来ならこの世界の人には毒にしかならないのですが、今回はミコトの為に限定的に扉を開きます。ミコトの看病をお願いします。』

 どうやらこの状態の僕の看病の為にラウルが家に入れるらしいと聞いてホッとした。だって、だんだん熱が上がってきている感じがするので1人では心細かったんだ。
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