純和風お宿を異世界で

白いモフモフ

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※ 寒かったわけじゃないはず

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 華やかなのにどこか落ち着く香りがする液体を見せてやる。これからする準備が痛みをなくし、気持ち良い事のみにしてくれるのだがそれにはこの液体が欠かせない。

 「これは全て植物からできていて、この滑りが楽にしてくれる。初めてだからほんの少し媚薬が入ったのを使うよ。」

 ガラス瓶に入った液体はとろりとしたもので、少し冷たい。ラウルはそれを手の平で温めミコトの胸に少し塗った。最初から秘部に塗れば慣れないミコトが怯えると思ったからだ。
 それから自分の服を脱ぎ、鍛えた体を惜しげもなくさらした。

 「ラウル…僕のも脱がせて…」

 意外にも自分から脱がせてほしいと裸身のラウルに腕を伸ばす。実はすでに腰が抜けた状態のミコトは自分だけで体を起こせなかった。
 
 シャツもズボンも脱がせてやるとちょっと恥ずかしそうに手で隠す仕草が愛らしい。今日は意地悪な事はしないと決めていたのだが小さないたずら心がわく。
 
 「ラウル…恥ずかし…」と言うミコトを余所に手を外して腰骨、太腿のあちこちにキスマークをいくつもつけていく。もちろん未熟でもしっかりと存在を示してるところにも。
 クチュクチュと濡れた音が多くなった頃にはミコトは自分の口を塞いで声を抑える事に必死だったがそれでも所々で声が漏れた。

 その声が大きく出たのは中にラウルの指を感じたからだ。「我慢しなくていい」とラウルは言うけど自分の声が恥ずかしい。だから必死で口を塞いでいたのに、中のある部分を押された瞬間「ああああ!」と叫び、それからは我慢が利かなくなった。

 「いや」や「お願い」の様な単語のみを言葉にし、ラウルに与えられる快楽に呑まれた。
 そして「入るよ…もし、本当にダメそうなら…」と、
止めるという言葉を言わせないようにミコトは首を振ってこのままと頼んだ。



 花街のお兄さん達が言っていた『上手』がどんなものかを身を以て体験した数時間後、腰の鈍痛で目を覚ました。全身が重怠く喉も痛い。あらぬ場所には違和感しかなく身動き使用者なら涙が出てくる。
 その気配で目を覚ましたラウルは可愛い恋人を抱き寄せたところでミコトが発熱していることに気がついた。

 初めての事に体がびっくりしたのか、それとも疲れの為かと予想はできたが念の為に薬を飲ませた。
 ところが朝になってもミコトの熱は下がらず、辛そうな様子に病院へ連れて行くことにしたのだがミコトは慌てた。

 医者に行けばなぜこうなったかと問診はあるだろうし、熱が下がらない理由も心当たりがある。

 「ラウル…たぶんだけど、あの貰った薬は僕には効かないと思う。あの薬って匂いから薬草を混ぜた物だよね?」

 「ん、そうだ。薬草の葉を数種類潰して蒸して丸薬にしたものだ。」

 「僕が今まで飲んでいた薬はもっと強い物だから…」

 そう…西洋医薬の薬じゃないと直ぐには効かない。ラウルがくれた物は漢方薬…いや、サプリメントに近いのかも。……どうしよう。
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