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※ 優しく
しおりを挟む本来の目的ではないけど花街へ行くのだからと綺麗な服にしたのだが、ラウルにとってはそれが嬉しい誤算だった。前ボタンで脱がせやすいシャツはキスに意識を持っていかれてるミコトに気づかれずはだける事ができた。
ミコトの口をふさぎ、戸惑う舌をつかまえて自分の舌で絡め舐めてやると「はァ…」と小さな息をつく。その息はなんとも熱く経験がないのにもかかわらず色気を含んでいる。
嫌がっていないのは一度呼吸の為に離れ次に唇に触れた時、おずおずと自分から舌を差し出した事で明白。
拙いながらも応えてくるのが嬉しくてつい手加減を忘れて貪った。
自重という言葉を思い出したのは、自分にしがみついていたミコトが苦しいと訴えてきたからで言われなければ突っ走っていたかもしれない。
「かわいい…ミコトとっても上手だ。」
はふはふと浅い息を繰り返しながらも、もっとと強請るような視線を寄越すミコトにラウルは怯えさせないように事を進める。
シャツのボタンを全て外しても脱がせはしない。空気に触れる場所が大きいと裸だと意識させないようにしたいからだ(絶対にチラリズムが良いなんて思っていない!絶対に!……思っていない。)
一応、ミコトは性行為がどういうものかというのは知っていたらしいがこれまでの反応からみると本当に『聞いたことがある』程度らしく首筋を舐めるとピクッとし、ラウルの指が脇腹を滑るとピクッとし…と、拙い反応を返した。
その為、ラウルはまず上半身の愛撫に集中した。顎から首筋、鎖骨、脇腹。もちろんまだ薄いピンク色の乳首にも手指と口を使い気持ち良い事だけを教えていく。
ミコトがもぞもぞと足を動かし、恥ずかしそうに「ラウル、…あ、…の」と言い出すまで続けた。
「どうしたの?ミコト?」
顔どころか首の方まで赤くしながら自分のズボンの前を抑えている姿は本当にかわいい。目をちょっと潤ませ下から見上げる様は小悪魔的だとラウルは思った。
もう少し焦らす事もしたいがミコトを怯えさせてもいけないので優しく大丈夫と告げる。
ミコトをソファーから抱き上げ、衝立の奥にあったベッドへ運んだ。一応、もしミコトが怯えて泣いてしまったら途中で止めてあげられるようにとソファーで致していたが進んでも大丈夫そうなので移動したのだ。
ベッドへ移した時にさり気なくミコトのズボンの前たては開けた。キスをして「いいか?」と聞くとミコトは頷いて答え自分からもキスをした。
もう一度、上半身への愛撫を繰り返しつつミコトのまだ未成熟のに触れた。
「あっ…」という声と同時にビクッと体が揺れる。
「…だ誰かに、触られるの初めてだから…あの…」
不安気に腕を伸ばして来るミコトの手を自分のに触れさせる。
「大丈夫、ミコトだけじゃない。私のもこんなだから」
ラウルのを思わず握ってしまったミコトは真っ赤な顔で頷いた。
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