純和風お宿を異世界で

白いモフモフ

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※ ナビ君の自立

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 ラウルは僕と真剣に付き合いたいと言ってくれた。僕はこの世界の事に疎い…というより全然知らないというのが正しいから、面倒だと思う事も多いかもって言ったけどそれでも良いらしい。
 正直、いまだ男同士ってどうよって思わなくもないけどこの世界では普通だしフェインと話すうちに抵抗はなくなりつつある。

 因みにちゃんとこういう事もラウルには伝えてある。
自分の今の気持ちではラウルはlikeの意味の好き…よりちょっと上。でもLoveかっていうと自信ない。
 あ~、今気づいた。そういえば恋愛自体がお初ですね。

 「あのねラウル、実は付き合うとなると僕は初めてのお付き合いになるわけ「構わない!いやむしろありがとう!」

 言い終わらないうちにラウルの言葉が被った。
さっきまでは下を向いていたくせに、今は見開いた目で僕を凝視してるし体勢もちょっと押され気味でヤバイ。

 「ミコトすべて私が教えると言ったでしょう?」

 「…うん、ラウルが教えて……」

 あ、キスされる…って思った。そしたら本当に唇に温かい感じがして口を軽く開かされた。僕の唇をラウルが舐め開いた口に舌が入ってきた。
 初めてなのに大人のキスでびっくりした反面、ラウルの唇も舌も熱くて舐められた場所が痺れ、気持ちよく感じた。
 はァ…と思わず息が漏れたところでラウルはキスを止め僕をじっと見つめていた。

 「ラウル…ゆっくり、教えて…」

 「ああ。ゆっくり進めよう。ミコトは任せるだけで良いから。」




☆☆☆☆☆
 ナビ君 視点

 「もう誤解のないように伝えておくよ。私はミコトを愛してる。」

 見つめあって2人の世界に入っているようだが、私ことナビ君はミコトとつながっている為、とーっても居心地が悪いです。
 ミコトは冷静に対処していると思ってるらしいが『愛してる』と言われる前から期待で心拍数は2割増しになっていた。そして『愛してる』と聞いてからは嬉しさで心拍数はもとより脳内物質からは通称"幸せホルモン”なる物がドバドバ出ている。気分的にいえば舞い上がってるという事だ。

 当然、外見にもそれは現れ目は期待と不安で潤み頬は紅潮し声も微かに震えている。…ミコト、それは期待を持たせるだけだ。あぁ…しかも『付き合うのは初めて』なんて……ほらみたことか。大きめのソファーを良いことにラウルに押し倒される寸前だ。

 【緊急措置.意思疎通遮断】

 咄嗟に緊急措置を使ったおかげでミコトがラウルにキスされているのを上から見ている状態にできた。本来ならある程度の距離を離れたい…部屋から出る程度には。
 仕方がない!【メンテナンス:スリープモード】

 スリープモード突入の為にカウントが始まったと同時にラウルがミコトの服に手を伸ばし、脱がせるのを確認した。……なんとかギリギリだった。
 
 
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