純和風お宿を異世界で

白いモフモフ

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楽しいお買い物

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 街中の魔法屋さん。ここでは自分の習得したい簡単な魔法を教えてくれる。その中に浮遊の魔法がある。浮かせられる重さは練習次第。今日持ってきた角ウサギぐらいならしばらく練習すればできるようになるらしいが今はそこら辺の木の棒で練習中だ。飲み込みが早いと誉められたが腰の高さ辺りでフヨフヨしてる木の棒は気を抜けばすぐにカランカランという音をたてて落ちてしまう。後は練習だけということで店を後にすると3時間ほどたっていたようでお昼時だ。

 屋台の串焼きを食べてみた。鶏肉とウサギ肉と書いてあったので鶏肉を選び、焼き鳥を堪能している。……うん。おいしい。異世界料理チートはすで完璧に攻略されてるらしく普通に美味しい。次はたこ焼きもどき……これも普通に美味しい。残念なのは飲み物が売ってない。お茶がほしいところだが無いなぁ。自販機はないのはわかってるけど、仕方ない諦めようと思ったとき、「美味しいお水だよ~」の声が聞こえた。振り向くと通りの向こう側で荷台を押している親子がいる。大瓶を2つ載せて運んでるようだ。すると旅人が1人近づいて筒をもらっていた。もしかしてと思いも近づくと僕に気づいた子供が「樽ですか?筒ですか?」と聞いてきたので筒の値段を聞くと小銅貨8枚だという。銀貨1枚を渡すと銅貨9枚と小銅貨2枚を釣りで渡してきた。受け取った筒は竹づつのようで栓もしてある。こちらの水筒なのだろう。道の端で恐る恐る飲んでみると……微妙だった。木の匂いが水に移っちゃってダメだ。ここでの水筒を見つけたと思ったのだが何か方法を考えよう。

 お腹を満たしたところで次は洋服屋へ。やはりストレッチ素材のものは無かったが、冒険者が着る物は伸びる素材で作られた物もあるらしい。(大蛙の革だとか)お金を出せば手に入れられるらしいがある程度のランクがないと着てないらしいので今はまだ我慢だ。だから普通に普段着ぽいのを3、4枚買って買い物を終わらせた。
 ギルドに戻り常駐クエストの薬草取りに行く。門を出たところで安心の絶対領域を張って森へ。家のそばで結構取れた。ついでにトイレとシャワーを済ませてギルドに戻った。
 門は夜8時で跳ね橋が上がってしまうのを帰ってきてから聞いてびっくりした。僕がギルドに戻ったのは6時。フェインはそのちょっと後に戻ってきた。僕の薬草採取の成果は銀貨3枚だったが、フェインは銀貨2枚だったらしく明日の宿代ギリギリだったと落ち込んでいた。

 フェインを水浴びに送り出したところで僕は真剣に考えている。何をかって?そりゃもちろんフェインに渡り人ということを打ち明けて色々と教えてもらうためだ。もちろんナビ君はいっぱい教えてくれるけど、今日の竹づつ水筒のことなどは『水筒です』としか情報がない。だから他局面からの情報が欲しいのだ。
 とりあえずお腹いっぱいにさせて気分よく聞いてもらおうと部屋のテーブルにギルドの食事処から料理を持ってきた。部屋を借りてる人はお金を先に払えば料理を持って部屋で食べても良いらしい。食事処の人も僕みたいに小さいのはそっちの方が良いと言っていた。
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