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第1章
神殿の腐敗(ラハール視点)
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神殿の中は大騒ぎになっていた。
なぜなら、神殿にも影響力をもつレフーガン公爵家令嬢アリーティナが穢れをうんだのだ。
穢れが出てしまった上、もうその話は神殿内で広がってしまっている。
闇に葬るなどできない。
アリーティナの父親が神殿の責任を追及してくるのもわかっている。
神殿のみではなく、政界にも影響力をもつ彼を敵に回す事は避けたかった。
偉い神官たちは自分の保身に躍起だった。
ラハールはそんな神殿のあり方に嫌気がさしていた。
皆を救いたくて神官になったのに、ここにいる神官たちは誰もアリーティナとリーナの心配をしていない。
「しかし、ラリーン殿が引退されどうなるかと思ったが、リーナ嬢がいれば神殿は安泰だ。」
神官の一人がいう。それに賛同するように皆が頷く。
「あぁ、リーナ嬢の部屋にマークバルダ様と別の神が来ていた。なんの神かはわからんが、神気の圧がすごかった。高位の神に違いない。そんな神に好かれているのだ、聖女になるのは確実だろう。」
「だいたい、聖女候補で穢れを浄化できるのだ、元々強い力がある。神々と結べれば、リーナ嬢は伝説の聖女と同じくらいの力をもつぞ。」
「いやそれ以上かもしれない。結ぶ神はマークバルダ様と高位の神だ。過去最高の聖女となる。神殿の権威をあげるチャンスだ。」
ラハールのイラつきは限界まで来ていた。
リーナ様を神殿の宣伝に使うつもりだ。
リーナ様はアリーティナ令嬢の穢れを浄化するのに命をかけたのはそんな事のためではないはずだ。
聖女の聖典でも繰り返し出てくる事‥自分の力以上の穢れに手を出してはいけないと。
下手すると巻き込まれ闇落ちをしてしまう。
一年も神殿で聖女の勉強をしてきたリーナ様が知らないはずがない。
「あとはアリーティナ令嬢がいじめをし、その聖女候補を排除しようとしたのを公爵に伝えておこう。そうすればこちらは責められない。」
「それは良い考えだ。」
神々がリーナ様を好ましく思っているのは心が澄んでいるからだ。
それを過去最高の聖女という宣伝やレフーガン公爵を脅す為に使うなど‥
神殿の権威をあげ、寄付金を増やし、自分達の生活を良くする事のみ考えている。
愚かだ‥
ラハールはもう神官などやめてしまいたいと思っていた。
ずっと聖女を探す旅をしていて、神殿の内部がこんなに腐りきっているとは思わなかった。
リーナの事が気になり、一年神殿にも残り見えてきた神殿内部の腐敗‥
「神に見捨てられても仕方がない‥」
ラハールは真剣にそう思っていた。
神官も聖女候補の令嬢達も誰も民の心配などしていない。穢れを浄化して皆を救いたいとも思っていない。
何かあれば真っ先に逃げ出すだろう。
その中で、明るくまっすぐ聖女を目指すリーナ様。やはり、聖女となるべき方だ。
私がこの神官たちから守らねば悪用される。
ここまで連れてきてしまった私の責任だ。
そうしなければリーナ様の母上にも顔向けができない。
ラハールは覚悟を決めた。
なぜなら、神殿にも影響力をもつレフーガン公爵家令嬢アリーティナが穢れをうんだのだ。
穢れが出てしまった上、もうその話は神殿内で広がってしまっている。
闇に葬るなどできない。
アリーティナの父親が神殿の責任を追及してくるのもわかっている。
神殿のみではなく、政界にも影響力をもつ彼を敵に回す事は避けたかった。
偉い神官たちは自分の保身に躍起だった。
ラハールはそんな神殿のあり方に嫌気がさしていた。
皆を救いたくて神官になったのに、ここにいる神官たちは誰もアリーティナとリーナの心配をしていない。
「しかし、ラリーン殿が引退されどうなるかと思ったが、リーナ嬢がいれば神殿は安泰だ。」
神官の一人がいう。それに賛同するように皆が頷く。
「あぁ、リーナ嬢の部屋にマークバルダ様と別の神が来ていた。なんの神かはわからんが、神気の圧がすごかった。高位の神に違いない。そんな神に好かれているのだ、聖女になるのは確実だろう。」
「だいたい、聖女候補で穢れを浄化できるのだ、元々強い力がある。神々と結べれば、リーナ嬢は伝説の聖女と同じくらいの力をもつぞ。」
「いやそれ以上かもしれない。結ぶ神はマークバルダ様と高位の神だ。過去最高の聖女となる。神殿の権威をあげるチャンスだ。」
ラハールのイラつきは限界まで来ていた。
リーナ様を神殿の宣伝に使うつもりだ。
リーナ様はアリーティナ令嬢の穢れを浄化するのに命をかけたのはそんな事のためではないはずだ。
聖女の聖典でも繰り返し出てくる事‥自分の力以上の穢れに手を出してはいけないと。
下手すると巻き込まれ闇落ちをしてしまう。
一年も神殿で聖女の勉強をしてきたリーナ様が知らないはずがない。
「あとはアリーティナ令嬢がいじめをし、その聖女候補を排除しようとしたのを公爵に伝えておこう。そうすればこちらは責められない。」
「それは良い考えだ。」
神々がリーナ様を好ましく思っているのは心が澄んでいるからだ。
それを過去最高の聖女という宣伝やレフーガン公爵を脅す為に使うなど‥
神殿の権威をあげ、寄付金を増やし、自分達の生活を良くする事のみ考えている。
愚かだ‥
ラハールはもう神官などやめてしまいたいと思っていた。
ずっと聖女を探す旅をしていて、神殿の内部がこんなに腐りきっているとは思わなかった。
リーナの事が気になり、一年神殿にも残り見えてきた神殿内部の腐敗‥
「神に見捨てられても仕方がない‥」
ラハールは真剣にそう思っていた。
神官も聖女候補の令嬢達も誰も民の心配などしていない。穢れを浄化して皆を救いたいとも思っていない。
何かあれば真っ先に逃げ出すだろう。
その中で、明るくまっすぐ聖女を目指すリーナ様。やはり、聖女となるべき方だ。
私がこの神官たちから守らねば悪用される。
ここまで連れてきてしまった私の責任だ。
そうしなければリーナ様の母上にも顔向けができない。
ラハールは覚悟を決めた。
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